noteの連載『月刊はあちゅう』をはじめたきっかけ

はあちゅう氏 (以下、はあちゅう): こんにちは。

経沢香保子氏 (以下、経沢):ちゅうつねです(笑)。今日は、はあちゅうの『真夜中にシュークリーム』の発売日です。おめでとうございます。

真夜中にシュークリーム

(会場拍手)

経沢:これはどれくらい時間がかかったの? 書くきっかけは? 何でシュークリーム(笑)。

はあちゅう:今日セミナーで話そうと思っていたんですが、noteでずっと自分で連載していたのが半年分たまったのと、もともと毎日新聞の紙面で連載していたエッセイなんかを組み合わせて出したんです。

経沢:じゃあ、はあちゅうコラム傑作集みたいな?

はあちゅう:そうですね、作品集みたいなことになっているんですけど、もともとは女性誌で連載をしていたら、女性誌のそのページごと全員リストラになり……その時に、ものすごく強く、私は誰からも「いつ書け」とか「明日から終わりだ」とか言われないメディアが欲しいと思って。

本当にいろんなツールを試した結果、noteに出会って。noteはもともとアカウントのみだったんですけど、月額化できることは知らなくて、「ここで書こう」と思いました。

経沢:私は、はあちゅうはnoteさんから表彰されるんじゃないかと思っているんです(笑)。

はあちゅう:3月から普通に月額の機能が有料になるんですよ。

経沢:えー!

はあちゅう:それで私も有料で書くんですけど。それ聞いて、「げっ」って言っちゃいました。

経沢:ちなみにおいくらですか?

はあちゅう:500円だそうです。でも、それによって月額課金が誰にでもできるようになるんですね。今までは運営会社に、ツテがないとできなかったんですけど、みんながお金を払えばできるようになるし、レベニューのシェアとかいろんなクリエイター作品のコラボができるように、将来的になると思うので。

経沢:パーセンテージじゃなくて良かったね。

はあちゅう:でも、パーセンテージも上がるみたいな話もあり、その全貌はよくわからないし、いつからなるのかも私はわからないんですけど。

リニューアルされた『食べログ』がおもしろい

経沢:『食べログ』が課金された時のような(笑)。

はあちゅう:つい課金しちゃいました、私。ちゅうつね内投稿にも書いたんですが、リニューアルしてめちゃめちゃおもしろいんですよ。

経沢:そうなんだ。

はあちゅう:『食べログ』はアプリを使いこなしている人はけっこう少なくて。あと、有料にしてる人が少ないんですけど。意外とちゅうつねはそういうところに……。

経沢:けっこうアナログの人が多い(笑)。アナログが悪いというわけじゃない。

はあちゅう:アフィリエイトとかも、知らない人がけっこう多いなと感じたので。私、今一番読んでるの『食べログ』じゃないかというくらい『食べログ』の新しい機能が良いんですよ。

経沢:どうしたの? そんなに食欲出て。何かあったの?

はあちゅう:最近、食べることしか趣味がないかもしれない。

経沢:シュークリーム(笑)。なんか今叩かれているもんね、いろいろ。

はあちゅう:私いろいろ叩かれてるんです。毎週毎週炎上してるんです。知ってますか? 私が炎上してるの?

経沢:私、趣味悪いなと自分でも思うんだけど、自分のエゴサーチはけっこう毎日して。

はあちゅう:私も経沢さんの名前でたまにしてるから大丈夫です。

(会場笑)

経沢:最近、「はあちゅう」って入れるとけっこうおもしろい(笑)。

はあちゅう:そう、けっこういろんな切り口で叩かれてますねー。

イケダハヤト氏に対する印象

経沢:はあちゅうがイケハヤ化してるとか、やっぱり一緒にサロンやっていてどうですか? イケハヤ化してきました?

はあちゅう:私イケハヤさん大好きなんですけどねー。みんな嫌いなんですか?なんで?

