ハーバード×MBA×医師
目標を次々に達成するために必要なマインドセット

“ハーバード×MBA×医師” と “東大×NHK×学力女王アナウンサー” の勉強法とは? #1/6

圧倒的な勝ち組になる、最強の勉強法とは? 医師として勤務しながら、語学力ゼロからハーバードに留学し、同時にMBAも取得した猪俣武範氏と、東大からNHKキャスター、現在は学力女王アナウンサーとして活躍する天明麻衣子氏をゲストに、ディスカヴァー・トゥエンティワンがトークセミナーを開催。本パートでは、猪俣氏が世界との競争に勝ち抜くために必要なマインドセットについて話しました。

圧倒的な勝ち組の最強の勉強法

司会者:本日はお越しいただきまして、誠にありがとうございます。これより、「圧倒的な勝ち組の最強の勉強法」トークセミナーを始めさせていただきます。本日司会を務めますディスカヴァー社長室の安達と申します。よろしくお願いいたします。

では、簡単に本日の予定をご案内いたします。まず、『ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法』著者の猪俣武範さんにご登壇いただきまして、20分ほどご講演いただきます。

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

次に、『圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方』著者の天明麻衣子さんにご登壇いただきまして、20分ほどご講演いただいた後、編集者の千葉が聞き手となりまして、猪俣さんと天明さんのトークセッションとなります。最後に、質疑応答を予定しております。

圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方

それでは、はじめにご登壇されます猪俣武範さんをご紹介させていただきます。猪俣さんは2006年に順天堂大学医学部医学科卒業後、2008年に東京大学付属東大病院初期臨床研修医を終了されました。

2012年に順天堂大学大学院眼科学にて医学博士号を取得され、同年9月からからハーバード大学医学部眼科スケペンス眼研究所に留学。留学中にはボストン大学経営学部でMBAを取得されております。

2015年11月より、順天堂大学医学部付属病院眼科助教として臨床、研究、教育、経営に携わっておられます。それでは大変お待たせいたしました。猪俣武範さんにご登壇いただきます。みなさま、拍手でお迎えください。

(会場拍手)

ハーバード×MBA×医師 猪俣氏の経歴

猪俣武範氏(以下、猪俣):どうも、みなさま、はじめまして。猪俣武範と申します。今日はお集まりいただき、このような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。

それでは、私から20分くらい講演させていただきますが、ぜひみなさまとインタラクティブにお話ができればと思いますので、なにか途中で質問や「これはどうなの?」と思うことがありましたら、手を挙げていただいて、その場で中断していただきながら話を進めようと思っています。

私はご紹介の通り、今は順天堂大学というところの眼科で、病棟や外来で患者さんを看たり、手術をやったり、あとは研究ですね。新しい薬をつくる研究をしたり、そういった仕事を普段しております。

2012年から2015年までハーバードへ研究に行かせていただきまして、その間にはビジネスの勉強もさせていただきました。医療の世界でも、今後はリーダーシップや経営の力が必要になるのではないかと考え、MBAの取得を以前から考えていた次第です。

現在は、母校の順天堂大学で仕事をしています。4月からは経営にも携わらせていただいておりまして、大学病院の経営に直接携わらせていただいております。

まずは、みなさんに考えていただきたいんですが、今度、東京オリンピックがありますよね。それから、ITやFacebook、みなさん知っていると思いますけど、あとAmazon。こういった言葉を見て、みなさんはナニを連想されますか? 誰か連想される方はいますか?

