ナチスさえも尻込みをした危険な物質

ハンク・グリーン氏:1993年、ドイツ・ポーランド国境にある秘密の地下壕の中で、ナチスのエージェントたちは先日発見されたばかりの化学物質“物質N”の製造の監督にあたっていました。

その物質は、空気に触れると沸騰し、水に触れると爆発を起こし、さらに人間に吸引されるとその人間を死に至らしめるという性質を持っていました。また、それは分解されると猛毒のフッ化水素酸になる物質でした。

火炎放射機でその物質を放射した場合、その温度は2400度にも達しました。当初、部隊にこの“物質N”を装備させ、連合国軍の地下壕をドロドロに溶かしてしまう作戦が立てられていましたが、物質の研究が進むうちに、現場の兵士達の間では次のような会話が交わされ始めました。

「うわっ、“物質N”の研究はもう中止すべきだ。この物質はあまりにも危険すぎる!」「我々が扱っているこれは、世界で最も危険な化学物質だ」

この物質は、触れただけで爆発を起こし、100万分の1グラムを吸い込むだけで人を死に至らしめます。また、その臭いをかいだだけで人は憔悴し動けなくなってしまいます。

そう、この化学物質は、そのあまりの威力に、あのナチスでさえもしり込みをしたという代物です。

コンクリートをも燃やす三フッ化塩素

では、ドイツ軍が秘密の軍事豪の中で密かに所有していたモノについて見ていきましょう。

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