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エンジニアとして成長し続けるために必要な転職とは?(全2記事)

2025.10.09

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「給与いくら上がる?」を面接で聞けない問題 複数内定エンジニアが頼ったもの [1/3]

提供:マイナビAGENT

複数の内定を獲得したエンジニアが、最終的にSansanを選んだ決め手とは何でしょうか? 「条件面では横並び」だった企業の中から、なぜ1社を選び抜けたのか。そして転職活動で最も悩むのが「給与はいくら上がる?」「残業時間は実際どう?」といった聞きにくい質問です。元エンジニアのキャリアアドバイザーが、こうした本音の質問をどう解決したのか。入社後の「4ヶ月でチーム変更」という変化やAI時代に求められるスキルまで、転職成功者とマイナビエージェント担当者が本音で語ります。

前回の記事はこちら

「成長したい」から始まった条件の具体化と優先順位づけ

平山鋼之介氏(以下、平山):じゃああらためて視点を変えて、転職活動というところで、実際に2人、石川さんと坂尾さんにおうかがいしたいんですけど。今エンジニアは売り手市場って言われている中で、実際転職活動すると選択肢に入る会社はものすごくたくさんあると思います。実際お二人も、たぶん複数の会社から内定が出てSansanを選ばれたと思うんですけど。

当時の会社選びのポイント、どういう視点で会社選びをしていたかをあらためておうかがいしたいんですけども。まずは坂尾さんからいきましょうかね。転職活動のポイントは?

坂尾玲士氏(以下、坂尾):そうですね。最初は本当に成長したいというところから入ったんで、そういったことを条件にはしたんですけど。もう少し、具体性のある条件、希望を考えたほうがいいと、天野さんにアドバイスをいただいたので。いくつか自分の中で思うところを書き出すところから始めました。

そこには成長ができるってこともそうですし、勉強ができる環境が整っているかとか、年収ももちろんそうですし、福利厚生であったりとか。あとはエンジニアとして楽しく仕事ができるかどうかというところで、新しい技術が使えるかとか。

あとは今だとAIに関連して。例えばAIを作れるとか使えるとか、そういったAIに関連したことが可能な業務で、何かしら関わることができる、といったようなことも条件に含めていました。


平山:最初は成長環境だったけども、そういう、たくさん自分が大事にしたいことをリスト化していって、1個ずつ調べていったみたいな感じですか。

坂尾:はい。そうですね。

平山:自分でリストを作られたんですか。

坂尾:そうですね。天野さんと話しながらなんですが、その中でリストを作るだけではなくて、優先度みたいなところ、ここは譲れないとか、ここは譲ってもいいけどできるだけ入っててほしいとかそういったところのランクづけとかも、一緒にやりました。

平山:なるほど。単純なリスト化じゃなくて、ランクづけも天野さんに相談しながら一緒にやってきたと。

坂尾:はい。

平山:石川さんはどうですか。

石川勇太氏(以下、石川):そうですね。私もある程度候補を挙げた上でランクをつけるというのは、同じくやっていて。私の場合は自分がやりたいこと、今後やりたいことと、今後のキャリアにどう活かせるかだったり、実際問題年収どれぐらいなんだろうみたいなところと、最後に働き方ですね。

今回の転職で何を優先しようかみたいのを考えた時に、家庭の事情的なところも大きくウェイトを占める年齢にはなってきたかなと思っているので、まず一番に働き方かなと。ある程度家庭を優先できる、柔軟な働き方ができるかみたいなところは、すごく重視をしていました。

平山:最初はやりたいことから始まって、条件とかあるけれども、やっぱり働き方、特に今家庭環境もあって、大事にされたいというところだったんですね。ありがとうございます。

元エンジニアCAと整理する、マスト条件とウォント条件の優先順位

平山:天野さんにおうかがいしたいんですけど、2人みたいにたぶんそれぞれの状況でいろんな会社選びのポイントって変わってくると思うんですけど、天野さんの立場でどういうふうに関わったり、アドバイスされているのかを教えていただいてもよろしいですか。

天野紗江氏(以下、天野):そうですね。今お二方からお話しいただいたものがすべてな気はするんですけれども、やはり条件ってたくさん出てくると思うんですよ。みなさんの全部を叶えられたら、それはベストという感じかなと思うんですけど。やっぱり、そうはいかないことのほうが圧倒的に多いので。

まずは、もうマスト条件とウォント条件で分けて考えましょうという話は、紹介面談の頃からさせていただいていて。そこの条件を基に、例えばこういう職種はどうですかとか。あとはワークライフバランスが優先なのであれば、そっちじゃなくてこっちのほうがいいんじゃないですか、とか。

