2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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玉城デニー氏(以下、玉城):では、両代表からご挨拶よろしくお願いします。
小沢一郎氏(以下、小沢):明けましておめでとうございます。今日(1月4日)から国会ですけれども、このあとまた施政方針演説まで間があくということで、4日に招集しても……という感じがしますけれども。
まあ与党のやることですから仕方ありませんが、われわれとしては夏の参議院通常選挙、あるいは衆議院の解散ダブル選挙もふくめて行われる可能性もありますので、それに向けて国会の論戦、あるいは野党の提携・連帯に力を合わせていきたいと思っています。以上です。
玉城:ありがとうございます。山本代表、お願いします。
山本太郎氏(以下、山本):ありがとうございます。今、小沢代表が言われたことがすべてだと思います。本当に勝負の年になるだろう、すごく大切な年になるだろうと思います。
しかしながら、この対決するような法案というものも、恐らくわかりやすいものが出てこないであろうと。そういうものは選挙の後回しにされる。
逆に言うと、この通常国会は自民党政権の宣伝の場に利用されるようなかたちになる可能性が高い。それを何とか、この現実というものを皆さんに知っていただくための活動が必要になっていくだろうと思います。野党一丸となってやっていけるように頑張っていきたいと思います。
玉城:ありがとうございました。では皆さんから質問を受けたいと思います。よろしくお願いいたします。
記者1:ザプレスジャパンのサクライです。小沢代表と山本代表それぞれにお願いしたいんですが、安倍首相が年頭の所感のなかで、憲法に緊急事態条項を入れたいんだという旨のお話をされていたようなんですが、
小沢代表と山本代表それぞれ、このことに関して、まだ具体的な話はないと思うんですが、実は自民党改憲草案の中にもあるので、ぜひお考えをおうかがいしたいと思います。
小沢:年頭の会見で言ったの?
記者1:らしいことは言っております。
小沢:らしいこと言ってるの?
記者1:はい。
小沢:日本国憲法以下、日本の諸法令には以前から言ってますとおり、緊急事態といいますか、非常事態といいますか、そういうときの制度的な仕組みがまったく取り決められておりません。
そういう意味で大災害があったり、あるいは経済的な大危機があったり、あるいは極論を言えば戦争ということになりますけれども、最近では、このままだと日本国内でのテロということもあり得ますけれども。
そういうようなことで、非常事態の法制そのものは必要だと思いますけれども、それがどういう意図で、どういうふうに運用されるかというのが問題でして。
安保法制もそうでしたけれども、「国民の生命・財産を守るんだ」という美名のもとに何でもできるようにして、既成事実をつくっていくというやり方をしていきますと、非常事態・緊急事態の法制につきましても、憲法に書こうが法律におろそうが、今の極右的な安倍政権のもとで、その運用や解釈がねじ曲げられて利用される可能性が非常に高い。
最近、安倍さんが憲法改正ということを言わなくなりましたけれども、言うんなら言う、やりたいんならやりたいで、何度も言うとおり、はっきりとした趣旨説明を国民に対して行う。
法制度につきましても、政府の恣意的な運用ができない、しっかりしたものをつくらなきゃいけないと。特に緊急事態・非常事態というものは、ほとんど国民の基本的人権を制限するということになります。
ですから基本的人権の確保と、緊急性・非常事態性の兼ね合いが非常に難しくなって、一歩誤れば権力者による基本的人権の一方的な制限ということに利用されることになります。
単にうたい文句だけで、数で押し切るということではなくて、本当に国民みんながわかるような議論を正面からやっていくべきものだと思ってます。
玉城:では、山本代表。
山本:ありがとうございます。憲法改正をするのに「一番ハードル低いとこからいこうぜ」ということで、環境権であったり、国家緊急権という部分に触れられたという話だと思うんですけれども。今、小沢代表が言われたことがすべてだと。
それは恣意的に運用されるような状況になったときに、非常に危険だと。この国に生きる多くの人々の見解としましては、「恣意的な運用がされたとき困るだろう」という話よりも、「恣意的な運用するに決まってるだろう、あの人たち」というようなところにきてると思うんですよ。
「災害が起こったときに、自分勝手なふるまいする人たちが増えたら困るよね」「そのときには一時的に人権とか停止されたって、制限されたってしょうがないでしょう」って。いかにも皆さんが「しょうがないよね」って言いそうなことを入り口にやってくると思うんです。
