グロースステージのスタートアップCTOたちが語る

香月雄介氏(以下、香月):こんばんは!

会場:こんばんは!

香月:ありがとうございます。グロースステージのパネルディスカッションのモデレーターを務めさせていただきます、香月と申します。よろしくお願いします。ではさっそく始めていきたいと思います。

さっそく進めていきたいんですけど、さっきと同じように、今回のテーマも4つ。さっきは3つでしたね。「パネラーのみなさまについて」と「プロダクトについて」「組織について」というテーマで、シードのみなさまもお話いただきました。

今回はそれに加えて「ビジョンについて」ということで、4つのテーマで話していきたいと思っております。

最初にみなさんにおうかがいしたいんですが、「エンジニアだよ」という方いらっしゃいますか?

(会場挙手)

なるほど。非エンジニアの人。

(会場挙手)

採用担当の人。

(会場挙手)

なるほどですね。CTOの人。

(会場挙手)

けっこういますね、CTOの方。朝ごはん食べてきた人。

(会場挙手)

あー、すばらしいですね。

(会場笑)

ヘルシーな感じで。(大竹氏に耳打ちされて)はいはい。スタートアップの方。ベンチャー、スタートアップ。

(会場挙手)

おー。大企業。

(会場挙手)

……あら(笑)? 大企業の方は少ないか、ちょっと物怖じしちゃってるかのどっちか、という感じですかね。

じゃあそんな感じで。他に属性知りたい感じですか? 大丈夫ですか? じゃあさっそく進めていきたいと思います。

delyを創業時から支えるCTO

香月:さっそくですが、パネラーのみなさまのご経歴、バックグラウンド。また、なぜいまの会社に参加したのか、あとは、CTO・プロダクトマネージャーとしての役割について、おうかがいできればと思います。では、delyの大竹さんからお願いします。

大竹雅登氏(以下、大竹):dely株式会社の大竹と申します。内容は入ってから深く話せばいいから簡単に話させていただくと。dely自体2014年創業なんですが、僕はその創業の時からやっております。

いまやっているメインのプロダクトは、kurashiruというレシピ動画サービスなんですけども、delyのなかでは3つ目のプロダクトになっていて、最初の2つがうんともすんとも言わなかったんですが、そこからやっております。

創業の当初から、CTOという感じではなかったんですが、開発全般を見ていて、自分でバリバリコードを書いていました。

会社に参加……というか一緒に創業したのは、うちの会社の社長は堀江(裕介)というんですが、堀江が大学の同級生で、Facebookメッセージ来て、駅が自分の実家と2駅しか離れてなかったので、行ったらおもしろそうだったからやり始めたというところですね。以上です。

現在の業務内容としては……、最近はもうプロダクションレベルでコードを書いてコミットするみたいなことはなくて、コードを書くところだとデータ分析とか、あとプロトタイプ用のアプリを作ったりとか。

最近だとちょっとPM的なこともやってたりだとか。あと、delyはデザインに力を入れていこうと思ってるので、自分でデザインのところとかの開発フロー整えたりとか、自分でデザインイベントに、デザイナーじゃないんですけど、登壇しに行ったりとか、そういうことをやってたりします。はい。

深いところは、この後ということで、よろしくお願いします。

FinTechに関わるきっかけ

椎野孝弘氏(以下、椎野):はい。私は株式会社FOLIOから来ました椎野と申します。

経歴等々は、私もう20年近くエンジニアやってるので、話が長くなるので、いろいろやってきましたと(笑)。汎用系から、最新のWebサービス、直近だとスマートフォンのアプリ系に携わってきたんですけども、そういったことをやってきました。

フォリオ自体は、みなさんご存知かわからないんですけども、いわゆるテーマ投資というものを扱っております。

株を売買するのって、知識がないと非常にやりづらいんですけども、それをわかりやすくするために、テーマというパッケージで10銘柄でさらにポートフォリオを組めるという、そういったサービスを行なっております。

