採用担当者は学生のSNSをどこまでチェックしているのか

ひろゆき:というわけで、次のテーマ。

石渡:「持ち物・テーマ」。また2つですけどね。じゃ、ネットのほう行きますか。最近は、余計なことを書いて落っこちるっていうパターンが多いのかなとは思います。

ひろゆき:ネットに書いてしまうと。

石渡:はい。いや、もちろんニコ生のコメントで「石渡うぜー」とか書くのはいいんですよ、好きに書いていただいて。

ひろゆき:Twitterで「今日受けた会社がこうでした」みたいなことを書いちゃって、その会社のIDがこれですって言っちゃうみたいな。それ、バカでしょ。

石渡:そうなんですけど、それを平気でやっちゃう学生の方が多いのかなと。あるいは就活絡みでなくても、バイト先で「今日うざい客が来た、こいつは最低だ、死ね」とか、そういう話ですとか、あるいはサークルのコンパ。もちろんいいですよ、皆で飲んで盛り上がりましたと。だけどそこに未成年者がいたっていうのを書いちゃまずいわけですよ。それ、書かなくてもいいことですよね。

ひろゆき:mixiに多い話ですね(笑)。ちなみにブログにそういうこと書きました?

学生:いや。基本的に個人名とか顔写真とか、特定できないように書いてたのと、就活日記はmixiで最初のころに「仲良しまでに公開」ってので書いてて。ブログでは絶対にそういうパブリックな話題とかは。

ひろゆき:就活日記ってみんな書くものなんですか? 書いた人いる? あ、ひとりだけ。

学生:イタいって注意されたんで。自分でもこれイタいなって思って。普通に企業名とか「幸福の福に○」とか書いてると大体わかるじゃないですか。で、これはちょっと良くないなって思って。可能性として見られてる可能性があるんじゃないかなって。

石渡:100%見られてますよ。

学生:そうですよね。

石渡:それはもう、断言できます。

学生:見てるんですか?

石渡:見ます。採用担当者って、学生の名前を必ずどっかのタイミングで検索します。出てもいいんですよ、Twitterだろうがmixiだろうがブログだろうが。ですけど、そこでちょっとネガティブな危なっかしい書き込みをしてる。ひろゆきさんが言うところのバカな書き込みをしてる、って判断があるとこいつは入社したあともマズいなってので、落っことそうと。

学生:本名でやってなかったのに。

石渡:本名でやってなくたって、例えばmixiだったら加入してるコミュニティから推測出来るってことはいくらでもあるわけで。

ひろゆき:例えばどっかの会社に内定もらったとして、ブログに「福武書店から内定もらった」って書いちゃえば、「福武書店 内定」で検索かけちゃえば、そのページにいけるじゃないですか。そしたら、今日内定あげた人だれだっけ? ああ、この人か、みたいになるじゃないですか。だからなるべくそういうの載せないほうが安全だと思いますけどね。

石渡:なんですけど、みんなそういうのを友達向けに書いたつもりでしたとかって、平気で言っちゃうんですよ。それはちょっと怖いなと。

学生:最近ある広告代理店でありましたね。(この動画は2010年に放送されたものです)

ひろゆき:なんたらエージェントですか。あの人内定決まった段階で書いてたんだっけ?

学生:内定式の様子を。

ひろゆき:写真載せて公開。

学生:ああ、あれってダメなんだ。

ひろゆき:まあ、会社として、サイバーエージェントが「若い人たちが頑張ってる会社で、面白い会社ですよ」ってイメージを作りたいのであれば、それはありだと思うんですけど、それを会社がどう見るかで。

あれって多分、見せちゃいけない話とか、プレゼンの資料とかも載ってたんですよ。あれって見せていいのかも知れないけど、見せていけないようなものを何も知らないで出してしまうような学生だったら、やべえ、こいつ、後で何やるかわかんねえって、マイナス評価になる可能性はある。

もはやガラケーでは就活の土俵にすら登れない?

ひろゆき:続いて「内定取り消し・内定辞退」。

石渡:そういう、ネットでろくでもないことを書いちゃうと、内定取り消しになる可能性が高いと。その一方で、企業側が……。

ひろゆき:あれ、持ち物は? って聞かれましたけど、話しなくていいんですか?

石渡:どうします? どちらでもいいんですけど。逆に皆さんに聞きたいのが、iphoneって就活で持ってたほうがいいですかね? 

ひろゆき:持っていたほうがいいと思う方手を挙げてください。

(半数以上が挙手)

ひろゆき:えっ、そんなにiphoneがいいの?

学生:説明会の予約がすごいしやすくて。みんなやっていたのが、僕は就活中持ってなかったんですけど、説明会の予約が何月何日から始まりますってなって、その瞬間にみんなアクセスしちゃって説明会の予約ができなくなるんですよ。人数が多くなっちゃって。それが怖い人は、説明会とか用事が終わったあとにすぐにiphoneで探してやるみたいなのがありましたね。

学生:それってようはスマートフォンじゃないですかね。スマートフォンだとパソコンのメールが見られるんで、大抵企業のサイトは携帯のメールを登録できない仕組みになってるので、プッシュにしておけば、すぐみ見られるし、予約もできる。

ひろゆき:そしたらXperiaとかでもいいってことですよね。要するにPCのサイトが見れて、PCのアドレスが使えるような携帯をもってたほうが、外に出てたときとかでも情報がチェックできるから便利であると。

