「英語はペラペラになる必要はない」 ハーバード留学中にMBAを取得した日本人医師が語る

「ハーバード×MBA×医師の勉強術」についてDaiGo・やなぎーで対談してみたゲスト:猪俣武範さん #1/4

メンタリストDaiGo氏(@Mentalist_DaiGo)のニコニコ生放送「心理分析してみた!」にメディアプロデューサーの柳内啓司氏(@kjyng)、ハーバード大学留学中にMBAを取得した医師の猪俣武範氏がゲストに登場。本パートでは猪俣氏の留学時のエピソードや英語の勉強方法について振り返ります。アメリカなどの英語圏に留学するには、まずは英語がペラペラになる必要があるのでは? というイメージがありますが、猪俣氏の経験によると、とにかく「伝わればいい」とのこと。MBA取得を目指している方、留学に興味がある方必見の内容となっています。

医師でありながらMBAを取得した猪俣武範氏

DaiGo氏(以下、DaiGo):みなさん、お待たせしました。

柳内啓司氏(以下、柳内):はい。始まりましたね。

DaiGo:お久しぶりですよ。

柳内:お久しぶりですね。そうです。久しぶりのゲストということなので、すごい楽しみです。今日はDaiGoさんからのメールにもあった通り、医師でありながらハーバードに留学して、さらにMBAを取り。

今、また日本に帰られてるんですけれども。その猪俣さんをゲストにお迎えして、勉強法についていろいろと話が聞ければと思っております。

猪俣武範氏(以下、猪俣):猪俣と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

(一同拍手)

DaiGo:これね、(コメントで)パチパチと出てくるんですよ。この画面に8がいっぱい出てくるんですよ。これは拍手なんです。これはもう相当な拍手が。

柳内:すごい、すごい(笑)。

DaiGo:今日はみなさまにメルマガで送った通り、僕の聞きたい話を聞くという、ほとんど個人的な話を聞くという回なんですけれども。これ、実は僕フライングしてね、本を前に紹介させていただいたんです。

猪俣:ありがとうございます。

DaiGo:「今度、ゲストで来ていただきます」と。みなさん、このチャンネルは勉強法について知りたい人がすごく多くて。だいたい評価が高いのは勉強法の回なんですね。

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

本を読ませていただいて、僕が一番詳しく知りたいなと思ったのが、この留学の語学の部分とか、どう両立させたかみたいなお話を聞きたいなと。

見てる人たちも「留学したりとか、勉強をしてキャリアアップしたい」というのはあるんだけど、でも「仕事と両立するのはきつそう」という人が多いんですね。

先生の場合は、お医者さんとしてハーバードに行きながらMBAも取ったというのは、たぶん仕事と両立するよりきついだろうという話で。そこら辺の話とかも聞かせていただければなと。

猪俣:ぜひよろしくお願いします。

DaiGo:ということで、今日はみんなノートを取りながら聞くように。というと、コメントが出なくなっちゃうので、あれなんですけれど(笑)。

猪俣:そうですね。

柳内:(コメントにて)「押切もえさんのブログ」? 一緒にご飯食べにいったときのやつですか?

DaiGo:あのあと、昨日仕事でご一緒して。

柳内:そうなんですね。

なぜMBAを取ろうと思ったのか

DaiGo:今、さっそく質問が来てました。「なんでMBAを取ろうと思ったのかが知りたい」と来てました。

猪俣:すごくいい質問だと思います。僕は医者として働いてましたので、そのときに僕は医学部生で。MBAで学ぶのは何かというと、リーダーシップとかマネージメントとかお金のこととか。ヒト・モノ・カネとよく言われる、そういうことを学ぶんです。

僕ら医者の人は卒業したら、今度は患者さんをマネージメントしたりとか、研究をする人は研究費をマネージメントしなければいけないんですけれども、医学生の間にほとんどそういうことを学ぶ機会がないんです。

DaiGo:まあ、そうですよね。

柳内:体のことを勉強してますからね。

猪俣:でも、卒業したら、そういうことを急にやらなければいけない。やっぱり、僕が研修医とかで働きながら感じたのは「僕らもそういう能力が必要なんじゃないか」ということです。実は研修医とか日本の大学院にいったときに虎視眈々と行きたいなと、それこそ留学したいなとずっと考えてたんです。

