2024.12.24
「経営陣が見たい数字」が見えない状況からの脱却法 経営課題を解決に導く、オファリングサービスの特長
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記者14:ファクタのミヤジマです。今日はおめでとうございます。先生の決意表明を聞きながら、私は「前原さん、変わった」と実は確信を持ったんですが、「今日から私は変わった」宣言ができるのかどうか、そういうことですね。それから、その原動力となった井手(英策)先生ともう電話で話をしたのかどうか。
それで、この方をAll for Allの旗として、政調会長じゃないんですけど、なにか特別な前原カラーをはっきり出すかたちでの処遇というか、ポストというのか、そういうのがあってもいいんじゃないか、というぐらいのAll for Allだと思うんですけど、そのへんをうかがいたい。
前原誠司氏(以下、前原):はい。……まだ電話は誰にもしておりません。終わりましてから、補選の候補者と写真撮影をしておりまして。そして、私を応援してくださった方々に対する謝辞を申し上げてこちらに参りましたので、どなたにも電話はしていない、と。
そして、今回のAll for Allについては、まさに井手先生との出会い、これはもう2年以上前になりますけれども、この人の考え方は、その考え方自身というよりも、この人に熱がある。国を思う国士としての情熱にあふれている。こんな人と酒を飲みかわして、将来の話をしたい。1回目は新橋、2回目は井手先生のご地元の小田原まで行きまして、酒を飲みかわしながら。
それから私がお願いをして、月に1回、……15、6回だと思いますけど勉強会をさせていただき、そして、まとめた考え方というのがAll for Allであります。したがって、井手先生との出会いがなければ、この考え方にはたどり着かなかったというふうに思いますし、私は井手先生とは一生の、まさに刎頸の友として、あるいは私の師匠として、これからもご指導いただきたいと、こう思っております。
私の思いとしては、尊厳ある生活保障総合調査会というのは継続したい、と思っています。そして、アドバイザーとしての役割はこれからもお願いしたい、そう考えております。したがって、これからも井手先生とは二人三脚でがんばってまいりたい、こう考えております。
記者15:読売新聞のタカダです。すいません、あらためまして憲法の考え方についておうかがいいたします。まず代表になりましたら、臨時国会以降の憲法審査会にどう臨むのかということも含めまして、党内の改憲の議論、また、代表ご自身のお考え、改憲に積極的だったと思いますが、それも含めてどのように党内議論を進めていくのか、お考えをお願いします。
前原:はい。私は代表選挙の時に、「憲法の議論というのは、野党第一党として大いにすべきだ」ということを申し上げました。そして、当選をさせていただきました。ただ、党内にはいろんな考え方がありますし、すべてのテーマについてはそうでありますが、代表は独裁者ではありません。代表が決まった段階で、すべて自分の思い通りになるということは、これは党の民主主義が破壊されることになりますので。
しっかり新たな態勢を決める中で、どのような党内議論というのを行っていくべきか、ということについても、みなさん方と話をさせていただきたいと、こう思っております。
記者16:すいません、共同通信のイチカワです。人事についてはこれから考えるということでございますが、今回代表選を戦った枝野さんですね、人事とは別にして、今後党の挙党体制を築くために、枝野さんには今後どういった役割を期待される……、期待されたいでしょうか? お考えがあれば、お願いします。
前原:はい。枝野さんにはですね、あれだけの得票を取られたわけでありますから、しっかりと……、まあ、これからの党の運営についても、どういうポジションかっていうことはまだまったく考えておりませんが、しっかりと枝野さんには関わっていただきたいと、それがまさにノーサイド、挙党一致体制、これを築くことになると考えております。
記者17:群馬県の上毛新聞社のイシクラと申します。地方組織のあり方についてお考えをうかがいたいと思います。
群馬県内では、旧維新系と民主系とで県組織が並び立っているような状況で、県連組織というのがありません。こういった地方というのはあると思うんですけれども、総選挙の前に、こういった地方の融和、組織の統一ですね、こういったものを急がせる、そういったお考えはおありでしょうか?
前原:私、4年半あまり、まったく旧民主党・民進党の執行部に関わってこなかったものですから、47都道府県、地方組織がどういう状況になっているかということについて、つまびらかに知っているわけではありません。
したがって、今後、今までどういう47都道府県の地方組織を運営されてきたのかということについては勉強させていただいて。そしてなによりも、解散総選挙が1年3ヶ月以内に必ずあるわけでありますので、現職の議員の方々の再選、新たな方々の当選に向けてしっかり努力をしていきたいと、こう考えております。
記者18:TBSのマキノです。先ほど決意表明でほかの勢力との連携や協力を否定しないとおっしゃいましたが、決意表明でそれをあえて打ち出したのはどのような思いからなのか。そして、いわゆる小池新党への対応や非自民勢力の結集ついて、どのようなお考えなのかをお聞かせください。
前原:繰り返しお話をしておりますように、政党というのは理念・政策を実現するために、その旗の下に集まっているメンバーが党を形成していると。
その理念・政策に共鳴してくださるところであれば、協力をするということは当然のことじゃないかと思います。
現時点においてなにか、特定の政党とか、特定の勢力を念頭においたものではありません。しっかりと理想の社会実現のためにがんばってまいりたいと、こう考えております。
記者19:日刊スポーツのナカヤマと申します。代表になられて今後の発信方法と申しますか、国民に接するための、例えば街頭演説に積極的に出られるとか、そういう代表としての発信方法は今どういうふうにお考えでしょうか?
前原:先ほど代表に選ばれたばかりになりますので、自らのプレゼンテーションも含めてどのようにやっていくのかということについては、まだ決めておりません。
しかし代表選挙の間にも申し上げてまいりましたけれども、広報については抜本的に見直して、代表自身というよりは党の考え方をしっかりと国民のみなさん方にご理解をいただけるような体制というものに、よりよいものにしていきたい。こういう思いはありますので、こういった観点から私自身もどういう発信をしたらいいのかということについては検討させていただきたいと思います。
記者20:フリーランスのミヤザキノブユキと申します。代表就任おめでとうございます。今回の代表選挙ですが、正直世間の関心が非常に薄いのか冷たいのかわかりませんけれども、もうすでに代表になられておりますが候補者として昨日までの感想、そういったところを実際に党の内と外でどういうふうにお感じになられましたか?
前原:全国8ヶ所で討論会、街頭演説をさせていただきまして、どの会場も満員盛況でありました。そして街頭演説も一般の方々にも立ち止まって聞いてくださる方々もたくさんおられました。確かにこれは率直に言いまして、我が党の支持率は1桁ですから、我が党に対する国民の厳しい見方があるのは事実であります。
ただ全国組織がある我が党、野党第一党として今日決意表明をさせていただいたように、やはり自民党に代わる選択肢を作らなくてはいけないという使命はあると思いますし。それを我々はしっかりと国民に示していくこと。そしてその結果として支持率とかあるいは関心とかそういったものが高まってくる。そういった努力をさせていただきたいと考えております。
司会者:申し訳ございません。もう予定の時刻はこれで過ぎましたので、今日のところはこれで終了させていただきたいと思います。今後ともまた定例会見等ございますので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
前原:ありがとうございました。
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