「子ども達の“いきる力”を育てたい」お絵描きアプリのスマートエデュケーション

小林雅氏(以下、小林):続いてスマートエデュケーション、中村さんお願いします。

中村友也氏(以下、中村):こんにちは。スマートエデュケーション、中村といいます。我々なんですけれども、「世界中の子ども達の“いきる力”を育てたい」というビジョンで、会社を事業しています。最初にいろんなアプリを見てもらった方が僕らのことが分かるかなと思いますので、簡単にデモを見てください。

2つ紹介したいんですけど、1つめが、お絵描きのアプリになります。

このアプリは、いろんな下絵を我々の方で用意していまして、その中から好きな下絵を選んでお絵描きするようなアプリになっています。

今日はfreee さんのオフィスお借りしてますので、freee Tシャツを僕の方で作りたいと思っています。

いろんな筆を選べまして、子どもは結構ダイナミックに動くのとかがすごい好きなので、このボタンを押すとこういう風に動いたりとか。パパママとかは子ども達がどういう風にお絵描きをしたんだ、みたいなプロセスを知りたいと思ってるので、こんな感じで書いたプロセスを見せてあげる、スマートフォンであるとかタブレットならではのお絵描きになっております。

さらには書いた内容を世界中の子ども達と共有することができて、ここで国旗を選んで長押しをすると、こんな感じでいろんな国々の子ども達が描いた絵を見ることができるようになっております。

最近ですと、ワールドカップがありましたので、例えばブラジルの子とかですね。こんな感じでネイマールのユニフォーム作ったりとか、いろんな子供たちがいるって形ですね。

これも見ていくと、この子がどんな風に書いたんだっていうことが分かるようになっています。

もう1個がですね、今フジテレビさんと協業をしてるアプリなんですけれど、皆さん「めちゃイケ」知っていますか。知ってる方、手を挙げてもらってもよろしいですか。結構皆さん知ってますね。

よければいっしょに遊んでみたいので、1番前にいる、じゃあ、来てもらっていいですか。(プレゼン時間が)6分なので来ていただいていいですか。2人で遊ぶことができて、ルールはやればわかるので。今、本物の声を収録しています。

僕からやります。僕が先行です。見てください。リズムにあわせて。子どもの学びとしては、擬音を学ぶということだったり、リズム感を学ぶようなアプリになってます。こんな感じですね。

今これはフジテレビさんと協業させていただいてるんですけれども、やっぱりテレビ局も視聴率の低迷だったり悩んでいて、「めちゃイケ」って土曜日にやってるんですけど、土曜日以外も視聴者の方とつながっていたいという思いと、我々のような子ども向けのところに対して幅広くリーチしていきたいということで我々と協業している形になります。

我々として、ものづくりの観点で大切にしている事はこのようなことになってます。既存の教材、我々は素晴らしいと思っていて、やっぱり我々がやるのであれば、スマートデバイス、スマートフォン皆さんお持ちだと思いますし、タブレットならではの体験を提供したいと思っていますし、子どもだからといって子ども騙しはしないと我々は考えていて。

「本物、本気」って書かせていただいているんですけれども、たとえば音楽系のアプリであれば、本物の楽器を買って収録したりしています。そういったこともこういった結果につながっているかなと思っていて、グーグルでもアップルでも教育カテゴリではナンバーワンになってますし、結構評価もいただいていて、昨年度ベストアプリに選出されたり、今年も上半期のベストアプリに選ばれたりしています。

ユーザー数も順調に拡大してまして、今ではスマホママの2人に1人が我々のアプリを使っていただいてるようになってます。

これが我々の事業を今まとめたものになるんですけども、ユーザーさんに関しては国内は「子どもモード」って言うブランド、海外は「ごっこ」っていうブランドでご提供していて、人気コンテンツって書かせていただいたんですけども、NHKのEテレとかドラえもんとかしんちゃんとか皆さん知ってると思うんですが、それがスマデバに進出するときのサポートさせていただいたり。

