2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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茂木敏充氏(以下、茂木):時間の関係もありますので質疑に入らせていただきたいと思います。社名そしてお名前からお願いできればと思いますが、すみません、幹事社の方からお願いいたします。
記者:日本テレビのトミタと申します。今、今井さんが政治を志した理由について述べられましたが、今回立候補を決意した直接のきっかけと、とくに訴えたい政策、数ある政党のなかでとくに自民党から、というふうに考えた理由について教えていただけますか。
今井絵理子氏(以下、今井):はい。まずは障がい者に対する差別だったりとか、問題というのは知らないところから生まれるものなんだなと気づいたんです。
なので、みなさんにそういうことにより多く目を向けてほしい、という思いです。そして、お母さんたちはみなさんが知らないところで1人で苦しんだり、困ったりしてることがたくさんあります。そういうことに対しても、お母さんたちの声を聞いて、そこから自分なりの政策をこれから作りたいなと思います。
そして自民党なんですけれども、私は山東(昭子)先生からのお誘いを受けて山東先生の人柄や思いに共感して決めました。
茂木:幹事社から他に(質問は)ございますか? それでは他社の方どうぞ。
記者:産経新聞のトヨダと言います。よろしくお願いします。ご自身が実際に子育てをされるなかで、例えば障がい児の教育の重さですとか、ひとり親に対する支援の状況ですとか実体験に基づいて気づいた問題点があれば内容と、もし国会議員になることができたら、改善に向けてどんなことをしていきたいか教えていただけますか。
今井:母として聞こえないという方は目で見てわからないことが多いんです。なので、交通の安全だとか、あとは情報補償ですね。災害の時の情報をきちんとお伝えすることがすごく大事だと思いましたし、それは今まだすごく足りない部分だと思います。
そこからまた、大学……。今ろうの方々も大学に行っている方も多く、そこでやっぱり挫折をしてしまうというか、手話通訳の必要がたくさん出てきていて、(手話通訳の方を)付けてほしいとか、そういう声も聞いています。
山東昭子氏:私にとって非常に思い入れが深いんですけど、私も初めて出馬をしましたのが今井さんと同じ32歳でした。7年前に、今井絵理子さんのお子さんの子育ての問題ということで、私が会長をしております「聴覚障害者教育福祉協会」の会に出ていただいて。
その時に非常に着実なしっかりした方だなと思っておりましたので、今年の1月やはり同じ会がありまして、今度は耳が聞こえなくても一生懸命音楽をやっている子供たちの音楽を聞いてもらって、そして激励をしてもらうかたちで出ていただきました。
もちろん下心はあったんですけれども。それでその晩、「私もどれくらいまでやっていられるかわからないので、あとを継いでしっかり仕事をしてください」というお願いをしました。
茂木:それでは質疑の方、続けたいと思います。質問のある方? マツイさんどうぞ。
記者:朝日新聞のマツイと申します。沖縄のご出身ということで、辺野古の移設問題を含めて沖縄の将来、今後についてどのようにお考えでしょうか?
今井:そうですね。基地問題に関しては、基地の負担を軽減したいということはみなさんと同じ共通の思いだと思っています。私は自分の目で見て沖縄の方々の声をきちんと直接聞いて、そこで真剣に取り組めたらなと思います。
茂木:それではヤマモトさんから先に。
記者:NHKのヤマモトと申します。今のタレント活動のなかでも、今井さんはいろいろ活動できることがあると思ったんですけど、それでも政治家じゃなきゃダメだと思った理由はなんだったのかということを、国会議員になられた場合はタレントとしての活動はどうするんでしょうか?
今井:私が立候補の決意をしたのはより私の思いだったり、お母さん方の声だったり、そういうのを実現できる場だと思ったからです。そして、SPEEDに関しては、本当に今まで支えてくださったファンの方もいらっしゃると思います。20周年、これからも歌も一緒に両立させながら歌い続けていきたいと思います。歌のチカラも役に立つと思っています。
茂木:2列目の方。
記者:テレビ朝日のヒラカワと申します。今、お子さんがおいくつでいらっしゃるかということと、今回出馬されることをお話されたどうか。お伝えされていたら、どういうお話をされたかを教えてください。
今井:私の息子は11歳です。今小学校5年生で、昨日も授業参観があって、授業参観を見てきて、息子とはこの立候補に関してはすごく話し合いました。
なにを話したかというと、「もし立候補して、ママがもっと忙しくなってもいいのか?」とか、彼の精神面をすごく心配していました。
ですけれども、息子は言いました「ママ、手話をたくさんの方に広めてほしい」って。その言葉が1つのきっかけとなった理由でもあります。
茂木:前の列の方。
記者:日本経済新聞のフジイと申します。自民党の総裁は安倍晋三首相なわけですけども、安倍総理に対してどのような印象やイメージをお持ちなのかというのが1つ。あとは政策についてなんですが、今いろいろとおっしゃった政策以外にも国会議員として取り組まれていかなければいけない場面が多いと思うんですけれども。そういった政策全般についても今、勉強されているといいますがどのような勉強をされているのか?
