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【専門家がセミナーをやるべき7つの理由】そのうち客にリーチできる(全1記事)

ニーズが高まっていない「そのうち顧客」にリーチできる セミナー開催のメリット

専門家や企業がセミナーを開催するメリットとは? プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義氏によると、そのうち客にリーチができることだと語ります。「そのうち客」とは、神田昌典氏が書籍『あなたの会社が90日で儲かる!』で語られたワードで、「その商品に興味はあるけど、今すぐ買うわけではない見込み客」という意味です。いざその商品が必要になったときに「御社に頼みます」と言われるには、早めの段階から、ニーズが上がりきる前の段階から、あなたに気づいて、向こうから手を挙げてもらう必要があります。売り込みをかけずに、商品のことを知ってもらえるセミナーは、そういった見込み客の獲得にも役立てることができるのです。

セミナー開催で「そのうち客」にリーチができる

野村尚義氏:こんにちは、プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義です。専門家がセミナーをやるべき7つの理由。今回は「そのうち客にリーチできる」。このテーマでお伝えしてまいります。

15、6年前ですかね、経営コンサルタントの神田昌典がピンクの本を出しました。『あなたの会社が90日で儲かる!』この書籍のなかでは「中小企業は小冊子を作って、それをセールス、売り込むより先に展開しよう」ということが話されていました。

そのいくつかある理由のうちの1つがこれなんですね。そのうち顧客にリーチすることができる。今すぐ買うというところまでニーズが高まりきっていないけど、興味はなんとなくある。それぐらいの見込み顧客の方々に対して小冊子を渡していきなさい。「興味あるよ」って手を挙げてもらいなさい、と言ってました。

なんでかっていうと、今すぐ顧客、ニーズが上がりきってしまうと、あなたの会社だけではなく、ほかのところにだって問い合わせをする。結局、血みどろのレッドオーシャンになってしまう。

でも、興味あるけど、まだ問い合わせて商談するまでじゃないお客さんに、早めの段階から会うことができて、そして、関係性を築けたら。いざ本当に必要になったときに、「もう御社に頼みます」。この状態、関係性を作れるわけですね。

そのためにも、早めに会わないといけない。早めに会わないといけないけど、向こうに手を挙げてもらわないといけない。そのために何をすべきか。

こっちから説得して回る、こっちから売り込んでいくわけにはいかない。だからこそ使うというのが、このセミナーというものなわけですね。

例えば、あなたが税理士さんだとしましょう。で、相続対策みたいな、事業継承を専門にしていると。とあるA社さんが、「今後、父親から子供に対して事業継承していくときに、いずれ必要だな」と思っている。

じゃあ、あなたに問い合わせしてくるか? まずしてこないですよね。だって、5年後先、10年後先かもしれないんですから。

でも、もしあなたが「今後のための今から始める事業継承セミナー」こんなものをやっていたとしたら、その会社さんからしたときに、ちょっと興味持ちそうな気がしません?

そして、そこで関係性が作れたとしたら。「まだまだ先だけど」っていう状態から関係性を作って、それを濃くしていくことができたとしたら。良さ気な気がしないでしょうか。

これが、あなたにとってセミナーをやるべき大きな理由になってくる。早めの段階から、ニーズが上がりきる前の段階から、あなたに気づいて、向こうから手を挙げてもらう関係性をつくることができる。

そのうち顧客にリーチできる。ぜひそのために、セミナーを作ってみてください。プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義でした。

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