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2025.02.18
AIが「嘘のデータ」を返してしまう アルペンが生成AI導入で味わった失敗と、その教訓
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司会者:それではご案内の時間になりましたので、会見を始めさせていただきます。
小池百合子氏(以下、小池):みなさん、おはようございます。突然のお呼びかけではございますけれども、このたびの東京都知事選に関しまして、自民党議員として出馬の決意を固めましたので、お伝えをさせていただきます。
地元の有権者をはじめ、さまざまな方々から立候補のご要請を賜りました。そして、熟考した結論でございます。
都政の信頼回復、停滞の解消、山積する現在の課題、その問題解決、さらには希望あふれる未来の首都、東京の構築のために、崖から飛び降りるつもりで、その覚悟で挑戦をしたいと、このように思っております。
未熟者ではございますけれども、24年間の衆参議員生活、総務庁の政務次官を振りだしといたしまして、経済企画庁の政務次官、環境大臣、防衛大臣、また国家安全保障担当補佐官なども務めました。行政の実務に関わってまいりました。
なかでも27万人の自衛隊、防衛省を率いた経験は、私にとりましてもかけがえのないものでございます。任命いただいたのは、ほかでもございません、第1次の安倍政権でございました。
小泉政権下での環境大臣、ここでは気候変動対策として、あの、クールビズを発案をいたしました。循環型社会の構築のための意識改革なども進めてまいりました。
国民のみなさま方の共感を呼び起こして大義を達成する。その道筋を作るということは行政官などではできない発想ではないかと思います。それによって社会の変革も確実に起こってまいりました。
今、このメガシティ首都東京において必要なことは、16万人の都庁職員にもう1人行政官を増やすことではありません。未来へのビジョンを描き、職員の士気を高めつつ、政策を実現することではないでしょうか。
これまで国政で取り組んでまいりました政策、多々あります。また、温めたビジョンも多々ございます。この首都東京でそれを実現していきたいと思います。ビジョンとは東京を守る、東京を進める。そのことであります。
こちらございますけれども、下の漢字の東京、こちらは今守るべき東京でございます。
人々の毎日の生活を守る、さまざまな災いから命を守る、財産を守るということであります。信じられる東京、そして誇りあえる東京としてまいりたいと考えております。
上のこちらのアルファベットのTOKYOでございますけれども、TOKYOを進めるというのは2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功はもとよりでございますが、その後、「ポスト2020」の新しい東京の創造でございます。
とくに、これまでの経験から経済・金融・環境といったところに軸足を置いてまいりたい。そしてまた、私は豊島区が地元でございますけれども、東京23区で消滅可能性のある都市だとこのように指摘を受けたところでございますけれども、少子化対策は、育児の環境を整えることも含めて、またそれ以前のさまざまな出会いを作るということも含めて、必要なことではないかと思います。
今と未来を見据えてこそ、東京はアベノミクスの第3の矢であります「成長戦略」の牽引役になるべきだし、ならねばならないと思います。そして、アベノミクスを東京からさらに発信をしていく。そして、さまざまな課題を東京から解決をしていく。そのリード役を務めたいと考えております。
初めての東京都の女性知事を目指すにおきまして、一人ひとりの生活にきめ細やかな目を向けたいと思っております。そして、女性も男性も働き方の改革を進めなければなりません。
そして、それによって自らを高める時間や、家族との生活を楽しむ。そんな夢あふれる、安心できる東京にしていければと思います。
結果として今日本の経済の課題であります生産性の向上ということにつながっていくと確信をしております。
育児支援、介護難民問題、貧困対策、そして自ら体験をいたしました、自宅で母を看取るという経験をもとにして、地域包括ケアシステム、これはすでに進められているものでございますけど、さらにブラッシュアップをしていくということも必要かと思います。
2020年、東京オリンピック・パラリンピック、関係者のご努力によりまして、開催の予定となっているわけでございます。
政府、与党、オリンピック・パラリンピックの組織委員会との連携のもとで、国民、都民の共感とともに、成功させなければなりません。
ちなみに私は3年ほど前から、日本ウェイトリフティング協会の会長を務めております。スポーツを通じました国際的な連携などの現場にもすでに携わってまいりました。
ウェイトリフティングはちなみに、リオ(オリンピック)の開会式の翌日、最初に行われる種目でありまして、三宅宏実選手を初めとしてメダルが狙える、大切な種目でございます。
ぜひ応援していただきたいと存じます。
なお次の都知事選が東京オリンピック・パラリンピックの期間にかかる問題が浮上したのはみなさんもご存じのことかと思いますけれども、そこで提案をしたいのは次の都知事選は、今回の知事選の結果知事となって、そして任期を3年半にすることによって、混乱を避けるという方法もございます。
いろいろな問題は、いろいろな知恵をつかえばいいんです。そして、その知恵によって、国民のみなさま方が、これまでの流れで東京オリンピック・パラリンピックについてどこか違うところで決まってしまっているのではないかといったような思いを抱いている方が多いと思います。
ぜひ国民の共感、都民の共感を得て、東京オリンピック・パラリンピックは成功に導かなければなりません。共感を呼ぶための知恵をなしてまいりたいと思っております。
大義ある政策を国民・都民の共感のもとに進める、これが私のこれまでの政治手法でございます。
まずは都政への信頼を回復する。そして首都東京が日本のみならず、世界のエンジン役となるように、最大限の努力を都民のみなさまと進めてまいりたいと思います。
私の決意表明とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
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