ホリエモンとのババ抜き対決の話

(テレビ番組でのホリエモンとのババ抜き対決を振り返って)

DaiGo氏:ランダムに(トランプが)混ぜられて並べられて、堀江さんが一切カードを見ないって状況になったら、僕はわからなかったと思うんですけど。あれ、前に立てるでしょう、こうやってカードを。あれを見ないのは不可能なんですよ、事実上。

(ニコニコ動画のコメント)「それ俺らでも当てられる?」練習すれば誰でもできると思いますよ、あの当て方は。

(ニコニコ動画のコメント)「女性は、やり方変える?」女性というか性格によって変えますね。どれくらい悩むのかとか。だから、この人だったらここに置きそうっていうか、思考を辿るっていうのが大事なんですよ。

この人がパッと置いてたら、ここにいきそうかなとか。あまりに時間がかかっていたら悩んでそうだなとか。この人多分両端はいかないだろうな、っていうのを見ていくんですね。普通は両端はいかないですね。

例えば、僕がカードをばっと見て、すぐ「これですね!」って、「これがジョーカーです。あとは普通のカードです」と当てたら、これは単なる超能力です。

でも僕は、見るとわかるんですけど、両端なのか真ん中なのかっていうので最初攻めていって、どっちかっていうのを見てじょじょに絞っていくんですね。

カードではなく相手の思考を読む

(ニコニコ動画のコメント)「堀江さんが横にしたのはどう思いました?」堀江さんが横にしたのはおもしろいんですけど、あれは目線に出やすいっちゃ出やすいですね。

1枚だけ縦にするとか横にするとかギザギザにするとか、そういうトリッキーな方法というかやり方がありますけど、結局読みづらく……。

僕が読むのはカードではなくて相手の思考パターンというか、どうやってそこに辿りつくかってことを読んでいくので、基本的にカードの位置とかはあまり関係ないですね、位置というか(カードの)置き方は。

(ニコニコ動画のコメント)「微表情みてるんですか?」微表情(笑)。あの距離で微表情を見るのはかなり難しいです。これ本当は有料で言うべきことなんですけど、実際白状するとですね、僕はそんなに相手の表情を観察するのが上手いタイプではないんです。自分ではそう思ってるんですよ。

何でかって言うと、僕はわりとシステム脳というか男性脳的なところがあるので、人間の感情とか共感能力は低いんですね、多分。脳のタイプとしては。だから相手の感情をいわゆる女性みたいにつぶさに見破るっていうのは向いてないんですね。

向いてないから僕は何をしてるかっていうと、ああいうトークとか心理戦とかあのやりとりで相手を動揺させてボロを出させる。つまり観察しやすくしているんですよね。ていうことをやっているんで。いわゆる読むのが上手いタイプのメンタリストの場合は、もっと素早く当てる人もいるのじゃないかなって思っています。

最初に(テレビで)やった3色のボールのはですね、あれはスタッフさんに「ちょっと1個やってもらいませんかね?」って言われて、「じゃあ」って言ってやったやつですね。テレビでパフォーマンスするのが久しぶりすぎて、あれが一番緊張しましたね。

だからどちらかって言うと、メンタリストは僕が勝手に思うに、読み取る側のタイプと誘導する側のタイプが得意な人がいるんですよ。で、読む側の人っていうのは洞察力があって、誘導する側の人っていうのは説得力があるんですよね。僕はどちらかというと説得タイプなんだと思います。

僕も一時期すごいもっと読む力を鍛えなくちゃって悩んだ時期とか練習した時期とかあったんですけど、結局自分が一番強いものを伸ばしたほうが使えるんですね。だから、読む力が海外のメンタリストとかと比べると高くないなとわかった時に、逆に説得力のほうを鍛えていったら読む力が弱くてもできるんじゃないかっていうところを考えていくのが大事なんですね。

日本人は口の周りに感情が出やすい

(ニコニコ動画のコメント)「読心術の本ってありますか?」読心術関連の本はあるんですけど、さすがにここで紹介できないんだな。

(ニコニコ動画のコメント)「当てるのは説得じゃないよね?」当てるのは説得じゃないんですけど、ボロを出させるのは説得に近いです。説得っていうのは結局言葉によって相手の態度を変えたり相手の行動を変えたりするのが説得なんですね。

ていうことは、相手が絶対顔に出さないぞっていうふうに自分を守っている状態をいかにして感情が出る、動きが出るような状態に持っていくか、そういう行動をとらせるかっていうことなので、行動を誘導するっていう意味では説得の一種だと僕は考えています。

(ニコニコ動画のコメント)「どこに感情は出やすい?」感情の出やすさは人によって違います。日本人は口の周りとかに出ますね。だからよく日本人はこうやって(口を隠すポーズ)口を押さえるじゃないですか、笑った時とかに。ここに出るってわかっているから。

