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若者は進んで東京に行くわけではない? わどう代表・山岸氏が目指す“地方の働き方改革”

若者は進んで東京に行くわけではない? わどう代表・山岸氏が目指す“地方の働き方改革”

平将明衆議院議員の月曜カフェスタトーク・エピソードⅡしーずんⅠ。ゲストに山岸充氏を迎え、準レギュラーの築地魚河岸三代目・生田よしかつ氏と、アシスタントの大澤咲希氏とともに、地方創生の取り組みについて語りました。今回は、地方の働き方を変えるための取り組みについて紹介します。

シリーズ
【CafeSta】<エピソードⅡ しーずんⅠ>月曜カフェスタトーク 司会:平将明NM局長 ゲスト:山岸充さん、生田よしかつさん、大澤咲希さん(2018.3.12)
2018年3月12日のログ
スピーカー
衆議院議員 平将明 氏 
地域事業主 わどう代表 山岸充 氏
築地魚河岸三代目 生田よしかつ 氏
アシスタント 大澤咲希 氏
参照動画
【CafeSta】<エピソードⅡ しーずんⅠ>月曜カフェスタトーク 司会:平将明NM局長 ゲスト:山岸充さん、生田よしかつさん、大澤咲希さん(2018.3.12)

地方のモノ・ヒト・スキルの重要性

山岸 昨日が3月11日でしたけど。やっぱり311があって、ちょっとその時も含めて、僕はなんで東京にこんなにみんなが集まっているんだろうなという漠然とした思いもかなりありました。それで、どうせなら自分が生きていく上で地方を元気にする方が、日本全体として良いんじゃないかなと。地震が起こるかもしれないしと思って。 画像4 山岸 ということで、この辺は生産年齢人口が増えて、東京、首都圏にばかり集中してますよね。人が1都3県増えてますよと。 画像5  東京しか増えてないんだよ。大阪も名古屋も増えてない。だからもう人口問題は東京問題と言っても過言ではありません。 画像6 山岸 僕もこんな感じで、もうちょっと具体的な話をいった方が良いかな。モノ、ヒト、スキルが地方に大事だよねと。僕がさっき、英語を教えてるとかWeb関係の話とか言ったんですけど、僕も帰国子女でもないし、英語がある程度は喋れますというくらいで。福井とかも今もそうなんですけど、地方にはあんまり周りにそういう人がいないので、頼まれるんです。 逆に言えば、東京にはそういう人材がいるかもしれないですけど、なかなか東京以外でそういう人材が来ない状況があるんだろうなと。やっぱりスキルがないと長期的に地方が衰退していくので、どうにか自分もできることをしたいなと思いました。その中で、モノ・ヒト・スキルというものをなんとか地方でやっていきたいなと。 画像7 山岸 という中で、これもちょっともう飛ばしましょうね。大事ですよって話ですね(笑)。  なぜ一極集中が進んでいるのか。 画像8 山岸 これも大事なんですよ。ここら辺から非常に大事ですね。僕の感覚値もそうなんですけど、やっぱり10代終わりから20代までの若い世代がひたすら東京に流入しているんですね。 大澤 あー、間違いない。  タイミング的には、学校に行く、就職する、それで東京に出てくるということですね。 山岸 そう。おっしゃる通りで、就職・転職で東京に出てくる。じゃあ、なんで若い世代がこっち(東京)に来るのかと。

求人はあっても若者の希望とのミスマッチがある

山岸 予想はつくんですが、調べてみるとけっこうおもしろくて、マイナビさんとかちゃんとデータを調べてるんですけど、「就職する時に志望する企業がないからUターンしたくない」とか。「給料が安そうだから」とか。逆に働きたいと思うような企業が多くできると、「Uターンしても良いかな」という人が50パーセント近くと圧倒的に多い。やっぱり、そういう意味の働き方なんですよね。 画像9  重機メーカーの小松製作所は、そこの本社と、あそこは石川県だよね。石川県の本社と給料一緒なんだよ。(注:創業が石川県で、現在の本社は東京都) 生田 そうなの!? 向こうの方が良いねぇ!  うん。向こうの方が家賃も安いから、若い社員同士が結婚したりして、子どもが生まれる数が1人あたりで5倍だって。 大澤 えぇー!?  東京に比べて。 生田 そんなに違うの!?  だからやっぱり、地方でちゃんと仕事があって、環境が良ければそうなるんですよ。 山岸 キーは仕事とか働き方なんだろうなとすごく思いながら。 画像10 山岸 時期にもよるんですけど、とくに福井県は東京に次いで有効求人倍率が高かったり。非常に多いんですね、2倍なんですよ。とはいえ、意外に人を求めているのにミスマッチな部分はすごくあって。それはもうしょうがないことなんですけど、(募集しているのは)やっぱり製造業とか多いんですよね。一方でけっこう若者ってWeb系の企業行きたいという思いがあったり。事務仕事がしたいみたいな。そこら辺のミスマッチは正直、非常に多くあると思うので。 生田 肉体労働もなかなか良いぞ。肉体労働はけっこう好きだよ。  良いよなー。だってスポーツクラブ行かなくて良いんだもんな。 生田 でも行ってるけどね(笑)。  でもこれやってるのか。はい、次いきましょう。 画像11 山岸 はい。そういう中で、これも生産年齢人口も減っていきますよという話なので、ちょっともう飛ばしつつ。 画像12
山岸:結局、地方で本当にちゃんと働き方があれば、出生率とかも上がって行くという話だと思うんです。あと足りないのは仕事の部分だと思うんですね。ちょっと前振りが非常に多くて。
画像13

