Twitterのフォロワー6万人! こいずみ氏のすごさ

DaiGo氏(以下、DaiGo):さっきから「さきちゃんがんばれ」ってコメントがきてるんですけど(笑)。

こいずみさき氏(以下、こいずみ):頭フル回転で聞いてます(笑)。

DaiGo:メイクとかモデルさんとかもそうですけど、(Twitterのフォロワーが)6万人もいたらある種自己表現じゃないですか。自分のことをちゃんとつぶやいてるから、軽いレベルかもしれないけど。近いことはもしかしたらやってるのかもしれないですね。

佐渡島庸平氏(以下、佐渡島):フォロワーが増え出したのってどういうタイミングだったんですか?

こいずみ:自分でも気づかなくて、ゆるやかに増えてったんですよ。何だろう?

柳内啓司氏(以下、柳内):「これだ!」ってバコーンと増えたんじゃなくて。

こいずみ:そうですね。

佐渡島:読者モデルをやり出したのが先ですか?

こいずみ:高校3年生の時だから、2年前ですね。

佐渡島:その時は、Twitterのフォロワーはいっぱいいたんですか?

こいずみ:いや、200人くらいでした。

佐渡島:じゃあ、読者モデルをしていく中で増えてったんですね。

DaiGo:それで6万人ってすごい。確かにお気に入りとかリツイートをしているフォロワーを見ると、そんなにめちゃくちゃあるわけじゃない。なので、Twitter経由で広まったんじゃないんですね。

DaiGo氏のTwitterはしっかり狙って、心に響くメッセージを

佐渡島:DaiGoさんは1000近く「ふぁぼ」がついたりするからすごいですよね。

DaiGo:僕、あれは狙ってるんですよ。どうやったら増えるか考えて。

僕も昔は自分の写真とか出してたんですけど、今はもう「黒歴史クリーナー」(注:過去ツイートの一括削除ツール)でさんざんきれいに消して、それ以降は自分のことは一切つぶやかないと決めて。僕が写ってる写真もないです。

たぶん唯一あるのは、この前城田優くんたちとやった人狼回の写真くらい。みんなで上げようという話になったので。それ以外はもう全然。

どういう言葉が響くとか、全部チェックしてるんですよ。どの時間帯にどういうタイプの言葉をつぶやくとリツイートとかお気に入りが多くなるか、ずっと計測してて。

例えば、朝なんかはちょっとポジティブになれるやつのほうがいいんです。月曜とか曜日によっても違うんですけど。夜はちょっとネガティブなところから入って、最後は明日のポジティブにつながる言い方に変えていくと刺さったりとか。

後は、書く時に個人に向けて書きます。皆に向けて書こうとすると薄っぺらい言葉になっちゃうんで。高校や大学の同期とか友達に向けて、「こういう悩みを持ってるやつに自分だったらどう言葉をかけるか」って考えて、そこから書くんですよ。そうするとスペシフィックに書けるんで、皆の心に刺さるんですよね。

佐渡島:うまいなと思って。

DaiGo:ありがとうございます(笑)。

佐渡島:だってまだ1900しかツイートしてないですもんね。

DaiGo:そうですね。基本的には朝6時と夜の9時とか。時々お昼の12時に。

佐渡島:全部セットしてるんですか?

DaiGo:セットしてます。Botではなくて全部書き溜めて。

佐渡島:これをもう1回まとめると、またコンテンツになりますね。

DaiGo:そうですね。時間とかによっても変わっちゃって、古いやつがどんどん上がってきちゃうんでアレなんですけど、一応順番とかを変えて書籍化しようかなと思ってるんです。どの時期にどうリツイートされたかとかも大事なんで、そういうのも見れるとおもしろい。

賛否両論のあるツイートにリプライが多くつく

佐渡島:どれくらい返事が返ってきます?

