オリジナルな漫画描きました

山田玲司氏(以下、山田):そうそう。ちょっと見て見て。

なんかどっかで見たことあるやつー!(笑)。

市川剛史氏(以下、市川):あれ!? あれ!?

山田:はっはっはっは(笑)。

市川:ちょっと見たことあるような!

山田:そうそう。これ、さっきまで書いてた。

市川:これ何少女……(笑)。

山田:くったくたですよ。ちゃんと話を聞いてくれる。

市川:(笑)。

山田:そうそう。こんなん描いたよ。めっちゃ描いたよ。これをちゃんと冬コミで、大晦日の寒いときに、わざわざ、もしかしたらヤンサンの本を買うためだけに来てくれる人がいるかもしれないじゃん。

市川:そうですね。

山田:そんな事故みたいなことが起こるかもしれないじゃん(笑)。じゃあ、やっぱり絶対盛り上げなきゃいけないなと思って。

市川:はい。

山田:主人公を、アニメ探偵にしました。

市川:ああ、なるほど。

シャアも出てきます

山田:アニメ探偵フジイちゃんが主人公です。そして、これいいでしょ、こんな人出てきます。

市川:おー!

山田:こんなん描いていいんでしょ? コミケって。

市川:らしいですね。

(一同笑)

山田:これ通報されんの?(笑)。通報されて、あのおじさんに怒られたりすんのかな?

市川:どうなんですかねえ。

山田:俺のシャアだ、とか言われんのかな?

市川:どうなんでしょうね。

山田:でもね、はじめてシャア描いたんだよ。

市川:(笑)。これがもう、玲司のシャアだという。

山田:そう。で、中身が富野(由悠季)さんっていうシャアは描いたことあるんだよ。

市川:なるほど。

山田:そう。だけど、本物のシャアなんだけど、これ酒場でシャアに会うっていう話って、だいたいいかれてるんだけど。シャアは、酒場にいるときはこんな格好してないよね。

市川:まあ、そりゃね(笑)。

山田:なんか、サングラスくらいでしょ? シャアは。

市川:でもシャアのときは、ずっとそれじゃないですかね。

山田:そうなの? これは、オリジンではこんな格好で酒飲みに行くの?

市川:ああ、僕オリジン読んでないんで……。

山田:オリジンじゃねえや、なんだっけ。ファーストガンダムのときは、「坊やだからさ」って言ってるときってこの格好じゃないよね、たぶんね。

市川:どうだったかな?

山田:こういうところがぜんぜんだめだよね(笑)。こういうところがヤンサン、ぜんぜんだめ。

市川:そうですね(笑)。

山田:そうなんですよ。(コメントに)サングラスだよね、サングラスだったよね。そうそう。

市川:みんなのほうが詳しいっていうね。

山田:そうそう。あ、レイバンだよね。

市川:そっかそっか。

山田:ガンダム見ろ、そうだよね。ガンダムというものがあるらしいじゃないですか(笑)。

市川:そうらしいですね。

山田:それを、来年とかやろうかな。

市川:ははは(笑)。

山田:いやあ、そうなんだよ。

まだまだ2人のトークは続く

市川:(コメントで)グラサン、金髪だった記憶。

山田:そうなんだよ。

市川:「裸にネクタイだぞ」っていう案もありますけど(笑)。

山田:シャアを?

市川:シャアが。

山田:それでも怒られないの? 怒られないんだろうなあ。

市川:怒られないんでしょうねえ。

山田:(漫画家の)田中圭一が住める場所なんだもんな。

市川:そうですね(笑)。主戦場みたいになってますからね。

山田:田中さん、見てるらしいっていうのがすごいよね。

市川:この番組ですか?

山田:うん。

市川:へえー!

山田:二つ返事で「出ますよ」って言ったから、あの人。

市川:けっこう前から、じゃあ普通に見てた……。

山田:どうやらそういうことが起こってるますね。

市川:あはは(笑)。さすが、業界の視聴率が高いと噂される、ヤングサンデー。

山田:そうそう。だから田中さんが出てくれた回は、(手塚)るみ子さんが後ろにいて。

市川:(笑)。

山田:常にこれ(手に持った棒)で殴る体勢でやるっていう企画が、たぶん来年……。

市川:なるほどね。

山田:実現するんじゃない?

