はあちゅう氏が無料noteに投げ銭をする理由

経沢香保子氏(以下、経沢):私、1個だけ買いたかった有料noteがあって。でも、カード決済がけっこうめんどくさくてずっと買ってなかったけど。海外にいるときにちょっと時間があったから、パーッて見て買ったのは「IT社長と結婚して離婚した話」(笑)。

どうして離婚したのかという。100円だったから、気軽だったし、周りにIT社長がいっぱいいるから、ちょっと読んでみたいなって思って。なんだろう……、雑誌的な感覚ではありましたけど。

はあちゅう氏(以下、はあちゅう):あ、でもさっきのやつ、投げ銭だったら大丈夫だと思いますよ。最後に「誰かの役に立ったら100円くださいね」みたいなかんじで。

経沢:ああ、なるほどなるほど。

はあちゅう:noteって、その機能がいいなと思ってて。私も最近「読んで良かったな」と思う無料記事に投げ銭をして、最後、サポートするようにしてるんですけど、そういう文化がnoteに育ってくれたら、もっといいコンテンツが育つかもしれないなって。

経沢:ちょっと応援する的な意味も含めて?

はあちゅう:そうですね。いい内容だったら、絶対にちゃんとそこから。

経沢:でも、勇気を持って言ってくれて、ありがとうございました。

100円という価格が安すぎる!

梅木雄平氏(以下、梅木):ちょっと1個つっこんでいいですか?

経沢:はい、どうぞ。

梅木:会場のみなさんの回答を聞いてると、なんか安いっすよね。

経沢:値段が? あ、なるほど。

梅木:安いというか、100円で物を売りたいという発想自体が僕的にはありえないなと思っていて、がんばって書いたものがこの水より安いんですからね、悲しいじゃないですか。

経沢:(笑)。

梅木:よくスタバのコーヒーとかと比較して記事を出してる人がいるんですけど、まあ、それはわかりやすいと思うんですけど。だから、せっかくやるんだったら、100円とか300円とかじゃなくて、1000円、2000円以上狙えるものを考えたほうが。

経沢:確かに、そこからのほうが下げられますよね。

梅木:100円って100冊売っても1万円にしかならないわけじゃないですか。だから、ちょっと発想が安きに流れているというか、100円、200円のものをがんばって売りたいという方が多いんじゃないかなという。

経沢:たぶん、みなさん、副業的な発想なので、ちょっと自分の商売ってどんなかんじなのかな、というところからの発想に多分なってしまいがちなのかもしれませんが、確かにそうですね。保育園とかレーシックとか、少し価格層高めみたいなのもありましたし。

梅木:「100円の価値しかないのか」ということを、もっと考えていただきたいなという。

経沢:はい。なんか1000円以上のものを考えたという人いますか?

梅木:これ、Umeki Salonになると、手が挙がらないと、「おまえら、全員帰れ」って。帰れというか(笑)。

経沢:解散?(笑)

はあちゅう:Umeki Salon、めっちゃ怖いですね(笑)。

文学的に書かれたエロコンテンツが売れている

経沢:例えば、私、今ふっと思いついた……。もともとお金を払ってる業界がいいと思うんですよ。「転職」とか「投資判断」とかって、そもそもお金がかかるものじゃないですか。それを1万円でも5000円でも価格破壊って思わせるってことかなと。

その情報を全部精査してやるのは大変だし、さっき言ったようにレーシックも全部のお店行って体験なんてとてもできないので、そのコストをいかにnoteで安くするかというのは、確かにもともとの単価の高いところにまず目をつければ、「ありかな」って思うと思うんですよ。

例えば私だったら、私はそんなにちゃんとやらなかったんですけど、小学校のお受験の慶応に入ったお母さん、「子供3人とも幼稚舎入れました」みたいなノウハウの、どういう勉強スケジュールでやったかというのは、10万円でもほしい人はたくさんいるなって、今話を聞いて思ったので。

業界の情報を取るのにコストがかかる、例えば、小学校のお受験って本当に人から情報集めないといけないかんじなので、そういう視点というのは1個ありかなと思いました。

梅木先ほどの、みなさんのグループワークで出された課題に答えるのであれば、僕が匿名で1個やるとしたら、結婚相談所のレポート。

経沢:ああ、なるほど。はあちゅう、どう?

