
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
政見放送 NHK 2014 都知事選 無所属 家入かずま(全1記事)
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こんにちは。家入一馬です。僕は35年前、福岡で生まれました。中学2年のときいじめに遭い、引きこもりになり、そして高校も卒業していません。その後、新聞配達などをしながら少しずつ社会復帰をして、21歳のころにひとりで会社を立ち上げ、インターネットを使ったサービスをいろいろと作ってきました。
僕は、日本社会のいわゆる普通の人、普通の人生からはずれた生き方をしてきました。世の中で当たり前とされていることに疑問を感じ、自分なりに答えを見つけながら何とか生きてきました。
だけど、今周りを見渡してみると、普通の枠から外れて、生き辛さを抱えている人が非常に多いと思います。だから僕はこの現状を変えたくて、今回立候補することにしました。
何をしたいのか。大きく2つ、お話をさせてください。1つ目は居場所についてです。
今、日本では、約3万人ほどが自殺しています。これは戦争をしている地域よりもとても多い数字です。なぜこんなことになっているのか、僕にはわかりません。だけど、僕らの命の問題なのに、僕はこの質問に答えようとする政治家に会ったことがありません。
どうして自分を追い詰めてまで就活をしなきゃいけないのか。なんで、いじめられてでも、学校に行かなくてはならないのか。こういった心の叫びにいったい誰が答えているんだろうと思います。
僕はこれまで、いろんなインターネットサービスやシェアハウスを作ることで、僕なりに逃げられる居場所を作ってきました。居場所を持つことは、人間にとって生きる力になりえるからです。でもまだまだ足りない。
東京は世界でも有数の大都市です。それなのに、それぞれの居場所がなく、多くの人が生き辛さを感じる今の状態はとてもおかしいと思っています。
たとえば、いじめられている学生とか、セクシャルマイノリティの方とか、シングルマザーとか、会社が生きがいになっているサラリーマン、ひとり暮らしをしている老人、いろいろいますけれども、みんな、そんな自分を認めてもらうような居場所が必要なんじゃないかとそう思っています。
いろんな価値観が受け入れられて、世間ではマイノリティであっても、魅力的な存在としていきいきと生きていける。東京をそんな街にしていきたい。これが1つ目です。
東京は、挑戦する人を応援する街でありたいし、失敗した人や挑戦できない人にも優しい街でありたい。
インターネットをはじめとして、新しい技術を使うことで可能になることは、たくさんあります。たとえば街じゅうにwifiを整備するだけでも、場所に関係なく仕事できるようになりますし、身体が悪い人とか、子育てで忙しいお母さんとかでも、もしかしたら働けるかもしれない。
魅力的な、やさしい街を作っていくことができれば、オリンピックのときに来た海外の人も、ここなら住んでみたいなとか思うのではないでしょうか。
そしてもうひとつ。そもそも政治は誰のものなのか、という話をしたいです。
政治というものは、僕らの何を代弁してくれていて、いったい何を解決して、そしてどんな未来を一緒に考えていく存在なんだろうかと。
今の政治を見ていても、僕には正直よくわかりません。僕が生き辛さを感じたときにも、そういう救い上げるような仕組みはなかったし、変化するライフスタイルを応援してくれる仕組みはなかった。
メディアを見ていても、誰が勝った負けたとか、丸か罰かとか、右か左かとか、原発推進か反原発かとか。そんなことばっかり。そんなところで僕らの未来を決められているのは、おかしくないですか?
政治というのを一部の人のものにしちゃいけないと思うんです。僕らはそれぞれの仕事や生活と関係ないところで、政治的な問題に、賛成か反対か、そういう表面だけ見せられて終わり。それでいいのでしょうか。
政治家が使うような難しい言葉で議論できなくても、何か感じたなら素直に声をあげたらいい。僕はそう思います。そっから政治は始まるんだと思います。
だけど、どの政治家もそんなことをしようとしないから。政治の常識に毒されていない僕がとりあえず始めてみます。みんなが生きているなかで感じる疑問やアイデアを集めて、オープンな場で政策を作っていく。
いじめのことでもいい、仕事や遊びのことでもいい、未来の東京のことでもいい。TwitterやFacebookで発した「#ぼくらの政策」でつぶやいてください。僕らの未来は、東京の未来は、きっとその先にあります。選挙という名のお祭りはもう始まっています。一緒に変えていきましょう!
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