セミナーをやると口コミで紹介が広まりやすくなる
野村尚義氏：こんにちは。プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義です。専門家がセミナーをやるべき7つの理由。今回は「口コミで紹介が広まりやすい」、これについてお伝えしてまいります。
たとえば、あなたが弁護士、税理士、コンサルタント、コーチ、このような専門家のビジネスをやっていて、クライアントさんを抱えているとしましょう。あるクライアントさんがあなたに対して、「うわ～、この先生すごいな」と思って、自分の友人の誰かをあなたに紹介したいとしましょうよ。
そのときに、けっこうそれってハードル高そうな感じがしません？ 会わせるのに、あなた、お客さま、そして紹介しようと思っている相手、3人の都合を合わせないといけないんですよ。そして、会わせてみたけど相性良くなかったとかっていうことも、十分考えられるじゃないですか。
たとえば、友人から見て「あ～、この先生違うな」って思うかもしれないし、先生の側から「あ～、この人お客としてどうかな」って思うかもしれない。どちらか一方にでも、嫌な顔をされたくない、嫌な思いをさせたくないっていうのが、あなたのお客さまの思いじゃないですか。だから、紹介、口コミってけっこうハードル高くなっちゃうわけですね。
でも、たとえば、あなたのクライアントさんから見てあなたがいい先生だとして、「セミナーやってるから行ってみたら」。これってだいぶ紹介しやすくないですか？ だって、セミナー出てみてイマイチだと思ったら、その人は次のステップに進まなかったらいいだけの話です。
お互いにたいして時間も取らないし。まあ所詮、数千円、数万円っていうところ、マックスで被害はそんなもんだと。紹介のしやすさがまったく違ってくるわけです。だからこそ、このセミナーというものをやってると、より遠くのところまでアプローチ、リーチすることができるということなんですね。
私、月1回、プレゼンテーションの勉強会というのをやってるんですが、ほんとに紹介、紹介、口コミ、口コミでいろんな方々に集まっていただいています。
大体1日、2日、3日くらいで月1開催で30人くらいが満席になるんですけど、なんでかって言ったら、私のことを知らない人が過去の参加者さんから紹介で、「一緒に行こうよ」みたいな形で来てくれるんですね。
で、そこからバババババーッと広がっていってるというような形なんです。もし私の知り合いから、なんとか自分の力で広めていこうとしたら、ほんとに大変なことになっていたでしょう。2次感染、3次感染を起こそうと思ったら、セミナー、あなたのお客さんが誰かを紹介しやすい場所としてのセミナー、これを準備してみてはいかがでしょうか。
以上、プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義でした。
