CLOSE

LINE コンテンツプラットフォームのサーバーサイド開発(全1記事)

2021.10.25

Brand Topics

PR

少しずつKubernetesも導入 「LINEのコンテンツプラットフォーム」におけるサーバーサイド開発のお仕事

提供:LINE株式会社

LINE Platform、LINE公式アカウント、LINE DMP、LINE広告・LINE広告ネットワークのサーバーサイドエンジニアを募集するオンライン採用イベントにおいて、片桐雄介氏がLINE Platformのサーバーサイド開発について共有しました。

LINEの4つのコンテンツプラットフォーム

片桐雄介氏:コミュニケーション&サービスインテグレーション室の片桐と申します。そしてもう1人、LINE Fukuokaから開田が来ています。発表は私、片桐からして、何かあったら開田さんが止めてくれるかたちになっています。

では発表いたします。「LINEのコンテンツプラットフォーム」ということですが、まず私たちのサービスのスコープは大きく4つあります。1つは「スタンプショップ」と呼ばれているもの。こちらは、使ったことがある方もいると思いますが、LINEのアプリの中で使うLINEスタンプや着せかえ、絵文字などを販売しているところです。

そしてもう1つは「LINE STORE」。こちらはLINEアプリ内だけではなく、例えばPCなどからもスタンプや、そういった他のコンテンツが買えるサイトを運営しています。そこでは、スタンプや着せかえ以外にも、LINE MUSICだったりLINEマンガのコインだったり、他のゲームのコインだったりも合わせて販売しています。

もう1つは「LINEウォレット」こちらも、意識して使っている方がいるかはわかりませんが、LINEのアプリを開いて、Androidだと一番右のウォレットというタブです。ここにどのコンテンツをどのように表示するかという仕事をしています。

そして一番右のホームタブ、これも同じで、LINEのアプリを開いた時の最初のホーム画面に表示するコンテンツについての管理を私たちのチームでやっています。

コンテンツプラットフォームのサーバーサイド開発の技術スタック

技術的な部分では何を使っているかという話ですが、先ほど説明があったのとほとんど同じです。言語的には、JavaだったりKotlinを主に使っていて、フレームワークにはSpring Boot、RxJava、そしてご存知であればうれしいのですが、弊社のオープンソースプロダクトである「Armeria」というサーバーを使っています。

データベースはMongoDBとMySQL。そして検索にElasticsearch、キャッシュなどにRedisという、わりと普通の構成だと思いますが、こういったものを使っています。その他には、NGINXだったりKafkaだったり、あとは監視やメトリクスを見るのにPrometheusを使っていたり、あとは内部のCMSはVue.jsとかを使っています。

あとちょっとここには書いていませんが、少しずつKubernetesも導入して使っているところです。

コンテンツプラットフォームのサーバーサイドの開発体制

実際にどういった体制で開発しているかというところですが、私たちの開発は、だいたい開発サーバーサイドがいて、あとはクライアントの開発がいて、UITの開発がいます。その他に企画、運営、デザイン、そしてQAチーム。これらのチームが一緒になって、サービス開発を進めています。

基本的にはいろいろな部署が関わっていますが、それぞれかなりフラットな関係で、言いたいことを言い合いながら、サービスをより良いものにしています。

そして、これはもう少し細かい話で、基本的にそれぞれの開発チームに分かれて作りますが、ここ1年、2020年ぐらいからスクラムを試していて、今2つぐらいのスクラムチームができています。これも、それぞれの企画や運営、そしてクライアント、サーバー、UITの開発、QAを含めて、1つのスクラムチームを作って運営していくこともやっています。

私たちの開発拠点は、東京とLINE Fukuokaの2拠点です。それぞれ今、東京でだいたい18人ぐらい、福岡で11人ぐらい。多少増減もあり、ちょっと変わっているかもしれませんが、このぐらいの人数でやっています。

そしてコロナ禍になる前は、それぞれ半年に1度、ワークショップみたいなかたちで、それぞれの拠点にみんな集まって、何かわいわいワークショップみたいなものをやっていました。今はそれを基本リモートでやっていますが、コロナ禍が明けたら、またそういった活動もできるかなと思っています。

そして私たちのチームの特徴は、それぞれの出身国をマップにしてみると、これぐらいいます。それぞれの国で、だいたい1人とか2人ずつぐらいですが、これぐらい多種多様な国の出身メンバーで構成されています。おそらく、LINEの中でもかなりいろいろな国から来ています。

プロジェクトのおもしろい点は、恐らくみなさんも使っていると思いますが、スタンプは直接ユーザーが使ってくれるので、いろいろ目に見えてユーザーが使ってくれて、お金を稼いでいるところを見れるのが、私たちの楽しいところだと思います。そしてチームメンバーとしては、先ほども紹介したとおり、いろいろなバックグラウンドを持ったエンジニアがいますので、そのあたりも特色として楽しめるところかなと思っています。

なので、基本のコミュニケーションは英語がほとんどですが、日本語でも問題はありません。大丈夫です。

プロジェクトの課題や今後の展望

プロジェクトの課題や今後の展望は、私たちはスタンプショップから始まって、LINEの中でもわりと歴史の古いプロダクトになります。そしてスタンプだけ販売しているわけではなく、2014年には着せかえ、2018年には絵文字やウォレット、そして2019年にはLINEスタンプ プレミアム。そして2020年はLINEのホームタブと少しずつ領域を増やしながら、そして新しいプロダクトをリリースしながら発展していっています。

今後も同じように、いろいろな新しいスタンプのようなプロダクトだったりを、たぶん今後も出していくと思っています。ただちょっと歴史が長いので、レガシーな部分もチョコチョコあって、そういったものをリファクタリングするのが大好きな方は、かなりいろいろできることもあるかなと思っています。以上になります。ありがとうございました。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

LINE株式会社

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • ランサムウェア攻撃後、わずか2日半でシステム復旧 名古屋港コンテナターミナルが早期復旧できた理由 

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!