2024 年 10 月 10 日、Zoom の最新イノベーションをシェアする「Zoomtopia Japan Virtual 2024」が開催されました。「仕事をもっと楽しく - Work Happy with AI Companion」をテーマに、ビジネスパーソンや企業の情報システム責任者たちに向けたセッションを公開。前編では、Zoom創業者で最高経営責任者のエリック・ユアン氏らがZoomの生成AI「Zoom AI Companion」を活用した最新の事例を発表した基調講演をお届けします。
Zoomが歩んだプラットフォーム拡張の道のり
エリック・ユアン氏(以下、エリック):それでは、これから少しお時間をいただきまして、前回のZoomtopiaから、どういうことが起きたのかについて説明いたします。私たちのチームは多忙を極めてきました。
私たちのすばらしいプラットフォーム拡張のために、鋭意努力してまいりました。2023年だけの話ですけども、私たちは3,000を超える新機能をリリースさせていただきました。ここで拍手をいただけるとうれしいんですが。
(会場拍手)
エリック:本当にZoomie(Zoom社員)のみなさん、本当にがんばってくれました。ありがとうございます。
ハイライトの一部をご紹介させてください。3月に私たちは「Zoom Workplace」をローンチしました。2023年9月に「Zoom AI Companion」をリリースしました。8月に私たちは「Zoom Docs」をリリースいたしました。そして、「Zoom Contact Center」をさらに拡張いたしました。 Workforce (Engagement) Management Suiteを追加したわけです。
そして、世界のユーザーが私たちを本当に愛してくれています。Fast Company社は、当社を最も革新的な企業の一つに選出してくれました。そして、私たちはGartner社のMagic Quadrantに、引き続きリーダーに選ばれています。
さらに、最新のGartner Peer Insights レポートを見ていただきますと、Zoomは顧客に選ばれた唯一のベンダーであるとわかります。私たちのこうした一連の取り組みが、お客さまのお役に立てていることを本当にうれしく思います。
また、いくつか重要なパートナーシップのマイルストーンも発表させていただきました。MetaまたはTwillioといった業界のリーダーは、Zoomを信頼してくださり、私たちをプリファードパートナー(推奨パートナー)として選んでくださっています。
また、Avaya、Mitel、その他のマーケットリーダーもZoomを選択し、戦略的パートナーとして選んでくださっています。これらの企業はすべて、お客さまにとって最適なソリューションの構築を支援するために、私たちを信頼してくださっているわけです。
なぜZoomは顧客に選ばれるのか?
エリック:お客さまやパートナーがZoomを選ぶ理由の一つは、私たちのいわゆるオープンなコラボレーションプラットフォームだと考えています。しかも、それがその他のエコシステムの中で、きちんとMicrosoft、Google、またはServiceNowといったところときちんとつながるということです。
Zoom Workplaceが実際にどのように役に立っているのか、ぜひみなさん(ユーザー)の情報(活用事例)をいただきたいと考えています。実際にこの3つのうち2つは、実はZoom Workplaceを実際に使ってくださっています。ミーティングだけではありません。ミーティングを超えて使っているということです。まだ試していない方は、ぜひ試してみてください。これによって、より良い仕事の世界がもたらされます。
イノベーションのためには、当然私たちは勇気と自信を持って、前進していくのが重要だと考えています。このZoomtopiaにおきまして、この点を強調します。そして、この場を借りまして、スポンサーに対しまして、心から感謝したいと思います。みなさんのサポートなしでは、このイベントを開催することは不可能です。本当にありがとうございます。
ぜひ聞いてください。私たちのAIファーストのアプローチは、みなさんの人生を取り戻すことに貢献できると考えています。決してみなさんの人生を奪うことではありません。Zoom AI Companionは、私の友人も非常に評価してくれています。ぜひ彼らのコメントを見てください。
男性(インタビュー動画):そうですね。おっしゃるとおりですね。ミッションクリティカル(業務遂行に必要不可欠)な環境で本当に役に立っています。ありがとうございます。
エリック:すばらしいですね。
「Zoom AI Companion」を最高のものにする
エリック:さて、私たちのこうしたビジョンを実現するために、そして私たちのビジョンをさらに将来に向けていくことが重要であると考えています。