FOLIOにジョインしたきっかけとしては、私は前職でヤフーにいたんですが、もともとファウンダーのメンバーが部下だったというところで、送迎会の時に「何やるの?」って聞いたら、「FinTechやります!」って言われて、そいつぜんぜんFinTechって顔をしてなかったにもかかわらずですね(笑)。

(会場笑)

「おまえ、FinTechやんのかよ!」という、「俺もできそうだな」という(笑)。

(会場笑)

そういうのもあったりなかったりするんですけども、そこから1年半後ぐらいですかね、やはりFinTech界隈って、いわゆる「パラダイムシフトが一番起きやすそうだよね」って言われてますけども、僕もそのパラダイムシフトに乗っかって、新しいイノベーティブなチャレンジをしたいなと思って参加したというのが、経緯でございます。

私がジョインしたのが昨年の7月なので、創業当初からいたわけではないんですけども、第二創業期のいわゆるCTO的な役割を担ってる、というところでございます。

業務内容は、ここも話が長くなるので、また別の機会というか、後ほど興味ある方たちとお話できればいいと思ってるんですけども、いまはだいたいフォリオは100人ぐらいに、人数だけけっこう増えてきてというところで。

私もともと去年7月に加わった時に、久々にベンチャーに戻ってきて、「ようやくコード書けるぞ」と思って、書き始めて2日目で断念みたいな。もうプロジェクトマネジメントしなければならぬという状態になって(笑)。

いまのフェーズだとさすがにですね……、エンジニアは40人ぐらいいるので、やっぱり組織ビルドをしていくというところが、私の主な担当分野になってます。はい。以上です。

シリコンバレーに拠点を持つベンチャー

香月:ありがとうございます。じゃあ、金本さん、お願いします。

金本祥平氏(以下、金本):はい。FlyDataの金本と申します。よろしくお願いします。自分の経歴としては、いまエンジニア10年目ぐらいで、大企業、メガベンチャー、前職が起業、今回が転職でプロダクトマネージャーとしてジョインしました。

FlyDataという会社はあんまりご存知ないかもしれないんですが、シリコンバレーに本社がありまして、日本人が社長をやっているんですが、人数は30人ぐらいで、RDBからRedshiftにデータを同期するという、非常にニッチなツールを販売している会社なんですが(笑)。

これがけっこうアメリカのほうでは売れていて、数十社導入していただいているんですが、去年、ちょうど1年前ぐらいに日本にやってきて、日本の企業にもどんどん使ってもらおうというところをやっている時に、私がちょうどジョインしたかたちになります。

現在の業務内容としては、そういうニッチなツールなんですけど、日本の大企業さんのところに持っていっても、なかなかデータもぐちゃぐちゃで、ぜんぜんきれいにDBに入ってないとか、分析のやり方もわからないというところを、日本はコンサルさせていただくことが多い。

それを何件か繰り返していくうちに、「こういうプロダクトがあったほうがいいんじゃないか」という部分を抽出して、あと、AI要素を入れながら、プロダクト化していこうというところです。

いまは、DB同期ツールの次のコアになる製品を作ってるというところを、プロダクトマネージャーとして統括してるというのが、業務内容になります。

成長ベンチャーの開発体制

香月:ありがとうございます。では、さっそくなんですがパネラーのみなさまのことがわかったところで、どんなふうにプロダクト開発を行なっているかということについて、うかがっていきたいと思います。

まず最初にうかがいたいんですが、お三方それぞれのチームで、エンジニア何人ぐらいで開発体制取ってますか?

大竹:うちはエンジニア14人ですね。

香月:14人。

大竹:はい。そして、デザイナーが2人ですね。ちょっと少ないですね、デザイナー。もうちょっと増やしたい。

香月:なるほど。椎野さんは?

