五郎丸選手「まず日本を応援していただいて、余裕があれば僕も…」海外挑戦会見

五郎丸歩選手 海外挑戦記者会見 #2/2

歴史的な大勝利で日本中を沸かせ、“五郎丸ポーズ”で一躍時の人となったラグビー日本代表の五郎丸歩選手。ラグビーの世界最高峰リーグである、スーパーラグビーへの挑戦を決め、オーストラリアの強豪「クインズランド・レッズ」と契約。その報告のために会見を開き、記者からの質問に答えました。

ぜひ現地に応援に来てください

記者:J SPORTSのオグラと申します。よろしくお願いいたします。今回のワールドカップで増えたファンの方々も、オーストラリアまで見に行くのはなかなか難しいという方も多いかと思います。テレビ観戦するファンにこういうプレーを見せたい、または見てほしいというのはありましたら教えてください。

五郎丸歩氏(以下、五郎丸):そうですね、オーストラリア近いんでぜひ現地の方に来ていただけたらいいなと思いますけど。5月の21日でしたかね、サンウルブズとの試合もサンコープ・スタジアムで予定されてますし。ぜひツアーで来てください。

記者:あと、五郎丸さんが考えるスーパーラグビーの魅力というのはなんでしょうか?

五郎丸:間違いなく世界最高峰ですね。ワールドカップの決勝もオーストラリアとニュージーランドという決勝をやりましたし、そこに南アフリカ、アルゼンチン、日本といったチームが参戦しますんで、本当に高いレベルでラグビーができる環境があると思います。

記者:ありがとうございます。

司会:次の方お願いします。

記者:テレビ朝日モーニングショーのサイトウと申します。日本の選手もワールドカップなどで活躍すれば海外からのオファーが来て、海外に挑戦して、活躍できるということを示すということになると思うんですが、そういった意味で日本人選手のこれからの世界への道だとか、日本のラグビー界を切り開いていく部分の責任とか思いとかっていうのは今いかがでしょうか?

五郎丸:そうですね。可能性についてはワールドカップでしっかりと示せたと思っています。ただ僕がスーパーラグビーの第一人者でもないんでね。パナソニックワイルドナイツの堀江(翔太)選手、田中(史朗)選手、彼らがスーパーラグビーに参戦して日本人の可能性というのをしっかり示してくれたからこそ、他の選手たちもスーパーラグビーでプレーしたいという気持ちも強くなっていますし、またワールドカップのああいった結果というのも彼らのお陰であるというふうに思っています。

記者:ありがとうございます。

ラグビー人気を2019年のワールドカップまで

記者:TBSテレビ、ひるおび!のハヤカワと申します。よろしくお願いいたします。ワールドカップ以降、ラグビー人気というのが全国的に取り上げられていますけれども、これを五郎丸選手ご自身はどのようにご覧になっておりますでしょうか?

五郎丸:非常に嬉しく感じております。僕だけではなくて、ラグビーに携わるすべての人たちが本当に嬉しく思っておりますし、大きさはどうあれ、ラグビーを本当に盛り上げたいといった方たちがラグビー界のなかにはたくさんいて、それが今まで実現できなかったことが不思議なくらいすごいパワーを秘めていると思いますんで、こうやってメディアのみなさんに取り上げていただける機会が多くなればなるほど、ラグビーというスポーツをみんなに知っていただいて、2019年のラグビーワールドカップの成功につながっていくんではないかと思っております。

記者:今、2019年というお話がありましたけれども、次のワールドカップまでこのラグビー人気を維持するためにはどういったものが必要とご覧になっておりますか?

五郎丸:まずプレイヤーだったり、関係者のみなさんがラグビーを知っていただきたいと今まで思い続けていた思いというのを常に持ち続けていく必要はあると思いますね。

記者:最後にもう一つですね、これから海外で挑戦されるということですが、日本のファンのみなさんにどういうふうに応援してほしい、どういうふうに見て欲しいと思われているでしょうか?

五郎丸:まずは、スーパーラグビーに参戦する日本のチームであるサンウルブズの大きなサポートをみなさんにしていただきたいですし、余裕があるんであればレッズの方の僕のプレーにも少しだけでいいんで、注目していただければいいと思います。

記者:ありがとうございました。

ヤマハがある磐田はどんなところ?

記者:浜松エフエム放送のオガワです、よろしくお願いします。10月末にお話をして、11月、今月の頭にサインをしたということなんですが、清宮監督にはどの時点でお話をして、どんな言葉をかけていただいたのか教えていただけますか?