私は今後とも、できるだけ最大限の努力をしていきます。そして、本当に最高のソリューションをみなさまに提供し、Zoom AI Companionの環境を最高のものにしていきたいと考えています。
私は、Zoom AI Companionに仕事を依頼しました。「私を幸せにしてほしい」と。そして、「私の大好きなお茶も用意してほしい」と。そして、「カレンダーをきちんと整理してほしい」と。そして、このセッションのスケジュールも頼みました。そして、リマインダーもしました。
私の今回のイベントは、実際にすばらしいスープもお茶も用意できています。Zoom AI Companionに本当に助けてもらいました。「ジョークを書いてほしい」と言ったんですが、息子に毎日毎日言われるんですけども、実際にZoom AI Companionが一つできないことがあります。それは、私をステフィン・カリー(注:アメリカNBAのスター選手)にするということはできません。
それでは、これからどんどん楽しんでいただきます。最高製品責任者のスミタ・ハシームに登場してもらいたいと思います。どのような画期的イノベーションが生まれているのか? それではスミタに説明してもらいたいと思います。
もっとシンプルで使いやすいAI体験を
スミタ・ハシーム氏(以下、スミタ):みなさん、こんにちは。みなさんとお会いできてうれしいです。本当にこの時代はテクノロジーという意味でワクワクしますよね。
これだけたくさんの選択肢があるということ、柔軟に対応してもらえることは、我々のチームが一緒に協力して好きなカタチで仕事ができるということですし、生成AIで今度はもっとメンタルなスペースをフリーにしてもらえる自由が出てきました。ということで、ベストな仕事をして、そして一番自分の得意とするところにフォーカスできます。
なぜ多くの企業は十分なマインドセットでやっているんでしょうか。しっかりとした判断で優先順位をつけていき、AIフィーチャーの観点から、もっとお客さまのためにできることがあるんじゃないかと私たちは思いました。
Zoomの考え方は常に「これで十分では良くない」「もっと偉大なことをしよう」ということなんです。私たちは、みなさんにとってもっとより良いものを、ということを目指しております。
「Zoom AI Companion」を1年前に出し、もうすでに「Zoom Phone」も「Zoom Contact Center」も含めて製品に取り込まれております。多くのみなさまから、「生成AIで押し潰されそう。もっとシンプルで使いやすいAI体験が欲しい」と言う人もたくさんいらっしゃいます。
みなさんが欲しいと思っていることをお手伝いするのがZoomにとってのAIファーストワークプラットフォームです。Zoom AI Companionは私の仕事でも大きく役に立っています。私自身、もっと時間を取って同僚やお客さまとお話しできます。
ということで、Zoom AI Companionによる「ミーティングサマリー」は最高です。メモを取らなくていい。そして「メインの会議のサマリーをお願い」と会議中にお願いするとソリューションに早くたどり着くことができます。ぜひトライしてみてください。
また、Zoom AI Companionは「Zoom Docs」でも使っております。プロダクトブリーフを作ったり、自分の考えを入れて、書き方を変えたり、大好きです。私だけじゃありません。お客さまからもフィードバックをいただいておりますし、お客さまも気に入ってくださっています。
我々は、より高いクオリティのもの、みなさんが信頼できるもの、そして役に立つものを作ってきました。
Microsoftの「Copilot」に比べて、このサードパーティテストでZoom AI Companionのほうがエラーを削減する意味で、トランスクリプトで36パーセント優れている、またミーティングサマリーでも16パーセント優れているデータが出ております。
毎日みなさまが信頼してクリティカルなインタラクションをZoomでしてくださる。そして我々は全力でみなさまのインタラクションがよりインパクトにつながるように努力しています。
仕事をもっと快適にする「Zoom AI Companion 2.0」
スミタ:「Zoom AI Companion 2.0」をご紹介します。AIのパーソナルアシスタントがより多くのことをお手伝いをします。「Zoom Workplace」全体で使えます。どこでも表示することができます。サイドパネルで開いておいてもかまいません。
この新しいパーソナルアシスタントはよく理解していますので、インタラクションできますし、意味のある提案をしてくれます。また、情報の合成もしますので、会議、チャット、Zoom Docsからデータを引っ張ってきます。