地方に若者や女性が働く場を作りたい

 そんな中! 私は! 大澤 よっ! シティボーイ! 山岸 ささやかにいろいろがんばっていることだけ。要は私もそんなに今、ドーン!と「100人雇用してます」なんて言えたら良いんですが、残念ながらそこまでではないんです。今やっていることとして、1つはこの若者向けですね。Iターンと地元の就職も含めて、若者向けに、やっぱり少しでもWebの仕事とかも作れたら良いなということで。 画像14 山岸 僕が卒業した東京のLIFULLさんと連携をしておりまして。Webの仕事って別に、東京で受注したものを地方でも簡単にできるので、そういうオフィスを(作っています)。わりと流行ってますけど、実際に今、サテライトオフィスみたいなかたちでやっています。大学生にもどんどんスキルを教えて、雇用を作っていきながら、正社員として就職もできるような道を作る取り組みをしています。 画像15 山岸 あと、こっちはもう少しユニークな話なんですけど、女性の働き方などもすごく話題に上がっている中で、もちろん子育てに専念したい人はそれで良いんですけど、本当は働きたいけど職場環境的にどうしても無理だったり、子どもを預けられないとか。 今やろうとしているのは、キッズスペース付きのオフィスで、子どもと一緒に出社して、子どもが隣にいる中で、Web関係の仕事などができるようにすることです。これもまたLIFULLさんと一緒に連携しながらやっています。人手不足の中でもそういう仕事があれば、子育て中の女性もキャリアアップできるし、しっかりとやっていけると。  今あなたはLIFULLを辞めて、独立してこういうコーディネートしてるってこと? 山岸 そうです。コーディネートという意味ではそうですね。LIFULL自体がこういうことを考えてはいて、それを東京ではなくて地方でどんどんやっていきたいという思いもあったんです。僕がたまたま鯖江にいて、別に悪い関係で辞めたわけじゃないので、一緒にちょっとそういうことができるんじゃないですかということですね。

地方の働き方を変えることが国内の経済をまわすことになる

生田 結局、注文は東京から受けることが多いの? 山岸 今はそうですね。でも逆に東京の方がけっこう仕事がいっぱいあって、今ちょっと振り先がなかなかないぐらいになってきてる。 生田 そうすると、これをやると、都心にある企業よりいくらか安く受けてくれるわけ?  山岸 人件費とかの相場から少し変わるのは、正直なところ企業としてはありますよね。 生田 やっぱり発注する方としては安い方が良いもんね。  それはそうだよね。あとはもうクオリティだろうな。今はシェアリングエコノミーとかが出てきたから、働き方はクラウドワークスみたいにいろんなやり方もあるしね。 山岸 そうですね。あとこの辺のおもしろいところは、このママさんにしても学生とか若い人に対しても、例えばWebのスキルとかそのものの教育も含めてやっているので。あと働く環境も、子どもを連れてきて良いよとちゃんとベビーシッターをつけています。それに価値を見出してくれる人は、フレキシブルな働き方ができて、(企業側からすれば)フルタイムの給料ではないというかたちでお互いウィンウィンになる。要は少しコストも落とせるしというところですね。  本当に人手不足が深刻だから、ちょっと時間を切り取ったかたちとか、いろんな事情があってフルタイムで働けない人や、普通の会社には行けない人たちをネットワークして仕事をしてもらうのは大事だよな。 山岸 そうですね。なるほど。  これからは人がいないから、外注は全部、上がっていくからね。 生田 そうだよ、上がるよ!  上がるから、そういう意味ではいろいろな仕組みを作るのは大事だよね。 生田 本当にあれだよ、新しいのは来ないよ。それで今、チャイニーズに声をかけてる。やっぱりチャイニーズだって足下見てるからね。  すぐ条件の良い方に行っちゃうからね。 生田 やっぱり彼らは大したもんだよ。「給料はいくらですか!?」と言われちゃう(笑)。なんだこのやろうって思うけど、こればっかりはしょうがないよね。 山岸 おっしゃる通り、気持ちとしてはそこで海外に外注する選択肢ももちろんあるんですけど、やっぱり日本の経済を考えると本当は国内でやれた方が良くて。言い方が悪いですけど、実はこういう隙間の労働力がちゃんと上手く仕組み化して受注すれば、国内でちゃんとお金がまわるようになります。それで少しでも地方のためになればというところですね。  なるほどね。

  
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