NHK『ピタゴラスイッチ』の放送は奇跡の1回

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):僕はNHKで2個アニメやっているので聞いたことがあるんですけど、『ピタゴラスイッチ』のあれは、12時間くらいかかって2本か3本とれるかとれないかってい言ってましたね。あんなに(ピタゴラ装置が)小っちゃくてもあれだから……(オリンピックの場合は)本当に相当考えないと。

山口トンボ氏(以下、山口):今からやっとかないと。4年前から。

のぶみ:博多くらいからやったらいいよね(笑)。

西野亮廣氏(以下、西野):お相撲さんの使い方も、ピタゴラ装置の1つとしてお相撲さんを使えばいい。お相撲さんが3つくらい集まったら、重さで橋がウィーンって。

小谷真理氏(以下、小谷):それおもろいな。

トンボ:笑うわー。

西野:そういう使い方だったらお相撲さんも出せるし。

小谷:なるほどね。

のぶみ:(コメントで)「イチローは?」「松井秀喜は?」って出てますけどね。イチローも混ぜます? 途中、安打とか打ちます?

小谷:安打(笑)。

トンボ:歌舞伎も装置の1つとして。

西野:そうそう。1つで使うんだったら。

のぶみ:これはちょっと見ちゃうよね。

小谷:見てまいます。

のぶみ:『ピタゴラスイッチ』つくっていた人も言っていたけど、(なかなか)最後まで行かないんですって。奇跡の1回を放送してるんですって。だから、かなりドキドキしますよ。

小谷:不安。

のぶみ:あっ、そっか。だから不安ですよ。

西野:だからいいんですよ。視聴率すげーと思いますよ。

トンボ:いやー、手に汗にぎりますよ。

のぶみ:ずっと出しておいてほしいですよね「最後までうまくいくかわかりません」って。

トンボ:それは盛り上がるなあ。

小谷:それ見たいなあ。

トンボ:イチローが力士をケツバット(笑)。そういうのはやめてくださいよ。

小谷:ちょっとバラエティー(笑)。

トンボ:それでお相撲さんが転がっていくの(笑)。

小谷:別で見たいですよ(笑)。

トンボ:やめてそういうの(笑)。

オリンピックが終わったら日本が沈む

のぶみ:ちなみに、(放送作家の)高須(光聖)さんはどんなピタゴラスイッチにしたらいいというのは言っていたんですか?

西野:「高須さん、ちょーいいじゃないですか」「高須さん演出したらいいんですよ」って言ったら、「いやー、それは重い重い」って言って。プレッシャーが……確かに気持ちはわかるんですけど。

トンボ:実際に今、どういう話になってるんすかね。

小谷:ほんまや、ほんまや。オリンピック。

のぶみ:オリンピック関係の人、友達じゃないんですか?

西野:これ、聞きましたよ。

トンボ:これはちょっと有料で話します。

のぶみ:有料って大丈夫なのそれ? 消されないかな。

西野:すっかり忘れてましたけど、「有料入ります」とか言って、これツイキャス(笑)。危ない(笑)。ツイキャスそろそろ終わってもいいですか? すいません、ニコ生にきてくれ!

のぶみ:ニコ生に移ってほしいですよね。

西野:すんません。

のぶみ:「オリンピック有料でもダメそうやん」って書いてある。

トンボ:まあ話せる範囲でね。

小谷:そうですね、有料で話せる範囲でいいっすよね。

のぶみ:オリンピックで日本選手けっこう金メダル取るだろうって想定ではあるよね。

西野:取ってほしいよね。

のぶみ:絶対やらないといかんよね。

トンボ:ないですからね。これ逃したら日本のオリンピックはね。

西野:ないっすよ。ないのと、マジでオリンピック終わったら日本沈むと思いますよ。それ以降希望がないから。だから開会式で、「日本の技術すげーな」とか。

トンボ:見せつけないと。

西野:2020年以降のことを考えてやらないと、本当に沈むっていう。

大阪万博は岡本太郎、東京五輪は西野亮廣?

のぶみ:この前、日本経済新聞の記者の人がインタビューに来たんですけど、逆に僕がインタビューして、「日本の経済ってどうなると思いますか?」って聞いたら「オリンピックまでは上に行くでしょう」と言っていて。

それはなぜかというと、いろんなところで建物を作る、技術開発にものすごいお金を使ったりして、(観光客が)世界中から来るだろうと。その先ですよね、たぶん難しいかもしんないですよね。

西野:開会式、超大事っすよ。こんなこと言ったらあれなんすけど、国のことだけ考えたら、本編より大事っすよ。誰が金メダルを取るかより、開会式で「日本、こんな技術あるの!」みたいな。そこでCMうたないと。

トンボ:まあ一番注目度は高いでしょうね。世界中の人が。

西野:これ、やらしてくれたらいいんですよね。僕、超うまいんですよ。ガメつくないし、「ここはあんたが行ったほうがいいじゃん」とかすぐ(バトン)渡すから。

ハブとして、待ち合わせ場所として、人を集めておもしろいことやっちゃおうぜみたいなの得意なんですよ。マジでオリンピック俺にやらせてくれたら。まずね。

トンボ:まずね(笑)。

西野:まずね。

のぶみ:でも本当に、大阪万博のときに、岡本太郎さんに依頼するというのは、ものすごい挑戦だったらしい。

トンボ:なるほどね。

のぶみ:あの人は絶対ダメだって言ったけど、世界中が注目して、今何かできる人って考えると岡本太郎さんだねって。

小谷:それ西野さんや。

西野:僕です、僕です。僕やります。

小谷:うわっ、おもろ!

のぶみ:それやったらおもしろいけどね。(コメントで)「室伏が力士を投げたら?」って人もいるけどね(笑)。

トンボ:まだそこの話してるんかい!(笑)

絵本業界の足の引っ張り合い

のぶみ:バラエティーになっちゃうからね(笑)。でも本当になんとかしないと、下がるのは下がるだろうし、福島のやつで放射能が出てるのにも関わらず、オリンピックをやるというのは。

西野:そうです、そこなんですよね。

のぶみ:日本人も意味がわからないし、世界でも「なんでそこにうちの大事な選手を集めるんだ?」って話には絶対なっているだろうし。

トンボ:まあそういう人もいるでしょうね。

のぶみ:だからちょっと頑張んないとだめですよね。

西野:本当にマジで内輪もめしている場合じゃないんですよ。国内でどこの事務所がとるとかそんなことしている場合じゃなくて。

トンボ:一番いいものをね。

西野:一番いいもの! 日本が1回上がってから、競争するならそのあとでいいから。

トンボ:全部そうなんですよね。

西野:全部そう!

トンボ:芸人の世界とか全部そうですよね。

西野:パイがちっちゃい。でっかくしてから分けたい(笑)。

小谷:そうしよ! まずメジャーにしてから。

のぶみ:絵本作家のやつでも、僕は絵本がもっと広がるようにって出てるんだけど、絵本業界の人たちは「撮影協力しない」って。僕が絵本のパーティーに出席したとき、「私たちは映さないで下さい」って言ったのが3分の2以上だったんですもん。

僕は「ここに(TVを)連れて行ったら、みんな協力してくれるかな?」ってあれだったのに、「私たちは映らないです」だったから。日本もそんなところがあって……やっぱり協力しないと。

西野:何それ。『情熱大陸』のやつですか?

のぶみ:そうですね。

トンボ:嫌ですね、足の引っ張り合いは。

のぶみ:嫌ですね。

トンボ:そろそろ、ちょっと早いですけど有料のほうに。