Zoomをサードパーティ製のアプリを使って接続した時、Zoom AI Companion 2.0がデータをMicrosoft Outlook、 Officeからでも、Gmail、Googleカレンダー、Google Docsからでも引っ張ってくることができます。
Zoom AI Companion 2.0、またZoom以外からもデータを取ってくることができる。パーソナルアシスタントがWebをサーフィンして情報をリアルタイムで取ってきます。Zoomは常にテストを繰り返しています。ここで2.0をどのように使っているかご紹介いたしましょう。
(動画再生)
マイレラ・ハインバック氏:Zoom AI Companion 2.0はすばらしいです。ミーティングのコンテンツを取ってパーフェクトなEメールをお客さまに作ってくれます。話す相手によってトーンも変えてくれます。そういった柔軟にパーソナルにメールを作ることができます。サイドパネルから簡単にメールに、そしてメールを送信。
スティーブン・ニュートン氏:Zoom AI Companion 2.0を使っているのは、まずミーティングに集中したいからですよね。一日にたくさん会議があります。マルチタスクをするわけですよね。
フィーチャー、キャッチミーアップなど自分の名前を確認して、何か抜けていないかメモを取ったりプロダクトの要件は、Zoom AI Companionを使って第1ドラフトを作ることができます。そしてZoom Docsの中で編集もできます。
カトリーナ・ツァイ氏:そして、たくさんの人と会う時は質問もしたいので、実際に「どんな質問をしたらいいでしょう?」とAIに聞きます。毎朝起きてメッセージ、Eメールがたくさんあって押し潰されそうですよね。
でも、今はもう簡単にキャッチアップできます。Zoom AI Companionに対して最近のチャット、メールのサマリーをお願いするんです。そうすると一番緊急性があるものだけにフォーカスすることができます。
ベス・カナンジ氏:クリエイティブにおいて、みんなアイデアを出しています。怖いのはブランクページ(空白のページ)です。
キャンペーンのアイデア、プロジェクトブリーフのWordがあったので、Zoom AI CompanionサイドパネルによってAI Companionに「アイデアをちょうだい」とお願いしますよね。すぐにZoom AI Companionのほうからいいアイデアを出してくれました。時間の節約になりました。ブランクページに押し潰されないで済みました。
(動画終了)
スミタ:Zoom AI Companion 2.0は今月から誰でも使えるようになります。追加の機能や強化はこの後出てまいります。Zoom AI Companion 2.0は追加コストなしで有料プランに含まれることになりました。
ということは、エリックが言っているように、選ぶ必要はありません。みなさん全員がこういったパワフルな機能をお使いいただけます。私にとっても大切ですし、みなさんにとっても大切だと思います。
ちょっとテクニカルなトークにいきましょう。CTOからユニークな技術アプローチのご紹介をさせていただきます、どうぞ、(ゼドン・ファン氏を指して)XDさん。
AIモデルを多数組み合わせた独自の性能
ゼドン・ファン氏(以下、ゼドン):みなさんこんにちは。とてもワクワクしています。Zoom AI Companionの生産性の貢献。今だけではなくて将来に向けて何ができるかご紹介しますね。
3点のキーポイントがあります。ハイライトしたところが、ほかとは違うところです。まず、この分散型のAIスタック。ベストなものを組み合わせております。
OpenAI、Meta、Web検索の機能を、Perplexity AI(対話型検索エンジン)から取り込んでいます。これらのモデルを全部組み合わせることによって独自の言語モデルを作ります。すばらしいAIモデルを合わせることによって、パフォーマンスや効率は、ほかに類を見ないようなものになります。
2つ目はAIファーストユーザー体験です。スクリーンベースのグラフィカルユーザーインターフェースで、みなさんご存じのとおり「ChatGPT」のようなものを使って会話できます。情報がそれらの間を行ったり来たりして、AIファーストでみなさんのニーズに応えられます。
3つ目はシステムレベルでのアクションもできます。つまり、みなさんのニーズを前もって予測できます。みなさんのパターンから学習し、そして必要な時にアクションを取るということです。
チャットやアクションのアイテムを学習して、プロジェクトのライフサイクル全体をきちんと見える化しました。生産性をさらに高めるものだと考えています。これまでの世代とは大きく違うと考えています。この3点についてお話ししましたけれども、これはすばらしいことだと考えています。
スミタ:本当にクールで、すばらしいですね。AIエージェントの話はよく話題になりますが、実際にお客さまは、どういうことが期待できるんでしょうか?
