カネの問題には厳しいが、公約違反はほとんど問われていない--政治ワイドショーに関する問題

【第213回】選挙はぶっちゃけいくらかかるの!?明細公開 #2/5

参議院議員・山田太郎がお伝えする政治バラエティ番組「参議院議員・山田太郎のさんちゃんねる」。第213回目を迎える今回は、核燃料サイクルに関する法案の問題点について触れていきます。また、番組のなかで山田氏はカネ問題には厳しいが、公約違反についてはほとんど問われていない政治ワイドショーの問題について指摘。選挙公約に関する厳密化が必要であることを語りました。

脱原発は実質不可能?

山田太郎氏(以下、山田):さて、次はですね、今日、ある大きな法案が通ったんですが、ほとんどメディアには出なかったんですが、私はこれはちょっと怒り心頭じゃないんですけど、いいのかこれで。

坂井崇俊氏(以下、坂井):今週の国会をじゃあ、やりましょうか。

山田:今週の国会をやりましょう。タイトルを出してください。

山田:はい、ヘイトスピーチなんかと言われてるんですけど、そうじゃなくてですね、原発系なんですが、核燃サイクルですね。法律名は「原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律案」というものが、今日通ったんですね。

要はこれ何かっていうと、核燃サイクルっていうのがありまして、その核燃サイクルに今までは核電事連、電力事業者、つまり東京電力とか中部電力とか、そういうところが積立てをして核燃サイクルを維持してきたんですが、これがいわゆる拠出金のかたちになる。と

積立てと拠出は何が違うかというと、お金を拠出したら戻ってこない。積立金は切り崩すということができるので、すぐ取り上げるというか、取り戻すことができるということでありまして、これが拠出金になったということなんです。

一見すると、「だから、なんだよ?」っていう話なんですけど、実はこれはですね、脱原発をやめるっていう意味なんですね、簡単に言っちゃうと。要は何を言ってるかっていうと、原子力発電がありますと。

そっから出てきた、核のゴミとよく言われるプルトニウムだったりだとか、使えなかったウラン238ってのがあるんだけども、これを処理して、もう1回プルトニウムを、いわゆる高速増殖炉だったりとか、高速増殖炉のもんじゅがうまくいってないんで、MOX燃料にしてプルサーマルでやりましょうって話なんだけど、そこの核処理センターのお金を、今までは電力会社が積み立ててたんですよ。

これをですね、なんと、要は、拠出金のかたち。つまり、一方的にあげちゃうと。ということは、何かっていうと、やめるっていうことができない。基本的にはそのままいこうと。で、どれぐらいが今まで積み上がったかっていうと、2.4兆円。

坂井:けっこうですね。2.4兆円っていうと。

山田:そう。2.4兆円っていうお金が積み上がってました。

坂井:めちゃくちゃすごいですね。

山田:実は毎年、積立金が5000億円ぐらい積み立ててたと。使ったお金が2700億円。2700億円という巨額なお金は何に使ったかっていうと、実際の核燃サイクルの六ヶ所村維持のために使ってたと言ってもいいんですけど、実際には別にそれで発電もできてません。

なんにもできてないんですけど、核のゴミを貯蔵したりとか処理をしたりするということが前提で、実は2000億円とか3000億円のお金を貯めてたと、まあ、こういうことなんですね。

あなたは原子力発電についてどう思うか?

山田:ちょっと私の周りには表現の自由系をやってる人が多いので、原発政策についてはみなさんの話をどういうふうに考えるかっていうのは、なかなか。

坂井:これ、聞いてみましょうか?

山田:まず、そうしましょうか。

坂井:はい。

遊佐めぐみ氏(以下、遊佐):はい、みなさん、ぜひポチッとお願いします。1:即廃止、2:脱原発、3:推進、4:わからない。お願いしまーす。

山田:はい。

遊佐:え、わからない……。

(一同笑)

山田:大丈夫ですか?

遊佐:(コメントにて)「ゆさめぐのために押したよ」、ありがとうございます(笑)。

山田:即廃止、脱原発、推進、わからない。

坂井:じゃあ、(集計締め切りは)もうそろそろですか?

山田:はい。

坂井:じゃあ、はい。ドン!

遊佐:せーの、ドン!

山田:ええと、即廃止……、脱原発がやっぱり多いんですね。推進も2割ぐらいいるんですね。わからないってのが6.2パーセントっていうことで、まあ、脱原発がだいたい3分の2。で、2割が推進ということですね。はい。

公約違反についてはほとんど問われていない

山田:で、第三極、なにがちょっと今日言いたかったかっていうと、第三極っていうようなみんなの党であったりとか、たぶん、おおさか維新もそうだと思うんですけども、当選した人っていうのは選挙公約で脱原発なんですよ、基本的に。

で、脱原発の人が今日、核燃サイクルを維持するような法案に賛成しちゃうってどういうことよ、っていう。

旧民主党も脱原発と訴えてる人が非常に多かった。一時期は民主党政権自身が脱原発ということを言い始めたんですけども、実際には今日の選挙行動はどうだったのかっていうことなんですよね。

基本的に旧結い(結いの党)というか、みんなの党出身の5名、小野次郎さんをはじめとして、真山真山さん、寺田さん、柴田さん、それから誰だ、川田さんね。彼らは実は棄権をしてるんですね。

で、私とか、元気、それから改革、共産、社会は反対をしたということなんですけども。ということで、中身についてはこれからあとで詳しく説明してもいいんですけども、僕はこれは踏み絵だったと思っています。

踏み絵としておかしいなと思うことが最近いくつかありまして、前回は公務員改革です。公務員改革とか行財政改革を言っている人たちが、公務員の給料を上げるという法案に対して賛成してみたり、脱原発と言ってた人たちが、結局ですね、今回の法案について賛成してみたりということで。

実は三極と言われていた仲間グループは三大改革っていうのがやっぱりあって、1つは公務員改革、行財政改革っていうのがセットだったのと、それから脱原発と、もう1つは消費税凍結なんですよね。これをやめちゃうということは、基本的に与党となんにも変わらないんですね。いくら保守派といっても。

ということなので、もちろん、これはいろんな意見があるだろうからいい・悪いは置いといて、ただ議員として選挙公約で戦っておいて、それを変えちゃうっていうのはどうなのかなっていうのが、私はすごく思うところがあってですね。

前回、ちょっと公務員改革のところで怒ってたんですけども、なんで公務員改革をずっとあれだけ言ってきた人たちがですね、いわゆる公務員の給料が上がるということに関してシャアシャアと賛成してしまうのかなということについては、やっぱりおかしいよねと。

だから、最近ニュースなんかでは、例えばですね、お金の問題とかで政治家がいろいろ言われたりするんですけれども、むしろ公約違反をした人のほうが厳罰化するっていうか、選挙公約に関する厳密化。

どっちかっていうと政治問題がワイドショー的な色彩が強くて、なんとなく法律違反なのか違反じゃないのかわからないような、お金の話に関してはすごい厳しいんだけど、主義主張とか選挙公約に関しては、ほとんど問われないっていうのかな。

ということで、それはちょっとどうなのかな、というふうに思います。

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