あとは教育機関って書かせていただいたのは、東大の先生とかと共同で産学連携して、東大・弊社・保育園・幼稚園の場で、研究とか行っています。

ビジョンは先ほどもお伝えしたんですけど我々も若い人たちと、一生懸命働きたいと思ってますので、ぜひ、後ろにブース設けてますので、我々に興味がある方は来ていただけたらと思います。以上になります。

小林:ありがとうございます。時間も6分ぴったしということで完璧なプレゼンでした。ありがとうございます。

今のプレゼンを聞いて、 スマートエデュケーション俄然興味持ちましたっていう人、どれぐらいいます? おお、すごいですね! かなりシェアを。さすが中村さん、プレゼンした甲斐がありましたね。ありがとうございました。

全自動のクラウド型会計ソフト「freee」

小林:プレッシャーかかってきました? freee! 佐々木さんが怖い目で見てますから。若手にもプレゼン機会を、ということで、いいですかね? じゃあ、よろしくお願いします。

小畑孝輔氏(以下、小畑):皆さんこんにちは。freeeの小畑です。freeeの紹介をさせていただきます。私たちfreeeは、スモールビジネスに関わる方が創造的な活動にフォーカスできるように、というビジョンのもと事業をしています。

具体的に何をやっているかっていうと、全自動のクラウド型会計ソフト「freee」というものを提供して、スモールビジネスのバックオフィス業務を効率化しています。最初に、早速なんですけど、具体的にプロダクトのデモを見ていただきます。

freeeの特徴なんですけど、普通の会計ソフトっていうのは、全部手で入力しないといけないんですね。freeeは自動で、銀行とか、クレジットカードのWebの明細を取り込んできて、クリックひとつで会計処理をすることができるところが大きな特徴となっています。

一般の会計ソフトっていうのは、複式簿記の知識が前提となるのですが、システムが自動でどのように処理をしていけばいいのかっていうのを導き出してくれるので、使うユーザーさんは何も考えなくてもどんどん登録していくことができるようになっています。

登録していくと、自動でこういう風に財務状態が確認できるレポートが作られるようなソフトになっています。役所などに出す難しい書類なども、日々の記帳をしていただければ自動で作成できるようになっているのが特徴です。

freeeの特徴なんですけど、3つあります。1つはクラウド型なので、インターネットの環境さえあれば、PCだけではなくてスマートフォンからでも会計処理ができます。もう1つが、複式簿記の知識がなくても簡単に入力することができます。最後、見ていただいたように、自動で銀行のWeb明細などを取ってきて、クリックひとつでどんどん処理することができます。

そのあたりがユーザーさんに評価されて、わずか1年4カ月弱で10万ユーザーの方に登録していただくことができました。

スタートアップの魅力なんですけど、やはり圧倒的なスピード感を感じながら働くことができるのが魅力だと、僕は思っています。freeeも創業して2年経ったばっかりなんですけど、すごく急成長していてIVPさんとかシリコンバレーのベンチャーキャピタルから出資を受けて、従業員も3名から40名になるくらい急速に成長しています。オフィスもここが3度目の移転ということになっています。

この成長を支えているのがfreeeの従業員なんですけれども、代表の佐々木をはじめ多くのGoogle出身の社員が働いています。他にもソニーやマッキンゼー、DeNA、クックパッドなどの優秀な社員と働くことができるので、すごくエキサイティングな環境で仕事ができます。

チームなんですけど、すごく議論しやすいフラットなチームで、インターンも参加した合宿なども先日行いまして、今後の方針とかプロダクトの基本的な考えなどをみんなで議論してブラッシュアップしています。このように、インターンであっても、正社員と同じようにフラットな議論が出来るような環境がすごく魅力的な場になっています。

