皆様に心からお詫びを申し上げます

宮崎謙介氏(以下、宮崎):この度マスコミで報じられている件につきまして、私の不適切な行為により多くの皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。そして、私を信じて応援してくださった皆様方、すべての皆様方に心からお詫びを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。

京都の有権者の皆様、先輩・同僚議員の皆様、私が所属をしております自民党およびご支援いただきました公明党、その他各所団体、支えってくださった皆様方に心からお詫びを申し上げます。そして、何より妻とその家族の皆様、妻を支援してくださっているすべての皆様、本当に、本当に申し訳ございませんでした。

最後に、男性の育児休業について賛否に関わらず真剣に考えてくださった方々に深く深くお詫びを申し上げます。

女性とは3回会った

今回の経緯につきまして、私からご説明いたします。1月4日、今国会開会日に着物の女性を第一議員会館にお呼びしまして、来ていただきました方の1人が今回の報道されている方でございます。その時が初めてその方とお会いをしたタイミングでございます。その後SNSで丁寧なメッセージをいただきました。そこから連絡のやり取りが始まりました。

電話やメール等のやりとりを中心にコミュニケーションを取り、お会いしたのは3回だと記憶しております。京都でお会いしたのが最後です。今、現在は連絡を取っておりません。

妻には一部始終を説明しました。その上で謝罪をしました。産後直後にも関わらず、妻に対しては大変酷なことをしたと大変深く深く反省をいたしております。実は大変な出産でございました。産後が思うように回復をしておりません。これから、妻と子供に対し改めてしっかりと謝罪をし、一生涯償ってまいりたいと思っております。

本日までお話できなかった理由は、私の状況の整理と気持ちの整理と頭が混乱をしていた、そのために説明が遅れましたことをお詫び申し上げます。

本日はしっかりとお話ししたいと思います。

辞職してやり直したい

育児休業について、私は男性の育児参加というものが、今の日本の社会において、今の日本の女性活躍と少子化対策、この両方を実現するためには男性の育児参加が絶対に必要だと思ってます。その導入として、男性が育児参加をする導入として効果的なのが男性の育児休業の取得であると思います。

世の中がこのことについて大きく議論をしてくださり、機運も段々と変わってきていたなかで、私は大きな期待を抱いておりました。にも関わらず、自らの軽率な行動によって水をさしてしまったことに対し、言葉には表現できないような、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、すべては私の不徳のいたすところであり、とても今申し上げたようなことを私が論じる資格はないのですが、この流れが止まらないことを願うばかりであります。私のあとに、日本の多くのリーダーがこの道を切り開いてくれることを切に期待をしております。

最後に、私は高い志を持って、政治の世界国政にチャレンジをし、親戚が4人いるだけという、ほとんど落下傘のような状況で政治活動を始めました。その私の5年前のスタートの時から、私という一個人を応援してくださった京都3区、そしてそのほかの有権者の皆様、支援者の多くの皆様の気持ちを思うと、この場を通して皆様方にお伝えすることは大変不本意であり、申し訳ない気持ちでいっぱいでありますが、これからお1人お1人に、丁寧に今から話すことについてご説明はしたいと思います。

道なかば、志なかば、成し遂げたい政策、実現したい社会、日本に夢を与えたい、この思いを実現したい気持ちは今でも変わりません。しかしながら、信なくば立たず。国会議員の端くれとして、自らが主張してきたことと、軽率に行動してしまったことの辻褄があわないこと、このことについて深く深く深く反省し、議員辞職をする決意を固めたところでございます。

一から出なおして、いつの日かまた、私の理想と実現したい政治を追い求めることができる資格を与えていただけるように出直してまいりたいと思います。

すべての皆様に、そして妻と子に対し深く深くお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。