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国内トップクラスの実績から見るSASE移行の成功事例(全1記事)

2021.01.12

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成功パターンの“フレームワーク化”がカギ IIJが考えるネットワークインフラの課題解決

提供:株式会社インターネットイニシアティブ

COVID-19の影響により急増したリモートでのワークスタイル。この著しい環境の変化に際し、クラウドやモバイルを中心とした次世代アーキテクチャによるネットワークの変革が求められています。株式会社インターネットイニシアティブ主催の「話題のSASEが大集結!徹底解剖セミナー」では、今年注目を浴びたSASEソリューションが一堂に介し、次世代ネットワークセキュリティのベストプラクティスについて紹介されました。本記事では「国内トップクラスの実績から見るSASE移行の成功事例」と題して行われた、株式会社IIJ 高柳勇佑氏の講演の模様をお送りします。

ネットワークインフラの課題を一気に解決するコンセプト

高柳勇佑氏:ではここから「国内トップクラスの実績から見るSASE移行の成功事例」ということで、最後のセッションを担当させていただきます、IIJグローバルの高柳と申します。よろしくお願いいたします。

みなさまも長時間のご視聴でお疲れの頃だとは思いますが、残り10分でSASE導入に向けたベストプラクティスについて、ポイントをかいつまんでご紹介いたします。ぜひお気軽に視聴いただきまして、今後のみなさまの企業インフラのデザインを考えていく上で、少しでもご参考になれば幸いです。

ここまでのセッションで各SASEソリューションについてご覧いただきましたが、SASEをユーザーと各種リソースの通信の経路上に入るかたちで導入することで、現在のネットワークインフラが抱えるさまざまな課題を一気に解決可能なコンセプトであることは、ご理解いただけたのではないでしょうか。

1年半ほど前にSASEの概念が出てきて、各社のSASE機能の実装もどんどん進んでおります。現在では、これからのITインフラを検討していく上で「あったらいいな」というわけではなくて、ほぼ必須の要件になってきているなと、多くのお客さまをご支援している中で実感している状況でございます。

みなさまもおそらく、本日のセミナーを受けて「SASEを(みなさまの)企業インフラに適用していこう」と考えられると思います。

SASE導入を成功させるためのベストプラクティス

本日こちらにある4つのSASEソリューションについて、各SASEソリューションの特徴やできることについて、なんとなくはご理解はいただけたのかなと思います。反面、「実際のところ機能がどう違うの?」というところで、余計に混乱をさせてしまったかもしれません。

私は、実はふだん本日ご紹介いただいたようなSASEソリューションを中心に、さまざまな企業さまのコンサルティング業務のご支援を担当させていただいております。まさにこうしたみなさまのお悩みの課題を1つずつ解決し、SASEソリューションの導入の成功に向けたご支援をさせていただいています。

SASEソリューションの導入を成功させるためのベストプラクティスについて、ご紹介したいと考えております。詳細はこの後で詳しく見ていきたいと思いますが、ポイントは2つです。

まず1つ目は、本日ご紹介したようにSASEソリューションが世の中にたくさんある中で、どのソリューションをどのように選択していけばいいのかという点。

2つ目に関しては、その各SASEソリューションのコンポーネントを、どのように企業インフラに適用していけばいいのかという点です。この2点を中心に次のページから詳細についてご紹介したいと思います。

国内トップクラスの実績と知見で支援する

まずそのベストプラクティスのご紹介の前に、これからご紹介する内容の裏付けということで、IIJグループとしてのSASEソリューションの導入実績を一部抜粋してご紹介させていただきます。

こちらにあるとおり多数のお客さま向けにSASEソリューションの選定から導入、運用まで、SASEソリューションに関するご支援を一気通貫で担当させていただいております。実は日本国内でもトップクラスの実績と知見を有しております。

この後のページでご紹介する、フレームワークをはじめとしたナレッジにつきましては、こうした大規模なお客さまのご支援も含めまして、豊富な導入実績から培われたものになっております。

成功パターンをフレームワーク化

では、どのようにご支援をさせていただいているのかということですが、我々からはこのSASEソリューション導入の成功パターンをフレームワーク化してご提供させていただいております。

流れとしては大きくこちらの3ステップなんですけれども、まずは要件の整理、それからソリューション選定、PoCというかたちで進めてさせていただいています。

概要ですが、まず1つ目の要件整理ではTo-Be像ですね。ここでは課題の整理というよりは、本来のあるべき姿について、妥協せずにしっかりと進めていこうということです。

SASEソリューションを熟知したエキスパートが、コロナ禍の環境を取り巻く御社のビジネス環境やビジネス戦略などをお伺いしながら、ワークショップというかたちでご支援をさせていただきます。

続いて2つめのソリューション選定です。ここで現行の課題などを構成面、運用面、コストといった観点で整理し、ソリューション選定を行います。

3つめはPoCによるソリューション詳細確認ということで、選定ソリューションのフィジビリティ確認をいたします。実現可能性について弊社環境なども用いながらご確認いただいて、ソリューション導入というかたちでご支援をさせていただいております。

当たり前のように見える部分ではあるんですけれども、非常に豊富な導入実績から得た経験をもとにフレームワーク化して提供させていただいております。この辺りはIIJグループの強みとして、大変ご好評いただいているポイントでございます。

