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最初のオフィスは駐車場だった–シリコンバレーで起業した福山太郎さんの成功までの道のり

最初のオフィスは駐車場だった–シリコンバレーで起業した福山太郎さんの成功までの道のり

従業員に福利厚生や特典を与えるプラットフォームを提供する会社、AnyPark創業者の福山太郎氏は、世界一有名なスタートアップ養成所「Y Combinator」の日本人初の出身者として、海外のメディアから大きな注目を集めています。シリコンバレーでは知らない人がいないと言われる福山さんはどんな人? 気になる起業のきっかけから、アメリカで成功をつかむまでのストーリーをまとめました。

スピーカー
AnyPerk Inc. CEO 福山太郎 氏

ホームレスから、シリコンバレーで最も有名な日本人へ

th_00 スタートアップの登竜門「IVS 2014 Spring」に登壇した福山太郎氏が、起業してアメリカで成功をつかむまでの話を語りました。かつてIVSに通訳スタッフとして関わっていた経験が意外なところで生かされたようです。

起業当時はファミレスの駐車場で寝泊まり

Twitterを介して知り合ったサニーさんと会社を興した福山さん。起業当初は資金調達がうまくいかず、車内での寝泊まりや1泊10ドルの激安ホテルなど、かなりハードな生活を送っていました。そのときの様子をこう振り返っています。

お金がないし、サニーも「どうする? 車で寝たらただじゃね?」という発想になって、でも道路だと警察来るんじゃね? みたいになって、ちょうどそこでタコベルというあっちのファーストフードのチェーンが24時間営業と書いてあったので、タコベルの駐車場で車で寝ればいけるんじゃね? と思って。初めのオフィスはタコベルでした。追い出されるまで。
1泊10ドルの生活は2ヵ月ぐらいやりましたね。100人ぐらいあっちのエンジェルといわれる投資家とか500Startupsも含めて回って、お金くれと言ったんですけれども、サービスもローンチしてないのでユーザーもいないですし、もちろん売上もないので、かつよくわからないジャパニーズなので、もちろんお金が集まることはなく。
御飯だけちゃんと食べれば、起業というのはリスクないんだなとそのとき気づいて、だったら来年か10年後かわからないですけれども、いつかサービスが跳ねるまで頑張ればいいんじゃね? みたいなロジックに気づいて、そこら辺は大分勇気が出ましたね

世界一のベンチャー・キャピタル「Y Combinator」創業者との出会い

日本人の通訳スタッフとして、カンファレンス「TechCrunch Disrupt」に潜入した福山さんは、そこで世界一のベンチャー・キャピタル「Y Combinator」の創業者、ポール・グレアム氏と出会います。ダメもとで頼んだ投資を断られた後、福山さんが口にした意外な言葉とは?

そこで、Y Combinatorっていわれる、あっちのシードアクセラレーターのポール・グレアムという人が話していたんですよね。最後のチャンスだと思って、話し終わった後に突撃して「うちの会社に投資してくれよ」みたいなことを言ったんですよ。そうしたら、「おもしろいけれども、とりあえず日本からやってもいいんじゃないか」というようなことを言われて。
彼は結構ブログとかエッセイを書くんですよね。その中に、大きなことやるんならシリコンバレーというのが書いてあったので、「いや、あなたがブログで、『来るならシリコンバレー』みたいなことを書いたから来たんだから、あなた責任とってよ」と言ったら、「おまえ、おもしろいからY Combinatorに入れ」って言われて入って、そこから人生が変わったという感じはありますね。
引用元 「お前、おもしろいからウチに来い」 ホームレスから日本人初のY Combinatorへと転身した起業家の壮絶人生

日本人でも世界で通用する起業家になれる

紆余曲折を経て、アメリカで経営者としてスタートを切った福山さん。これからの目標と、起業家を志す人たちにメッセージを送りました。

個人的にはさっきも言ったんですけれども、日本人でも世界で通用する起業家になれるんだっていことを証明したい。太郎でさえできたんだから俺でもできるんだろうって、みんなにいつか思ってもらえたらうれしいなと思っているので。
毎日毎日小さな問題を解決して、開かないドアがあっても鍵を入れてやって、それが一つひとつが積み上がって。振り返ってみたら、あっ、結構ここまで来たなとか、初めてのY Combinatorは日本人だったなとか、アメリカで成功しているみたいな感じで言われるようになったなというのをすごい感じていて。
全然特別なことじゃないし、僕でもできて、名前も太郎というすごい平凡な名前なのに、ここまで来ているので。最悪、駐車場で寝れば、タダであんまりリスクもないので、もし今やりたいなと思っているんだったら、怖がらずにぜひやってみれば、必ず支えてくれる人が周りにいると思いますし、いけるんじゃないかなというふうに思います。
引用元 「テクノロジーよりも、使いたいサービスかどうか」 日本人初のY Combinator出身者が語る、アメリカで成功できた理由 たくさんの人の縁によって、大きな成功をつかんだ福山さん。その行動力を私たちも見習いたいですね。

  
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