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エンジニアとして成長し続けるために必要な転職とは?(全2記事)

2025.10.09

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「給与いくら上がる?」を面接で聞けない問題 複数内定エンジニアが頼ったもの [2/3]

提供:マイナビAGENT

「4ヶ月でチーム変更」も歓迎 変化の激しさがいい意味でのギャップ

平山:坂尾さんはどうですか。

坂尾:私もギャップが何かあったというわけではないんですが、例えば成長したいと思って新しい環境に挑戦するってなった時に、実際に入ってみて、自分がエンジニアとして一番下であるような環境にいきたかったって思っていたんですが。それがそのまま、思ってた以上に周りの人ができる方ばかりだったので、なんかそこはいい意味でのギャップが1つあったのかなと思いますし。

それからもう一つ。入社前に聞いていた「変化が激しい企業です」という話があったんですけど、それも想像していたよりも変化が激しくて。私自身入社してから4ヶ月に1度くらいの頻度でチームが変わっていて。それはなんかネガティブなものではなくて、新しい業務に変わって新しいことを学ぶサイクルが頻繁に訪れているんですけど。そういった点では、すごくいい意味でのギャップがあったのかなと思っています。

平山:なるほど。すごく穏やかに言ってもらいましたけど、だいぶ激しいこと言ってますよね。

(一同笑)

そうすると、前職で12年やってきて、テックリードでけっこう上までいかれてて、当社に入ってみたら一番下から。しかもそれを求めてた。

坂尾:はい。

平山:なるほど。それ以上にまあまあそれが激しい環境だったってところと、それから変化の激しさ。4ヶ月で組織が変わる。人事担当の僕からすると、なんか申し訳ないなという気持ちにもなりますけど。それもポジティブに捉えていただいてたってとこですね。

もう一つ、坂尾さんの場合は、職種がちょっと変わってるじゃないですか。もともとプロダクトの開発を前職までやられていて、Sansanではコーポレートシステム。いわゆる社内の情シスですよね。なんかこのあたりの変化ってどうですか。

坂尾:もともと前職でプロダクト開発をする中で、兼務として情報システム部門もやっていたことがあったので、そこに大きなネガティブ要素はなかったです。ただ、実際Sansanに入ってコーポレートIT領域を担当する中では、想像していた情報システム部門の仕事とは少し違っていました。

想像していたのは、もう少しインフラをがっつりやって、運用・構築をずっとやるような、まさに社内のシステムを管理するようなイメージだったんですけど。実際の業務はそれだけではなくて、今までのプロダクト開発が、経験が活かせるようなアプリ開発だったりシステム開発だったり、それこそプログラミングを伴うようなことも今はやっています。

そういったところでは、まったく違う業務というよりは、今までの経験が活かせるようなキャリアチェンジだったのかなと思っています。


平山:
なるほど。ちゃんとプロダクト開発のキャリアが社内のコーポレートシステムに活かせている。そんなに結果的には大きなギャップはなく、やられているって感じですね。ありがとうございます。

「週2〜3出社」がベスト?リモートと出社のメリットを使い分け


平山:あともう一つ、働き方の話。先ほど石川さんからも出たんでおうかがいしたいんですけど。けっこう世の中の、特にエンジニアだとフルリモートで働くって会社も世の中多いと思うんですけど。Sansanはけっこう出社を大事にしている会社でもあると思いますが、そのあたり、出社という観点から働き方のギャップとか、実際働いてみてどうだったかってところも一言二言、お願いできますか。石川さんから。

石川:私は働き方重視をしたいというところで、家庭の事情的には、なるべく家にはいたいところはあるんですね。ただ、じゃあフルリモートじゃなきゃ嫌なのかというと、そうではないし。私は出社して直接コミュニケーションを取るのもすごく大事だと思っていて。そこはSansanの方針には、けっこうアグリーなところがあります。

ただフルリモート、フル出社。どっちに寄るでもなく、中間の週2〜週3あたりであれば、家庭の事情的なところを加味しても、問題ないかなとは考えています。

平山:家庭のこと、ご家族のこと考えるとやっぱりリモートのほうがいい部分もあるけれども、出社には出社のメリットがあると。

石川:はい。

平山:ちなみに僕、石川さんが入社当時のことちょっと覚えてるんですけど。オンボーディングって、入社時の研修が終わった後に社内のみんなで缶ビールを飲む「ヨリアイ」という施策がSansanにはあるのですが、すごくよく来てましたもんね。

石川:そうです。最初はもう積極的に声をかけて(笑)。

平山:なんか同じイベントにいた時に、石川さんがいろんな人にめちゃくちゃ声かけて、しゃべりながら、楽しそうにお酒飲んでいる印象がすごくあるので。

石川:そうですね(笑)。

平山:もう出社好きなんじゃないですか?(笑)。

石川:他人とコミュニケーション取ることは好きな方なので。入社した当初、もういろいろな人とコミュニケーション取って、いろんなこと知りたいなってのがあったので、ムッチャ声かけてました(笑)。

平山:ですよね。ありがとうございます。坂尾さんはどうですか。出社というところも含めて。

坂尾:そうですね。バランスと柔軟性が大事なのかなと思っていて。私個人の好みとしては、リモートで働くことで集中できることは一つメリットなのかなと感じているんですが、一方で出社することのメリットも確実にあって。出社してチームの人と話すとレスポンスが遅延がなく行えるところは、明らかに業務効率につながっているところなので、そこはそのメリットがあります。

これは、会社の方針でどういう比率にするかは決まっていくわけですけども、そこにそれぞれの従業員の生産性に関わってくる働き方なので、そこを柔軟に、その人ごとにある程度決められていくと、それは会社全体としての生産性が上がることなので。そういうふうになっていったらいいのかなと思っています。

平山:ありがとうございます。確かにそうですよね。集中して業務をやる時はリモートがいい時もあれば、でもコミュニケーションを取る時明らかに目の前にいたほうが生産性高い、早いことってありますもんね。

僕もよく社内を散歩することが多いんで。いろいろな方と話して、Slack打ってるあの数分間が無駄になるぐらい。直接の会話は大事ですよね。マイナビさんもそんなところはありますか?

