
2025.03.07
クレームを入れた人の3割は、「1時間以内」が我慢の限界 メールの初動対応で失敗しないための具体策
What Happens When You Stop Eating?(全1記事)
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医学的に言えば、飢餓は体が充分なカロリーや栄養を取り入れていない時に起こります。飢饉や貧困から引き起こされることもあれば、医療のために自発的に飢餓状態になることもあります。生物学的飢餓は、どんな原因があるにもかかわらず同じプロセスを踏みます。本当にそのプロセスは同じなのです。
酸素がないために死に至る時間は、5分から10分と言われています。水がない場合は、私たちの体は、2日から最大で7日持つと言われています。状況にもよりますが食べ物なしの場合は最大で2ヶ月持つと言われています。
この間、体は3つの異なる代謝フェーズを経験します。体がまた食べ物を見つけるまでに体を生かしていくためになくてはならないものです。
フェーズ1は、体ができるだけブドウ糖の燃焼をしないようにし、通常状態の体を、必要な分だけブドウ糖を生成するようにするのです。平均的な人では、空腹を感じたり不機嫌になる前に、ブドウ糖の燃焼によって6時間保つことができます。
この時点では、あなたの昼食時のブドウ糖が体の中で燃焼し、脂肪酸に変わります。これは脂肪分子を作り、体の細胞の中に蓄えられます。これは、最初の大きな代謝の変化となります。
フェーズ2は、脂肪燃焼です。脂肪燃焼は数日から2週間つづきます。このステージでは、ケトーシスと呼ばれます。肝臓が脂肪酸を代謝します。これはケトン体と呼ばれ、ブドウ糖に変わり主要なエネルギー源となります。この化合物は、3つの違った水溶性体となり、肝臓から心臓と脳に送られます。
その間に他の細胞にも送られます。
ハードなトレーニングを好む人々、例えばトライアスロンをする人やボディビルダーなんかがそうです。彼らは、炭水化物をあまりとらず、高いプロテインを取り入れた食事をします。そしてケトン体を生み出すのです。
彼らが飢餓を感じているわけではなく、体を違った方法で使っているということなのです。なぜなら彼らは充分な炭水化物をとらないからです。炭水化物はすぐに燃焼してしまうからです。でも、バターたっぷりのベーコンが体を燃やしてくれるというのであれば、良い話だとは思いませんか。
でも、脳は喜ばないかもしれません。この脂肪酸を燃料として直接的には使うことができません。なぜなら、脳内の血管を通すために分解するには大きすぎるからです。
私たちの脳は、適切に使われるためには私たちのエネルギーの25パーセントを必要とします。これは、1日120グラムのブドウ糖になります。3本のコカコーラ、いや4本のコカコーラに匹敵するでしょう。
食べ物なしの最初の1日目、2日目で私たちの脳はブドウ糖を使い切ります。それは、2日ほどでは、食べ物を食べなくても誰も死なないということです。
私たちの脳は賢くできており、バックアッププランを持っています。たとえ数日間食べ物がなくても、私たちの脳は必要とするブドウ糖の量を120グラムから30グラムまで減らすことができます。
そして脳はメニューを変え、ケトン体を使い始めます。なぜならケトン体は脂肪酸よりも小さいので、脳内の血管を通り抜けることができるからです。
これは革新的なプロセスです。私たちが空腹で食べ物を探し続けるよう信号を出し続けます。例えその信号を受け取っても、良い気分にはならないでしょう。脳は、不安や憂鬱を感じやすくなるからです。そして、社交性がなくなり、集中することができなくなります。
最後のフェーズ、フェーズ3は、体のすべての脂肪を使い切った後に、最後の蓄え、プロテインを使い始めます。プロテインを使いはじめると、急速な筋肉の減少が現れてきます。なぜなら体の細胞が分解し始め、プロテインはアミノ酸になります。これらの細胞は、体が機能するのに欠かせないものです。そのため、これらが起こると、どんどん体の機能自体が低下していきます。これは、自分の体を自分で食べているようなものです。人食い行為と言えるでしょう。
でも、まだ明るい兆しはあります。体は、食べ物が入ってくるのを望んで、最後まで必要な細胞には手をつけないようコントロールされています。でも、数週間の食べ物なしの後は、あなたの体はブドウ糖、脂肪酸、プロテインを使い切ります。ここまでくると、最期に近いと言えます。ビタミンやミネラル不足は、免疫機能を弱らせるので、あなたを殺す病気が起こる可能性が高くなるのです。
最期に、飢餓で死ぬ年配の人々は細胞の低下により心臓が働かなくなったことが原因です。心臓は、限定的な栄養だけでは、機能し続けられないということなのです。1日だけでもいいので、食べ物にありつけるということに感謝してほしいと思います。
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