DaiGo:リプライですか? 僕が基本的に返さないんで、10とか20とか……。でも、あんまり見ないんですよ、データとしては。コメントとかは見るんですけど。

佐渡島:そうなんですか。データとしては重視しないということですね。

DaiGo:そうですね。ただ、リプライが多いやつは基本的に賛否両論のやつです。グサッとくるようなやつを言うんですよ。

佐渡島:けっこうきてますね。

DaiGo:そこそこはくるんですよ。10ちょいくらいはきますけど。でもお気に入りが5000〜6000くらいされてるやつがあって。そういうのはリプライもいっぱいきますし、半分賛成意見、半分は強烈な反対意見なんですよ。それでちょうど倍になります。

仕事についてつぶやいた時なんかも、多くの人が自分のやりたい仕事に就けないという現実を踏まえた上で……。これは僕の友達なんですけど、会社について文句言うんですよ。「やりたい仕事がしたい」って言うのに、別に努力するかっていうとしないし、言いながらもその会社にいたくてしょうがないんです。

そいつを思い出して、「でも新しい仕事がやりたい」って言ってたから自分だったらなんて声をかけるかなと考えた時に、ツイートしたのは「結局自分で選んでるんだ」と。

「自己選択してることをまず認めろ。今の仕事に就いたのも自分だ。学歴がないからいい会社に入れなかったかというと違うだろ? 勉強しない選択をしたのはお前のせいなんだろ」って話なわけですよ。

https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/664413136955551744

そういうのをまとめたツイートを書くと、もう賛否両論がすごくて。「私は病気だったからできなかったんですよ」とか。でも病気だからって、例えばほとんど全身が動かない(スティーヴン・)ホーキング博士は今でも物理学の最先端の研究をやってたりするわけですよ。「そういう人たちを見て同じこと言えるの?」って話じゃないですか。

そういうメッセージ性が入ってると、すごく増えますね。十分に議論の余地があるんです。

データをそのままのせてもダメ、心に響く言葉に加工する

佐渡島:DaiGoさんが今何を勉強してるかで、その勉強してることのおもしろさを(伝えることを)期待されてるっていうのもありそうですね。ツイートの種類としては。こういう(人生論を)教える系だと、ツイートが似ちゃうじゃないですか。

DaiGo:そうですね。

佐渡島:ちょっとポエムっぽくなっちゃうじゃないですか。そこのバランスというか、学習系の「何を学んだらおもしろい」っていうのがあると広がりそうで、それも興味を持たれそうですけどね。

DaiGo:なるべく、自分が最近読んだ本とかの内容も入れるようにしてますね。そうしないと、(ツイートを)たくさん読んでも結局コアの部分って同じなんですよ。古典とかから引っ張ってきたりすると、それと同じになっちゃうんで。最新の心理学のデータとかをのっけたこともあったんですけど、あんまりウケないんですよ。

佐渡島:そうなんですか。

DaiGo:やっぱりデータでいくよりも、心に刺さるような……。

佐渡島:言い方のほうがね。

DaiGo:そうですね。韻を踏んだ感じじゃないですけど、名言っぽくいい言葉に加工すると説得力が上がるっていうのが、心理学の研究でもあるので。データという数値で出すよりも、ちょっと名言っぽくして。

ツイートを読んだ人に行動してほしい

DaiGo:あとは、140文字目いっぱい書くっていう。本当は短いほうがリツイートは増えるんですよ、当たり前なんですけど。

これはコピーライティングの世界でも言われているんですけど、「短いほうが読まれるが、長いコピーは読まれた場合に行動に繋がりやすい」っていうのがあるんです。つまり、物を売るときは長いほうがいいんですよ。読まれれば。

そういう意味でいうと、Twitterを見てリツイート、お気に入り、フォロー、ニコニコ動画に来るなどの行動をしてもらうために(長く)書いてるんですね。

フォロワーの数では絶対に勝てない。100万人とか200万人とかのタレントさんがいるんで。でも100万人200万人の中に、行動までステップアップできる人はどれくらいいるのかっていうと、けっこう薄いはずなんですよ。

そうじゃなくて、僕は行動する15万人がほしかったんで、そういうツイートをしている。読むのはちょっと大変なんですけどね。そういうのを狙って書いたりしますけど。

作家さんの考え方って、もちろん本を書いたりする人には必要だと思うんですけど、そうじゃない人もこういうのをちょっと学んでおく。今日お話していただいたみたいな考え方を頭の中に入れておいて、Twitterでもいいし企画書を書く時でもいいし、人に話すときもそうだし、それだけでだいぶ人の心が動かせるコミュニケーションができるんじゃないかと。

柳内:なるほどね。

DaiGo:(コメントを見て)「さきちゃんの動きが止まってる」って(笑)。

こいずみ:ちゃんと真剣ですよ!(笑)

柳内:動いてる時が激しいから、止まってると何か起きたんじゃないかって思いますね(笑)。