2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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福田峰之氏:みなさん、よろしくお願いします。33年間自由民主党に所属しておりましたが、一昨日離党いたしました福田峰之でございます。
私は20歳のときに秘書見習いとして自民党の事務所に入って。思い返すとあのときは本当に「この世の中、こんなことしてやりたいなぁ」「どんな社会構造になっているのかな」、そんな大きな夢を見て20歳で政治の世界に踏み入れました。
30歳で地方議員に立候補するときも、今思うと「こんなことできないかもしれないなぁ」と思うようなそんな大きなことを言って実は選挙をやって地元の方々に訴えていたんですね。
市会議員の選挙を3回やって、そして衆議院選挙を4回やって、今53歳になりました。だんだん、だんだん選挙をやっているうちに自分が掲げている政策というのは実現可能なものでなければいけない、先が見えるものでなければいけない、そういうものにどんどん、どんどん、どんどん、どんどんなっていったんです。そして今回衆議院が解散されそうだという思いを描いたときに、53の私は一体これから何を世の中に問うべきなのだろうか? 今まで政党人として、そして政治家として歩んできた私が、これから残された政治家人生どんなことをやっていくべきか?
振り返ったら、もう1回青臭くてもいいから夢や希望こういうものを青臭く政治に訴えたくなったんですね。
そしてそれは私が訴えるだけではなくて国民のみなさんにも「もう53歳になっちゃったら会社にいても先が見えていくなぁ」とか。
あるいは例えば女性の方は「もう結婚しちゃって今働いてないから最後こうなっちゃうのかなぁ」とか。全部が既定路線の中で自分の人生観を置く。
もう1回考えてみませんか? もう1回この国の夢や希望や、そんなものを持って生きてみませんか? 人生選択してみませんか? 政治家やってみませんか?
そんなことをやりたくて新党に入ろう、そして新党を作ろう、そして望まれる政治家というものを排出していこう、そしてみんなが夢や希望を持って青臭くてもいいから前に進める日本を作っていきたい。そんな想いで、この希望の党に参加をさせていただきました。
これからしっかりとこうしたことを国民のみなさまにお訴えをしていく、そんな役割を果たしていきたいなというふうに思っております。これからもみなさま方のご指導をお願い申し上げまして、私の弁とさせていただきます。
(会場拍手)
木内孝胤氏:おはようございます。衆議院議員の木内孝胤でございます。専門が経済ですので、力強い経済を作り上げていきたいと思っております。
今日本を取り巻く閉塞感は20年間で給料が2割下がっていること。安倍政権になってからもこの5年間でみなさんの実質賃金100あったものが今95に減っているわけです。いくら企業収益が上がっても、いくら株価が上がっても、みなさんに財布に入っているお金は減っている。これが今の閉塞状態です。
成長戦略のないアベノミクス、これはしがらみのない我々がこれから作り上げていくことでございます。がんばってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(会場拍手)
野間健氏:みなさん、こんにちは。鹿児島3区の衆議院議員の野間健です。地方は少子化、高齢化、そして人口減少、閉塞感が深まっています。この地方になんとしても小池代表とともに希望の風を吹き上げてまいりたいと思っています。よろしくお願いします! ありがとうございました。
(会場拍手)
後藤祐一氏:神奈川16区の後藤祐一でございます。これまでこの党の立ち上げに際しての政策、公約作りに貢献をさせていただきました。
これまでも情報公開法の改正ですとか知る権利を守る、あるいは行政改革に関わるさまざまな立法に携わってきた経験を活かして、このしがらみなき改革、具体的なかたちで進めてまいりたいとおもいます。
また寛容な保守政党ですから、世界各国とりわけアジアとの関係、あるいは国会での与野党の関係、そしてこの党内の多士済々の先生方との関係も含めて調和あるそんな政治を作ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(会場拍手)
これまでも多くの新しい党が誕生しては一過性のものとして消えていくという繰り返しがございました。私たちは絶対にこのことを繰り返してはいけない。
我々がもう1度この政権を担いうる選択肢としてしっかりと国民のみなさま方から認めていただく、そして政権交代可能なこの二大政党制をしっかりと定着をさせていく。
そんな想いを持ちながら、小池代表を中心にしながらそう言う政党へと発展していくようにがんばってまいりたいと思います。どうかみなさん、よろしくお願いいたします。
(会場拍手)
松沢成文氏(以下、松沢):参議院議員の松沢成文でございます。私はこれまで地方議員、国会議員、そして知事といろんな経験をしてきましたので、こうした経験を活かしてこの新党をしっかりとサポートしていきたいと思っております。
よく記者の方に聞かれるのは、「松沢さん、衆議院に鞍替えするんですか?」と聞かれますが。ここではっきりと宣言しておきます。いたしません!
