郵便受けで○○は住居侵入罪!?
西野亮廣(以下、西野):これどれくらいしゃべるんですかね?
会場スタッフ:2時間かかりますので……。
西野:2時間しゃべるんですか!?
(会場笑)
会場スタッフ:5分くらい、とりあえずスタートまでつないでもらっていいですか?
西野:スタートまでつないで、なるほど。僕もこんな感じなんで、今着いて急にしゃべって……実は、奥のほうで内閣の人とか、すごい偉い人がいてそこで登壇して挨拶したんですけど、「ゲー!」っていうくらいスベってしまってですね。
調子が悪いですね。取り戻さんと、今日は。すごくいいことを聞いたんです、僕。これ勉強になったんですけど、うちの女性スタッフがストーカーに遭うたんですよ。毎日おっさんにつけまわされたんですって。
何日かつけまわされて、ある日ピンポーンってインターホンが鳴って、覗き穴から覗いたら、そのドア1枚挟んだ向こうにおっさんがおった。50代くらいのストーカーがおったんですよ。
それでこれだけじゃなくて、そこはいわゆるオートロックなんかしてないマンションなんで、ドアを挟んだ向こうにおっさんがおったんですけど、これだけじゃなくてこのオヤジがすげーヤバイやつで。
下脱いでパンツも脱いで、ごめんなさいね、女性の方……。ポコチンを郵便受けに入れて腰振ってたんですって。ドアでずっとやってて。ヤバイじゃないですか?
それで、警察に通報してすぐ現行犯逮捕で。何もなかったんで大丈夫だったんですけど、これ、何の罪に問われるかというと、3つの罪に問われたんですって。1つ目はつきまとったから脅迫罪です。2つ目は下を出したから猥褻物陳列罪。で、僕勉強になったのは3つ目なんですけど、これ住居侵入罪なんですって(笑)。
(会場笑)
西野:ここ(局部)だけでもどうやらカウントされるらしいですよ、1人として。ここだからカウントされたのかもしれない。男が入ったっていうことらしい(笑)。これ住居侵入罪なんですって。(笑)。この話をさっき内閣の人の前でしゃべったらえらいスベって。
(会場笑)
西野:「今ちゃうやろ!」みたいな文句言われて、大変でしたよ(笑)。
会場スタッフ:飲み物ございますので、どうぞ。
西野:これ飲めるんですか? みなさん、酒飲めるらしいですよ。みなさん、飲み物飲み放題なんですって。飲んどいたほうがいいっすよ。
ソクラテスカフェとは何か
西野:これちなみに、今日やること、話すことの趣旨を知ってるって方、どれくらいいらっしゃるんですか?(会場を見渡す)……もう、何かようわからんまま、とりえあえずここに集まったという状態ですよね。同じ状態だ。
我々とお客さんと、こういうおしゃべりしながら、みたいなことですかね?
会場スタッフ:はい。もともとソクラテスカフェっていうのは、フランスで学生たちがたむろしながら哲学について語り始めたっていうのがきっかけなんですけど。
その中でお酒飲みながら盛り上がってたりとかしたら、いろんな人が参加しているので、「こうでもない、ああでもない」と。結論とかなくていいんだけど、みんながいろんな意見を聞きながら勝手にしゃべるっていうのが、おもしろいねっていうコンセプトでやってますので、みなさん、お2人だけじゃなくてみなさんの意見をお伺いしながら、おもしろい話ができればいいなと。
西野:はい。じゃあそういうことですよね。僕だけで笑ってしゃべってるわけじゃなくて、お客さんと。ちょっとこういう場ですから、そうしましょうよ。
「これについてしゃべる」みたいな、「その話聞きたい」みたいなの、ある方いらっしゃいますか?
参加者:仕事の広げ方。
西野:仕事の広げ方! これおもしろいですね。他にいらっしゃいますか?
参加者:アートとデザインみたいな。
西野:よし。僕もよくわかってないですね、それおっしゃられたほうがいいですよね。はい、奥のおじさん。
参加者:学校について。
西野:学校! 他いらっしゃいますか?
参加者:お金について。
西野:お金。これ、僕めっちゃいい話持ってます。
(会場笑)
西野:僕ね、いいの持っているんですよ。最近仕入れたんですよ。最近むっちゃ考えてた。「お金ってなんやろう?」っていうのを、1回ちゃんと考えてみたんですよ。他に誰かいらっしゃいますか?