2024.12.24
「経営陣が見たい数字」が見えない状況からの脱却法 経営課題を解決に導く、オファリングサービスの特長
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記者:朝日放送キャスターのタカハシと申します。LINEイジメの実態を知るためにLINEを始めたとのことなんですが、実態は見えたんでしょうか?
山本:そうですね。見えたというか、LINE上で飛び交う言葉が非常にヒドいなっていう印象を受けました。そういう意味では実態は見えましたね。
要は、気に食わなかったらすぐに「死ね」であったり、もしくは「殺す」であったりとか、普通の日常会話でこれは使うのかな? と、まあ「キモい」もそうなんですけど、そういった言葉が普通に溢れてるんですね。私自身、大変ショックを受けました。
記者:ご自身が逆に、イジメられた側の事を知った、というか……。
山本:そうですね、グループで本当にそういった言葉が使われているんです。
記者:交野市教育委員会によると、名刺などをたくさん女子生徒に配っていた、というような話があるんですけれども、これはなぜ配布したんですか?
山本:まず名刺の配布に関してなんですけれども、私は地元で子どもたちが、それは性別をまず特定しているわけではございません。そもそもそこの、交野市教育委員会の文章に誤りがあると私は考えております。私は、名刺は求められたら配っておりますし、よく求められるパターンが「サインくれ」という……。
記者:サイン?
山本:私のサインですよ。私のサインが欲しいと子どもからリクエストされる時に、当然サインといっても変にサインするわけにはいきませんので、何らかの紙にしないといけないと。その紙に私の名刺を使っていて、そこに日付と私のサインを書いて渡していた、という次第です。
記者:子どもにサインを求められるのはなぜなんでしょうか? 人気があるということですか?
山本:そこはまあ、逆に私の地元で取材してもらったほうが。自分に人気があるとか無いとか、というのは私が自分で言える立場ではないので(笑)。
記者:ご自身の2012年2月24日のブログで、下校中の小学生とのやり取り、ということで、「私はなぜか小中高生の女の子に人気があります」という書いてあったんですが、これはどうして削除したんですか?
山本:これを削除したのは、別に書いている内容自身には何ら問題がないんですけれども、今回の報道を受けて、やはりその内容自身が何らかの誤解を招く可能性があるというふうに私が思いましたので、その記事自体は削除させてもらいました。ただ、やましいとか、もしくは法的に問題があるといった内容のものではありません。
記者:ご自身で不適切な内容だ、と思ったからですか?
山本:いや、不適切ではなくて、今回の報道でクローズアップされる、と。なんでこんなもの載せてるんだ、と言われる可能性がありましたので、一旦削除させていただいた次第でございます。不適切というのと、クローズアップされる、というのは、そこはちょっと違いますので。
記者:以上です。ありがとうございます。
山本:確かにネットニュースで、削除したのが逆に目立ってしまったというのが、そこに関してはお騒がせしてしまったと、私も謝らなければならないと思っております。
記者:フリーランスのヨシダと言います。ちょっと2,3点お伺いしたいんですけれども、昨年12月の段階で厳重注意処分を受けた認識がない、って今、山本さんが仰いましたけれども、維新の会からは口頭で厳重注意をした、っていう話になっているんですけれども、それは事実と違う、っていうことですか?
山本:私の認識をまず申しますと、事実と違います。まず、維新の会の処分は、綱紀委員会を経て下すものです。なので今回は少なくとも、厳重注意処分ではなく厳重注意だ、と今井豊幹事長は仰っていると。
当時の状況をまず申しますと、私は今井豊幹事長とあともう1名、府会議員の方がいらっしゃいまして、その方から一旦呼び出されまして、交野市長の中田仁公さまと、あと交野市教育委員会(部長)の北田千秋さま、この2名だと。もう1名いたらしいんですけれども、3名がお持ちになった書面の写しを私に見せられて、これに関してどう思うか、と。ちょっと詳しく教えてもらえないかということで、後日改めて説明する書類を渡したんです。それを渡して説明したら、「ああ、わかった」ということを言われていまして。
その後私は、正直今後どうなるか不安でしたので、「私の処分とか、これどうなるんですか?」っていうのを再三再四、維新の会の府議会議員には聞いていたんですよ。で、返答がなかったんですね。返答が無かった時点でそもそも厳重注意はされていない、という認識で私はおります。そこは残念ながら認識の違いがある、という次第でございます。
記者:それ、けっこう重要な問題になってくると思うんですけれども、認識の違いというよりはどちらかが嘘を付いている、というふうに思うんですけれども、山本さんはそれについてどう思いますか?
山本:私は少なくとも、厳重注意は受けていない認識でおります。そういった処分というのはそもそも、正式には綱紀委員会を経ての話なので、維新ではこの件では綱紀委員会は、最近はともかく当時は一切開いておりません。
記者:わかりました。もう1点なんですけれども、離党表明した3人の府議への処分のことを山本さんはさっきいろいろ仰ってましたけれども、今とりあえず、新会派の設立を認めてくれていませんよね、維新の府議団は。これについてはどう思われますか?