新党のほとんどが衆議院選挙に立候補しますので、私は参議院議員の立場で全国を回って多くの同志が1人でも当選できるように後方支援に専念したいと思っています。
もう1点私がこの新党に参加した最大の理由は、この党は憲法をしっかり議論する党だという党の方針が出ました。それからもう1つはエネルギーの大改革ということで原発ゼロを目指していくという大方針も決定いたしました。
この2つがしっかりと組み込まれたので、私も同じ考えでありますので党に参加をして日本の大きなパラダイム変化をやっていきたいというふうに思っているところでございます。
本当の最後にいたしますが、友党になる都民ファーストの会そして我々希望の党が両方とも政策に入れると思いますが、近々の課題として受動喫煙防止条例そして国会での法律、これはしがらみのない政治の代表例でありまして。タバコ利権と戦って国民の健康を守るためにオリンピックを成功させるために、まずこの政策にしっかりと取り組んで成果を上げてスタートできればというふうに思っております。
微力ながら一生懸命応援をしながら総選挙を勝ち抜いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(会場拍手)
鈴木義弘氏:埼玉14区の鈴木義弘と申します。一昔前、ダ埼玉と言われたんですけど、今は彩の国さいたま。これもやっぱり1つのイメージだと思います。
希望は私たちが作っていかなければならないのかもしれませんが、1人ひとりがそれを描ける社会が1番大切なんだと思います。人を幸せにすることが、私はできるか。でも幸せは自分で掴まなければならない。そのステージ作りを私たちがどこまでできるかということになってくるんだと思います。
戦後70年経った考え方が、私は今でも変わっていないと思っています。そろそろ変えよう、そういった気持ちを持ってもらう。
改革マインドを持った人がこの希望の党に募ってもらえればというふうに思います。みなさま方のご支援を心からお願いを申し上げ、私からの一言に代えさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします!
(会場拍手)
横山博幸氏:おはようございます。愛媛県の衆議院議員、横山博幸です。私は国家・国民をしっかりと守り抜く政治に取り組んでまいります! 今後ともよろしくお願い申し上げます。
(会場拍手)
行田邦子氏(以下、行田):私が最後となりました。埼玉県選出の参議院議員の行田邦子でございます。これまで3年弱無所属で活動しておりましたけれども。
今日をスタートといたしまして希望の党をプラットフォームとして国民のみなさまと一緒に希望の日本を作っていきたい。そしてその希望を未来の国民へとつないでいきたい。そのために私自身が改革の原動力となっていきたい。この想いで結党に参加をさせていただきました。どうぞよろしくお願いをいたします!
(会場拍手)
それではただいまよりメディアのみなさまからご質問を受付させていただきます。恐縮ですが、一問一答とさせていただきます。指名をされてから社名とお名前をおっしゃったうえでご質問をお願いいたします。
(会場挙手)
どうぞ。黒いスーツの。
記者1:最初にすみません。日本農業新聞と言いますけども。完全に東京を中心の都市型政党として見られているとは思うんですけれども。
ただ全国に候補者を立てるとなると、やはり地方、農村部への発信というのも必要になるとは思うんですが、そのへんの公約の方向性だとか具体的なものが決まっていれば教えてください。
細野豪志氏(以下、細野):我々の大きな方向性として、憲法の中でも地方自治の確立というのをあげております。そしてその先にそれぞれの地域が生き生きと活動、活躍できるようなそういう社会を作っていきたいと思います。
例えば地方で言うならば中小企業政策、そこはしっかりと掲げる準備が整っています。さらには農業政策、漁業政策そういったことについてもしっかりと中身のあるものを今作っております。個別にはまだ集約をしきれておりませんので、遅くとも来週にはみなさんにお示しをしてまいりたいと思いますが。
東京が元気になることは非常に重要です。それは日本全体の活力になる。しかしそれだけでは日本はまさに希望のある国にはなりませんので、地域のみなさんにご理解いただけるような政策をしっかり掲げて、我々は全国政党としてスタートしたいというふうに思っております。
記者2:テレビ朝日のシラカワと申します。細野議員にお尋ねしますけれども。政権交代を目指していくということであれば、それなりの規模感というのがどうしても必要になってくると思います。
希望の党という枠組みだけであくまで今度の選挙に臨んでいくのか、それとも野党第1党である民進党、そのほかの野党などとも連携、もしくは再編という話も聞こえてきていますけれども、そういった政権交代を実現するために大胆な野党の結集ということをお考えなのかどうかお聞かせください。
細野:まず規模感でございますけれども、今日立ち上げということですが、この立ち上げに先立ちまして、相当のみなさんから出馬をしたいということで手をあげていただきましたので、今その最終的な確定をしている作業中ということでございます。
人数については、ここで申し上げるのは控えたいと思いますが、全国政党としての十分な立候補者は確保できると思っております。
また、ここ数日も相当また殺到しておりますので、今週から来週にかけて候補者の擁立、しっかりとやっていかなければならないと思っています。
まずは我々が掲げた理念と政策に一致をできる、そういう顔ぶれをしっかりと集めていくというところがスタートで。
そのなかで、こういう考え方に一致をできる人たちがどこにいるのかということについては、そこは、まあそれこそ、ここに合致をできるということを前提にさまざま可能性については考えていくことになるのではないかと思います。