ぜドン:わかりました。Zoom AI Companionはスーパーエージェントの世界です。私たちは、みなさまのニーズに適応できると自負しています。
どのタスクに注意しなければいけないのか、収集されて、プロジェクトのライフサイクルの中で整理されていきます。これによって、想像できないような生産性の改善につながっていきます。
スミタ:ということは、複数のエージェントがチャットチャネルにドキュメントにアサインされるのではなくて、1人のパーソナルアシスタントが活躍するということですか?
ゼドン:おっしゃるとおりです。私たちは、あらゆるエージェントがファーストからサードパーティできちんと、みなさんを代表してタスクを自動化できるということです。これによって生産性が上がっていきます。
スミタ:XDさん、どうもありがとうございます。すばらしいです。
Zoom AI Companionはどう進化していくのか
スミタ:Zoom AI Companionがすばらしいというコメントはたくさんもらっていますが、みなさんはもっと私たちに期待していると思っています。実際に社員の働き方、そして一人ひとりが独特なワークスタイルを持っています。そうした状況の中でZoom AI Companionがどのように進化していくのか、期待されていらっしゃると思います。
新しい「Custom AI Companion」のアドオンということで、Zoom Workplaceライセンスから実際にどう使うことができるんでしょうか?
その機能の発表に入っていきたいと思います。Zoom AI Companionは、自分用にカスタマイズすることができます。実際にみなさんの仕事を意識して、より高いレベルのカスタマイゼーションが可能になっています。そしてそのアクションを、アプリケーション全域の中できちんと管理することができます。XDのほうからも先ほど説明がありました。
例えばこちらは、内部のコラボレーションの事例でございます。みなさんのIT部門において、マーケティングチームに新しいソフトウェアのアクセスを許可する必要がある場合、最初にこのZoom AI Companionを使って「Workday」コネクタから従業員のリストを取得します。
そして次にZoom AI CompanionがサービスAIエージェントにリストを添付するように要求します。「Now Assist」がタスクを実行し、この手順が完了したことを確認します。Jiraチケットを送信して、準備完了です。Zoom AI Companionが使っているアプリケーションの中でアクションを取ってくれます。
みなさんが実際に仕事の方法をきちんと理解していること。私たちがこのソリューションを提供していること。これが私たちのコアバリューであると考えています。だからこそ自分たちをオープンプラットフォームと呼んでいます。
2,700個以上のアプリが、「Zoom App Marketplace」に連携されています。たくさんのキラーアプリケーションがサポートされています。その背後にあるパワーは何でしょうか?
「Zoom AI Studio」で会議に革新
スミタ:それが「Zoom AI Studio」という新しい製品です。これはカスタムエクスペリエンスをカスタマイズするのに役に立ちます。Zoom AI Studioを使用すると、会社の共通言語を使用してモデルを微調整することができます。
例えば従業員のハンドブック、HRのポリシーブック、実際にみなさんが持っているものに対して簡単にアクセスすることができます。例えば高度にカスタマイズされた会議、概要、テンプレートなどの新しいスキルを構築することができます。より実際の仕事に近づけることができます。
Custom AI Companion add-onですが、よりパーソナライズされたエクスペリエンスを提供することができます。これによってみなさまのスキルや努力が向上できます。パーソナルコーチの機能を使用しますと、各ユーザーは自分自身をベンチマークすることができます。成長と向上に投資することができます。
それから、自分たちのビデオクリップもパーソナライズし、あたかも自分が話をしているように編集することができます。スクリプトを入れていただければ、あとはAIのほうで仕事をしてくれます。しかもいろいろな言語もサポートされています。
それでは、メッセージをこれから共有します。この機能にはたくさんのセーフガードが実際にビルトインされています。ディープフェイクを防ぐために、検証の観点から必要なスキル、テクノロジーがきちんとビルトインされていまして、最新のコンテンツを安全安心に使うことができます。
