2018年3月期第3四半期決算説明会

横田明宜氏:みなさま、こんにちは。横田です。本日はお忙しいなか、電話説明会にご参加いただきまして、ありがとうございます。それでは2018年3月期、第3四半期決算の実績について、説明させていただきます。

四半期連結損益計算書

お手元の補足資料1ページ、左側上段の四半期連結損益計算書をご覧ください。

当四半期は、前年同期と比較しまして、売上高は39億円、1.1パーセント増の3,644億円。

営業利益は12億円、1.4パーセント増の933億円。

経常利益は12億円、1.3パーセント増の947億円。

親会社株主に帰属する四半期純利益は41億円、6.3パーセント増の694億円となりました。

第3四半期業績(累計)業績の推移

次に資料左側下段の、参考の第3四半期業績の推移のグラフをご覧ください。

左側のグラフは、棒グラフが売上高。折れ線グラフが営業利益率を示しています。右側のグラフは、四半期別営業利益の推移を示しています。

当第3四半期累計期間の売上高は、東京ディズニーリゾート30周年イベントを開催した、2013年度に次ぐ実績となり、各利益とも引き続き高いレベルで推移しております。

売上高の状況

それでは、セグメント別の売上高と、その増減要因をご説明いたします。資料右側上段のA.売上高の表「(1)売上高の状況」をご覧ください。

①テーマパーク事業の売上高は、テーマパーク入園者数が増化したことなどから、前年同期比34億円、1.2パーセント増の3,011億円となりました。

②のホテル事業の売上高は、東京ディズニーセレブレーションホテルが通期稼働したことなどから、前年同期比5億円、1.1パーセント増の504億円となりました。

③その他事業の売上高はほぼ前年同期並みの、129億円となりました。

テーマパーク関連情報

入園者数及びゲスト1人当たり売上高については、1つ下の表「(2)テーマパーク関連情報」をご覧ください。

入園者数は、東京ディズニーシーの新規アトラクション、「ニモ&フレンズ・シーライダー」の好調などにより、前年同期を若干上回りました。ゲスト1人当たり売上高は、前年同期でほぼ同様となりました。

ホテル関連情報

なお、各ホテルの客室稼働率、平均客室単価を前年同期差異につきましては、資料右側中段の「(3)ホテル関連情報」に記載しております。

営業利益

続きまして、セグメント別の営業利益と、その増減理由についてご説明いたします。資料右側中段、B.営業利益の表をご覧ください。

④テーマパーク事業は、準社員諸手当や、諸経費の増加があったものの、売上高の増加に加え、商品・飲食原価率が減少したことなどによりまして、前年同期比1億円増の780億円となりました。

⑤ホテル事業は、売上高の増加に加え、東京ディズニーセレブレーションホテルの開業費用が減少したことなどにより、前年同期比13億円増の132億円となりました。

⑥その他の事業は、前年同期比1億円の減の18億円となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益

続きまして、C.親会社株主に帰属する四半期純利益の欄をご覧ください。

親会社株主に帰属する四半期純利益については、営業利益の増益に加え、株式会社ブライトコーポレーションの、繰延税金資産を計上したことなどによりまして、前年同期比41億円増の694億円となりました。

総括

それでは、総括をさせていただきます。資料右側下段の、総括の欄をご覧ください。

当四半期実績を、前年同期と比較いたしますと、売上高、営業利益ともに前年を上回りました。売上高については、ゲスト1人当たり売上高が、対前年同期でほぼ同様となった一方で、東京ディズニーシーの新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」の好調などによりまして、テーマパーク入園者数が前年同期を上回り、増収となりました。

営業利益については、テーマパーク事業の準社員諸手当の増加などはあったものの、テーマパーク事業の増収や商品・飲食原価率の減少、ホテル事業の増益によって、増益となっております。

続きまして、当四半期実績を業績予想と比較いたしますと、ゲスト1人当たり売上高はほぼ予想どおりとなったものの、テーマパーク入園者数が予想を上回ったことによりまして、売上高および営業利益が業績予想を上回りました。

また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、売上高や営業利益が前年同期および業績予想を上回ったことに加え、子会社の繰延税金資産を計上したことなどによりまして、前年同期および業績予想を上回りました。

最後に、通期の業績予想についてですが、当四半期決算はご説明した通り推移したものの、現時点では通期の業績予想を据え置くことといたします。

補足資料からの説明は以上となりますが、ご参考までに10月から12月における入園者数の月別の傾向をお伝えさせていただきます。

10月は対前年、対期初予想ともに、1桁台後半下回りました。11月は対前年、対期初予想ともに、1桁台前半パーセント上回りました。12月は対前年、対期初予想ともに、ほぼ同様となりました。第3四半期3ヶ月間では、対前年、対期初予想ともに、若干下回りました。

私からの説明は、以上となります。ありがとうございました。