五郎丸:この話をいただいた時は、ヤマハ発動機ジュビロはニュージーランド遠征に行っていましたんで、携帯の方に連絡させていただきまして、オファーがあって自分自身もチャレンジしたいという気持ちを伝えたところ、素直に「頑張れよ」という感じでしたね。

記者:はい。そして、これから海外に行くということでチームメイトとも色々とコミュニケーションを取ると思うんですが、例えば五郎丸選手が日本から来ました、静岡から来ましたとなった時に、五郎丸選手が居た「磐田ってどんなところ?」と聞かれたらどうお答えになりますか?

五郎丸:「のどかでいいところですよ」、と。

記者:ちなみに「美味しいものは?」と聞かれましたら。

五郎丸:僕は日本どこに行ってもトンカツが好きなので。

記者:トンカツは醤油で食べるんですか?

五郎丸:家は醤油ですね。

記者:はい、ありがとうございました。

司会:他にいかがでしょうか?お願いします。

記者:読売テレビ、情報ライブミヤネ屋のイノウエと申します。今回レッズに行くことに対してのプレッシャーというのは感じておりますでしょうか?

五郎丸:先ほども言わせていただいたとおり、失うものは何もないんで、思いっきりチャレンジしようと思います。

記者:もう一点お願いします。五郎丸選手と言えば、キックをする前のポーズも含めたルーティンというものが注目されているんですけれども、私生活の方でも決まったルーティンみたいなものがあったりするんでしょうか?

五郎丸:ありません。

記者:ありがとうございました。

語学もしっかりと学んでいきたい

司会:次の方どうぞ。

記者:産経新聞静岡支局のタナカと申します。地元の記者ですので少し地元磐田のことについてお伺いいたします。地元磐田で五郎丸さんが好きなところ好きな場所などあれば教えてください。

五郎丸:磐田の街は海が非常に近いんで時間があれば海に行っていますね。

記者:オーストラリアに行かれて新天地で懐かしく思い返す磐田の風景などどんなところかなと想像されますか?

五郎丸:会社ですかね(笑)。

記者:ありがとうございます。

司会:はい、サイドの方どうぞ。

記者:度々すいません。フジテレビ、グッドモーニングのオオノと申します。プレーするにもチームメイトとのコミュニケーションが大事だと思いますが、英語はどのように勉強されようと思っていますか?

司会:ヤマハ発動機というのは海外シェアが8割位なので、海外に行かれる方が多いですし、そういった語学を学ぶシステムというのが会社にございますので、そちらでしっかりと勉強していきたいと思います。

記者:ありがとうございます。最後にラグビーは体作りが重要だと思いますが現地ではどのように食事を摂っていこうと思われていますか?

五郎丸:妻も一緒に行きますので、いつもどおり、美味しいご飯食べて元気にラグビーします。

記者:やはり奥さんの手料理で体を作っていくということですね。

五郎丸:だと思います。

Wカップを終えた今、「新たな個人のチャレンジ」を

記者:サンスポのヨシダです。まだ出ていなかった質問で、多分今年は南アフリカとかばっかり見ていたので、あまりレッズをしっかり見る機会はなかったかと思うんだけれども、以前からのイメージとか、相談が来てから少しイメージすることもあったかと思うので、レッズ自身のイメージはどんなふうに考えていますか?

五郎丸:レッズのイメージとしては優勝した時のイメージが非常に強いですね。メンバーが変わって、今どんなふうになっているかは把握していないですけれど、優勝した時のイメージのまんまで行きたいと思っています。

記者:読売新聞のオビツと言います。先ほどから「ゼロからのスタート、だから思いっきってチャレンジする」というお話がありましたけれども、こちらは2019年に向けたご自身の新たなステップというふうに考えてよろしいんでしょうか?

五郎丸:その一環としては今は考えていないですね。4年間で日本のラグビーの環境を変えるとチーム一丸となってやってきましたけれども、それを一つ、目標を終えたので次は新たな個人のチャレンジとして捉えています。

記者:再び、東京中日オオトモです。五郎丸さんは、これまで海外でプレーすることに関してはそんなに興味がないということを何度がおっしゃっていましたけれども、今回オファーを受けた時にすぐに「ぜひやりたい」と思ったということは、オファーの時にどういうところを評価しているだとか、こういう条件でとか、向こうからより具体的なことを聞かされたのでしょうかというのが一つ。

また、ヤマハに在籍したままのチャレンジということを選択したのは五郎丸さんの意向でもあったのか、あるいは話し合いのなかでそういうことになったのかその辺りを聞かせてください。

五郎丸:まずクインズランド・レッズを選んだのは、一番最初僕がラグビーで海外に出た出先がクインズランドだったということが一番大きくあります。

二つ目にあとは家族との時間がしっかり取れると。その2点で決めさせていただきました。

社会人入ってからヤマハでいろんな経験させていただきましたんで。ヤマハを捨ててレッズに行くとかいうのは、シーズンも逆ですし、オプションにはなかったですね。

記者:逆にトップリーグ、ヤマハに在籍したまま行けるというのが今回の移籍、チャレンジの前提になって決断できたということでしょうか?