市川:「訴えますよ」というフリップを挙げながら。

山田:そうそう、訴えます、訴えます! っていうさ。

市川:ははは(笑)。

山田:すごいね。(コメントで)ヤンサンのために31日来る? まじで?

市川:おっ! さすが。

山田:まじで来てくれる?

市川:ファミリー、熱いですね。

山田:そうだな、つのがい(漫画家)さんもな。もう本当に、手塚の委託にのった人たち。

市川:そうですね。

山田:そんな回、みたいな感じで(笑)。

(一同笑)

乙君たちはまだ来ない

山田:全員で描いてもらってもおもしろいかもしれない。松本から来てくれんの? うわ、しみちゃんといっしょなんだ。ありがたいですね。

市川:いやいや、熱いですねえ。

山田:四国から?

市川:四国から!?

山田:まじで? え、まじで?

市川:ガチですね。

山田:(コメントで)「ヤンサンのためなら帰省しない」。そんな無理しなくていいよ(笑)。

市川:はは(笑)。

(一同笑)

市川:ヤンサンの比重がちょっと……(笑)。

山田:愛媛かー! そっか、そりゃね、そうですよ。でもなんか、うれしいですね。

市川:(コメントで)「31日、行くよ」「北海道からも行くぞ」。めちゃめちゃ海越えてくるじゃないですか。

山田:(笑)。いやあ、なんか懐かしいなあ。ゲストが来ないとか言って、レギュラーが来ないのははじめてだけどね。

市川:そうですよね、はじめてですよね?

山田:レギュラーが来ないのははじめてだよ。

市川:いやいや。

なぜか思い出話に花が咲く

山田:でもね、思い返せば、岡田(斗司夫)さんがゲストのときに、本当に3分前に来たね。

市川:あ、そうですか。

山田:うん。わざとじゃねえか? って、「俺は安くねえぞ」っていうのをね、演出してたのかなっていう気もするんだよね。本当まじで。

市川:はっはっは(笑)。

山田:ギリッギリのやつで来たけどね。

市川:へえー。なんか初期のころを思い出しますよね、この雰囲気というか。

山田:そうね。いっぱいいっぱいだったね。嫌な汗かきながら、『進撃の巨人』とか、別に喋りたくないのにがんばって喋ってたよ(笑)。

(一同笑)

市川:そうですよね。ぜんぜんカメラ目線がこないっていうのでおなじみだったころの(笑)。

山田:そうそう、島本(和彦)先生な。だからみんなが島本先生に圧をかけて、ヤンサン出ないってかっこ悪いですよって雰囲気作ろうか。

市川:ああ……え、出てくれるんじゃないですか? 出てくれないんですか?

山田:いやあ、なかなかね。なんかね、まあふだん北海道の方だからね。

市川:そうなんですね。

山田:でも俺ら、ここから行きますよ、とも言ってんだよ。そこまで歩み寄ってもいい展開になってこないから、たぶんヤンサン出たらかっこ悪いと思ってるかもしれないね。

市川:いや、そんなことないんじゃないですか?

山田:そんなことないかな?

市川:うん。照れ隠しじゃないんですかね。

山田:ああ、そうかな。(コメントで)「今、モックンは悪ぶってんの?」。

市川:はは(笑)。

山田:そうかもしんない。……オッケー、圧力かければいいわ。こういうのおっかねえな(笑)。

(一同笑)

市川:これがネットの力ですよ。

山田:そう。そう(笑)。

市川:ネットの正しい使い方ですよ(笑)。

山田:こわいな! 島本さん、何かしら晒しますよ、みたいなさ(笑)。

市川:電凸とかがいくんですよね、島本さんのほうに。

山田:そうかそうか。

市川:めちゃめちゃこわいじゃないですか。Twitterであおりにいく(笑)。

遅刻中の乙君たちが来るまで雑談は続きます

山田:山田玲司過激派、とかいうと、本当に俺、左とか思われてからこわいんだよ。

市川:はっはっは(笑)。

山田:やっぱりか、とかって言われるじゃん。

(一同笑)