ここでfreeeのインターンを紹介します。freeeは今まで約10名くらいインターンがジョインしたんですけど、今日は3名紹介します。

皆さんから向かって左側の彼女、女性の前村という者は、最初インターンでエンジニアとしてジョインしたんですが、そのあと一旦別の会社に就職したんですけど、freeeが好きでもう一度戻ってもらいました。そのあとはエンジニアという枠にとらわれず、PRなど多彩な業務にチャレンジしてもらっています。

下の、ちょっと変な写真が写っていますが、彼はインターンのときからマーケティングの中心メンバーとして働いて、そのあとそのまま正社員としてfreeeにジョインしました。彼はWebマーケティングなどを担当しているんですけど、彼のおかげで短期間のうちに10万ユーザーを獲得できたと思っています。

皆さんから向かって右上の彼は、現役の大学生なんですけど、もともとエンジニアではなかったんですね。ただ、積極的に挑戦して、今ではエンジニアとしてすごく優秀な仕事をしていただきまして、正社員と同じように対等にプロダクト開発中心メンバーとして働いてもらってます。

最後になるんですけど、スタートアップでインターンするというのは魅力的な場なんだな、というのは皆さんの中でも思ってもらってると思うんですけど、間違いなくfreeeは他のインターンよりも貴重な経験ができるということはお約束できるので、ぜひ少しでも興味のある方はブースに来て、話を聞いていただきたいと思っています。以上です。

小林:ありがとうございます。どうですか、佐々木さん。このプレゼン聞いて。

佐々木:時間余ってる。もったいない。

小林:もったいないということで、最後に一言。

小畑:freeeはめちゃめちゃおもしろいです。ぜひ話を聞きにブースに来てください。よろしくお願いします。

小林:今のプレゼンを聞いて俄然freeeに興味を持ったっていう人、どれだけいらっしゃいますか? お、良かったですね。これで減ってたらヤバかったですね。

世界No.1のウェルネス&ビューティカンパニーを目指す、FiNC

小林:ということで、最後。FiNCの溝口さんには個人的にもお世話になっておりまして、50日で7.5kgくらいダイエットしたんですけれども、このダイエットプログラムに入って人生変わったということで、本当に有難うございます。知名度がなかったんで、ここで宣伝しようかなと思って頑張ってます。明るいプレゼン、ぜひお願いします。

溝口勇児氏(以下、溝口):皆さんはじめまして。FiNCの溝口です。本日はよろしくお願いします。皆さん唐突なんですけど、健康寿命ってご存知の方いますか? やっぱり少ないですよね。この定義は、人の支えがなければ生きられなくなってしまう年齢を言います。

日本人って非常に寿命が長いって言われますよね。ですけど、健康寿命との開きが男性だとなんと9年以上、女性だと12年以上、つまりこれだけ長い期間人の支えがないと生きられない、言ってみれば人に迷惑をかけながら生きなきゃいけないっていうふうに言われているんです。

では、なぜこのようなことが起きてしまっているのかといいますと、かなり肥満が関係しているんですね。肥満はこれだけ多くの疾患に関係しているという事実があります。我々はこれらを解決したいと思って、今のサービスをはじめました。

我々のサービスはスマートフォンを活用して、ダイエットの専門家から60日間、パーソナライズされたサービスを受けることができるようになっています。動画ご用意してますので、ぜひご覧ください。

まず我々のサービスの特徴は、遺伝子の検査や血液の検査が入ります。お客様に合わせたサプリメントを作ったり、お客様に合わせたフィットネスメニューを作ったりしています。実際にユーザーは体重の投稿や食事の投稿をしていただきます。この前にクラウドソーシングで栄養士やトレーナーを抱えてるんですが、彼らがだいたい30分〜1時間くらいでアドバイスをくれます。

こういったスタンプでのコミュニケーションが入ったりして、非常に楽しく、実際にお客様に食育とか運動に関する教育をするんですね。こういったSkypeのカウンセリングが入ったりもします。

また、生活習慣改善行動に対してポイント付与しています。例えば、揚げ物を抜いたとか、ドレッシングをノンオイルに変えたとか。こういった生活習慣改善行動に対してポイントを付与して、卒業時にAmazonのポイントに変わるなんていう取り組みをしています。

