ネガティブなところがあったほうが良い

メンタリストDaiGo氏:こんにちは、メンタリストDaiGoです。今回は、実はネガティブな人のほうがうまくいく可能性があるかもしれないというお話をしたいと思います。

まあ全部にわたってネガティブな場合は問題なんですけど、例えばめちゃくちゃポジティブで楽観的な人がいたとしますよね、完全に楽観的なことだけ考えていると、失敗しても「まあいいか」と。うまくいっても「なんかうまくいったな」と。次につながりにくくなったりだとか、なかなか目標達成することができなくなってくるわけですが。

かと言って、まったくポジティブではないネガティブな人の場合だと、全然やる気が起こらないですよね。じゃあ、どうすればやる気を高めつつ、現実的に目標を達成することができるのかと。その方法を今日はご紹介します。

これはすごいシンプルなやり方なんですけど、基本的には楽観的に考えて、ほんのちょっぴり悲観的、ネガティブなことを入れるのがすごく大事だということがわかっています。

楽観はやる気を作り出して、ほんの少しの悲観というのは(目標を)具現化するために役に立ってくるということがわかっています。

つまづきやすいところに対策を打っておく

実際にどうするかというと、「自分はうまく」「やればできるだろう」と基本的にはポジティブに考えましょう。では、どういうふうにネガティブを使うかというと、自分が目標を達成して何かをクリアしようと思ったときに、万が一失敗するとしたら、どういうところにつまずいて失敗するのかなと(考えてみる)。

例えばダイエットだったら、我慢できなくて甘いもの食べてしまうとか、仕事だったら、頑張って仕事はするんだけど、なかなか成果が出なくなったところでやる気がなくなっちゃうんじゃないかなとか、そういうことを考えるわけです。

つまり、あらかじめ自分がどこでつまずきやすいのかを、ほんの少しの悲観を使って考えておくわけです。そして、それにあらかじめ対策を打っておくわけですね。

甘いものを食べたくなっちゃうんじゃないかなと思ったら、糖質の少ないお菓子を食べるとか、仕事をやっている最中に、最初のほうは成果が上がらなくてやる気を失いそうだと思ったら、最初は成果が出ないのが当たり前だと思って、最初の3ヵ月は(仕事を)毎日ちゃんと続けることを目標にします。

それから3ヵ月以降は、結果を目標にするとか。最初から結果を求めないようにするということです。

こういうふうに、あらかじめ少しの悲観を使って、自分がどういうところでつまずきそうかなということを考えておくと、目標を達成したり、夢を実現したりできるようになります。

ぜひ試してみてください。メンタリストDaiGoでした。