逆にキャリアを築きたい、技術をつけたいのであればこっちのほうがいいんじゃないですかという提案をしながら方向性をすり合わせる、志望群を決めていくみたいなところは、意識をしてやっているところかなって思っています。

平山:そっか。まずはリストアップした上でマストとウォント。絶対譲れないやつが、あったらいいなみたいな。

天野:そうですね。そこは決めてもらったほうが動きやすいですし、納得して転職活動を終えられますし。次の会社で長く働ける、そういった環境を作れるのかなというふうには思います。

平山:それをしっかりご本人とやりとりしながら、「それだったらこっちじゃないですか」「こっちじゃないですか」というかたちでアドバイスされていくと。

天野:そうですね。そんな感じでいつも進めてます。

平山:いいっすね。これはぜひみなさんやっていただきたいですよね。

天野:そうですね。ここが明確になるだけでも、けっこう決まってくるというか、軸が定まってくるので、そのぶん動きやすくはなるのかなという印象がありますね。

平山:はい、ありがとうございます。

最終決め手は「プロダクト規模」と「人の雰囲気」

平山:ではそんな選択を経て、最終的には西川さんと坂尾さんはSansanに入社したんですけど、Sansanにした決め手を教えていただきたいなと思います。じゃあまずは、石川さんからいこうかな。

石川:私は最終的に何社か内定をいただきまして、すべてにおいて条件がほぼ一緒ということで、すごく迷ってました。その中で、先ほど申し上げたとおり、働き方を一番優先したいってところなんですけど、すべての会社において優先できそうだと。

迷う理由が増えたなというところで、じゃあ次は何を優先しようかといった時に、今後のことを考えると、キャリアが一番広がる選択ってなんだろうってちょっと考えました。

そうなった時に、すべての会社はどこを選んでも、それぞれでいろんな経験ができて自分の身にはなると思うんですけど。それをどう今後のキャリアに活かせるか、最大値はどこだろうみたいなところを考えた時に、内定いただいている会社さんの中で、一番Sansanがプロダクト規模が大きくて組織規模も大きかったんですね。

そこの大きさってけっこう大事だなと思っていて。せっかく内定いただけているので挑戦できるというところもあって、Sansanにしたって感じですね。

平山:なるほど、ありがとうございます。最初は条件面で見たら3社内定出て、みんな同じだと。最初は働き方重視だったんですもんね。

石川:そうですね。

平山:働き方を見たらどれでも比較的叶えられるぞと。ただ最終的には成長環境、プロダクトの規模とか組織の規模とか、そういったところで選ばれたというところですか。

石川:はい。


平山:ありがとうございます。坂尾さんはいかがですか。

坂尾:そうですね。内定をいただいた段階では、希望条件はほとんど満たしていましたし、他社と比較する中で最初に希望した条件はそんなに変わらなかったんですが。Sansanにした最終的な決め手は、人の雰囲気とか自分と合っているかというとこだったのかなぁと思っています。

面接を経ていく中で、誰と話しても話が弾んだりとか、エンジニアとしての考え方とか大きな方向性や性質が、なんか似てるような気がして。

それって最初の自分の希望の条件には入ってないものなんですよね。定性的なので。ただ、面接になって初めてわかることで。それが実感としてあったので、最終的にどこにするかという段階では定性的な、ここは自分に合っててたぶん続けられる会社なのかなと感じたので。それが決め手でした。

平山:なるほど。リストアップをしっかりして条件も決めておいて、実際内定が出たら条件満たしてるぞと。他の会社も同じように条件を満たしている会社があったんですよね。

坂尾:そうですね。最終的に内定が出ている他の会社さんも条件はほぼ同じように満たしていましたね。

平山:じゃあ条件満たしてる会社が複数あって、最終的には一緒に働く人、雰囲気。最初になかった条件が出てきて決め手になったと。けっこうおもしろいですね。

そんな中で、これも大事だと思うんですけど、入社前後のギャップですよね。これ、いいギャップも悪いギャップもあると思うんですけども、なんか入ってみて感じたギャップをぜひおうかがいしたいです。石川さんから。

石川:はい。でもギャップはあんまりなくて。ある程度働き方、柔軟にできたらいいなというとこと、自分の中でおおきな会社、おおきなプロダクトでの挑戦だったり経験をしたいなと思って入社しているので。それが想定どおりと言いますか、想像どおり経験できてはいるところとあって、私はあまりギャップはないですね、。

平山:本当ですか?

(一同笑)

石川:はい。

平山:隠してません?

石川:隠してはない(笑)。

平山:あんまりそんなにギャップはなかったと。

石川:そうですね。

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