DaiGo:おもしろい。今MBAについての説明が下に出てましたね。

猪俣:(コメントにて)「MacBook Air」と。

DaiGo:それはね、MacBook Airじゃないよ(笑)。

柳内:違うよって。

猪俣:よく、みなさんそれを言いますよね。

日本ではリーダーシップを学ぶ機会がない

柳内:たしにね、あれですよね。普通、日本の医学部もそうだけど、普通の大学もなかなかリーダーシップの話とかまで勉強するとこないですね。経営学部だったらあるのかもしれないですけど。

DaiGo:たぶんさっきの質問の意図として僕が思うのは「だって、お医者さんだったら十分じゃないですか?」というニュアンスがたぶん入ってると思うんですよ。

柳内:「どんだけ欲しがるのよ?」的な。

DaiGo:そう、「わざわざそんなMBAまで取らなくても」というニュアンスがたぶん入ってたと思うんですけど。

猪俣:いろんなキャリアがもちろんあると思うんですけど、僕ら、医者としての仕事も奥が深いというか一朝一夕じゃ身につかない、たとえば手術とかもすぐにはうまくならないので、もちろん一生をかけるに値すると思うんですけれども。

そういった中でほかのことも、一度の人生ですから、できるんじゃないかということで、ビジネススクールに行くと違った側面も勉強できるな、ということでチャレンジしたというのが1つと。

日本にいる間はなかなか両立はできない。医者とMBAだとけっこう難しいんですけど、留学してる間だったので、それがなんとか可能であったというところはあるんですね、実際のところ。

現場で使えるスキルが身につく

柳内:何歳のときに思ったんですか? 高校生のときに思ったのか、医学部入ってからいこうと思ったのか?

猪俣:ビジネススクールに行きたいと一番最初に思ったのは研修医の頃ですね。だから、6年間医学部が終わって、医学部の頃は、それこそ僕ら医療のことしか勉強しないので、MBAはよく知らなかったんですけど、もちろん。研修医になった頃ですよね。

柳内:このままだと技術的にはいろいろ身につくけど、全体、医師としてのマネージメントとかそういうのは足りないかもなって?

猪俣:そうですね。あとはネットワーキングのスキルだとか。コミュニケーション能力とか。僕ら、コミュニケーション大事じゃないですか。毎日患者さんとコミュニケーションするわけですよね。

そのときに、医療の知識があるだけじゃ患者さんを治せないというか。患者さんたちの背景も知らなければいけないので。そういったのを考えたときに、ほかのことも勉強したほうがいいんじゃないのかなと感じました。

柳内:MBAは経営者というイメージですけど、経営者というだけじゃなくて、現場でもけっこう使えるスキルが身につくということですか?

猪俣:そうなんですよ。本当にそうで、たとえば、会社の中の対人関係をどうやるかという授業があったりとか。実践的なんです。自分が上司になったときに部下をどう扱うかとか。自分が部下のときには、たとえば、上司をどうふうに評価するかとか。

たとえば、上司がすごいセクハラの上司だったとしても、どうやってそれを直していくのかというのをみんなで考える。

柳内:そんなの、アメリカでやるんですか!?

猪俣:そういう感じなんです。まあ、セクハラじゃないですけどね(笑)。

DaiGo:だいぶ、たぶんみんなが思ってるMBAと実際のアメリカのMBAの授業にけっこう違いがあるんだな、というのがわかりますよね。これで。

柳内:たしかに。

猪俣:もちろん学問の一環として、会社を立ち上げるスタートアップのやり方とかファイナンスもあるんですけれども。それ以外のところもかなり重きを置いてるんだなとすごい感じましたよね。

柳内:そうなんですね。

英語はペラペラになるよりも、伝わることが大事

DaiGo:なるほどね~。というわけで、もういきなり「ほうー」という感じに流れになってるわけですが。今、けっこう英語の質問とかも。だっていきなり英語を……。

この本にも「語学力ゼロから」と書いてあったと思うんですけれども、英語、そんなに得意というわけじゃない状態で、MBAで、そんな日本語でもしんどいようなディスカッションをしたというのはあると思うので。

まずは最初は、僕が聞きたくてしょうがないんだけど、留学のところと語学学習のお話から聞いていきたいなと。

猪俣:僕の場合は先に目標を設定していましたので、研修医2年間終わって、日本の大学院4年間行ったら、アメリカに行きたいと考えていたので。その間もなるべく英語の論文読んだりだとか、あとはそれこそ駅前留学じゃないですけど、英会話スクールに入ってたんですけど。

そこまではスキルアップしなかったですし、もともと僕はそんなに英語得意じゃなかったので、行ってからかなり苦労はしたんですけれども。一番感じたのは、英語というのはペラペラになる必要はなくて伝わればいいという。1つのツールにすぎないということをすごい留学して感じたんです。

というのは、それこそアメリカに行っても、タクシーの運転手さんとか英語下手だったりするんですよ。

DaiGo:えっ、アメリカ人でしょ?