実現可能なSASE適用計画の提案

では、特に2つめの最適なソリューション選定について、どういったかたちでご支援をしているのかというところのイメージをご紹介させていただければと思います。

この前段で、ワークショップというかたちで将来のあるべき姿についてグランドデザインを描かせていただいて、そのイメージに沿ったかたちでソリューション選定を行っていきます。

SASEソリューションのソリューション選定の部分では、よくあるケースとして、機能面だけを比較して選定されるケースがけっこう多く見られます。

先日もあるお客さまからご相談いただいたのですが、「SASEソリューションを機能面で比較して導入を進めてるんだけれども、半年経っても切り替えができずに困っている」といったお話をいただくこともございます。

そのお客さまはどういったところで困っていたかと言いますと、例えば従来から使っているリモートアクセスのVPNのエージェントと、SASEのエージェントが競合して同時に使えないというような問題があったり、SASEのインフラを既存のネットワークとつなげる際に、そのルーティングの設計ですとか、端末のプロキシの設定変更の考慮といったところなど、さまざまな面で考慮が漏れており、展開がうまくいってないケースがございました。

こうした失敗を防ぐためにも、もちろん各ソリューションでの機能面での比較、例えば○×をつけるというところも大事なんですが、我々は実際の現状の構成面なども加味させていただいて、SASE導入後の運用イメージで実際にお客さまが利用される利用構成でのコスト感など、さまざまな観点でSASE適用の実現可能な計画を立てていただくというところが非常に重要になってくると考えております。

こうした観点で、まずソリューション選定のご支援を実施させていただいております。

SASEソリューション単体でインフラ導入は完結しない

その際の参考情報として、やはりみなさまいろいろなSASEソリューションが気になると思います。

我々は各SASEソリューションの専属のSEの体制を敷いておりまして、本当にこの辺りは忖度なしに、エンドユーザーのみなさまと同じく第三者の目線で、先ほどありました構成面、運用面、コスト面の観点で比較を行っています。常に最新の情報が反映された比較資料などをナレッジベースで持っております。

こういったものを活用しながら、この辺りを本当にフェアに比較検討をさせていただいております。

その後、ソリューションを決めた後に導入していくのですけれども、残念ながら、このSASEソリューション単体ではネットワークインフラとしての導入は完結しません。

これは前半のセミナーでもございましたが、つなぐための回線、ルーターですとか認証基盤、運用、他のセキュリティ機能もということで、周りのコンポーネント構成についてもお悩みになるケースが多くあります。

我々はSASEインテグレーターとして、SASE導入に必要なコンポーネントというものを一括で提供いたします。

さらに、このご提供コンポーネント全体の統合運用窓口も提供いたしますので、障害発生時の一元対応など、運用時のさまざまな課題に対応することが可能になっております。

また、これらコンポーネントごとに標準構成というものがパターン化しております。例えばルーターの機種ですとか、導入構成で、例えば冗長構成で入れるパターンとか、そういったかたちで標準構成をパターン化しております。非常にシンプルに簡単に導入いただけるパッケージ構成となっております。

自社専用のプラットフォームを作り上げる

また一般的に、SASEで提供する機能以外にも、例えば統合認証基盤などの企業インフラにとって必要、またはあると便利な機能というものがございます。

そうしたSASE+αの機能を補完するかたちで、IIJ Omnibus(オムニバス)というものを提供し、そして本日ご紹介いただいたさまざまなSASEソリューションと組み合わせたかたちで提供することが可能となっております。

このIIJ Omnibusサービスについても、必要な機能をモジュールというかたちで提供しております。まさにレゴブロックのように組み合わせて、御社使用のプラットフォームにカスタマイズ可能です。

先ほどのSASEの周辺コンポーネント同様、それぞれで必要な機能というものを組み合わせていただいて、御社専用のプラットフォームを作り上げていただくことが可能なソリューション構成になっております。

パートナー向けのSASE基盤導入支援も実施

最後はパートナー企業さま向けの紹介になりますが、IIJグループではパートナーさま向けのSASE基盤の導入運用支援も実施しております。

SASEに必要な機能ごとにコンポーネント化しておりますので、パートナー企業さまの得意とする強みの部分と、その周りの機能を補完するSASEの部分、ネットワークの機能、セキュリティの機能については、標準化されたSASEコンポーネントを組み合わせていただくことで、柔軟な共創モデルをご提案可能だと考えております。

ということで、まとめになります。SASEソリューションはお任せくださいということで、これまでご紹介してきましたとおりSASEインテグレーターとして、多数のお客さまのSASEソリューション導入に裏付けされた豊富な知見をもとに、フレームワークというかたちでベストプラクティスをご提供させていただいております。

特にさまざまなSASEソリューション、どのようにソリューション選定を行えばいいのかという点や、各SASEソリューションのコンポーネントをどのように企業インフラに適用していけばいいのかなど、お困りのお客さま向けに我々の豊富な実績、ナレッジをご提供可能な体制を組んでおります。

本日は時間の関係で、ポイントをかいつまんで、概要のみのご紹介となりました。これまでご紹介させていただきましたとおり、さまざまなご支援体制が整っております。SASEソリューションについて少しでもご興味、お困り事などございましたら、ぜひIIJグループの各担当営業までご連絡いただけますと幸いです。

ということで、資料は以上となります。最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。セミナーのほうは以上とさせていただきます。

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