若狭:若干補足しますと、要するに改革保守政党なんですよね。我が党は。ですから、そういう意味において改革保守という軸足で今後進めていくと。いろんな問題については改革保守という軸足の下でいろいろとこれからの政治を考えていくということです。
記者3:すいません。インターネットのニュースメディアで「THE PAGE」というサイトの記者をやっております、グシケンです。どなたでもけっこうですので教えていただきたいんですが、綱領に掲げられている、「改革保守を目指す」ということなんですけれども。
理念としてはなんとなくニュアンスは伝わってくるんですけれども、具体的にどのような政策でこの理念を具現化していかれるのか? 今、なにか話せることがあればご説明いただきたいんですが。お願いいたします。
細野:では私から完結に申し上げると、まず安全保障。安保法制白紙撤回と、こういうことでは北朝鮮の問題を含めた我が国の厳しい安全保障環境に対応できません。
したがって、必要な部分についてはしっかりと既存の法制についても認め、現実的な対応をしていくというのが保守政党としての1つの矜持だろうと思います。
また改革保守ということでいうならば、憲法改正も1つのテーマになるであろうと思います。やや自民党の中で9条の議論のみが先行しています。我々はその議論からも逃げません。
ただ優先順位としては、地方自治や国会のあり方、一院制、そういったことについて改革志向の憲法の提案をしていくというのがこの、まあ言うならば、改革保守政党といった場合の象徴的なテーマになってくるだろうと思います。
記者3:というと、国会を、2つあるのが1つに、一院制にするというところも政策として掲げられるということなんでしょうか?
細野:今申し上げた全体の中で、そこも1つの要素としてあるということですね。
若狭:若干補足いたしますと、要するに消費税については、今の経済状態のままだと平成31年の10月に上げることは難しいという、要するに一歩立ち止まって考えようというスタンスなんですが。
その消費税を上げるかどうかを議論する際に、やはり国会が自ら身を切る改革をする必要があると。きちんと自分たちが身を切る改革をせずに「消費税を上げてください」と国民のみなさまに負担だけを求めるのはおかしいと。
その身を切る改革の象徴的なものとして、国会議員の議員削減、議員報酬の削減というのを打ち出しています。議員数の削減という意味においての1つの表れ方として統合型の一院制という話につながっていくと理解していただければと思います。
記者3:ありがとうございます。
記者4:TBS『あさチャン!』のスミダと申します。この大事な結党会見で小池代表が早々と退席をされました。都知事と代表、二足のわらじの弊害というのがもう出ているのではないかと考えますが、いかがでしょうか? 細野さん、それと知事のご経験もおありの松沢さん、一言ずつうかがいたいのですが。
細野:東京でさまざま政策を進めるのに国も変わらなければならない。知事はそのことが日本全体をまさに希望のある国にしていくことだということで立ち上がったわけですね。ですから、我々もその理念には賛同しています。
知事職というのは非常に重い公職ですので、それをまっとうしていただくというのは、もう本当に大変な重たい2つの役割をしていただくということでありますけれども。先ほど小池知事はなんとおっしゃいましたっけ? 運動靴とヒールを両方履き分けると。これはしっかり履き分けていただけると思いますので。
時間的な制約でどうしても政党運営のほうが、時間的にどうしても制約がある部分については、それはもうみんなで補ってやっていけばいい話でありますので、私は十分にやっていけると確信をしています。
記者4:知事のご経験を通して、松沢さん、お願いできますか?
松沢:知事も国会議員も激務です。ですから私のような凡人だと両方はできません。しかし小池知事はスーパーウーマンですから、彼女なら私はできると期待しているんですね。
それで大きな改革。例えば、憲法改正もそうですが、地方分権改革なんて私たち一番取り組みたい改革なんですが、これは地方のサイドのトップの都知事と国、これが連携しないと絶対できないんですね。
ですからこういう大きな改革をやるためにも、両方にしっかりと取り組める立場というのは、これは私は大きいと思っていまして。スーパーウーマン小池代表・知事に期待したい。私もサポートしたいと思っています。
行田:それでは最後の質問とさせていだきます。
記者5:読売新聞のオハラと申します。現在の党の小池代表以外のみなさまの役職と、登壇されている方々が小選挙区で立候補されるならばどちらの区から立候補されるか?
また登壇されていない方でもうすでに特定の人物の選挙区が決まっているのであれば、その選挙区を教えてください。以上です。
若狭:選挙区等についてはあとで。だいたいみなさん先ほども少し申し上げられたので、時間の関係で割愛させていただきます。
それで今後については、役職等については、選挙も近いので、選挙を終えて体制が整った段階でいろんな役職を考えていくということでありまして。現時点においては、それぞれのみなさんが役職を持っているということはございません。
行田:ありがとうございました。私ども、希望の党、この旗の下に国民ファーストの政治に邁進をしてまいります。
本日はお忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございました。これにて結党記者会見を終了させていただきます。
若狭:ありがとうございました。
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