実際、今までのわが国で起こった災害を振り返ってみても、外国の方々が感動してしまうぐらい、日本人は自分のことは置いといて、人のことを思いやるという民族であるということがはっきりしてると思うんですよね。それをわざわざ、人権を制御するというか停止する必要はないと。
他にも衆議院が解散したときに、「解散してる場合はどうするんだ」とか、いろんなことが言われますけれども、憲法54条2項で書かれているとおり、参議院には緊急権というものがあって、それがあるからこそ緊急権が必要とされてなかった、憲法に書かれてなかったってことは明らかなわけで。これをつけ加えさせる必要はないだろうと。これは本当に危険な状況にあると思います。
その件に関しても、やはり国民の皆さんと一体となって、その危険性をたくさんの人たちに知らせる必要があるんじゃないかと思います。
玉城:では、他の方。
記者2:光文社FLASHのカタダと申します。昨年末に、日韓の間で慰安婦問題について最終合意がなされました。
3年半にもわたって首脳会談ができないような関係だった日韓関係ですけれども、これを機に改善に向かっていくとご覧になってますでしょうか。
日中関係も含めて、今年の東アジア情勢について、どういうふうにご覧になってるかということを両代表にうかがえればと思います。
小沢:慰安婦の問題について、具体的な中身はこれからなんでしょうけれども、伝えられている見出ししかわかりませんので論評しようがないんですけれども。
両方が解決に向けて一歩を踏み出すということ自体は、別にとがめ立てすることではありませんし、いいことだと思っております。ただ、単に基金をつくるとかという金銭的な面での手法だけでは、なかなか解決しない問題ではないかと。
特に韓国は、金の基金つくればそれでいいと言うのならば、それほど騒ぐ必要もないことでして、そこが僕にはちょっとわからないんですが。総理がお詫びをするとかしないとかという報道もありましたよね。
そういう誠意を持った対応を日本政府がするということについて韓国も評価すると。付随的に基金もつくるんだということならば、それはいいことだと思いますけれども、最初のお互いの真摯な態度・信頼関係がない金目の話だけになってしまっては、お互いにまったく意味がないと思ってます。いずれにしろお互い少し前向きになったということについては、いいことだと思います。
玉城:山本代表、お願いします。
山本:今、小沢代表が言われたことと、ほとんど違わない状況だと思うんですけれど、少しでも前に進んだということに関してはよかったという感想を持ちますけれども。その中身について踏み込んでいくと、丁寧にやるべきなんじゃないかという思いは生まれてきます。
事実として認めたということも、当然のことだと思うんですけれども、お金の問題ももちろんついてくると思います。一番必要とされてることは、被害者の方々の声を直接聞くという作業。
その上で、お金という部分も生まれてくるという丁寧な手続きを踏むということが、この先のアジアの外交を考えたときにいいんじゃないかなと思います。
少しでも進んだということに関してはよかったことだろうと。でも(元慰安婦を支援する財団に)10億円出す条件が、「慰安婦像を撤去すること」というのはちょっと品がないといいますか……。せっかく少し進んだように見えたことも、何か価値がなくなってしまうようなアプローチは残念だなと思います。
玉城:では、ほかに。
記者3:フリージャーナリストのタナカと申します。両代表にお伺いします。噂が絶えない不正選挙なんですが。選挙の開票作業における不正ですね。
私も前回の衆議院選挙でとある開票所に行って、選挙管理委員会の職員に説明を求めたんですが、いかんせんブラックボックスがある。
20、30年前までの開票は役場の職員が手作業で読んで、小沢一郎なら小沢一郎を100票ずつ重ねて、山本太郎なら山本太郎を100票ずつ重ねて持って行って、口やかましい立会人が間違いなく小沢一郎が100あるのか、間違いなく山本太郎が100あるのかを見てた。
(今の選挙は)それもないし。立会人がいることはいるんですが、「小沢一郎」「山本太郎」と機械が読むんですよ。機械が読んで集計して、一応選挙管理委員会で1回せき止めるけども、ほぼスルーでいくんですね。そうなると、いくらでも細工できるんです。この仕組みをちょっともう1回、正していただけませんでしょうか。
私は開票所に行って説明を求めようとしたんですが、写真を撮ろうとしたら、役場の職員は警察官まで連れてきて、私を追い出そうとしました(笑)。
小沢:そうなの。
記者3:とにかく機械が名前を読む。
小沢:今、机の上に積み重ねないの?