天野:そうですね。わりかしこう、部署内で話す、コミュニケーション取るが大事になってきてはいます。もちろん個人に委ねられてはいますが、出社してそのタイミングでリクルーティングアドバイザーの方とか同じくキャリアアドバイザーをやっている人と話すのはあるかな、と。

平山:確かに。お二人の連携はメチャクチャ大事ですもんね。

佐藤大輔氏(以下、佐藤):はい。そうですね。もう同じフロアに出社しているので、進捗というかこの候補者さまがこの企業さまも受けてるとか、他の企業さんも受けてるという細かい話をもう対面で話をして進めていくことができるので、本来伝えられなかった情報が限りなく少なくなるような状況ではやっています。

平山:確かに。情報量がぜんぜん変わりますもんね。

「残業時間は?給与は?」聞きにくい本音をオファー面談で解消する方法

平山:じゃあちょっとそんな二人の連携も踏まえて、おうかがいしたいんですけども。この入社前後のギャップという観点だと、たぶんマイナビエージェントさんの立場からしてもムチャクチャ大事じゃないですか。

実際、候補者の方の入社前後のギャップをなくすために、それぞれの立場からやられているところ。どんなことをやられているか、ぜひおうかがいしたいんですけど。ではまず、天野さんからおうかがいしてもよろしいですか。

天野:そうですね。やはり求人票だけでは読み取れないところって本当に多くあるかなとは思っています。それを内定を承諾するまでの間にいかに情報を取ってこれるかとか、ご本人さまがそれを知れるかどうかが、一番大事だなとは思っているので。

実際に選考を進めて面接の中で現場の人が出てくることってけっこうエンジニアは多いんですけど、その時にその人と相性どうなのかどうかとか、社風が合うかどうかの判断をしていただいたりとか。内定になってからの条件面談、オファー面談みたいなものって「できれば言ってくださいね」というかたちで、設定をすることが多いんですけど。

そこで、面接で聞けなかったこと「残業時間、どのぐらいですか」とかあとは「実際給料ってどのぐらい上がりますか」とか、ぶっちゃけた話をできるのってそういった面談の場かなとは思っているので。そういう機会を設けて、そこで聞きたいところはもう全部聞いてもらって。

その上で、その会社で長く働けるのか、納得して転職活動できるのかを判断いただくようにはしています。その結果として、ギャップがあんまりない状態を作れているとか、あってもいいギャップのほうにつながっているのかなという印象はあります。

平山:なるほど。1つはこの現場の方が出てくる面接、そこで人柄とか社風を感じるみたいなところと。

天野:そうですね。

平山:もう一つがオファー面談。選考中には聞けないあんなことやこんなことを聞いちゃってくださいと。そんな感じですね。

天野:聞いちゃってほしいですね。もう面接ってどうしてもこう、うわべでしか……。

平山:まぁ、そうですよねぇ……。

天野:お互いさまだと思うんですけど、企業さんも本人もなかなかそこは話せなかったところでは、あると思うので。

ただそれって、意思決定するにはかなり大事なポイントです。リモートの頻度とか「逆にそこを柔軟にできますか」みたいなところって、わからないと転職できないと思っているので、そのあたりは確認をもちろん私もしますし、ご本人さんと企業さんでもすり合わせてもらって、というかたちですかね。

平山:初めて転職活動される方には、ぜひ覚えておいてほしいですよね。

天野:そうですね。大事なポイントだとは思います。

平山:確かに選考中に「給与がどれぐらい上がりますか」って聞いちゃったら、ちょっとまずいですもんね。

天野:なかなか、やっぱり。

平山:でも、それ聞かないと決めらんないですよね。

天野:決められないので。

平山:だからもうタイミング考えろと(笑)。

天野:(笑)。

平山:選考中はしっかりと社風とかを見て。

天野:もちろん選考中でも、私とかマイナビの中の人に聞いてくれれば、回収はできたりはするんですけど。

平山:あ、そうか。

天野:やっぱりこう、生の情報、企業さんからの直接の声の詳細が聞けたほうが、よりいいものにはなるかなとは思うので。

平山:なるほど。

天野:そのあたりですかね。

平山:坂尾さんも、そんなアドバイスを天野さんからされていたと。

坂尾:そうですね。やっぱり「聞きづらいことはこちらから聞いてみるので、何でも言ってください」というふうには言っていただいていました。

平山:なるほどね。直接坂尾さんから、Sansanの面接官には聞きにくいから、天野さんを通して聞いてもらっていたと。

坂尾:はい。そうですね。それで、かなり聞きにくいことを代わりに聞いていただいてました。

平山:(笑)。なるほど、ありがとうございます。

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