我々のサービスの特徴は、まず自分に合ったダイエットや健康管理が分からないという方が多いですから、各種検査を取り揃えているところにあります。さらに、忙しいという方が多いですね。ジムに行けないとか。そういった方でも我々は一度も会うことありませんので、非対面でサービスを受けることができます。さらには1人じゃ頑張れないという方が多いですので、専属のプロを付けます。なので、ご安心いただけます。

さらに、過度なトレーニングとか食事制限とかは一切ありません。自分のDNAとか体の状態に合わせた食べる順番、食事のバランスなど、これらを中心にサポートするので継続することができるんです。

我々のサービスは1カ月と2カ月のプランがあります。2カ月のプランですと、遺伝子とか血液とかさらにはカルテを40ページくらい作ったりとか、サプリメントがついたりとかでこの金額でやってます。

我々のビジネスモデルは卒業したらそれでさよなら、ではありません。その間に使った水や弁当やサプリメントなど、そういったものをお客様に定期的にお届けするというビジネスモデルになっています。

さらにこの夏にダイエットのQ&Aの無料アプリをリリースします。さらに我々がやりたいのは、遺伝子や血液の検査を2年以内にすべて無料にすることです。そうした無料の結果に合わせて我々がソリューションを提供する。我々はそういった世界を作りたいと思っています。

皆さん、想像してもらいたいんですね。自分の遺伝子や悩み、健康状態に合った食材がご自宅に手軽に届く時代を。我々はそういった時代を作ります。

さらにこういった巨大なメタボ関連市場も、我々は抑えに行きます。こうした市場を抑えにいくチームとして、常勤の役員として、副社長で元みずほ銀行常務だったりとか、テラモーターズという電動バイクの本部長だった人間や、今日も来てますが、東大在学中に再生エネルギーの論文で世界一の賞をとっているような人がCTOなんかでやってます。

さらに社外の取締役でナイキジャパン社長だった方とか、クックパッドのCFOだった方とか、中古車のガリバーの創業者なんかがいます。我々は基本、株主も役員も含めてかなりコミットしてやっていただいています。

我々のサービスのこれまでです。2014年3月にリリースしました。今、ユーザー数は230名くらい、販促はほとんど小林雅さんのご紹介だけという感じですね(笑)。平均改善値としてはマイナス6.3キロくらいで、それ以外に我々の数字は血糖値のデータがかなり改善されます。ですから、糖尿病の予防プログラムとしても今企業でも活用していただいています。

それ以外にも、全国200カ所のスポーツジムとも提携を進めております。また先ほど少し話しましたが、栄養士やトレーナーのクラウドソーシングもやっています。実は栄養士って主婦が多いんですね。そうした資格を生かせずに、自宅でもんもんとしている方が多いです。ですから、我々はそうした人たちにお仕事をクラウドソーシングで提供しようと。

また、トレーナーも個人事業主が多いので、そういった人たちに提供しますと。さらにテーブル・フォー・ツーさんとも提携しておりまして、脂肪を燃やしてアジアアフリカの子どもたちに給食をお届けすると。こうした事例は先端的事例として、世界経済フォーラムでもすでに発表していただいています。

我々なんですけど、こんな仕事が待っています。一般的な仕事なんですけど、我々が一番違うのは、先ほどの役員や株主がそうそうたる人たちが多いので、そういった人たちの近くで、まだ小さい会社だから一緒にやれるという点ですね。

最後になりますけど、我々は非常に壮大なビジョンを掲げてやってる会社です。世界ナンバーワンのウェルネス&ビューティーカンパニーになると。そういった志を掲げてやっている企業ですので、ぜひご興味のある方は仲間になってもらいたいなと思っています。ありがとうございました。

小林:ありがとうございます。FiNC、俄然興味持ったっていう人、どれぐらいいます? おー、一気に増えました。さすが。ありがとうございます。