市川:信ぴょう性が出てきてしまうっていうね。

山田:そうなんだよな。

市川:(コメントで)拡散希望でリツイートしてもらう(笑)。

山田:はっはっはっは(笑)。そうか、それはあるよな。

市川:そうですね。#島本出ろ、みたいな。そういう感じになるんですかね(笑)。

山田:いやあ、恐ろしいね(笑)。そういう圧力団体がヤングサンデーの裏にはいるぞ、っていう空気を作ってく?(笑)。

市川:(笑)。こわいなあ。

山田:そうね。そう、私はそうですよ。どっちでもないですよ。片翼では飛べませんからね。そうですよ、本当にね。

市川:いやいや……。

臨時レギュラーの市川さんの話

山田:市川くんの話しよっか。

市川:僕の話ですか?

山田:おそ松さんなんでしょ? 市川くんって。

市川:僕はおそ松さんですね、言ってしまえば。

山田:「ニートたちィ、梨が剥けたわよぉ」でしょ?

市川:そうですね、はい。

(一同笑)

山田:最初の自己紹介で、「僕引きこもりなんです」って言ってたもんね。

市川:そうですね。引きこもりです。「アクティブだね」って言われるんですけど、基本的には人にあんま会いたくないので。

山田:アクティブな引きこもりなの?(笑)。

市川:そうですね。

山田:だいたいさ、そうだよね。引きこもり喋ってるもんね、ここで。

市川:喋ってますね(笑)。

(一同笑)

山田:そうだね(笑)。

市川:はい。

山田:ホームページ運営してね?

市川:してますね。

山田:してるね。そういうことが起こるからね。

市川:(笑)。

山田:そうだね、おもしろいね。

引きこもりが時代をつくる

山田:いつから学校とかに行ってないの?

市川:学校は卒業してるんですけど、働きはじめて何回か転職して、最終的にヤンサン美術部に去年入ったことをきっかけに。

山田:あら、そうなの!

市川:そうです。ヤンサン美術部入って、なんか働いてる場合じゃないな、みたいな。

山田:うん。(コメントで)「ツーブロックの引きこもり」って言われてるよ(笑)。

市川:そうですよ(笑)。

山田:はっはっは(笑)。

市川:引きこもりも、ときどきツーブロックにするんですよ。

山田:エジソンもそうだよ。そりゃそうだよな。そうだな。

市川:そうなんですよ。働いてる場合じゃねえと思って。

山田:ヤンサン美術部で人生狂った。

市川:狂いましたねえ。この1年間は引きこもってましたね、完全に。

山田:で、それ……引きこもりつつ、ホームページを。

市川:運営しながら。

山田:アクティブで運営してくれてるという(笑)。

市川:そうですね。玲司先生にインタビューとかしましたもんね。

山田:そうだね。なんか本当に、なんて言うのかな、わかんないよね。

市川:そうですね。まさかこんなことになるとは思ってないですけど。なんで座ってんだ? と。ここにね。

山田:ね。

市川:家に引きこもってたはずなのに。

山田:いやあ、俺昔さ、電波少年の土屋(敏男)さんってディレクターに、『絶望に効くクスリ』で会いに行ったときに、「これからの時代は引きこもりが作っていくよ」って言ってたからね。10年前に。

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

市川:ああ。めちゃめちゃ能力がある。

山田:そうそう。本当に、ヒャダインとかそうじゃん。

市川:そうですね。

山田:見渡すと、元引きこもりを経てっていう人が多いよね。

市川:多いですね。はい。

山田:うん。そう言われてみると、普通のコースの1つに、今なってんだなっていう。

市川:なってますね、確かに。……おー!

山田:いよいよ!

(一同笑)

山田:来ましたねえ。はい、じゃあ来てください。

市川:ははは(笑)。

山田:どうぞ。こちらへどうぞ。みなさんお待たせしました、やっと来ましたよ。