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カドル(Cuddle)を新しい人脈形成ツールとして活用する可能性〜既婚者ビジネスパーソンの新たなネットワーキング戦略〜(全2記事)

2025.09.24

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「結婚後の孤独感を家庭や職場以外の誰かと分かち合いたい」 既婚者100名調査で判明した人脈形成の課題 [1/2]

提供:Third Hub株式会社

結婚後の生活が変わり、新しい人とのつながりを築く機会が減ったと感じている方も多いのではないでしょうか。家庭や職場以外で安心して交流できる場を求める既婚者のために生まれたソーシャルプラットフォーム「カドル」。同サービスを運営するThird Hub株式会社の渡辺祐介氏に、既婚者が直面する人脈形成の課題や、サービスに込められた想い、そして意外にも注目されているビジネス活用の可能性について詳しくお話をうかがいました。

「既婚者のためのソーシャルプラットフォーム」カドルとは

──さっそくですが、まずは読者のみなさんに、カドルがどのようなサービスなのか、簡単に教えていただけますか?

渡辺祐介氏(以下、渡辺):ありがとうございます。カドルは一言で言うと、「既婚者のためのソーシャルプラットフォーム」なんです。結婚後の生活をより豊かにするために生まれたサービスで、同じ価値観や悩みを持つ既婚者同士が、家庭や職場以外でも安心してつながることができる場を提供しています。

──なるほど。それにしても「既婚者のためのマッチングアプリ」というのは、少し意外な発想ですよね。独身向けのサービスはたくさんありますが、なぜあえて既婚者をターゲットにしようと思ったんですか?

渡辺:そうですね、確かに珍しいかもしれません。でも、これには明確な理由があるんです。実は、カドルの開発は2021年に始まったんですが、その出発点は「結婚後の孤独感」という課題でした。私たちが既婚者100名にインタビュー調査を行ったところ、「日常の小さな喜びや悩みを、家庭や職場以外の誰かと分かち合いたい」という声がとても多かったんです。

──確かに、結婚すると生活パターンが変わって、新しい人と出会う機会って減りますよね。

渡辺:まさにそのとおりです。それに加えて、コロナ禍で別の問題も浮き彫りになりました。独身向けマッチングアプリの需要が急拡大した一方で、そこに既婚者が混ざってしまい、法的トラブルに発展するケースが出てきたんです。これを見て、「既婚者には既婚者の安心できる場が必要だ」と強く感じました。

──「Cuddle」という名前も印象的ですが、何か特別な意味が?

渡辺:はい。「Cuddle」は英語で「寄り添う」という意味なんです。単に出会いを提供するだけでなく、人生のさまざまなステージで、お互いに支え合える関係性を築ける場になってほしいという想いを込めました。実際、今年(2025年)5月には業界初の同性マッチング機能も実装したんです。育児や仕事の悩みを共有できる「ママ友」「パパ友」を見つける場としても使っていただけるよう、多様な「寄り添いのかたち」を実現したいと思っています。

「結婚後の孤独感」という課題から生まれたサービス

──先ほど「結婚後の孤独感」というお話がありましたが、具体的に既婚者はどのような課題を抱えているんでしょうか?

渡辺:これは本当に深刻な問題だと思います。私たちの分析では、既婚者の人脈形成には「時間的な制約」と「心理的な制約」という二重の制約があるんです。

まず時間的な制約ですが、結婚や出産を機に生活リズムが一変して、仕事・家事・育児に追われる中で、自分のための時間がどうしても限られてしまう。独身の頃のように、仕事帰りにふらっと飲みに行ったり、休日に趣味仲間と集まったりというのが難しくなるんですね。

──なるほど、時間の制約は想像しやすいですが、「心理的な制約」というのは?

渡辺:これが意外と見落とされがちなんですが、とても重要な問題なんです。例えば、自分をよく知らない人に本音を打ち明けることへの抵抗感があったり、配偶者や家族への配慮で、交流の時間を自ら制限してしまうケースがあるんです。「家族がいるのに、外で新しい友だちを作るなんて......」という罪悪感を覚える方もいらっしゃる。

──そういう心理的なハードルがあるんですね。性別や年齢によっても違いはあるんですか?

渡辺:ええ、傾向は確実にありますね。男性の場合、どうしても仕事中心の人脈に偏りがちで、家庭の悩みや個人的な不安を共有できる場が不足しています。そのため、新しいつながりを作るための行動自体に踏み出しにくい傾向があります。

一方、女性は安全性や周囲の目により敏感で、「立場や価値観が近く、共感できる相手」を強く求める傾向があります。特に育児や家事の話題では、同性同士の方が本音を話しやすいという声が多く、実際にカドルでも同性マッチング機能が女性から大きな支持を集めているんです。

──年齢層による違いはいかがですか?

渡辺:これもおもしろい傾向があって、20代後半から30代前半は出産や復職といった大きなライフイベントの中で、「同じ境遇で話せる相談相手」を探す方が多いんです。30代後半から40代になると、仕事や家庭が一段落しつつも新しい悩みが出てきて、家庭や仕事の相談に加えて趣味を楽しめる友人を求める方が増えてきます。

つまり、既婚者の人脈作りの課題は性別や年齢で表れ方は違いますが、根底にはいつも「時間的制約」と「心理的制約」が関わっているということなんです。

 「同じ立場の既婚者仲間だから安心して相談できる」利用者の声

──実際にサービスを運営されている中で、「ああ、既婚者のみなさんは本当にこういうことで悩んでいたんだな」と実感した瞬間はありますか?

渡辺:それはもう、毎日のように感じています。ユーザーの方から寄せられる声を読むたびに、「そうか、そういう悩みもあるのか」という発見がありますね。

例えば、40代の男性の方からこんな声をいただいたことがあります。「家庭や職場ではなかなか本音を話せないことも、同じ立場の既婚者仲間だから安心して相談できました。自分の社会的な立場は関係なく、価値観の合う人とやり取りできるので、忙しい中でも無理なく続けられます。最近は同じ業界の方とつながって、仕事のヒントももらえるようになりました」

──それは具体的で説得力がありますね。女性の方からはいかがですか?

渡辺:30代の女性からは、「子育ての悩みを気軽に話せる相手が欲しくて始めました。同性同士でマッチングできるので、ママ友として共感してくれる方とすぐにマッチングできたのがとても嬉しかったです。安心感があるからこそ、育児だけでなく将来の働き方のことまで話せるようになりました」という感想をいただいています。

──なるほど。みなさん共通して「安心感」を重視されているんですね。

渡辺:そうなんです。それが、既婚者のためのソーシャルプラットフォームにした最大の意味だと思います。お互いが同じ立場だから、相手の事情も理解しやすいし、無理な要求もしない。この「共通認識」があることで、自然体で関係を築けるんだと思います。

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