順番待ち管理アプリ「Airウエイト」

渡瀬丈弘氏(以下、渡瀬):リクルートライフスタイルの渡瀬と申します。私達はお店をとりまく様々な課題を解消していきたいと考えております。

例えば、昼食時、自分が行きたいと思ったお店は混雑していることでしょう。そこには待ち時間や待ち列など解決すべき課題が多くあります。

その課題の解消を可能にするのが今回のサービスのひとつとなります。行列や順番管理の課題を解決する順番待ち管理アプリ「Airウエイト」です。

この「Airウエイト」によって順番待ち、待ち時間、行列といった店舗の課題を解消していきたいと考えております。

例えば、お客様の観点にたって考えるとこういったことがあるのではないでしょうか? お店に行ったときに長い待ち列ができていてうんざりしたこと。寒い中ずっと待つこと。店内のはけ具合がわからず、どれだけ待てばいいか不安になったこと。

この「待つ」という体験は決して気持ちのいいものではありません。さらに、行きたい店に行けないという体験はお客様にとって機会損失につながっています。

店舗の受付表をデジタル化

渡瀬:この機会損失は裏返すと、店舗様の機会損失にもつながっているのです。お客様が来店してくださらないこと、そこに待ち列ができること、待ち時間の説明や列に対する対応に時間がとられます。

お客様にお待ちいただくことで、ピークタイムの来客を逃すといった課題が生じてしまっているのが現状です。

このお客様にとって、また店舗にとって、この対応業務・不満を解消するのが「Airウエイト」です。この混雑時における対応業務の課題を解消します。

それは待ち表のデジタル化です。「Airウエイト」はアナログで乱雑だった紙の待ち表をオンラインに変えることで、お客様・店舗の課題を解消します。

その解消について、お客様の観点で見ると、お店に行った際にどれだけ待つかわからないといった検討のタイミングで、事前に混雑状況をお知らせします。

さらに、来店タイミングではその場でずっと待つといった不満に関して、自分の待ち組数であったり、呼び出し状況と行ったものをリアルタイムで把握できます。

これによってお客様の「待ち」に対する不満を解消します。また、店舗様は席が空いてるタイミングにきちんと集客でき、またお客様が店舗にいらした際にその離脱を防ぐといった顧客体験の向上にもつながります。さらにはクレームやトラブル、待ち列へのケアといった周辺業務への負担を解消します。

このようにお客様とお店の両軸で課題の解消を提供いたします。

シンプルな操作性で誰でも簡単に利用できる

渡瀬:デモをご覧ください。まずお客様は来店時に店頭にあるiPadで受付を行います。

人数や希望の席を入力します。これによって自分の「待ち」がデジタルデータになります。

また、同時に番号券が発券されます。順番は番号によって管理されます。

この番号券にはQRコードがついており、それを読み込むことことによってオフラインで管理されていたデータをいつでもどこでもオンラインで状況を確認できるようになります。

これによりお客様はその場で待つといった不満から解消されます。思い思いに待ち時間を有効活用することが可能となります。

店舗様にとっては紙の受付表と変わらずシンプルな操作を実現しております。操作はタッチとスワイプでのシンプルな操作となっており、初心者様でも利用いただけるデザインとなっています。

この順番の管理のサービスは飲食店、美容室、イベント会場など様々な業種サービスでご利用が可能となっています。

満足度の向上を実証

渡瀬:この「Airウエイト」は2014年の半年間、15の施設で実証実験して参りました。例えば、人気店である俺のフレンチ様、俺のイタリアン様、ファミリー層でにぎわうステーキガスト様。また、百貨店の松坂屋様ではイベント会場などでご活用いただきました。

この他にも美容室、焼肉店など様々な店舗で検証を行いました。その結果、17,000人の方に「Airウエイト」をご利用いただき、待ち時間を解消するという結果につながりました。

そして、62パーセントの方がこのお店に再来店したいという意向が確認できております。店舗様の課題を解決すると同時に、お客様の満足度を向上させて結果だと認識しております。

この順番待ち管理アプリ「Airウエイト」は本日リリースいたしました。この順番待ち管理アプリ「Airウエイト」によって様々な店舗様において順番待ちの解消につなげられたらと考えております。

また、無料のPOSレジアプリ「Airレジ」やポイント決済アプリの「Airウォレット」と連携し、様々なサービスの改善に努めて参ります。

この「Airウエイト」によってお客様の更なる課題の解決につなげていければと考えております。

ありがとうございました。