売れる営業マンが実践している習慣とは

和田裕美氏(以下、和田):和田裕美のWADA CAFE。それでは番組に届いたメールをご紹介します。ラジオネーム「スワローさん」です。

リスナー:和田さん、こんにちは。この春から営業職3年目になります。お客様への接客、言葉の選び方など、営業の大切なポイントをこの3年間でいろんな本を読んだり、自分の経験から構築してきましたが、いまひとつ結果に結べていません。

そんなとき、和田さんの「売れる営業」に変わるセミナーがあることを知りました。もう締め切りが過ぎていて、残念ながら参加できませんでしたが、サイトを見ていると、自分に欠けているところ、特に見た目に関するレッスンなどもあり、ぜひ受けてみたいと思いました。

もし次があるならばと思い、メールをしています。具体的な内容も知りたいです。よろしくお願いします。

和田:スワローさん、どうもありがとうございます。そうですね、営業セミナーは終わっちゃったんですが、私今声がガラガラなんですけど、次がいつかというと、振り絞ってやるので1年に1回しかできないんですよね。

なので来年(2016年)の3月まで待っていただければと思うのですが、1年間待っている方が非常に多くて、けっこうすぐに満席になってしまいますので、今のうちにメールマガジンなどをとって、早め早めに動いてください。

早め早めって言いましたけど、営業で非常に大切なのは、すぐに決断するってことなんですよ。

セミナーの申し込みにしても、本を買うにしても、洋服を買うにしても、売れない営業の人というのはとことん決断が遅いです。

「明日にしよう」とか「また今度にしよう」とか、「まだ席があるから大丈夫」なんて言っている間にチャンスを逃しちゃう。

なので、何でも「一番でとっていこう」という気持ちですね。そういう行動が早いことがすべて結果につながっちゃうので。

もし今、結果が出ていないと思うのであれば、日常の中で、自分自身が優柔不断で決断を伸ばしている習慣がないか(確認してみる)。

例えばメールを出すのも「明日でいいや」とか。「まだ1週間あるから明日でいいや」じゃなくて、1週間あとだとしても、1ヵ月あとだとしても、今思ったことは今やるという習慣をつけるだけで、営業の結果はずいぶん変わってきます。

営業トークを学ぶだけでは意味がない

それから(リスナー)が書いてあるように「見た目の部分」とありますが、売れる人間づくりということで、プロファイリングするんですね。だから売れなそうな人になっちゃいけないんですが、どうも最初にみなさん本を読んだりして、トークを学ぼうとするんですけど。

パッと見た、見た目がヨレヨレのドロドロのボロボロで、臭かったりしたら、売れないに決まっているじゃないですか。

なのに、そこの部分は臭いものに蓋をするように見ないで、「トークを直せば……」とか考える方もいらっしゃるんですけど、「いやいやいや、外見がいけないから」みたいな。

外見を直すというのは、「私はこういう服はあまり着ないんだ」とか、「私はこういう髪型をずっとやってるんで」ということで、意外に外見に関してはさわりたくない頑固な方ってとても多いですね。

私は、それはコンプレックスの裏返しだと思っています。そこをさわられたくないんですね。なので私は「髪は20センチくらい切ったほうがいい」とか、「メガネは変えたほうがい」とかいうのはザクザク言っていくんですけど。

結果的にそれが「売れる」につながれば、そのときは厳しい言葉であっても、結果オーライにもっていけるようにしていきたいと思っています。

なので、外見的なことというのは、自分が良いと思っていることが良いのではなくて、他人から見てどう思われるかということが営業のキモなんですね。要は、お客様がどう思うか。

なので派手すぎず、地味すぎず、暗くならないように、清潔感が漂っているかどうかをチェックしてみてください。イケメンとか美人とかいうのは、まったく関係ないですね。

愛嬌があるかないかなので、表情をつくっていくだけでずいぶん変わります。まあ(セミナーの)内容は声もありますし、考え方とか……基本ネガティブはダメなんですよ。

商品の悪いところをグチグチ考えたり、すぐに文句を言い始めるような人はまず売れません。だから陽転思考を徹底的に身につけないとダメとか、いろんなことがあって、ひとつの「売れる」というゴールに向かって、外見的なアプローチ、内面的なアプローチ、それからテクニック的なアプローチというのをかけていきますから。

でも、やればいろんな改善点が必ずありますから。私は必ず売れるようになると信じて(セミナー)をやっています。

なので、とりあえずメルマガをとっていただくということと、今、全国で陽転ツアーをやっています。売れるようになるには、考え方を徹底的に身につける必要があります。

「私はできてるんだ」という方がとても多いんですけど、そういう人に限ってできてない人が多いです。例えば、「こういう人が苦手だな」と思っている時点で、売れないんですね。

なぜかというと、苦手なお客さんに売れなくなっちゃうから。だから、そういうすべてを受け入れられる器というのが必要なので、まずは陽転思考から学んでいただきたい。

来年きていただいても構いませんが、いろんな他のセミナーもやりますので、ぜひ参加してみてください。ありがとうございます。