学生:それは就活に限らず全部。あったら便利くらいで、マストではないですね。

他学生:地図は便利ですよ。

ひろゆき:迷子になっちゃうからね。

学生:しかもiphoneだと自分の向いてる方角がコンパスで出るんで。今日も来る時使ったんですけど非常に便利だと思います。

ひろゆき:まあ、ナビタイムでもいいってのもあるけど、そういうツールは持っていたほうが遅刻もしないかも知れないから便利だよっていう。どうせ携帯買うんだったらそういうの買っておいたほうがいいんじゃないっていう。

ネタグッズを持ち込んで雰囲気作り

ひろゆき:ほかにあります? 持っててよかったもの。化粧品とかストッキングの替えとか。

学生:ストッキングですね。パンツスーツではない時で、満員電車でおばさんの紙袋にギャッってやられちゃって、伝線したことがあって。その時に替えを持ってなかったんであわててコンビニに行って買って。持ってりゃ良かったなって感じでした。でもそれは女性特有なんで、他に持ってて良かったというのは名刺入れとかなのかなって思ったり。

ひろゆき:名刺入れ? 名刺持ってるの?

学生:名刺持ってれば一番いいんですけど、単純にはだかで受け取るよりは、この人一応マナーあるのかな、とか。

ひろゆき:ほかにあります? こういうの実は持ってましたみたいなの。

石渡:名刺持たない? 別に持たない?

学生:すごいどっちでもいいですね。マストでは無いかな? あ、じゃあ、しきたりでよく言われてるマストなものって何ですか? 都市伝説的に。

石渡:何書いたっけな? 結構忘れてるんだけど。

ひろゆき:名刺を持ってくと、相手の名刺を貰えるってのは確かに正しい。相手の名刺もらって、連絡先もらって、今日はありがとうございましたってメールとか、個人的に出来るから。そういう意味で名刺を持ってくって、結構有利な気がする。

石渡:あえて言えば、手帳とかノートとか。当たり前っちゃ、当たり前だけど。

学生:僕はネタっぽいものを持っていったことがあって、実際どうなのかわからないですけど、ガチャピンの筆箱を持っていったんですけど、人事の方と仲よくなったから、ちょっとは得だったのかなと思って。会社の説明会に何度も行くことがあったので、人事の方が女の方だったんで、ガチャピン可愛いよねって言われたことがあって。それで調子に乗って毎回持っていって、ドヤ顔で見せるっていうのが。

ひろゆき:それは役に立ったのかい? 本当に。

学生:結果として落ちましたけど(笑)。でも人事の方とは結構仲よくなれる。

ひろゆき:笑いの一個を提供して、楽しい雰囲気を作るのはあり。

自作資料の活用法

学生:マスコミ系受けてたことがあるんですけど、自分で作った紙みたいなのとか(持って行きました)。

ひろゆき:作った紙?

学生:最近フリペとかやってる人多いじゃないですか。だったり、個人的に友人とかに見せる、情報を載せた紙とか作ってたときもあったんで。

ひろゆき:それは小物ってほどじゃなくて、武器だね。

石渡:フリーペーパーは危険だと思いますけどね。結構作ってる学生が多いので渡されても困るんですよ、採用担当者が。時間がない時にそれを見せられても。

ひろゆき:どうせ読まないで捨てるしみたいな?

石渡:ええ。

ひろゆき:まあすげえ面白そうなフリーペーパーだったら、あれなんじゃないですか? 表紙がビヨークとかだったら「え? 何で撮れたの」みたいな(笑)。

学生:だいたい聞かれるんですよね。「何かやってる?」って言われるから……。

ひろゆき:ああ、説明がてらに「こういうの」って。

学生:渡して、是非読んでください、とかではないです。

ひろゆき:聞かれたから答えますよって時の資料としてあると、たしかにそれは便利。

学生:自己紹介で書いてあったら、100%聞かれるじゃないですか。聞かれて答えることは、その場で出せたらいいかなっていう。

ひろゆき:相手がどんな質問をするかって、結構予測して動いてるんだね。

今や業界別の対策が当たり前

学生:石渡さんもいろんな体験者の話を聞かれてると思うんですけど、何聞かれるかっていうのは、当然、十中八九対策できますよね。

石渡:対策ってどういうこと、例えば。

学生:自分が何々を頑張ってました、みたいなことを書いてあったら、「じゃ、どんなことをやってたの」って100%聞かれるじゃないですか。それで、うまく伝えるやり方は対策出来ますよね、多分。

別の学生:業界特有のものですよね。

ひろゆき:え?

学生:例えば広告会社とかだったら、電通と博報堂の違いを詳しく説明してください、だとかそういうもの。そういうもの以外だったら、だいたい就活本の書いてあることで、何冊かざっと見て、多いような質問だったら出ると、予測はたつんじゃないかなって。

ひろゆき:業界で聞かれがちな質問とかってあるんですか?

学生:業界本、マスコミだったら「マス読」って本があって。いろいろ出てるんで、そこで就活生のレポートだとかも載ってますんで、そういうのを見て対策するんじゃないですかね。

ひろゆき:出版だと、電子書籍は今後どうなりますか、とか聞かれそうな気がするんですけど。

学生:聞かれました。

石渡:業界関係者だって、わかんないって人いっぱいいますからね。

ひろゆき:わかんないけど、ある程度それなりに、kindleはうまくいきますよみたいな、適当なことが言えたほうが、この業界の勉強をしてるんだなってのは伝わる。でも最終的には紙を押したほうが、みたいな。