山本:その3名の方に申します。これは大変ヒドい話だなと、正直許せないことだと私は思っております。と申しますのも、その3名の方っていうのは、離党を表明して造反したと。過去の例に照らすともう、即除団なんですね。で、除団はされない。
結果どうなっているかというと、政務調査費、これは自動的に一定の金額を維新の会は天引きしているんです、毎月。で、維新の会の党費の毎月1万円、そして維新の会の団費が毎月4万円。合計で月10万円以上ですよ。そういったお金を取られながら、自分の控え室にすら入ることが出来ない。議員としての会派を作るという活動すら出来ない、そういった事態に陥っておりまして。
で、そこには私と大変仲の良い府会議員も含まれております。私自身、大変心を痛めております。速やかに適切な処分を、これまでの例に照らした適切な処分を速やかに維新の会が取られることを、私はこの場を借りて要望したいと思います。
記者:ありがとうございます。最後、弁護士の先生にお伺いしたいんですけれども、名誉毀損で府警に告訴状を出されたと。これ、被告訴人は被疑者不詳ですか?
西田弁護士:はい、そうです。
記者:常識的に考えて、記事を流した産経新聞がトップにくるんじゃないかと思うんですけど、産経新聞は非告訴人じゃないんですか?
弁護士:今回は挙げておりません。
記者:その理由をちょっと。
弁護士:今回は先ほど府議も申しました通り、一番の問題は、市教委からそういう形で情報が流された、ということに対して、こちらとしては先ほども申しましたように、選挙のことも含めまして、非常に問題だと思っております。
その点に関しますと、もちろん情報提供を受けた側は、どこまで確認をされたのかはちょっと分かりませんけれども、そういう形で報道をなされるという部分に関してはある程度、そういう形で進んでいくと、いう状況はあるかと思います。
で、またそれを加えていきますと、最終的には全社報道されているかと思いますので、そに対しても全て(告訴)しなければならなくなってくると。というところは府議の本意ではございませんので、やはり一番の情報源というか、大元のところについて、キチッとまず責任をとっていただきたい、というのがこちら側の趣旨でございます。
記者:ということは今後、産経新聞含めて、いろいろ報道してきた報道機関、新聞・テレビも告訴の対象になる、という理解で宜しいでしょうか?
弁護士:その点については、現時点での状況を報告させていただくに留めさせていただきたいと思います。
記者:ありがとうございました。
記者:TBSの『Nスタ』のフジモリショウヘイと申します。よろしくお願い致します。先ほどのお話で、LINEをご自身をやることによって、交野市におけるLINEをめぐったイジメについて実際どうなのか確認したかった、ということなんですが、その一方で、報道にも出ていますが「お茶会をしよう」ということで、生徒の皆さんに声をかけた。その目的はなんだったんですか?
山本:これは私の発案というよりも、(生徒からの)私の事務所を見てみたい、来てみたい、という事がそもそものキッカケでございました。それも一種の……まあ、当然、ここはお詫びしなければなりませんし、私が安易だったというふうに考えておりますけれども。そういった発案をされまして事務所に来てもらった、という次第でございます。
今となっては当然のことではございますけれども、私がやったことに関しましては、とても誤解を招くことですし、そしてまた親の同意も当然とっておりませんでしたので、その点につきましては不適切であった、ということをこの場をお借り致しまして、改めて表明させていただきます。
記者:そのお茶会で実際に招いて、どんなことをどれくらいの時間でされたんですか?
山本:約2,30分ほど、お茶などを提供しまして、話の内容と致しましては、誰だか分からないので聞いたりとか、もしくは、(事務所に)来ても残念ながら、私のような30代の男性と中学生ですと、中学生同士が喋っているということが多くて。
その一方で、大阪府の私立高校の授業料無償化制度など府の関わる政策であったり、それからLINEの使用の実態とか、そういった感じの話をさせていただいたというより、聞かせていただきました。
記者:実際にメンバーは男子生徒と女子生徒、どれくらいいたんですか?