参加者:グローバル。

猪俣:そうですね。僕も同じようなことを考えるんですよね。グローバルっていう言葉が連想できますよね。つまり、私たちは日本にいながらにして、世界中の人と競争する時代に突入してきたんじゃないかなと考えています。

そこでは、時代の変化のスピードはもちろん加速度的に高まりますし、グローバリゼーションにより、オリンピックがあれば海外の方がいらっしゃいますし、日本にいながらにして世界の境界がなくなるのを感じなければならない。

世界中の人と競争する時代に

そこで、日本にいながら世界中の人と競争していかなければいけない時代に突入すると考えています。ですが、逆に考えれば、世界中の誰にでも、もちろん私たちにもチャンスがある。例えば、アフリカにいながらにしても先進国の人と戦える。どこにいてもチャンスが来る時代だと考えています。

そういったときに、どうやって僕らは競争優位を保ってくのかということですが、そのためには「今の目の前の仕事としっかり向き合いながらも、将来進んでいきたい道に向けて勉強して、新しいスキルを身につけていく必要がある」と考えています。

そこで、僕のコンセプトは、医者としてのM.D.(医学士)とPh.D.(医学博士)、そこに(MBAの)ビジネスの知識を掛け合わせることで新しい薬をつくったり、病院のなかで効率化を目指ししています。そういった考えでこの3つを取得して、今、活動をしているわけです。

例えば、「クリニシャン・サイエンティスト」というのは、病院で実際に患者さんを診察する医師として、新しい薬を使って、患者さんに届けるとか。

あと「トランスレーショナルリサーチ」と言われるのが、いわゆるiPS細胞。研究してきたものを試験管のなかだけで終わらせるのではなく、実際に人に届ける。あとは大学病院の経営とか、そういったものをやって、日本の医療に貢献できればと考えています。

耳下腺腫瘍の手術をして

ところで、僕はアメリカに3年間いて、いろんな勉強をできました。そして、そこでは漫然と「帰ってきたらがんばる」と、思い描く成長がありました。しかし、実はここに(左耳の下)テープが貼ってあるんですが、耳下腺腫瘍という、触ったらわかるしこりが、アメリカにいるときからありました。

自分が医者なので、触った感じと、インターネットで調べてみたら、(映像を指して)これはMRIをアメリカで撮ったんですが、ここにぽっこり耳下腺腫瘍というのがあるんですね。

「いつ手術しようかな?」ということになって、アメリカでするか日本でするかということで、実は3週間くらい前に日本で手術をしたんです。実は手術したせいでこっち側(顔の左半分)に顔面神経麻痺が出ていて話しにくかったり、こっちは目が閉じづらい状況です。

基本的にはよくなってくるんですが、がんばろうかなと思ったときにこういうことに直面して、家族のことを考えたり、せっかくがんばってきたのにこういうことがあって「ちょっとヤダだな」と思いました。

でも、僕のそこでの考え方は、例えば「自分が、病院を患者の立場から見るいい機会じゃないか」とか、入院期間は1週間ぐらいだったんですが、「論文をいっぱい書くいい時間だな」とか、「仕事をサボる口実、ゆっくりできる口実だな」とか考えていました。入院の時間をうまく利用して、自分の人生の目標を再確認したり、自分の人生でやりたいことを見つめなおす、非常にいい機会になりました。

折れない心「レジリエンス」の思考

ここで僕が言いたいのは、ここで「落ち込む人」と「落ち込まない人」ではナニが違うのかということです。いわゆる「レジリエンス」ってことを理解していると、ここで落ち込みません。

レジリエンスとは、反発力や復元力、“折れない心”という言葉もいいかもしれません。なんなのかというと、レジリエンスという思考法を知っているか否かで、自分の人生でつらいときとか、失敗に直面したときにも対処できるようになるわけです。

レジリエンスな人は、自分の心をコントロールし、窮地を、今回の僕の手術なんかもふつうはへこみますけど、こうやって人の前に出ることも僕は別に臆病じゃないですし、気にせずに、こういうのをバネにしてさらに飛躍していくということが自分の目標を達成するとか、成長する上で重要じゃないかと考えることができるようになります。

こういうふうに、勉強する上でも、目標達成する上でも、僕のなかで一番重要なのは考え方や勉強に対する姿勢だと考えています。姿勢や考え方とかが一番重要で、2011年から2015年の5年間が一番刺激的に過ごせたと考えています。