アドオンは、2025年の前半に実際に購入していただくことができるようなプランになっております。フィードバックをぜひいただきたいと思います。
Zscaler社のAI Companion活用方法
スミタ:この1年間、Zoom AI Companionは私たちのZoomでの働き方を大きく変えたと思います。ZscalerのCIOであるPraniti Lakhwaraをお迎えしたいと思います。
チームがどのようにZoom AI Companionを使用しているのか、ここで説明してもらいたいと思います。よろしくお願いします。Zoom AI Companionを実際にZscalerでどのように使っているのか説明していただけますか。
プラニティ・ラクワラ氏(以下、プラ二ティ):こちらこそありがとうございます。ZscalerではAIをどのように活用することができるのかを意識して考えています。そして、アジリティが重要だと考えています。
CIOとして仕事をしていますけれども、実際にいろいろなツールがある中で、そのツールをいかに安全安心に使うことができるのか。データが、漏洩することなくプライバシーを守ることができるのか。当然CIOとして重要なテーマであると考えています。
しっかりとしたセキュリティがあるからこそ、ビジネスに使えるわけですね。数千社の会社が、実際にこうした安心安全な環境の中でAIを使うのが重要な点です。
非常に堅牢で冗長性のあるプロセスが、投資価値の判断、セキュリティ、ガバナンスに関わってくるわけですね。そこで私たちはZoom AI Companionを2024年の4月にすべての機能をオンにいたしました。
スミタ:すばらしいですね。どの社員がZoom AI Companionにアクセスするかはどのように決めましたか?
プラニティ:ゼロトラストの話をさせてください。ゼロトラストのいろいろな原則がありますが、そのうちの一つがセグメンテーションです。すなわち私たちの同僚は、アクセスを限定しながらも正しいツールやリソースにアクセスすることができます。
Zoomは最も大きな生産性を生むプラットフォームなので、セグメンテーションをする必要がありません。実際に、すべてのユーザーでそういう状況ができています。
Zoom AI Companion導入でワークライフが簡単になった
スミタ:私たちはカスタマーを愛していますので、そういうことができて、うれしく思います。レスポンスはどうですか?
プラニティ:私はプロダクトを本当に信じているんですけれど、当然進化していかなければいけないと思っています。プル・プッシュなアプローチがありますが、社員は次第に、実際にこうしたツールに引き込まれていくわけですよね。ワークライフがもっともっと簡単になるということです。
Zoom AI Companionをオンにして以来、それができています。非常に健全で自然なかたちでどんどん採用されています。実際にツールは私たちの日々のソリューションとして活躍してくれています。
特にデザイン的に重要なのは、一人ひとりの社員がZoom AI Companionをフルに使っていることです。しかもそこにはトレーニングは必要ありませんでした。非常にすばらしいですね。昨今のコンシューマーは、このベストツールを使いたいと思っています。
我々のようなエンタープライズも、コンシューマー優先のエクスペリエンスを提供していきたいと考えています。Zoomのおかげで、私たちの仕事は非常に簡単であると考えています。
スミタ:どこに大きなインパクトがあるでしょうか?
プラニティ:重要なのは、特にハイスケールする組織において、社員の経験やカルチャーが全体的なゴールに対してどこまで醸成されているかだと思います。このようなコンセプトは日常の積み重ねから作られています。チームミーティングやカジュアルな会話、1on1の会話。
チームの毎日をZoom AI Companionで利用することによって、体験が良くなります。一つの領域、具体的に言うと、特にセールスとカスタマーサクセスチームが喜んでいます。彼らは本当に意欲を持って取り組んでいます。
クライアントの反応、メモを取る、ミーティングの準備。Zoom AI Companionは本当にそういった追加レベルのサポートをしてくれるんです。限りある時間を関係作りに充てることができるようにしてくれるわけです。
もう一つの領域は、いろいろなエリアに分かれているチームに対しても有用です。チームメンバーがすぐ近くにいても、時差があるところにいても、簡単なミーティングサマリーを見ることができます。これが生産性とワークライフバランスを担保して、社員個々の満足度、そして全体のビジネスの成功につながっております。
スミタ:ありがとうございました。