でも欧米人の友達とかとしゃべるとわかるんですけど、皆額が動くんですよ、めちゃくちゃ。これがやっぱり日本人との違いではあります。

(ニコニコ動画のコメント)「マツコロイドでも見破れますか?」(笑)。マツコロイドは無理じゃないかな。一切しゃべらないであれやれって言われたら無理ですね。厳かな環境でやれって言われたら多分僕は無理だと思います。そんなに読む力よくないので。

(ニコニコ動画のコメント)「おでこどうやって動くの?」おでこっていうのは眉とかおでこ周りの筋肉、目より上の筋肉ってことです。

(ニコニコ動画のコメント)「夏野総研から来ました!」ありがとうございます。夏野総研から来た皆さんに一応お話しておきたいんですけど、僕に毒舌は期待しないでください。

時々やりますけど、夏野さんみたいなすごい毒舌っていうのはあまりないですし。言う場合があったとしても説得に近い感じになっちゃいます。好感度があまりない毒舌になる可能性が高いので、あまり期待せず見てください、ぜひ。ありがとう。

(ニコニコ動画のコメント)「トイレタイム待ったなし」トイレタイムまったなし(笑)。

(ニコニコ動画のコメント)「マッタリスト」今日ちょっとまったりしてますね。ばば抜きもざっくり話したし、メンタリストの心理戦についてもそこそこしましたね。あとは何を聞きたいかを皆さんに聞きたいと思うんですけど……。

それをやっている間にちょっとですねー。まあいいや、本は後で紹介しましょう。

ぬこ(猫)のメンタリズムは難しい

(ニコニコ動画のコメント)「メンタリスト同士で対決したことある?」メンタリスト同士の対決は実はないですね。

(ニコニコ動画のコメント)「語学の勉強方法を教えてください」語学の勉強方法? 

(ニコニコ動画のコメント)「また無料がロングにw」また無料がロング。いや、大丈夫、大丈夫。

全然ばば抜きの話と関係ないところが……。

(ニコニコ動画のコメント)「ねこー」ぬこ? 

(ニコニコ動画のコメント)「ダレン・ブラウン(イギリスのメンタリスト)のすごいところは?」ダレン・ブラウンは時代を作ったっていうのがすごいですね。

ぬこ様(膝の上に)乗ってました。猫は尻尾の付け根を触ると気持ちいいみたいでよく寝ちゃいますね、こうやって(猫の尻尾を触る)。

(ニコニコ動画のコメント)「ライ・トゥ・ミーってドラマ見ました?」『ライ・トゥ・ミー』は好きですよ。よく見てます。ぬこ様は一緒に寝てます。

(ニコニコ動画のコメント)「猫にもメンタリズム使うの?」ぬこのメンタリズムは難しいんですね。むしろぬこに使われている可能性がありますね。

(ニコニコ動画のコメント)「起きるのも一緒?」起きるのは、ケースバイケースですね。ぬこのほうが早い場合もありますね。

(ニコニコ動画のコメント)「ぬこは夜行性じゃないの?」ぬこて夜行性なんですけど人間と一緒に育って生きている家猫って種類の猫は、人間に生活リズムを合わせて夜寝るんですよ。

(ニコニコ動画のコメント)「だいごさんは、社畜じゃないけど猫畜である」(笑)。社畜じゃないけど、猫畜ね。それは間違いない。

観察力を鍛えるのにおすすめの本

(ニコニコ動画のコメント)「本の紹介した?」本の紹介まだしてないです。本の紹介1冊目やりましょうか。どれがいいかな〜。あんまり難しすぎないやつで1個いきましょうか。

初めての人も多いんで。これもう古株の人、最初から見てる人は1回見たことあると思うんですけど、他にも今日何冊か紹介しますんで、とりあえず1冊紹介しましょう。

表情分析入門―表情に隠された意味をさぐる

やっぱり、とはいえ、ある程度の観察力は必ず必要になってきます。相手を読むっていうことを考えるんだったら、ある程度の観察力は絶対必要になってくるんで。

じゃあ観察力で、相手の顔を読むとか相手の表情や仕草を読むというのがどういうものかっていうのを、ちゃんとした学術書で。

これは学術書までいかなくて学者が書いた一般書なんですけど、これ見て本気で練習するとけっこう(表情とかを)読めるようになります。さっき話題に出てたマイクロエクスプレッションの本なんですけど。これですね。

しかも値段が意外と安いです、この手の本にしては。3000円くらいなんで、これはもう圧倒的に安い。

本を買う時は、本自体の値段の高さっていうよりも、その本を読んでどのくらい知識が身につくのか、どれくらい得があるのかっていうことを考えてみるが一番大事なんで。

そういう意味では、この本はいわゆるペイする本ですね。ペイしない、わけのわからない本を3冊とか4冊とか買うことを考えたら、こういう本を1冊買ってボロボロになるまでじっくりやるっていうのがオススメではあります。

大事なのは技術を見つけたらそれを試してみるっていうことですね。