椎野:先ほど冒頭でもお話したとおり、四十数名で。「数名」というのがいまいち微妙、ちょっとよく覚えてないんですけど、四十数名で、35名超えた頃から忘れてるんですけど、エンジニアが四十数名で。デザイナーが、……何人だったかな、5、6人ぐらいいます。

香月:なるほど。ディレクターもいます?

椎野:います。いまは兼任してることが多かったり、テックPMみたいなかたちでエンジニアが兼務してるんですけども。うちの場合だと、いわゆるWebのフロントエンド系のエンジニアと、これがだいたい6、7人ぐらいいるのかな。それで、バックエンドって、証券系のバックエンドシステム作ってるメンバーが、これが17、8人ぐらいいて。

モバイルのほうが7名ぐらいいて、という感じで。あと、QAとか、セキュリティとか。割合金融なんで、担保する部分が非常に多いんで、その分どうしてもエンジニアの数は非常に多くなってるという感じです。

香月:ありがとうございます。金本さんのところは?

金本:うちの会社は全体で30人のうち、10人ほどがエンジニアになっていて、1人デザイナーという構成になってます。

香月:エンジニアのトップが金本さん、という感じですか?

金本:エンジニアのトップは、実は社長がエンジニアなので、社長です。

香月:そうなんですね。じゃあ、社長がエンジニアのマネジメントをしてる、みたいな感じですか?

金本:いえ。会社の技術の方向性を決めたりだとか、そういうところは社長がやっていて、現場のマネジメントになると僕がやってる、というかたちになりますね。

香月:なるほど。

金本:ちょっと特殊パターンかもしれないですけど(笑)。

金融系サービスはどんな開発体制をとっているか?

香月:(笑)。ありがとうございます。プロダクト開発の体制というところで、フォリオさんは、さっき「40人いる」っておっしゃっていましたが、けっこう金融系と聞くと硬いような開発フローとか取ってるのかな、というイメージがあるんですが、そのへんはどんな感じですか?

椎野:そうですね。基本的にはアジャイルのスクラムを採用してやっているので、いわゆるウォーターフォール系のやり方ではないという意味においては、これは硬い柔らかいの話なのかわからないんですが、柔かいほうなのかなと(笑)。

ただ、やっぱり担保すべきところが非常に多かったりする。とくにセキュリティだったり、あとシステムリスクマネジメントとか、そういったところがあるので、どうしてもQA期間を一般的な開発よりも長く取っています。

うちの場合だと、いわゆるアジャイルのなかでも、2週間は開発をやって、3週間目の1週間をQA期間と、1週間QA期間を設けてリリースしています。

香月:なるほど。他の会社の方はどうですか? QAはやってますか?

大竹:QAはデバッグという意味ではやってますけど、QAというほどのレベルでは、そんなにはやってないかなと思いますね。

香月:なるほど。

delyを支える開発フロー

大竹:続けて開発体制の話をすると、うちはプロダクトが、もうドC向けという感じで、C向けサービスの権化みたいなところのサービス領域をやってるんですけど(笑)。

香月:(笑)。

大竹:なので、ITがそんなに得意じゃなくても使ってもらえるということで、さっきもちょっと言いましたが、とにかく使いやすいインターフェースを作るのが命という感じですね。

レシピサービスって、動画を作って配信するというシンプルなモデルなので、技術的にそこに優位性はないかなと思っています。なので、とにかくこのUIとか、このアプリ、この機能は使いやすいのかというところに、もうすごい注力していけます。たぶん僕らが特徴的なのは、開発フローをデザインフェーズと実装フェーズの2つに分けてるんです。

実装フェーズはいまフォリオさんがおっしゃったように、いわゆるスクラムで回すようにして。デザインフェーズは、なにか解決したい課題、もしくは、新しい機能を作る時に、それのプロトタイプを必ず作るんですよ。プロトタイプを作って、社内か社外のユーザーになりうる人に対して触ってもらって、それを全部映像で撮って、どういう使われ方をしてるかとか、どこに引っかかったとか。

