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アナ雪の『Let It Go』の歌詞は日本語と英語でぜんぜん違う! 大ヒット作に隠された意外な真実

アナ雪の『Let It Go』の歌詞は日本語と英語でぜんぜん違う! 大ヒット作に隠された意外な真実

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、映画『アナと雪の女王』を使った英語クイズに挑戦します。

シリーズ
西澤ロイの頑張らない英語
2015年1月3日のログ
スピーカー
イングリッシュドクター 西澤ロイ 氏
上村潤 氏
参照動画
第24回:「アナ雪」英語クイズ!<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>

『Let It Go』の歌詞は日英で全く異なる?

上村潤氏(以下、上村) では(アナ雪クイズ)最後の5問目。 西澤ロイ氏(以下、ロイ) 5問目。流行語大賞でTOP10に入った「ありのままで」。この主題歌、英語のタイトルはなんでしょう? 上村 これは大丈夫ですか? 最初に持ってくるべきじゃなかったんですか? ロイ どうぞ。 上村 『Let it Go』。 ロイ おーOKです。 上村 あーよかった。 ロイ ここで一応『レットイットゴー』と言ったら、引っ叩く予定だったんですよ。 上村 そうですね。引っ叩かれるんだろうなと思いましたけど(笑)。 ロイ (笑)。 上村 絵的にどうだろうと思って(笑)。 ロイ そうそう。 上村 はい。『Let It Go』ね。流行語大賞にもなりかけましたもんね。この「ありのままで」っていうのは『Let It Go』は、訳すとそうなるんですか?  ロイ 手放せって感じなんですけど。でも、その訳がけっこう日本語的にしてあるというか、訳を超えた歌詞になっているんですよね。 上村 ほう。 ロイ 例えば、その歌詞の中で「風が心にささやくの、このままじゃダメなんだと」とか、「とまどい傷つき、誰にも打ち明けずに悩んでた」とか、「そうよ変わるのよ。わたし」とか。「これでいいの。自分を好きになって。これでいいの自分を信じて」ってあるんですけど、英語ではそんなこと一言も言ってないんですよ。 上村 へえ。もう日本語の歌詞のほうがみんな耳に馴染んでいるから、そういう歌なんだなって思ってますけど。 ロイ それは日本バージョンなんです。 上村 そうなんですね。 ロイ エルサは自分嫌いとかじゃないですよ(笑)。 上村 これは……きましたね。真実はどうなのか。

意外と超訳『ありのままで』

ロイ 元の英語で言うと、エルサは怒っているんですよ。 上村 ほう。 ロイ 「風よ吹け!」みたいに言って、あれは英語だと、「Let the storm rage on.」って言ってるんですね。その「the storm」っていうのは、もともと、もうちょっと前で出てくるんですけど、「自分の心の中に嵐があるんだ」って言ってるんです。 上村 心の中で渦巻いている嵐のことを言っている。 ロイ そうそう。それが「Let the storm rage on.」Letというのは「〜させる」その嵐を「rage」っていうのは、「吹き荒れる」とか「猛威を振るう」とかっていう意味なんですけど、でも「怒り」っていう意味でもあるんです。「激怒」とか「憤怒」とか、そういうなにか怒りで吹き荒れるみたいなのを、「on」って付いてる。「on」は「続」くってことなんで、「吹き荒れ続けろ」って言ってるんです。「私の心の中の嵐よ、吹き荒れ続けろ」って言ってるんですよ。 上村 はあ、そう聞くと、ぜんぜん違ったイメージの曲に聞こえてきますよね。 ロイ そう。それをずっとこう抑えてて、人に見せないようにしてて、それを出しなさいと。出そうぜっていう、それが「ありのままで」なんです。 上村 ほお。 ロイ これが自分らしいんだからっていう。人がなに見てても、なに言っても気にしないみたいな。 上村 けっこう冒頭のシーンにはなるんですけど、エルサとアナが遊んでいる最中に、ちょっとした事故でエルサの魔法が暴走してしまって、アナを傷つけてしまって。そこからエルサは13年間ぐらい引き篭もって生活をするというね。どんどん話しちゃっていいのかな(笑)。 ロイ 大丈夫、大丈夫。そうか、だから13年間だったんだと思って。 上村 そうなんですよ。 ロイ 流石チェックは細かいなって。 上村 エルサはディズニー映画の中では珍しい20歳を超えたヒロインだそうで。 ロイ ほお。 上村 いないらしいんですよ。20歳超えのヒロインって。エルサだけらしいですよ。エルサ21歳。劇中で21歳のヒロインらしいですよ。 ロイ ふーん、なるほど。 上村 まあ、そんな話はいいとして(笑)。いやあ、ロイさんに「なるほど」って言われると不思議な気分ですね。 ロイ 映画の話はもう、ジュンジュンにさせたら止まらないので。 上村 そうなんですよ。止まらないからね。 ロイ コーナージャックされちゃうんで。 上村 ですよね(笑)。