猪俣:アメリカ人なんですけど。

DaiGo:それどういうことですか?

猪俣:クリーニング屋のおばちゃんが僕より英語下手だったりするんですよ。話せない人も働いてるんです、アメリカだと。それが、つまり多様性のなかで普通で。でも、何か伝われば、コミュニケーションさえできればいいというような感じで。

日本にいると僕ら日本語しか話さないじゃないですか? だから、日本語が下手な外国の方がいると、僕ら少し見下して見たりというか、「こいつ、なんで話せないんだよ?」みたいな感覚になりがちですけども。向こうだとそういうのが当たり前で、もう下手でもいいから伝わればいいというような。

ツールにすぎないなというのをまず実感したということですね。勉強するときも、かたちというよりは単語だけでいいから、どんどん言っていって伝われば、向こうでの生活はまず成り立つということです。

ただ、受験勉強は必要になるので、もちろんたとえばTOEFLだけは勉強しなきゃいけないですよね。それだけが、たぶんどうしても勉強しなきゃいけないところで。

DaiGo:今、「それで授業とか大丈夫だったんですか?」という質問が来てたんですけど。

猪俣:授業はマジ辛かったです(笑)。研究リサーチは自分の知ってる英語なので、医療の英語は大丈夫なんですけれども。

ビジネススクールの英語は知らないビジネスの単語がいっぱい出てくるので、初めの頃はつらかったし恥ずかしいですから。かなりつらかったですけども、慣れてくると大丈夫になったのが1つと。

授業は発言しないと点数がもらえない

猪俣:あとは、授業は発言しないと点数がもらえないんですよ。とりあえず手を上げて言わなきゃいけなくて。頑張って手を上げて言うんですけど。

柳内:手を上げて、ハイと言われて、そしたらあとで何ポイントみたいなことなんですか?

猪俣:たぶん教授が何かやってるんですよね。

DaiGo:積極性とか評価するといいますよね。うまくしゃべろうとするよりも言おうとしてる姿勢を評価されるということなんですね?

猪俣:そうなんですよ。あとはいろんな国の人がいるので、日本のケーススタディとかやるときは、僕が日本の代表なので、「武範、これはどういう事例なんだい?」と説明しろみたいに言われるんですよ。

柳内:日本を背負ってる感じ?

猪俣:背負ってる感じでやるんですよ。

DaiGo:それ、おもしろいですね、たしかに。

猪俣:そのときは相当読み込んでいきます。絶対指されるのはわかってるので、勉強していくんですけど、やっぱり通じないときも多々あった。

僕が言うと、教授が「Interesting(おもしろいね)」と言って終了とか。「それは、まあ、おもしろいね。以上」みたいなことも多々ありましたし。すごいつらかったですけどね、そういうのはね。

日本人留学生の数は横ばい

柳内:(コメントに)「留学してましたよ」という人もいるし。「留学してコリゴリだわ」とかいろいろいますね。「留学は興味ある」という人もいるし。

猪俣:海外から見られてる方もいるんですかね、これ?

DaiGo:そうですね。

柳内:「費用対効果」ね。たしかに高いイメージあるからね。

猪俣:そうですよね。

柳内:けっこう(留学に)行ってる人いるんだな。

DaiGo:(コメントにて)「3日後に留学行きます」だって。

柳内:(コメントにて)「美術留学」したいとか。「哲学勉強しに海外に行きたい」。

DaiGo:けっこう勉強好きな人が集まってるんですよね。

柳内:すごいな。

猪俣:たしか6万人ぐらいでしたっけ、年間留学する数?

柳内:日本は年々下がってるとか言いますよね。韓国、中国が増えてるとか。

猪俣:というよりは、ほかが増えてる。日本は最近のデータだと横ばい。

DaiGo:なるほどねー。今日みんないい放送になりますね。これは間違いなく。これですね、僕、目次を勝手に作ってしまいまして。ぜんぜんここから脱線していこうかなと思っているんですけど。

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

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