「ここでなんか2秒ぐらい止まってたけど、ここ、なんで?」というのを、映像を見ながらみんなでディスカッションして。プロトタイプを作るのを2、3周とか回すんですね、ほとんどの機能において。そこで良いかどうかわかってから、「不確実性を減らす」って僕は呼んでるんですけど、不確実性を減らしてから実装フェーズに進むというようにする。

たぶんよくあることだと思うんですけど、実装してみて、リリース前日ぐらいに使ってみたら、「あれ?」みたいな、「なんかおかしくね?」みたいになって(笑)。その時の選択肢はたぶん2つしかなくて、リリースを勇気持ってやめるか、とりあえず出すかという感じだと思うんですけど、そういうのは避けたいと思ってて。

やっぱり課題があって、それを解決できてるかというのをわかってから、実装に移るのが、たぶん開発プロセスとしては特徴かなと思います。

香月:仮説検証もちゃんとフェーズのなかに組み入れてる、ということですね。

大竹:そうですね。

仮説検証におけるTips

香月:その仮説検証って、デザイナーの人がやっているんですか?

大竹:デザイナーがやっています。うちのなかのデザイナーは、けっこういわゆる上流から下流まで横断的……、横断的というか、垂直的というかわかんないですが、垂直的に見るようにしてます。

よくあるのが、デザイナーが下流の行程にしか入ってない、というパターンです。それはけっこうダメかなと思っていて。UIを作る段階というのは、もう別に柔軟性とかはとくにないわけですね。

でも、本当はデザインというのは横断的、垂直的に統合して見るのがたぶん価値だと思うので、うちにいるデザイナーは、そこも全部やるというように入ってる。デザインフェーズから実装フェーズのUI、ピクセル単位のUI作成まで、一貫して全部やるというかたちでやってます。

香月:ありがとうございます。うちもUXリサーチチームがあって、ユーザーインタビューとかユーザーヒアリングをしてるんですよ。それでけっこう課題なのが、どうやってテストユーザーを集めるかみたいなところで、そのへんってなにかtipsってあります?

大竹:テストユーザーは、まず社内にユーザーになりうる人がいるんだったら、社内で全部やるのがいいと思うんですけど、僕はけっこう……。

あの、bosyuというサービス知ってる人いますか? 坪田(朋)さんが作ったサービスですけど。

(会場挙手)

bosyuというサービスがあって。それはTwitter上で「○○する人募集」みたいな感じで集めて、「これに応募する」みたいなのがあるんですけど、それを僕はTwitterで自分で書いて。このへんで、渋谷とか、五反田とか、品川とか、そういうところで、「ユーザーインタビューさせていただける方募集」みたいな、「ランチおごります」という感じでやって。

けっこうバーッて、急速にテストを重ねたい時は、それで集めて、そういう人にいって、どういうユーザー像なのかも全部書いて、僕が自分でやってテストする、ということもやってますね。

香月:ありがとうございます。

大竹:bosyuを使って。

香月:なるほど。めっちゃ具体的ですね。はい、bosyu使います(笑)。

金融系サービス特有の課題と解決法

香月:同じC向けサービスで椎野さんは、そういう仮説検証フェーズはあります?

椎野:あります。うちもUIとUXに対してはこだわりを持っているほうなので。僕らの場合は、いわゆる一般のユーザーさんにどういうサービスを提供するのがベストかというのを考えつつも……、やっぱりここでまた金融の話になるんですけど(笑)。

金融として認められる……、例えば文言とかがわかりやすいんですけども、これは、いわゆる「強引に売ってないよね?」と。それが例えばボタンを押した時の挙動だったり、そういうのが「無理矢理株式取引をさせてないよね?」とか、いわゆるディスクレイマーと呼ばれるものがあります。

こういったものも、金融の観点と、いわゆる一般のユーザーさんにとって、どういった世界観が一番好ましいのかというのを、両方の観点で仮説検証するフェーズが、プロジェクトの前には必ず入ります。

