2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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弓場央嗣氏(以下、弓場): 簡単に使える予約管理システム「Airリザーブ」の紹介をいたします、リクルートライフスタイルの弓場と申します。
まず、「ネットで予約できますか」という点について会議室やスポーツジムなど多くの店舗では、今はまだ電話予約の状態となっています。
「Airリザーブ」の世界観としましては、あらゆる業種・業態においてネット予約が可能な世界を実現したいと考えています。
予約システムというものは昔からありますが、「難しそうだね」「高そうだね」といった声が聞こえます。紙で管理していて煩雑だ、といった声もよく聞きます。
また、そもそも紙で管理しているのでネット予約に対応しておりません。さらには日常的に紙で管理しているということは、電話予約が日常的に発生しています。
忙しい店舗様では1日中電話が鳴りっぱなしで、業務効率が悪くなっています。
このような店舗の課題を解決するのが今から紹介させていただく「Airリザーブ」です。簡単に使える予約管理システムとなります。
弓場:「Airリザーブ」についてですが、3つの特徴がございます。1つは無料で使いはじめていただくことができます。そして、電話・ネット・直接予約といった全ての予約情報の一元管理ができます。
さらには、導入が簡単になっておりまして、店舗サイトにURLを貼付けていただいたり、ブログに貼付けるといったところで予約管理が実現できます。
どのような形で対応できるかと言いますと、2種類のカレンダータイプをご用意しております。「事前設定タイプ」と「自由受付タイプ」から業種・サービスに応じた方をお選びいただけます。
ここで「Airリザーブ」の仕組みについて動画でご説明します。
(動画が流れはじめる)
はい、以上の動画の仕組みについてまとめますと、店舗様におきましては予約数の最大化をご提供でき、一般のお客様に関しましては、ネット予約店が多く展開していくことで24時間ネット予約ができる環境をつくることができると考えています。
弓場:現在、実際に2つの店舗様にお使いいただいております。ひとつめは、アスリートソサエティ様。こちらは元プロの陸上選手である為末大さんが運営されている会社になります。こちらでは講演会の予約において導入いただいております
また沖縄にありますANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート様ではアクティビティ予約といったところでご利用いただいています。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート様においては、例えば海中の遊覧船予約といったところでご利用いただいており、今まではメール予約だったのが「Airリザーブ」をお使いになり、予約枠の確認や在庫管理ができ24時間いつでもご利用いただける環境となっています。
簡単に使える予約管理システム「Airリザーブ」、本日からリリースとなります。
予約管理を一元管理できていない店舗様におきましては、是非みなさまの方でご案内いただければと思います。
ありがとうございました。
弓場:続きまして大宮の方から、Airシリーズについて引き続きご案内いたします。
大宮英紀氏(以下、大宮):これから私たちが「Air」でどんなことを実現していきたいかを簡単にご説明させていただきます。
私たちは、「Airレジ」を1年前にリリースさせていただきました。日本の中小事業者数は約540万にのぼります。私たちはレジをお使いいただく可能性のあるすべての場をこの「Airレジ」でご支援できると考えています。
私たちは人とお店、サービスとサービス、実世界とデジタルを「Airレジ」でつないでいきたいと考えています。
お店の方々の商業活動をもっと自由にし、お客様とお店の深いつながりを実現してまいります。しかしながら、この「Airレジ」はその第一歩にしか過ぎません。
お話させていただいた「Airウォレット」、そして本日仲間に加わった「Airウェイト」「Airリザーブ」といったサービスと今後接続することによってより便利にお使いいただける環境をご提供してまいります。
それ以外にも、他社様のサービスと連携することにより、より広い業務でご支援できる環境を準備してまいります。
そしてこの先、既存のAirサービスだけでなく、新たなサービスを生み出していきます。我々はこAir全体を通じてスモールビジネスの商いを支援していきます。
私たちは日本にとどまることなく、世界に向けこのAirで「ヒト・モノ・コト・バ」をつなげて商いをもっと自由に、世界をもっと楽しくしていくことを推進していきます。
ご期待ください! ご清聴ありがとうございました!
司会者:それでは、これより質疑応答の時間に移らせていただきます。
質問者:アカウント数10万アカウントを目標より前倒しで実現したというお話がありましたが、今年度の見通しや今後の目標があれば教えていただきたいです。
もうひとつ、今回の機能の追加でお店もお客様も両方便利になると思うのですが、いずれも無料でサービスを提供するということで、リクルートライフスタイルとしてどのように収益化を図るのでしょうか?
また、順番待ちでレシートを出す機械が必要になると思うのですが、こちらも無料で提供されるのか教えてください。
大宮:まずひとつめ、10万アカウントを達成して、今年度どのような見通しかというご質問についてですが、今年度の見通しについては具体的にこういった数値を置いているといったことはお伝えできません。申し訳ございません。
ただ、私たちは先ほど、「Airレジ」を無料でご提供させていただくとお話しましたが、「Airレジ」のみではなく「Airウェイト」「Airリザーブ」も含め、多くの形で店舗を支援していきたいと考えております。
それらを含めて今年度ご支援していく具体的な計画を決めながら今後進めてまいります
2点目の収益化についてですが、将来的には収益化は当然必要になってきますが、現時点では利用者数を最大化することを我々は考えています。
「Airレジ」に関しましては今後も無料ということで考えておりますが、先ほどお話しました「Airウォレット」や「Airウエイト」に関しましては本日お話させていただいた機能については無料で提供させていただきますが、将来的にはお金をいただくことも可能性としてはあると考えています。
今後様々なサービスを展開していくつもりですが、そういった様々なAirでの収益化も含めて色んな手段を提示していけたらと思っています。
渡瀬丈弘氏(以下、渡瀬):3点目の「Airウェイト」のプリンターに関しては、購入路線を設けており基本的には有償としてお客様自身に買っていただくことを想定しています。
ただ、基本利用料としては無料で提供しているため非常に安価なサービスとしてご利用いただけるかなぁとは思っております。
質問者:購入路線を設けているということで大体どれくらいの費用で購入できるものなのでしょうか?
