学生時代の友人を口説き落とした

スライドは以上。あとはバンバン質問してください。ここからは、大質問タイムに移りたいと思います。あと、25分ちょっとくらいあるので、全部質問です!

質問者5:2つ質問があって。1つは朝ごはん行ってくれますか、というのです。

宇佐美:オッケーです!

質問者5:ありがとうございます(笑)。

もう1つは、ほかのメンバーの方との、役柄というかキャラクターといいますか。なにが自分と合ってやっているのか、そのへんを聞きたいと思います。

宇佐美:なるほど。今、僕は2人で会社をやっていまして、僕ともう1人、高岡というやつと2人でやっています。高岡は、学校で会ったんですね。大学の同じ学部のやつで、すげぇいいやつなんです。

別にプログラミングとかできるわけではないんですけど、そいつとサークルを作ったこともあって、すげぇいいやつだなと思ってたので、ずっと誘ってたんです。「高岡、一緒にやろうよ」って。でも高岡は、「俺は就職するから」って。それこそDeNAとかも受けたりしてて、まぁ落ちてましたけど(笑)。

最終的には日本郵船という素晴らしい会社に内定していて、彼女もすごく安定志向だし、高岡自身も安定志向で、「僕は日本郵船に行くんだ」と言っていました。でもそこに僕が「いや、ちょっとおかしくない? 日本郵船って」とか言ったりしてて(笑)。

最初、会社を起業する段階からずっと誘ってたんですけど、「俺は就職する」「俺は就職する」と。そこで、「合宿とかだけ手伝ってよ~!」「合宿だけだったらいいよ」っていうことで、手伝ってもらって、ずっと接触し続けたことで、「あれ、俺mikanに入ったほうがいいかも」って思い始めて、みたいな感じで(笑)、高岡に来てもらいました。

2人とも一応エンジニアということになって、僕も起業する直前からプログラミング始めただけなんですけど、高岡も入ってからプログラミングを始めて。今は2人ともエンジニアですね。役割としては。

今日のMVPにはmikanタオルをプレゼント

ほかの質問の方?

質問者6:楽しいお話ありがとうございました。3つ質問があって……。

宇佐美:あ、1個にしていただいていいですか? 1人1個のほうがたくさん回ると思うので。1個でお願いします。

質問者6:とっておきのが1個あるんですけど。そのシャツ欲しいんですけど、どこでもらえますか?

宇佐美:あ~、シャツね! シャツが今、ちょうど在庫切れで、あと1個オフィスにあるんですけど。今日、実はタオルを持ってきてて、1つ。「mikan特別タオル」を持ってきてて、MVPの質問をしてくれた人にプレゼントしようと思っているんですね。

だから、今の質問にプレゼントできるかちょっとわからないんですけど(笑)。そういう予定です。

つらいこともたくさんあった全国の旅

ほかの質問の方?

質問者7:慶應義塾大学の〇〇と申します。お話ありがとうございます。

1,000人の方に1回見てもらうというお話があって、「47都道府県で20人集めれば1,000人いくじゃん」みたいな話があったんですけど。僕の考え方だと、「1つの都道府県で20人集めるのもけっこう難しくない?」と思いまして、そこに対して北海道から沖縄まで、どのように各都道府県に宣伝していったのかなというのを聞きたいです。

宇佐美:なるほど。いい質問ですね。

結論から言うと、バカだったんですよね。20人いけるだろうと思ってやったんですけど、実際、長崎県とか行ったら1人しかいなくて、どうしようってなりました(笑)。40人くらい入る会議室取ってるんですけど、1対1みたいな。なんならこっち2人で行ってるんで、2対1みたいになったりしたのもありつつ。

最終、250人くらいしか来なかったです。1,000人やろうとして。そこは失敗だったんですけど。まずmikanの合宿、お金を取ってたんですね。「1人5,000円払ってください」とか。それで、「1回来たら、1日で1,000単語覚えられます。そういう合宿なので、5,000円払ってください」という感じでやってて。

そこで、戦略としては「各都道府県、今リーダーを募集しています。リーダーに立候補してくれたら、タダで参加できます」ということでまずはリーダーを集めました。そして「僕、リーダーに立候補します」みたいな人が来て、その人に言うんですよ。「僕は長崎には行ったことがなくて、わからないので、会場を用意してください。20人以上入る会場を。あと、長崎県に友達いないんで、長崎県の集客をやってください」。であとはその人が全部やるんです。

だから、各都道府県のリーダーの素質によって、かなり集客に差が出てくる感じでしたね。

(会場笑)

大変だったんですよ。本当に。夏の間、2ヶ月ずっと旅をしていたんですけど、スケジューリングとかもすごく適当にやっちゃってたんで、長崎県のあと、急に秋田みたいな(笑)。

そのあと、大阪行って、九州行って、北海道、みたいな(笑)。そういうのが連続する感じで、超絶つらかったです。毎日やってるから、夜、夜行バスか飛行機で移動で、「眠い……」みたいな感じで朝9時からスタートという合宿をやっていました。みんな辞めそうになっていました。その間に、つらすぎて。

読書はお金にならないので断念

ほかの質問ある方?