香月:じゃあ、バランスの取り方がすごい大事なんですね。

椎野:ものすごい難しいですね。後から発覚することも、けっこうあったりするので。

香月:そうですよね。けっこう実現したい世界観と、法規制だったりとか。

椎野:そうです。

香月:上からのお達しみたいなところでの、制限みたいな、バランスの取り方が難しい。

椎野:そうですね。そこのバランスに関しては、すさまじく絶妙なところで取るというのが、けっこうポイントですね。

香月:それはどうやって解決してるんですか?

椎野:コンプライアンス部隊がいますので、事前にモックアップを見せて、いわゆる金融取引上問題がないのかというのは、必ずチェックしてもらうのと。

あとは、場合によっては、delyさんの話と同じなんですけども、社内で一般ユーザーと同じ視点で見てくれる人を募ったり。場合によっては、外部の方に来てもらって、見てもらったりとかということも、事前にやったりしてます。

B向けサービスにおける仮説検証

香月:ありがとうございます。お二方はC向けということだったんですけど、FlyDataさんはB向けのサービスだと思うんですが、仮説検証という文脈で、なにか取り組んでることってありますか?

金本:第1弾のプロダクトは5年ぐらいやっているので、すでに安定稼働しています。また、使っていただく人が、企業のなかのエンジニアだったりするので、CtoCと違ってそれほど頻繁に仮説検証というのはやっていません。

QAの話をすると、「ちょっとしたバグを修正します」というのは、全部テストコードで書かれていて、それが通るか通らないかでリリースが決まる、という仕組みにはしています。比較的そんなに、自分たちのなかでQA期間を厚めに持って、というところはやってない、やらなくてすむようなフェーズに、第1弾のプロダクトはきています。

香月:なるほど。

金本:逆に、いま作ろうとしているAIの製品だったりとかが、市場に受け入れられるかというところは、いままさに仮説検証を行なっているというところですね。

香月:はい。

金本:ただ、まだプロダクトができていない段階なので、もう本当に「こういうものあったらどうですか?」というのをモックだったりで見せています。そういうのを使ってお客さんに見せたりとか、コンセプトを説明するプレゼンをしたりとか、そういう地道なことをやってる段階ですね。

香月:さっきの話の、テストユーザーの集め方みたいなところって、B向けだとどういうふうにやるんですかね?

金本:すごくそれも難しいところで。なかなか例えばお客さんのデータを使って「分析をしますよ」みたいなところでも、データを出すのを渋られるみたいなところがあるので、AIのプロダクトで多いのは、PoCという仮説検証フェーズというのを、お客さんと「これをやってから本番サービスに導入していきましょう」というのは、必ずクッションとして設けるようにしています。

香月:あー、なるほど、なるほど。

金本:それで、企業規模にもよるんですが、お客さんが慎重そうだなって感じた時には、2〜3ヶ月の期間を持って、我々の出すものの価値というのを感じてもらってから、本番のサービスに、「導入に向けて進めていきましょう」みたいなやり方をやってますね。

香月:じゃあ、お客さんが先にいるという感じなんですかね?

金本:そうですね。お客さんの見つけ方もさまざまで、営業が本当に飛び込みみたいなかたちで、ホームページのお問い合わせのところからやっていったりとかもあります。

もちろんPlug and Playさんみたいなところのアクセラレーションに入ってるんですけれども、それで大企業の方を紹介してもらったりとか、そういうやり方で地道にファーストユーザーを捕まえている、というようなかたちになります。

香月:なるほど。bosyuは使ってない?(笑)。

金本:使ってないです(笑)。あの……、全速力で帰ってから導入を検討したいと思います。

香月:(笑)。

大竹:bosyu.meなんで、それで。

金本:(笑)。

香月:ありがとうございます(笑)。はい、……すいません(笑)。

(会場笑)