はあちゅう:私、けっこうnoteの加藤(貞顕)さんのインタビューとか読んでるんですけど、エロコンテンツとかは売れてるらしいですよ。アダルトは規約的にはNGなんですけど、文学的に書いてるエロみたいなのはグレーっぽいですね(笑)。

それで「途中まで無料で読ませて、肝心な部分が有料」というのがすごく売れてるって聞いたので。告知パワーがないなかで勝負するんだったら、そういうのもありかなとは思います。

自分にぴったりの服が安く作れる「Fit Me」

経沢:質問があれば、どんなものでも受けます。ちなみにさっき、SNSで「ちゅうつね」と検索したら、「経沢さんの洋服がかわいい」と誰かが書いてくれていた、ありがとうございます(笑)。皆さんが質問を考えているあいだに、話をしてもいいですか。

ベトナムに行ったことがある人はわかると思うんですが、雑誌の切り抜きを持って行くと、次の日にそれを洋服にして、1万円以内で買えるオーダーメイドのサービスがベトナムですごく流行っていて、私の友達が起業して、もともとリクルートの時から副業で、日本でそれをやっている女の子がいます。

そこで、オーダーメイドで作ってもらって、8000円くらいです。ワンピースが1万円以下で、スーツを上下作っても1万円くらいだったような。

私は既製品でも全然買えるし、忙しいからネットで洋服も買っちゃうんですが、たまにサロンに行って、友達と話せて楽しいし、ブランド品のカタログを持って行って作ってもらうと。本当はあまり良くないかもしれないですが、すごく安く、しかも自分サイズにぴったりなものができる。

あと、胸が大きすぎる方や腕が長すぎる方、既製品だとどうしても満足できないような方はすごくリピートするようで、商売がとてもうまくいっている。

梅木:何という会社ですか?

経沢:「Fit Me」で検索してください。恵比寿にあるので、よかったら行ってみてください。簡単にやってくれる。いいと思いませんか?

メモっても行動しなければ意味がない

はあちゅう:いいと思います。それで、最近の私の気づきとして、こういうふうに聞いて、メモをしてる人も多いんですが、だいたいはやらない。

経沢:ははは(笑)。

はあちゅう:1回、知識として知ってるのと、行動にうつすのは、全然違うなと思うんです。私は、メルカリが躍進しているのを知っていたけど、フリマアプリって使わないなーと思って、一度も使っていなかったんです。

けれど、最近使い始めたら、「ここがうまいんだ」というのがわかりました。例えば、評価のコメントをしないと、自分の売上が振り込まれなかったりとか、徹底的にユーザーのことが考えられていて、つくり方がうまいなと、ちゃんと実感した。

私は、わりと「ちゅうつねカレッジ」に「こんなん使ってよかったよ」と書きまくってるんですけど、それを見てちゃんと「なら使ってみよう」って実行に移す人が少ないと感じているんです。

経沢:確かに。はあちゅうが、一番最初にnoteと言った時「やっておけばよかった」と思ってる人は、たくさんいる(笑)。

はあちゅう:そうそう(笑)。半年前から言ってるんですけど……そもそも、使い始めたのはちゅうつねで去年の5月に「アウトプットを増やそう」っていう課題をやったからなんです。ちゅうつねがきっかけだから、ちゅうつねにずーっと過程を投稿していたんですけど。

経沢:でも、Fit Meも本当に人気で、子供とおそろいもできるそうです。すごくかわいいし、受験の時や保護者会に行く時のスーツは、やはりあんまり目立ちすぎてもダメなので、入試に受かる、例えば「東洋英和ならこういうスーツ」というのがある。そういうのを作ってくれるんです。