
2025.03.19
ドバイ不動産投資の最前線 専門家が語る、3つの投資モデルと市場の展望
スピードスケート(全1記事)
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司会者:さあ今、チーム、コーチも、みなさんで揃ってお上がりいただきました。まずは小平奈緒選手からお話をおうかがいいたします。どうぞ、真ん中へお進みください。
小平奈緒氏(以下、小平):こんにちは。
松岡修造氏(以下、松岡):小平さんの言葉というのは、僕も向こうで見ていて世界中に伝わってきました。誠実さと本気さ。このオリンピックで1番感じたことは何だったでしょう?
小平:世界の輪とか応援してくださるみなさんとのつながりを感じました。
松岡:とくに1,000メートルではできなかった心の底から自分を信じることができたというのが、僕1番嬉しかったんです。信じることができたら、そこには何が見えたんでしょう?
小平:そうですね、みなさんの笑顔が見えました。
松岡:みなさんの笑顔。嬉しいですね。
小平:(観客に向かって)ありがとうございます。
松岡:ちょうど壮行会のときに僕らみんなで「届け、勇気」って、子どもたちを含めて言ったときに、少し気持ちをもらった気がしたんですけど。その勇気というのは、どういうかたちで競技を通してできましたか?
小平:私にとって勇気とは覚悟することだと思います。
松岡:最後、その覚悟の勇気も含めて日本のみなさんに勇気というのを伝えていただけますか? このメダルとともに。
小平:じゃあみなさんに勇気を届けます。勇気!
松岡:届いたー! ありがとうございます。
小平:ありがとうございました。
司会者:ありがとうございます。女子500メートル、見事金メダル獲得の小平奈緒選手でした。さあ続いては、高木美帆選手にお話をお伺いいたしましょう。
高木美帆氏(以下、高木美):お願いします。
松岡:いや~もう美帆さんはね、あんまり勝負とか勝ちたいとか実際に言わない方が、本当に勝負したこのオリンピック! どうでした、自分で?
高木美:本当に最後まであがき続けることができたなと思います。
松岡:あがいた? それは苦しんだ部分もあったんですか?
高木美:そうですね。やっぱり3,000メートルで5位になったときに、滑りの感覚とかがいまいちしっくりこなかったので、1,500メートルに向けて気持ちを切り替えていくにあたっても最後まで「どうしたらいいかな?」というのを考え続けて。
また1,500メートル終わったあとは体も心もだいぶ疲労し切っていたんですけど、1,000メートルに挑むにあたって「もう一回がんばりたい」というふうにみなさんのメッセージを聞いて思ったので。そういった面でも「もう1回立ち向かおう」というふうに強い気持ちを入れ直して。
チームパシュートでは、最後1番取りたいメダルだったので、長丁場だったんですけど、そこに向かってずっとみんなでどうしたらいいかというのを考えながらやっていたので、体を整えるという部分でもずっとあがき続けられたかなと思います。
松岡:僕にとって1番嬉しいのは、美帆さんが、オリンピックって嫌な思いもときたまあったかもしれない、前はね。でもどんなオリンピックになりました? オリンピック自体が。
高木美:「楽しかった」と一言で言うには辛いことも多かったかなというふうには思うんですけど。それでもこうやってみなさんの笑顔もたくさん見れましたし、自分でも出し切ったなと思えるのでとても幸せな大会になったと思います。
松岡:美帆さん、その言葉は1番幸せ! おめでとうございます!
高木美:ありがとうございました。
司会者:高木美帆選手、金銀銅3つのメダル獲得でございました。では続いて、高木菜那選手です。
松岡:失礼なこと言いますよ。今回1番びっくりしてるでしょ? 夏も含めて女性が金メダルを2つというのは初めてなんですって。おめでとう!
高木菜那氏(以下、高木菜):ありがとうございます。ありがとうございます!
松岡:史上初をお姉さんがやってのけた。どう思われます?