今井:そうですね。私はものすごく今の日本に感謝しています。それはなぜかと言いますと、こんなにも安全な国ってほかにないと思っています。それを守りぬいている政治家のみなさんをすごく尊敬しています。
今後に関しては、山東先生はじめ茂木先生だったり、先輩の先生方にいろいろと教えてもらいながら一緒にやっていきたいなと思っています。
記者:フジテレビのヤマダと申します。よろしくお願いします。今、Twitterをいろいろと見ながら反響を見ていたんですけれども。結構みなさん、今井さんが出馬されるということを今初めて知って驚いている方いらっしゃるんですけれども。
まず、そのファンの方々にコメントをいただきたいというのと、それからもう1つ、これからお子さんも成長されて思春期という難しい年頃になるかと思われますが、これから政治家として、そしてアーティストとしてもこれからも続けていかれるということで、また母として3足のわらじを履くことになりますが、その両立を具体的にどうやってしていくのか教えてください。
今井:ファンの方々へ、本当に今回は驚かせてしまって申し訳ない気持ちと……ですが、私が決めた決意を受け入れてくれて本当にありがとうございます。これからも歌の活動は、国会に支障がでない限り続けていきますし、みなさまの期待を裏切らない活動をしてきたいと思います。
息子は思春期になりますけれども、カッコイイお母さんでいたいなって思っています。
茂木:よろしいでしょうか?
記者:フジテレビ、めざましテレビのナガシマと申します。今井さん、記者会見中の笑顔がとっても印象的だったんですが、いつからこの立候補を考えられていたのか。また、SPEEDのメンバーのみなさんの反応はどうだったのか、教えていただけますでしょうか?
今井:この話をいただいたのは……言っていいんですか? 急で1月18日だったんですよ。
茂木:具体的な日にちまで言っちゃった(笑)。
今井:すみません(笑)。そこででもずっと考えていました。大きな日本という素敵な社会に自分がたずさわることが本当にいいのかすごく悩みましたし、家族とも話し合いました。
しかし、息子のことを思ったり、息子と同じ境遇の子供たちのことを思うと、なにかしなきゃいけないと思うようになりました。
茂木:ほかのメンバーと相談した?
ほかのメンバーにはすぐ連絡をして、どう思うかとか、もし私が出馬することになったら応援してくれますか、って聞いたら「エリが決断したことだから、私たちは応援する」って言ってくれたことがきっとこの笑顔に表れていると思います。本当にメンバーのみんなありがとう。
茂木:はい、どうぞ。
記者:以前にご自身のTwitterのなかで、「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成! みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」とおっしゃっていて、安全保障の審議のなかで、受け止め方によってはこれを批判しているように見えるんですけれども。それに対してどのように考えているのかを?
今井:私は沖縄出身です。沖縄は唯一の地上戦があってたくさんの県民の方々が、犠牲になったという話をおじいちゃんやおばあちゃんから聞きました。そこで、わたしはもう二度と戦争はしちゃいけない、平和を守らなくてはいけない、みんなの命を守らなければならないと強く感じました。
しかし、平和を願うだけでは守れないというのも現実です。一昨日、北朝鮮のミサイルが飛んで、沖縄の上空を通過した時に緊張が高まりました。
万が一のための備えは必要だと思います。でもそれは戦争するためではなくて、平和を守るみなさんの生活や命を守るために必要なことだと思います。
記者:沖縄タイムスのイシカワと申します。同じ沖縄出身の国会議員、島尻大臣が沖縄振興担当としていらっしゃいますが、今後の沖縄振興についてどういった取り組みをしたいかというのを。
今井:島尻先生とはまだお会いしたことがなくて、今日立候補を決意しましたので、今後のことについてはみなさんとご相談をしながら進めていきたいと思っています。
沖縄には、すばらしい伝統や文化がたくさんあります。私の好きな言葉で「なんくるないさ~」という言葉があります。それをみなさんちょっと誤解しているかもしれないんですけれども。これは頑張れば、なんとかなるよ。乗り越えられるよ、という意味です。そういう沖縄の精神というのも沖縄の魅力の1つだと思っています。
茂木:なんくるないさの意味は私もようやく理解したと思います。ほかになければ、以上を会見にさせていただければと思います。ありがとうございました。
今井:ありがとうございました。
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