カリスマ講師、イムラン・スィディキ氏が登場

西澤ロイ氏(以下、ロイ):「I'm gonna have a monthly column in the Japan Times ST.」西澤ロイの頑張らない英語!

このコーナーは、イングリッシュドクターの西澤ロイが英語を使って活躍している様々な人にインタビューするコーナーです。さて、最初に言った英語は「I'm gonna have a monthly column in the Japan Times ST.」ということで、ジャパン・タイムズSTという新聞がありまして、そちらに今月から新連載「イングリッシュドクター西澤ロイの、英語学習処方箋」というのが始まることになりました。

このSTは毎週金曜日に発売なんですが、第二金曜日は僕のコラムが載りますので、もしよかったら購読してみてください。

ということで、早速今日のゲストをご紹介したいと思います。今日のゲストはネットで顔を見ない日はないくらい露出をされている、コペル英会話のイムラン・スィディキ先生です。

イムラン・スィディキ氏(以下、イムラン):よろしくおねがいします。

ロイ:では、まずは自己紹介をお願いします。

イムラン:Hi, everyone. It's Imran. I have a two schools. One is in Azabu-Juban. and the other one in Ginza. And I go to Osaka, Nagoya, Fukuoka and Sendai to do seminars once in a While. And as Roy said. I have a lot of advertisements on the Internet. So, you've probably seen me.

ロイ:ということで、自己紹介いただきましたがコペル英会話という英会話スクールを銀座と麻布十番で持ってらっしゃいまして、そこに通ってだめだったら英語を諦めてくれ、というすごいメッセージですよね。

イムラン:そうですね。一般的な英会話スクールって、英語だけで英語を教えてるじゃないですか。そうすると初心者の人は全然わからないんですよね。

ロイ:確かに。

イムラン:わからないから英会話スクールに通っているのに、全部英語で説明されて。「それがわかるんだったら通わねーよ!」っていう。

ロイ:あはは(笑)。

イムラン:そういう状態になってしまうので、うちはなにが違うのかと言うと、基礎・初級・中級くらいまではバイリンガルの先生が教えています。そうすれば、わからないんだったら日本語で聴けばいいから、わからないことが絶対にわかるようになって帰ってもらえるんですよね。

日本語で説明してだめだったら、やっぱり諦めてもらうしかないかなって。

ロイ:それか、イングリッシュドクターのところへどうぞと。

イムラン:そうですね。

ロイ:あはは(笑)。

イムラン:EDですね。

ロイ:略さないで(笑)。イングリッシュドクターなんで。

イムラン:やっぱり細かいんですか?

ロイ:悩みが深いところにあったりするので、そこから取り除くというか。

イムラン:ありますね。

ロイ:そこをカリスマ講師としてイムラン先生もやっているはずなので、ちょっとそのへんを聞いていきたいと思います。

イムラン氏の経歴

ロイ:まず、ちょっと。鈴木先生じゃなくて、スィディキ先生なんですよね?  

イムラン:そうですね。

ロイ:何人? って思っている方のためにそのへんのバックグラウンドをお願いします。

イムラン:実はわたしは日本生まれ日本育ちのパキスタン人と日本人のハーフでして、幼稚園からインターナショナルスクールに通っていたので教育は全部英語だし、日中はほとんど英語で過ごしているんですけど、テレビは日本語で見てましたね。

ドラゴンボールとかキン肉マンとか。それは日本語で見ていて、学校に行くと半分以上外国人なので、みんな外国人は日本語はわからないんだけどドラゴンボールとかを見るんですよね。それで、英語で昨日のドラゴンボールはどうだったとか話したりする感じでしたね。

ロイ:なるほど。でも、日本語で見ていてそれを英語でしゃべるとなると、なんて言っていいのかわからないということも結構ありそうですけど。

イムラン:そうですね。かめはめ波はそのままでしたね。みんな日本語で見ていたので、言葉は日本語のままでしたね。

ロイ:でも、そうですよね。翻訳しようがないですよね。

フランス人が英語学校の面接に来た話

ロイ:それで、コペル英会はには、そういうバイリンガルの先生がいっぱいいらっしゃる?

イムラン:そうですね。半分くらいはそうかな? 最近入ったフランス人の先生は結構日本語がわかるんですよね。フランス人だから、面接するときもどうかなと思ったんですよ。フランス人って発音が結構なまってるじゃないですか。

ロイ:はい。

イムラン:Hが落ちたりとか、どうしようと思って。でも履歴書を見たら可愛かったので。

ロイ:あはは(笑)。

イムラン:それで来てもらおうかなと思って来てもらったら、英語はけっこう普通にしゃべるんですよ。アクセントもなくて、僕ともう1人の先生はびっくりしちゃって。「Why do you speak English?」みたいな。

ロイ:(笑)。

イムラン:そしたら「What do you mean?」って言われて。

「You're French, right? Why do you speak English?」

「I studied at school.」

「In France!?」

みたいな感じで。ぜったいそんな英語しゃべれないだろと思うんですけど、フランス人の中にも発音がきれいなフランス人がいるんだなと思ってカルチャーショックでしたね。

ロイ:でも、日本人も同じことを言われそうですよね。

イムラン:そうですね。

ロイ:その先生は、フランス語も教える?

イムラン:いや、フランス語はうちではやっていないので、とくに考えてはいないですけど、英語の先生ということで。

ロイ:そうなんですね。