渡瀬:そうですね、プリンターにもよるのですが、数万円の前半代でご利用は開始いただけるかなぁとは思っております。ただ、そのプリンターをご用意いただければ、基本的には無料ではじめられるサービスにはなっています。
司会者:他にご質問がある方はいらっしゃいますでしょうか?
質問者:1点目は、今現在10万アカウントを超えたということなんですが、パッと見たところ飲食店様の利用が多いのかと思いますが、よく使われているお店のジャンルと今後注力していきたい分野があれば教えていただきたいのと、今後増やしていきたい機能があれば教えてください。
もうひとつは、他にもPOSレジアプリが出ているとは思うのですが、Airレジ独自の強みといいますか、ユーザーさんにこういったところを感じて使ってほしいといったところがあれば教えていただきたいです。
大宮:1点目のどういった業種で使われているかに関しましては、先ほどおっしゃられたように飲食店が多いです。約半分が飲食店になります。
ただ残りの半分で、アパレルの方々、小売の方々、スクールなど多種多様な方々にお使いいただいているのが現状です。
今後注力するポイントにつきましては、色々な形でご支援できると考えておりまして、まず飲食に関しましては予約管理といったところで拡大していきたいと考えています。
また、他の分野におきましては、小売業を営む方々に喜んでいただけるような在庫管理ですとか、顧客管理などといった機能をより拡充していきたいという風に考えております。
ただ、その一方でより広い領域の方々に使っていただけるようなサービスも展開していけたらと思っております。
2点目の差別化に関しましては、他のPOSレジアプリを競合視しているということは一切ありません。ITによって世の中が変わっていくこのタイミングで、リクルートライフスタイルとして新たなご支援ができるということを切り口にほんの数名で立ち上げた会社ですので、そういったことをより強めてきたいと思っています。
ただ、ホットペッパーグルメですとか、ホットペッパービューティーみたいな既存のサービスは街の方々との接点を持っておりますので、そういったところを活用していくことはもちろん考えています。
リクルートID、リクルートポイントを含めて、リクルートグループとして様々な資産がありますのでそういったところは活用したいと考えています。
司会者:他にご質問がある方はいらっしゃいますでしょうか?
質問者:まず、スクエアさんと連携されているというお話がありましたが、スクエアレジが先日グローバル展開で日本語対応を発表されましたが、その点で協力関係に影響はあるのでしょうか?
もう1点が、「Airリザーブ」で予約をする際に必要なIDは、リクルートIDということでよろしいでしょうか? リクルートIDが必要なのであれば、現在のリクルートIDの数もお教えいただきたいです。
3点目が、「Airウェイト」のご紹介の際に、試験導入をされていたお店でそれなりの規模の会社との提携を挙げられていましたが、そういったところに営業を継続的にかけていくのかといったこの3点について教えていただきたいです。
大宮:では1点目は私、2点目は弓場、3点目は渡瀬がお答えいたします。
1点目のスクエアレジについては、おっしゃるとおりスクエアさんはレジをグローバル展開していくというお話がありました。しかしながら、私たちの協力関係に影響が出るということは全くございません。
私たちがサービスを協力しているのは「レジ」というレイヤーではなくて、「ハード決済」というレイヤーになっていますので、今後も協力を続けていきますし、先日の発表によって協力関係が変わるということはございません。
弓場:「Airリザーブ」に関して、まずリクルートIDが使えるのかという点ですが、リリースのタイミングではワンショット予約という形でのご提供となります。将来的には、リクルートIDでの接続も視野のひとつとしては考えております。
また、会員数については現在公表されておりません。
渡瀬:「Airウェイト」について飲食業様との取り組みに関してですが、俺のフレンチやすかいらーくグループといった企業は例えばホットペッパーグルメなどで接点のある企業でして、課題に対して現場としてはどのように解決しているかをよりリアルに把握するためにご相談させていただた背景がございます。
ですので、「Airウェイト」に関してはリクルートの資産を活用しながら様々な業種の方々に課題に合ったサービスをご提供していけたらと考えています。
質問者:「Airウェイト」以外の「Airレジ」「Airリザーブ」に関しても大手と協力されるということですか?
渡瀬:私たちはそういったチェーン企業の方々にもご利用いただきたいと考えております。ただ一方で、チェーン展開されている企業様は既にPOSレジを含めて色んな仕組みのもとで運営されています。
そういった方々に我々のサービスを選んでいただけるように、例えば「Airレジ」であれば予約管理からお使いいただくとか、「Airウェイト」からお使いいただくなど、我々が持っているサービス群のひとつからサービスを使っていただく形でご案内させていただくこともしております。
質問者:ありがとうございました。
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