記者3:持っていくことは、持っていくんですよ。
小沢:うん。
記者3:前の机に置くことは置くんですけど。(昔の選挙は)前にやかましいおっさんがいて、必ず見て、何時間も粘って文句つけたじゃないですか。そんなこともないです。
小沢:だけど、でかい机に開票するでしょう。
記者3:もう、それじゃないんです。
小沢:今、そうじゃないの?
記者3:いきなり機械にぶち込むんですよ。前は卓球台を何台も並べて……。
小沢:そうそう、みんなしてね。
記者3:役場の職員が1枚1枚広げて、目で読んで、小沢一郎なら小沢一郎のところに入れるじゃないですか。それじゃないんですよ。機械が読むんですよ。その数字が中央選挙管理委員会にいくんですよ。
小沢:そうなの。
記者3:そうなんです。
小沢:それは俺、知らなかったね。
記者3:たぶんびっくりする。
小沢:一度、見に行きます。
記者3:それの不正が本当にあるとすると、いくら野党が頑張ってもムダなんですよ。
小沢:そんなことはないだろうとは思うけどね。
記者3:思いたいですけど、とにかくブラックな部分がありすぎますよ。
小沢:じゃあ、投票された用紙を全部機械に入れちゃうの?
記者3:ぶち込むんですよ。ボーンと入れるんです。
小沢:全然調べないで?
記者3:もうボーンと、そのまま入れる。山本太郎の名前も小沢一郎の名前も。
小沢:いいけども、それでちゃんとそろって勘定して出てくるようになってるの?
記者3:出てくる。
小沢:機械で勘定すんの?
記者3:機械が読んで勘定する。コンピューターが名前まで読むんですよ。
小沢:きちんと重ねてやらなきゃだめでしょうが。
記者3:それ、私に言わないでください。
小沢:きちんと重ねてやるんじゃないの?
記者3:じゃないの。
小沢:お札勘定するみたいにやるんじゃないの?
記者3:違う。もうボーンと入れて。昔はとにかく……。
小沢:それは、わかったけど。それをちゃんと整理できるの?
記者3:読んでから出てくるんですよ。
小沢:そうなの? そんな機械あるかね。
記者3:不思議でしたよ。「本当にこれが、人の名前を読むんですか?」って聞いたら、「読むんです」とって言うんですよ。
小沢:そう。ちょっと調べてみる。
記者3:これは訴訟にもなりました。もちろん負けましたけどね。訴訟を起こした連中の訴状と。私が現場で見てきたのはほとんど。
小沢:勘定してから、立会人のところに持ってくるわけ。
記者3:一応分けて。
小沢:それを調べりゃあいいんだ。
記者3:そうです。
小沢:立会人が調べりゃあいいんだ。
記者3:そうです。でも今は昔みたいにやかましい人いませんね。立会人も買収されてるのかどうかわかりませんけども。
小沢:そんなことはないと思うんだけどね。手作業が面倒くさいからだろう。
記者3:一応、目の前に置いてましたけどね。
小沢:山を積むんじゃないの? 札の前にずっと。
記者3:違うの。
小沢:100票ずつの山を積むんじゃないの?
記者3:もう100とかいうレベルじゃないんですよ。数字を読んで、ドーンと出てくるんです。昔は100票ずつだった。
小沢:テレビ局なんかどうやってやるの? 勘定しないうちに当確だ何だって(速報)出すでしょう。
記者3:そういうところも、また不思議なんですよ。各社みんな同じ数字でしょう。ほとんど同じ数字じゃないですか。
小沢:昔は。(束の)山を見て判断したでしょう。
記者4:そうです。束となることはなるんだけども、その機械の中にそのとおりいってるかどうかわからないわけですよ。
小沢:それはそうだ。だから立ち会い人いるんだけどね。あとで調べてみます。
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