続編の短編映画の原題は?

ロイ なので、『アナ雪』英語テストのおまけの6問目いきたいと思います。 上村 4問目外したのにいいんですか? ロイ はい、いっちゃいましょう。 上村 はい。 ロイ 続編ありますよね。『アナ雪』の続編の話、知ってます?  上村 なにか製作されるのが決まったというのは聞きましたけど。どんな話になるか聞いてないですね。 ロイ 2015年4月公開予定で、短編アニメーションなんですけど。タイトルが『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』って日本語では言うんです。 上村 ほう。 ロイ では、英語ではどんなタイトルでしょう、というのが問題なんですね。 上村 はなんだろう。サプライズ……エルサのサプライズ。そのままですか? ロイ ここでElsa’s Surpriseってなるかなって思うかもしれないですけど、でも、もともと日本語だと『アナと雪の女王』と言っておきながら『Frozen』じゃないですか。 上村 『Frozen』ですよね。 ロイ つまり名前は出してこなさそうじゃないですか。 上村 ですよね。 ロイ 実際のタイトルは。『Frozen Fever』。 上村 Fever? Oh……『Frozen Fever』。 ロイ 『Frozen Fever』。Fの音FrozenとFeverでFが韻を踏んでて、言い易くなってて、おもしろいなと思うのが、Feverって熱なんです。その熱。それが凍ってるんです。凍った熱。すごい気になるじゃないですか。 上村 おー、矛盾してますね。 ロイ 気になるタイトルを、今から公開して。 上村 でもね、オラフは雪だるまなんですけど、暑いのが好きっていうね。なにとも矛盾したキャラクターですからね。それはそれで非常に楽しみな2015年公開。 ロイ 4月公開って書いてましたね。 上村 なるほどね。短編ということなんですね。こちらも、ファンの方はぜひとも楽しみしていただきたいと思います。

隠れミッキーもいる!?

ロイ こうやって英語っていう切り口で見ると、映画ってすごくいい題材なんですよね。1本の映画で、すごい何度も何度も楽しめる。例えばタイトルだけでも、やっぱり「このタイトルなんだろう」と思うだけで楽しいじゃないですか。 上村 うん。 ロイ 「ああそう言うんだあ」とか。 上村 けっこう邦題と原題が、ぜんぜん違うのっていっぱいあるじゃないですか。なんだろうそういうのを見るだけでも、ぜんぜん楽しいですよね。 ロイ うん。 上村 「なんでこの邦題にしたんだ?」みたいなのってけっこうありますからね。なるほど、今日はそんな感じで『アナと雪の女王』について語らせていただきましたね。みなさまも、これを機にもう1回見直してみるのもいいかもしれないですね。 ロイ ぜひ何度も見てみて「あっ、ここでこう言ってるんだ」とか。 上村 僕、1つ発見したんですけど、劇中にミッキーマウスが、隠れミッキーが居るんですよ。 ロイ へえ、マジですか。 上村 はい。みなさま、ぜひとも家に帰って『アナと雪の女王』を見直して「あっ、ここにミッキー居た!」っていうのを、確認していただきたいと思います。 ロイ どの辺ですか? 上村 それを言ってしまうとかなり決定的な物になってしまうので。 ロイ 前のほうとか後ろのほうとか。 上村 ああ、かなり前のほうですね。前のほうのさり気ないシーンです。 ロイ へえ。 上村 本当に一瞬ですけどね。「あっ、ミッキーだ!」っていうのがわかるシーンになってますのでね、ぜひとも確認していただきたいと思います。

  

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上達しない原因を治療する英語のお医者さん。
「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)がベストセラー。

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