五郎丸:ヤマハ発動機の方が理解をしていただいて今回気持よく送り出していただけましたけれども、もし送り出してくれなかった場合はクインズランド・レッズさんに行くという強い気持ちは持っていました。

記者:はい、ありがとうございます。

環境に左右されないパフォーマンスを

司会:真ん中の方お願いします。

記者:日本経済新聞のタニグチと申します。日本代表の同僚の選手たちがスーパーラグビーにそれぞれ行って、成長してそれぞれいろんなものを持ち帰ってきたと思うんですけれど、五郎丸選手自身はどういったところで成長したい、あるいは成長できるんじゃないかと思っていらっしゃいますか?

五郎丸:僕はまだ行ったことがないんで未知ですけれども。もう一度ゼロからスタートをきれるという楽しみが一番の魅力ですかね。

記者:リーチマイケル選手からも海外に行ったほうが色々経験できるというアドバイズももらったという報道も目にしましたけれども、言える範囲でどういったふうに後押しされたのかというのを教えてください。

五郎丸:エディー・ジョーンズにですか?

記者:リーチマイケル。

五郎丸:そうですね、そんなに後押しされてないですけれど(笑)。長所短所あるんで、海外に行ってももちろん短所ありますし、国内にいても長所短所あるんで。あまりそういうところに左右されずに、しっかりとパフォーマンス出せるような人間として大きくなって帰ってきたいと思います。

記者:フジテレビのオオムラです。すみません、度々。先ほどブリスベンにも日本のみなさん来てくださいとおっしゃっていましたけれども、ブリスベンに行ったら特別なファンサービスはなにかあるんでしょうか?

五郎丸:僕は新人なのであまりでしゃばることができないんで、チームの意向にそって自分ができる範囲でやりたいとは思っております。

記者:ちなみに奥様の手料理で一番好きなものはなんでしょうか?

五郎丸:なんですかね。なんでも普通に美味しいです。僕あんまり美味しくないとか言わない人なので、なんでも美味しいです。

記者:なんでも「美味しい、美味しい」といって、そしたら奥様も喜ぶわけですね、そうすると。

五郎丸:家ではあんまり美味しいと言わないですけどね。

記者:最後に南アフリカ戦からまだ2ヶ月経っていないじゃないですか。私たちもすごく盛り上がりましたけれども、五郎丸さんのこの2ヶ月弱の変化というのは大変なものだと思うんですよね。冷静にこの2ヶ月弱を振り返って、どんな2ヶ月弱でした?

五郎丸:4年前からこういう姿に日本代表としてなりたいといったビジョンを持って1年1年やってきましたんで、まずこういう環境に置かれている姿というのは非常に嬉しく思っております。

あと「お前ラグビー大丈夫か」というふうに思われていますけれど、意外と結構元気なので、しっかりとまずは11月の14日、開幕戦しっかりと良いパフォーマンスだせるように頑張ります。

記者:ありがとうございました。

対日本戦はやりにくい?

司会:それでは最後。

記者:テレビ東京のフクダと申します。チームを選んだお話しだったんですけれども、選んだということは他のチームからもオファーがあったんでしょうか?

五郎丸:クインズランド・レッズさんの方からオファーをいただきました。

記者:あと契約なんですけれどもひとまず長くて8月まで。その後、次のシーズンだとか、その先どういったプランをお考えなんでしょうか?

五郎丸:そうですね。大きな目標というのが一昨日くらいにできましたけれども、ここでは言わないです(笑)。その夢が実現できた時にみなさんの前でまた発表したいと思います。

記者:楽しみにしています。ありがとうございます。

司会:それでは最後の最後で一つお願いいたします。

記者:すいません、追加質問させてください。グループは違いますけれども、日本代表のサンウルブズとレッズが対戦する日程も組まれています。日本代表チームの今度は相手として戦うというのはどういうふうに考えていますか?

五郎丸:非常にやりにくいと思いますね。日本のファンの方も、嬉しくその試合を見ることになると思いますけれど、やはり現地に来ていただいてスタジアムの半分くらいを日本のファンの方で埋めていただければみんな嬉しいと思います。

記者:あとチームカラーの赤という色に持っているイメージ、印象があれば教えてください。

五郎丸:非常に情熱がある色かなといったイメージですね。

司会:以上をもちまして質疑応答の時間を終了したいと思います。

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