山本:来られた方でいうと、男女はだいたい半々くらいで、合計8人~10人くらいだったと記憶しております。
記者:それから私設ファンクラブということで、「山本けいたん応援隊」というのが結成されたと。これの経緯というか、具体的な内容について教えてください。
山本:これは交野市内のとある中学校の生徒が、自分たちの発意でグループを作ったと。その名前が私の名前だったと。私の名前を使って私を招待した、っていうのが経緯でございます。そもそものネーミングを作ったのは私ではございませんし、最初の、初期のグループを作ったのも私ではございません。
記者:最後に1つ。謝罪という形で今回、頭を丸刈りにされましたが、実際に当事者であります生徒の皆さんや保護者の皆さんに、直接なにか謝罪の言葉をすでにかけていらっしゃるのか、それとも今後かける予定があるのか、それについて教えてください。
山本:その件に関しまして実は、以前、市教委や学校には話したんですね。その時のことをまず説明させてもらいますと、学校では聞き取りをやって、後は個別の対応に任せる、ということだったんです。これは昨年の話ですよ。当然ご連絡をくださった方にはお詫びを申し上げまして、状況の説明をさせていただきました。それは電話で1件ございました。ただ、他の方に関しましては連絡等が無かった、ということがありまして。
そしてですね、これは当然匿名でやっておりますので、誰か分からないんですよね。それで私が直接行ってその生徒を探し出して謝罪するっていうのは、逆にそれこそ不適切な行為だと私は思っておりますので。もちろん申し出があれば、当たり前のことでありますがお詫びしなければならないとは思っておりますけれども、私とその当該中学校、市教委とはそういう話に現在はなっております。
記者:MBSのオオヤギと申します。テレビのコメンテーターの方から「キモい」と言われた、ということでBPOに申し立てられたとのことなんですけれども、確かLINEでも中学生から「キモい」と書かれていたかと思うんですけれども。その「キモい」とテレビのコメンテーターの方の「キモい」は違うものなんですか? 受け止め方として。
山本:LINEは、たとえ中学生が言った言葉であっても、当然LINEのなかでの話でございます。そして発した方は中学生でございます。
その一方でテリー伊藤さまが仰った「キモい」というのは、3文字の単語としては「キモい」で全く一緒ではございますが、公共の電波におきまして、中学生ではなく公人でありますテリー伊藤さまが日本全国に向けて「キモい」と仰ったのは、同じ3文字の単語であっても意味合いが全く異なるものだと考えております。
当然ながら私は公人ですので、今回皆さんに大変申し訳ないことをしておりますので、批判は当然受けるべきだと思っております。ただやはり、一定のラインを越えるような行為に関してましては、または人格そのものを否定するような言葉に対してましては、適切な対応をしなければならないのかなと。
もちろん全く反省していないとかそういうわけではないんですけれども、今回の対応をさせていただいた次第でございます。
記者:その発言でいうと、橋下市長は「『キモい』というようなことを言われるくらい、議員なのである」と仰っているわけですけれども、そこはいかがでしょうか?
山本:そこは逆に、橋下大阪維新の会代表の発言がむしろおかしいと思っております。その橋下代表の論理で言えば、例えば議員であったり政治家であったり組長だったり、そういった人に対してはいかなる名誉毀損の行為をやっても許されるのかと。私はそうじゃないと思います。過去の判例等でも、週刊誌の記事などで、似たような言葉というか、そういった言葉で書いていたのが結果的に名誉毀損で訴えられて、報道機関が敗訴するといった例もあるわけですし。
一概に政治家だからといって、そういった「キモい」であったり批判、中傷を受けるということを甘んじて甘受しなければならないわけではない、とは思っております。
記者:金曜日から含めまして都合3回、記者会見に臨まれているわけですけれども、中学生と不適切なメッセージを送りあっていた、LINEをやっていたということが問題だと思うんです。それに対してこういった形で、反発なり申し立てなりをする(っていうのは)、ちょっと順序、やり方として少しズレてたり間違ってたりするんじゃないか、という声もあるわけなんですけれども、そこはいかがお受け止めでしょうか?
山本:当然、ご批判に関しては私は不適切なことを致しました。そこに関してはまず、お詫びをしなければならないと思っています。
しかし一方で、その後私に対して行われました報道のなかで、不適切な、テリー伊藤さまの件などにつきましては、やはりこれが騒動が落ち着いてから対応するのか、それとも速やかに対応するのか、ということだと思うんですけれども、今回の件が完全に終わってから対応することによって、他にも似たような報道被害が発生する可能性もありました。
例えば今回、テリー伊藤さまの件でBPOに申し立てを行いましたけれども、それをやらなかった場合、似たようなケースもあるのではないかなと。そういうことが懸念されましたので、今回は速やかに対応をさせてもらった次第でございます。
もちろん、反省はしているっていうのは当然のことでございます。反省はしておりますが、やはりこういった報道による人権侵害につきましては、一方で対応をせざるを得なかったという事情がございます。
弁護士:この点につきましてこちらからも補足をさせていただきたいんですけれども、山本府議が行った行為について、それを正確に報道され、またそれが皆さまに評価をいただくと。これは当然、議員である以上やむを得ないというか、当然のことでだと思います。
ただ、例えばその報道の仕方であるとか、そこに誤ったものがあれば、当然それは違う、ということを明らかにしていかなければならない。政策であったり、府議の行動についてコメントをされるぶんについては仕方ないと思うんですけれども、それを越えて、まあ「キモい」をどう捉えるかという部分になる思うんですけれども、それが例えば容姿を指しているということであれば、それは議員という立場にあるとしても、それを甘んじて甘受しなければならない、ということにはならないというふうに考えているわけですね。
当然、キチンとした報道がなされ、それについての評価等々をなされるぶんについては当然なんですけれども、それを超えた部分については、府議としましてもキチッとした対応をして、そこの部分については皆さまにもご理解をいただかなければならない。そのためにこのような手続きをやむを得ず取らせていただいた、とこういう話でございます。
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