経沢:私、嫌いではないのですが、なんかイケハヤさんって、思想に入り込んでくる感じですよね。

はあちゅう:仙人みたいですもんね。見た目(笑)。

経沢: イケハヤさんはサラリーマンを駄目だとかいう思想を世の中に上から言う感じだよね。でも実際どうなの?

はあちゅう:実際は、「サラリーマンとか東京で消耗するな」みたいなことを言ってますけど、それは別に無理やり家族人質にとってやっているわけじゃなくて、彼の主張を発信しているだけで、それが好きな人とか、そういう主張を聞いてみたいという人が集まっているだけで。

経沢:ちなみにそういう主張を聞いてみたい人はどんな人が集まるの?

はあちゅう:どうなのかな、でもやっぱりブロガーさんが多いのは感じますね。

経沢:東京で消耗してそうな人とか。どんな人?(笑)

はあちゅう:そこまでイケハヤさんの研究を私は進めてるわけじゃないですけど。

経沢:「ちゅうハヤサロン」はどんな人が参加してるの? サロン、ちなみにやってる人いますか?

はあちゅう:いますよね。

(会場挙手)

経沢:ちゅうハヤはどんなことやってるの。

はあちゅう: noteの話しかしてません。

経沢:えー。

はあちゅう:タイトルの画像をどう作るかとか。

経沢:じゃあnoteで稼げるようになるぞ的な感じなんですか?

はあちゅう:稼ぎたい人もいるし、noteをもっと楽しみたいという人……と、私は思っているんですけど。

炎上していることは意外と気づかれない

経沢:じゃあ、その話はせっかくだから後半戦に持っていった方がいいんだけど。最近どう?

はあちゅう:嫌なことから話しましょうか(笑)。嫌なことは毎週炎上してることで、私がラーメン屋さんで炎上してたの、誰か知っている人いますか?

経沢:なんでラーメン屋さんで炎上したの? 私、はあちゅうマニアなのにキャッチアップできてない。

はあちゅう:そうですよね、だから最近私、気づいたんですけど。自分から言わなければ、意外と炎上していることは気づかれないです。ちなみにLINE NEWSにもなりました。

経沢:えー!

はあちゅう:誰も気づいてないですね。この中に知ってる人、1人もいなそうですし。

経沢:みんなファンなのにね(笑)。

はあちゅう: 2月の2週目に博多にお仕事に行ったんですね。旅メディアのお仕事で、女子4人でご飯とかいろいろ食べるというお仕事だったんですけど。

そのなかで、博多のラーメン居酒屋はラーメンを食べる屋台というより、ラーメンとお酒と餃子を楽しむみたいな、そういうラーメンの食べ歩き文化があることを知って。

だから、ラーメンを1人1杯じゃなくて、グループで1杯、プラスおつまみで……。

経沢:まさに中華の原点に戻る感じ。

はあちゅう:それをお友達の桃ちゃんっていうスーパーブロガーがいるんです。日本で一番アクセスある子がいるんですけど、彼女が「ラーメンみんなでわけたよ」とブログに書いたら「ラーメンは1人1杯じゃないですか?」と、大論争が。

経沢:すごい。ラーメンで熱くなる人多いよね。

はあちゅう:ラーメンは聖域でしたねー。

経沢:ラーメンと宗教の話はやめたほうがいいよね。

(会場笑)

経沢氏がレストランブログを書かなくなった理由

はあちゅう:宗教の話は(笑)。最終的にはLINE NEWSとかには、博多の食べ歩きライターみたいな方が、博多のラーメン居酒屋みたいなところは、そういう食べ歩きもしていいし、お酒とか頼んだ方はOKですということになったんですけど、そういうのが出るまではいろんなところで、「みんなでラーメン1杯とかありえない!」って書かれて。

経沢:それで炎上するのはどういうこと?