質問者8:渋谷教育学園渋谷高校3年の〇〇と申します。

今、高校生のための起業家講座というので、高校生100名集めて毎週開いていて、私は運営をやっているんですけど。グループを組んでプロジェクトを考えているんですが、毎週毎週、発表するプロジェクト内容が変わってるんですね。

最終審査会に向けて、みんな進めてやってきてるのに、いいところまでいって、それこそ太河さんから30万円お金もらってやろうっていう、そこのチームはちゃんといってるんですど、ほかのチームはどんどん変わってきてるんですよ。

私はmikan使ってるんですけど。

宇佐美:やったー。ありがとうございます!

質問者8:アプリ以外にやろうと試みようとしたプロジェクトはありましたか? これから、ありますか?

宇佐美:ありました。

何をやってたかというと、実は最初は高岡と二人で読書のサークルを作ったんですよ。赤川さんとかに話しに行くと、「お前もっと本を読め。俺のおすすめの本はこれだ」みたいに言われて、「わかりました」みたいなやりとりもあったんですが、中学から7年くらい本を1冊も読んでませんでした。

「読めよ」って言われてたんですけど、全然読んでなくて、次会ったときに「お前あれ読んだ?」「あ。いや! 次読みます! はい!」みたいな感じになったりしちゃったんで(笑)、本をもっと読んだほうがいいなと思って、読書のサークルを作ったんですね。

週1冊とか、週2冊、週3冊と、だんだんレベルアップしていって、最終は1週間に10冊読むというスパルタなサークルだったんですけど。そこまでやってると、もっと読めるんじゃないかと思って、土日で100冊読む速読合宿をしようみたいなことをやったりしていて。僕はなんか合宿が好きなんですよね(笑)。

その速読合宿もお金を集めて、ここでやったんですよね1回。DeNAのオフィスを貸してもらって、速読合宿やりますと人を集めて、お金取って、「みんなで速読します。やり方教えます」みたいな感じで、100冊速読合宿をやろうとしてました。

ただ、それはお金取るのがめちゃくちゃ難しくて。そのとき1,500円だったんですけど、「なんでここでみんなで速読するだけなのに、1,500円払わなきゃいけないの~」みたいな人が多かったです。

正直、1,500円もらっても全然儲からないんですよ。なぜかと言うと、1人100冊読むから100冊用意しなきゃいけないじゃないですか。それだけで1,500円×100冊で15万くらいかかる。全然儲からなくて、なおかつ、本って超重いんですよね。

なので、ガラガラで持ってきてたんですけど、ガラガラのローラーとか全部壊れて、そのガラガラ自体、親に借りてた数万円するやつだったんで、全然赤字だみたいな感じ(笑)。

これはやだなと思って、速読合宿はやめました。こんな感じでいいですか?

「日本人みんなが英語をできるようにしたい」

質問者9:貴重なお話ありがとうございました。

今の方も、最後に質問されてたんですが、今mikanという英単語アプリをやっていて、このあとAndroidも増やすという話だったんですが、さらにそのあと、どういうことをされようとしているのかということと、そこに対する情熱があったら教えていただきたいなと思います。

宇佐美:僕は、今の事業でなにがやりたいかというと、とにかく日本人が英語をできるようにしたいんですよ。なぜかというと、昔から遣唐使とかで海外にどんどん派遣されていた時代とかって、そのあと連れて帰って来た人たちが文化とかを輸入して発展するんですよね。国が。明治維新が起きたときも、国のトップがみんな留学させられて行って帰って来て、欧米のいいところを学んで、日本をよくしていった。

でも今って、すごくみんな閉鎖的で海外行かないじゃないですか。TOEFLのテストもけっこう難しいんですけど、中国とか韓国とかは、そこにすごく力を入れて、全員英語やれみたいな感じで点数をバーンっと上げているのに、日本はそこが弱すぎる。

英会話学校とかだけには任せてられないと思って、自分もTOEFLの勉強をしたかったし、それをやろうというのが最初ありましたね。最初は自分がTOEFLの点数を取りたいからという理由で始めて、英単語をやってるうちに、「英語教育やっぱ俺がやんないといけない!」ってだんだん思う。

アプリもプログラミングの勉強をしようと思って始めただけなので、英語教育に対するなにかとかは最初は一切ない状態ですね。自分がTOEFLの勉強がしたくて、そのやり方がほかの人にも役立つんだったら100万人、1,000万人に使ってもらえるならそのほうがいいなと思って作りました。作ったあとで色々ユーザーの方に使ってもらっているうちに情熱は沸々と湧いてきました。

この次やりたいことというのは、当然英単語を覚えただけでは英語をできるようにはならないですよね。それは当然そうなので、次は、英語をしゃべれるようにするプロダクトを作りたいと思っています。

どうやったらしゃべれるようになるのかというのも、僕は明確にわかっているので、作りたいんですけど、今は英単語もグイグイ伸びていて、2人しか社員がいないので、リソースを分散するのはよくないと。だから、今は英単語にフォーカスして、とにかく伸ばす。

例えば、英単語。「高校生が全員mikan使ってます」みたいな状態になってから、次、英会話やるためにはこれですというのを作っても、遅くはないのかなと思ってやっています。