CLOSE

「@cosme Beauty Day」プレス発表会(全1記事)

2018.11.28

Brand Topics

PR

@cosmeは日本のEコマース市場にどんなインパクトをもたらすのか? 1日限りのセールが意味するもの

提供:株式会社アイスタイル

2018年11月19日、日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営する株式会社アイスタイルがプレス発表会を行いました。同会ではアイスタイルCEO吉松徹郎氏が、24時間限定の公式通販セール「@cosme Beauty Day」の概要を説明。セール開催に至るまでの経緯などを明かしました。

アイスタイルが標榜するEコマース戦略

吉松徹郎氏:みなさん、お忙しいなかお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。今日は、私たち「@cosme」にとって、そして化粧品業界にとっても大事な日に育てていきたい「@cosme Beauty Day」について、お話をさせていただきたいと思っています。

みなさんもご存じのように、いま日本のEコマース市場は、どんどん成長しています。雑貨や文房具、本など、おそらくみなさんも日々の中でいろいろなものをEコマースで買っていることだと思います。

難しいと言われていたファッション・アパレルでさえ、すでに10パーセントを超えるぐらいの市場になってきました。しかしながら、化粧品についてはまだ5パーセント強。とくに通販専門ブランドを除くと、まだまだ小さいのが実情です。

一方で、世界のEコマース市場はどんどん成長しています。つい先日ありました「ダブルイレブン」(注:11月11日、中国の「独身者の日」)で、中国の「アリババ」「Tmall」では、1日で(売上が)3兆円を超えたという話がありました。化粧品も同じように、その中で多く売買されています。

多くの化粧品ブランドさまは、もちろん日本だけでなく、世界でビジネスをしています。そうすると、世界の国において化粧品のEC市場が伸びている中で、日本(のEC市場)がまだまだ伸びていないということは、実感として持っていらっしゃいます。

私ももちろん化粧品業界に携わるものですから、それが進んでいない事情・理由はよくわかります。各ブランドのチャネル戦略や、いまのリソースの問題など、いろいろあるでしょう。

ただ、それがいつ変わってくるのか? ブランドさまからすると、日本においての化粧品EC市場はまだまだユーザーが少ないので、どのタイミングにしようか逡巡していることだと思います。

商品を買う生活者・ユーザーにとって欲しいものこそ、まだEコマースになっていない。なんとなくお互いがタイミングを見ながらずっと足踏みしている状況が、この1〜2年ではないでしょうか?

「@cosme Beauty Day」の全ぼうを明かす

そこで、私たちアイスタイルの「@cosme」が1日かぎりの仕掛けをしたいと思っています。それがこの「@cosme Beauty Day」です。

店が開くのは1日です。1日だけだからこそ、まだEコマースに未参入のブランドさまも、今回参加してくれることになりました。1日だけだからこそ、「この日だけの限定品だけなら、このイベントに参加したい」と言うブランドさまもございます。1日だけだから、「ユーザーが商品を買うためのインセンティブとなるポイントにも対応していい」と言ってくれているブランドさまもありました。

通常のモールやEコマースショッピングでやっているセールではありません。化粧品業界にとって1日だけの、大事な日にしていきたいと思います。

私たちはこの1日で、私たちのEコマースショッピングの約10パーセントの売上を達成したいと思っています。まだまだオンライン上では化粧品の市場が小さいために、今年の目標は3億円です。中国の1日3兆円(という売上)に比べるとまだまだ小さいですが、来年は2桁の10億円、そしてその倍……というふうに目指していきたいと思っています。

もうすでにいろいろなブランドさまと話を始めています。今年は第1回目ですが、来年は同じ限定品でも、自分の商品を買ったことがあるユーザーさまに限定品を届けているのか? 自分の商品を買ったことがないお客さまにトライアルとしての限定品を届けているのか? 店頭に来てくれたお客さまに届けるのか? イベントに来てくれたお客さまに届けるのか?

このように1年を通して、いろいろなかたちでお客さまとコミュニケーションをしていくなかで、また来年、そして再来年、この「@cosme Beauty Day」でEコマース市場を広げていきたいと思っています。

ただ、「@cosme」がやるからには、単なる安売りセールはしたくありません。今回テーマとして決めたのが「キレイが見つかるコスメ祭り」。大々的に業界全体でこのコスメ祭りをしていきましょう、ということで、いろいろなブランドの方へお声がけさせていただきました。

20周年目に打ち出す本格キャンペーン

まず、1,900ブランド、そして3万5,000アイテムがこのイベントに揃うことになりました。おそらくいままでの中で、これだけのブランド商品が揃った化粧品のEコマースイベントはなかったと思います。

2つ目、この日だけの限定商品もたくさん用意していただきました。限定品キットだけではありません。過去に人気だった商品を、この日だけの復刻というかたちで用意してくださったブランドさまもございます。

もちろん商品だけではありません。コスメを使った体験。実際にメイクアップアーティストにメイクしてもらえるような体験型も、この日は一緒に販売していきたいと思います。

そして、この日(のセールに)参加するすべてのユーザーさまのインセンティブということで、全アイテム(について)20パーセントのポイントバックをさせていただくことになりました。この20パーセントというのは、化粧品業界に携わる方なら、いかに大きな数字かをわかっていただけるかと思います。

今回は第1回目です。来年は、実は私たち「@cosme」も20周年になります。来年に向けて、もうすでに準備していますし、来年は世界にこの「@cosme Beauty Day」を広げていきたいと思っています。

いま私たちの会社(アイスタイル)は、すでに海外売上が20パーセントを超えました。海外店舗(の数)も、もう10店舗近くになります。Eコマースも私たちのグループとして、いろいろな国でスタートしています。今年は第1回目、そして来年(以降)は第2回目、第3回目として、この「@cosme Beauty Day」を大きく育てていきたいと思います。

今回それにあわせて、私たち「@cosme」として初めての本格的なテレビCMを作らせていただきました。テーマは、常識にとらわれない、新しい文化・価値を作っていくことにあります。

この12月3日は、私たちにとっても非常に大切な日、そして楽しみな日になっています。ぜひそれを表すようなコマーシャルになっていればうれしいなと思います。ぜひこれをご覧ください。

(CM映像が流れる)

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

株式会社アイスタイル

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!