高木菜:まだあんまり実感がないんですけど、新種目で金メダルを取れたということは本当に嬉しく思ってます。
松岡:とくに最後ね、マススタートのときに最後どんな感じでした!? 抜く前は。
高木菜:抜く前はもう「いくぞ、いくぞ、いくぞー!」と思って待ってたので、本当に出れてよかったなと。
松岡:我慢するの大変だったんじゃないですか? あそこは。
高木菜:いつ出ようかというのを自分でも考えながら、待って待って待ったことがよかったかなと思います。
松岡:待って待って。この金もずっと待ってたはず。2つやって来て、実際に持ってみるとどんな思いになれるんですか? この金メダルというものは。
高木菜:本当に嬉しいですし、こうやっていろんな方が応援してくれて、今もこうやって歓迎してくれているので。それが詰まった金メダルだなぁと思います。
松岡:練習中のときも膝を気にされてて、相当痛かった中でやったと思うんですよ。どこからやってきたの? あの勇気と力は。
高木菜:結団式のときからみんなから勇気を届けてもらって、今回は本当にそれが自分の力になって試合に臨めていたので。たくさんの人が応援してくれたからこその金メダルだと思います。
松岡:共有できた勇気の金メダル! おめでとう!
高木菜:ありがとうございました!
司会者:高木菜那選手、ありがとうございます。それでは、このお2人とともにチームパシュート、見事メダルを獲得いたしました。佐藤綾乃選手、お願いいたします。
松岡:パシュートに入って、そもそもそれほど速い選手でも……申し訳ない(笑)。その中で見事乗り切ったと思うんです。どうでした? この金は。
佐藤綾乃氏(以下、佐藤):本当に決勝の前というのはものすごく緊張していて、オリンピックならではの緊張感を味わうことができたなと思うんですけど。一緒に戦ってきた先輩たちやこうしてたくさんの方の応援があったから、その緊張も乗り越えることができたかなというふうに思います。
松岡:初めてのオリンピックはどんな舞台、どんな景色でしたか?
佐藤:今思うことは、思っていたよりもすごくいい経験、学び。私にとって吸収できることが多かったので、初めてのオリンピックは、一言で言うといい経験ができたなというふうに思います。
松岡:この経験をどんどん、どんどん前に、金とともに前に行ってほしいです! おめでとうございます!
佐藤:ありがとうございました。
司会者:佐藤綾乃選手、ありがとうございます。そして菊池彩花選手、どうぞ前のほうにお越しください。
松岡:彼女はパシュートで「私が盾になる」ってやってたじゃないですか。あのときはどんな思いでした?
菊池彩花氏(以下、菊池):私にできることはそのくらいしかなかったので、とにかく2人に足を溜めてもらって決勝でしっかり走ってもらえるようにと思って滑りました。
松岡:ワンラインということで4年間、年間300日ずっと合宿してて、気持ちを1つにできたからこそのメダル。あの4年間というのは菊池さんにとってどんな思いですか?
菊池:1日1日というか、一瞬一瞬というか、本当にすべてが詰まった4年間だったので、金メダル取ったときはグッときましたね。
松岡:実際に取ってみるとどんな思いでしょう?
菊池:もう嬉しいの一言で。もう涙が止まりませんでしたね。
松岡:素敵な涙。金の涙。おめでとうございます!
菊池:みなさん、ありがとうございました。
司会者:菊池彩花選手、おめでとうございます。
松岡:1つ聞きたかったのが、今回主将としても相当プレッシャーもあって、そしてチームパシュートも含めてこれだけスピードスケートが活躍できた。自分の競技もそうですけど、どんな思いで選手を見てました?
小平:私が主将ではあるんですけれども、選手それぞれが自分たちが主役というつもりで臨んでくれたのが、今回1番よかったかなと思います。
松岡:世界ですごく流れていたのが、韓国の選手とともに思いを共有できた。僕、あれこそスポーツだなと思ったんです。何を1番伝えたかったんでしょう?
小平:アスリートというか、スポーツは言葉のいらないコミュニケーションだと思うので。お互いを高め合って、お互いを尊重し合って成長していくのがスポーツだと思うので。それが伝えられたらいいなと思いました。
松岡:本当感極まってくるね。ありがとうございます。
司会者:それではそんなスピードスケートの選手団のみなさんとフォトセッションを行いますから修造さん横に入っていただいて。
松岡:俺こんなこと勝手にしちゃいけないけど、ヨハン、ちょっとcome。
彼がすげぇがんばったんだよね! 世界ということを考えると。Just one word for them.
(ヨハン・デビット氏、英語で返答)
松岡:(デビット氏の英語を訳して)「みんな、チームを歓迎してくれてありがとう」。彼もオランダ人ですけど、はっきり言うよ、ヨハンは日本人になった!(笑)。おめでとう!
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