はあちゅう:ブロガーに限らず有名人ってみんなそうだと思うんですけど、すごいファンがいればいるほど、超アンチもいるんですよ。

経沢:なんかイライラしてる人多いよね。世の中に。

はあちゅう:そうなんです。最近、梨花さんも炎上してましたよね。「いくらご飯が質素」と書いたら。「質素の意味わかってます?」みたいな。

経沢:その人の言葉は一人ひとり違うじゃない? その人が思う質素と、あの人が思う質素。なんでみんな同じ質素を求めるんだろうね。

はあちゅう:そうですよね。

経沢:でも、私も本当に、びくびくするのも嫌だけど、人様の子供の命を預かっているから、レストランブログやめました。「東京を味わい尽くす」というのを、もう一切書かない。会食相手とか、書かないようにしてる。なんかつまんないブログですみません(笑)。だから、ここでは言いたいことを言う(笑)。

はあちゅう:でも全方位に気を配っても、炎上する時はしますよね。

タクシー運転手の口は軽い?

経沢:そういえば今日、娘の保護者会に行きました。 そこで嬉しいことがあって、娘が「学校のクラスにある本を、みんなに貸し出したらどうですか? みんな読みたいと言っているんです」と提案して、それで学級会が開かれた話なんですけど。

その本の貸し出しをするかどうかと、学級委員長が「クラスの本の貸し出しについてみなさん意見を言ってください」と。

先生もちゃんと教育して、まず「はい」と手をあげて、賛成です、反対ですとどっちかを言う、その理由を「賛成です。本を読むことが心がきれいになることだからです」で「反対です」という子は「本を家にもって帰ると、犬を飼っているので、犬が食べちゃう」。

(会場笑)

すっごいかわいいのね。小学生のエピソード。そうするとだんだん「うちもペット飼ってます」と流れがそうなろうとしたのに、誰かが「犬を飼っている人は自分で管理するべきだと思います」ともう「そのとおり!」みたいな感じで、どんどん。

結局、学級の本を家に持って帰って良いということになって。みんなでルールを決めて。そうやってね、小さい時から社会を学ぶんだ、というのはすごい嬉しかったの。

私は褒めて育てる派で、娘はいつも「ママみたいな社長になりたい」と言ってくれるんだけど。社長業は大変だけど、やりたいと言うならと思い「社長になるならこうだよ」といつも話してます。

今日は学級会の話がすっごい嬉しかったから、帰りのタクシーの中で電話して「今日○○ちゃんさ、先生に褒められてたよ」そうしたら「えっ何何ー?」と嬉しそうにするの。

「学級に本の貸し出しの提案して新しい仕組み作ったんでしょ?」「そうなの。うれしい」とか言って。「ママは本当に嬉しくて、やっぱり起業家っていうのは人が喜ぶ新しいことを提案して、それをやり遂げることが原点で、そういう仕事だから○○ちゃん向いてるよ」「そうかな」とすごい嬉しそうにしていて。

私も嬉しかったんだけど、それで電話切ったら、タクシーの運転手さんが「いい話ですねー」と。

(会場笑)

はあちゅう:タクシーの運転手さん、けっこう聞いてますからね。

経沢:気をつけた方がいいかな。 はあちゅうもさ、どっかお店に行ったら悪口言われてたんでしょ? 

はあちゅう:(笑)。

経沢:すっごい嫌じゃない? もしかしたらそのタクシーの運転手さんもさ、知ってるかもしれないじゃない、その人のこと。だって誰かがタクシーに乗ったときに「前にベッキー乗せたことがあって、家この辺なんだよ」と喋る人いるんだって。

はあちゅう:タモリさんがいつも眼鏡かけてるので、外して乗った時に「タモリの家ここら辺なんだよ」って言われたそうですよ。

(会場笑)

運転手さんに言われたらしく、友人の芸能人も絶対に近くで降りて1ブロック歩くらしいです。運転手に知られたくないって。あの人たちが一番情報漏らすんだよと。

経沢:芸能人は大変なんだね。はあちゅうも気を付けてね。

はあちゅう:私は大丈夫です。