それは医学博士や専門医を取得できたり、海外に留学できてビジネススクールに通えたり、自分の会社を興せたり、いろんな経験ができたわけですが、今考えれば、このような目標を達成することができたのは、やはり勉強に対する考え方や姿勢だったと思います。

それから、もちろん勉強や仕事に対するスキルやプロセスも、もちろん大切です。あと大切なのは勉強以外のネットワーキングです。人とのつながりから学ぶことが一番多いと思います。こういったものが、大切ではないかと考えています。

そこでは、地頭のよさとか、そういったものは関係ないと考えてます。さらに、ここで最も大切なのは、勉強の先にある人生のゴールをしっかり認識できているか、自分のミッションをしっかり持てているかということじゃないかなと思います。

何をやらないかを決めること

そこで、僕が常々強調しているのは、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、どうやってやればいいかということですが、そこでは一番に「何をやらないか」というのを決めることです。

何をやるべきかということと、何をやらないかをはっきり決めて、やらないことは絶対に手を出さない。それから、実行を見据えて目標を立てるというクセをつけています。つまり、しっかり達成できる目標を立てることを忘れないようにしています。

それから、これは僕がアメリカで一番勉強になった、大好きな言葉なんですけど、「チャレンジング」という言葉です。このチャレンジングは、すごくポジティブなイメージです。

例えば、僕らが週末までにやらないといけない仕事があったときに、「つらいよね」とか「やばいよね」って、そういう話をしてしまいがちですけども、アメリカの人はあまりそういう表現を使わなくて、「このタスクは非常にチャレンジングだ」と言うんです。

このチャレンジングという言葉からは、非常に前向きなイメージがわかないですか、みなさん? 僕はチャレンジングと聞くと、なんとなく達成できそうな気がするんですよね。

ですから、なにか厳しい目標やつらいことがあったり、自分の超えられない壁にぶつかったときにも、「これはチャレンジングな課題だ」「チャレンジングな仕事だ」と考える。

そう考えることで、そういったつらいことを乗り越えていけるんじゃないかと感じています。僕は、この考え方が大好きで、ぜひみなさんにも持っていただけたらと思います。前向きにとらえるマインドセットを持ってほしいということです。

目標を明確にすることが達成への近道

そこで、重要なのが目標を達成するための方法ですが、周りの方を見ていて、結果を出している人はみなさん目標の設定も非常に上手です。

目標がなければよい結果は生まれないですし、目標を明確にすることが達成の近道です。まだ目標が決まっていない人は1回、どこかで考える時間をつくった方がいいんじゃないかなと思います。

もちろん、目標はいつでも変更可能なので、とりあえず立てるというのが重要だと思います。僕は年末にいつもやってるんですけど、みなさんもどこか時間を決めて、毎年目標をリニューアルするようなイメージで目標を考えるのがいいんじゃないかなと思います。

例えば、僕が一番やっているのはブレインストーミングを用いて、みなさんご存じだと思いますが、100個くらいの目標や夢をバーッと30分で出して、自分の目標がなんなのかというのをたまに見つめ直すようにしています。

これをやって、100個の目標を分類すると、自分の目標がだいたいどんなものなのか、ぼんやりとわかるようになります。

くだらないことからやりたいことまで、なんでもいいので100個くらい、30分くらい時間を決めてやってもらうと、自分が人生で本当に何をやりたいかというのが最終的にグループ分けしていくことで再確認することができます。

例えば、僕なら、眼科の医療で新しいIoTを使った技術を作るとか。あと、僕はテニスが大好きでテニスに貢献したいので、自分の母校にテニスセンターを作るとか。

いろんな目標があるんですけれど、そういったのを100個並べると、例えば、テニスや眼科でなにをやりたいのか、かぶったものはどんどん消えていきますので、分類することができます。

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

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