今回から新企画が始まります

乙君 氏(以下、乙君):はい、こんばんは。毎度おなじみ山田玲司のヤングサンデー、月に1度のニコ論壇の時間がやってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

山田玲司 氏(以下、山田):こんばんは。

乙君:はい、この番組は巷で話題のネットニュースなどを取り上げまして、いろいろとざっくり、おもしろおかしく切っていこうという無責任な番組です(笑)。

山田:お前『ブレードランナー2049』興味なさすぎだろう、あれ。

乙君:ブレードランナー興味ないっすよ。

山田:すげーぞあれは。後半やるけどな。

乙君:おもしろいのはわかるんですけど…。

山田:本当にすげーんだよ。悪く言いすぎだって。

乙君:誰が?

山田:俺、ヴィルヌーヴ(注:『ブレードランナー2049』の監督)の代わりに来たからね。

(一同笑)

山田:今日はヴィルヌーヴの代わりに言わせてもらうからね。

乙君:どうぞどうぞ。

山田:頼みますよ本当に。『まどマギ』の話もしますからね。今日は、いつもだったら最近起こったニュースを列挙しまして、玲司さんなりにザクザク切っていっていくって感じなんですけど。

新企画として討論というかたちで1回やってみたいなと思ってます。というわけで、やらしせいただきます。よろしくお願いしまーす。いきなりやっちゃいますか。

山田:やりましょう。

しみちゃん 氏(以下、しみちゃん):はい。

乙君:結局後でね、ブレードランナーの話につながって…

山田:ブレードランナーって君たちのための話だからね。君たちのためにヴィルヌーヴが作ったからね。そして俺たちの話だからなね。俺たちのための映画だからね。奥野さん、聞いてる?

乙君:はい。聞いてます。

山田:タダのアートぶってる気どった映画じゃないからね。本当に。大事なところだからね。

乙君:そういうふうには思わなかったですからね。気どってるとは思わなかった。すごく真摯にね。

『まどマギ』がすごいことになっている

山田:あと、まどマギ7回目まで見たら、すげーやばいことになってるから後半言う。

(一同笑)

山田:あんなんだったんだ。

(一同笑)

乙君:しみちゃんは、なんかはまったらしいですね。

しみちゃん氏(以下、しみちゃん):そうですね。

山田:もうどっぷり…。

乙君:もうどっぷり。最初の感想がなんでしたっけ?

しみちゃん:キラキラ(笑)。まぶしい。

乙君: 1話の感想がキラキラまぶしいなと思ってたら。まぶしいなと思ってたら、7話まで見たら。

山田:キラキラ、ずぶずぶに行くっていうアニメでしょあれ。

しみちゃん:そうですね。はまっちゃいました。

山田:お楽しみにってことで今日はやりますので。

乙君:はい。ということで。

山田:ズバッていうことですね。

スタッフ:すいません。その前に先生の。

乙君:またですか。

山田:(笑)。

乙君、東村アキコ作品に出る

乙君:この隙に私から1つ宣伝させてください。東村アキコの『雪花の虎』第5巻が発売中でございます。なんか巻末に私出てます(笑)。サイボーグみたい感情のないターミネーターみたいな感じで書かれてますけど、それもまた一興ということで。私、実はこの漫画の歴史考察がキャラクター考察とかいろんなことでアキコ先生にちょっとお世話になってますんで。

俺がバーと考えたキャラクターを全部アキコ先生に投げたりとか、当時の越後とか甲斐の国とかを調べまして、その資料とか集めて全部アキコ先生に投げて、「あとは好きにしてください」と。ただし、「このキャラクターは絶対こうでないと……」と。

山田:うん。

乙君:あ、そう。戻ってきました。

(一同笑)

山田:終わり?

乙君:ま、そういうことですよ。雪虎。

山田:活躍しております。

乙君:移籍はなぜっていうと『火花』が廃刊なったからです。

山田:さよなら『火花』。お疲れ様でした。

乙君:(笑)雪虎がやっぱり一番。

CICADAの世界観ともマッチします

山田:それがあれで、今回のテーマの一つですよ。

乙君:はいはいはい。

山田:さらば紙雑誌。

乙君:そうなんですよ。

山田:さらば紙文化。そして紙の本がなくなり。

乙君:会議室で起きてんじゃないと。

山田:起きてんじゃないと。現場で起きてんだと。

乙君:そう。

山田:そして私の連載『CICADA』は、これがなくなった後の世界ですから。なくなって、それを遺跡発掘していくというね。『∀ガンダム』みたいな話になってますから。

乙君:∀ガンダムみたいな話。

山田:∀ガンダムみたいな話を書いてますから。

乙君:∀ガンダムいけるんですか?

山田:遺跡からザクとが出てくるんだろう?

乙君:まあそうですけど。

山田:そんな奴だよ。本当に掘り起こしたら漫画が出てきましたみたいな、バベル2世出てきましたたいな話を書いてますから。未来の世界のコミケやりますから。コミケを復活させますから俺。CICADAの中で150年後。キョトンとしすぎだよ。

乙君:ネタバレしたの?

しみちゃん:(笑)。

山田:ネタバレは今日はガンガンしていきますからね。

乙君:ちょっとちょっと。

山田:自分の漫画っていうことで。

「紙か電子か決めようぜグランプリ」やります

乙君:ということで、今日の特集は、「紙か電子か決めようぜグランプリ」ということで、ここあれなんで。なんかね俺と玲司さんが対立するとおもしろいっていう意見をね。

山田:先週は対立しすぎでしょ。

乙君:そうなんですよ。今日2人は司会進行というよりはパネラーで、しみちゃんが今日、司会進行してくれるそうなので。

しみちゃん:よろしくお願いします。

山田:司会の美容師しみちゃんです。

しみちゃん:よろしくお願いします。

(一同拍手)

山田:司会美容師になったね。

しみちゃん:何でここに白羽の矢が立ったのかわからないんですけども。

山田:今日はお願いします。

しみちゃん:はい、わかりました。読書の秋のスペシャル企画ということで、紙の本VS電子書籍論争に終止符。紙か電子か決めようぜグランプリを行っていこうと思います。よろしくお願いいたします。

山田:うぃ~。

乙君:うぃ~。

しみちゃん:はい、ちょっと説明させていただきますね。読書の秋ということで電子書籍の誕生から早10年。

スマホの普及も相まって漫画や小説を電子書籍で読む世代が増加している中、紙派と電子派の意見をまとめて今回は徹底討論いたします。作家代表ということで玲司先生、読者代表ということでこちら奥野望さんということで。よろしくお願いいたします。

山田:野望さん、野望さんですね。

乙君:ハルノブですけどね。

まず、紙or電子のアンケート

しみちゃん:こちらの方に載ってますけどね。というわけで、まずさっそく、我々が紙派か電子派かどっちなのかということを、まず最初にみなさんに知っていただきたいと思いますので、いかがでしょうか?

乙君:先アンケートしなくていいのね?

しみちゃん:まずこちら、我々から。

乙君:じゃあ、まずざっくり紙か電子かでいいのね。

しみちゃん:はい、ざっくり大ジャンルで。

山田:紙か電子かどっちがいいの? せーのーどん。

乙君:全員紙なら討論になんねーじゃん。

(一同笑)

山田:やっちゃった。

しみちゃん:やりましたね。

山田:じゃあ、だめだ。世代がね。見てる人たちの話聞かないとだめだ。

しみちゃん:そうですね。

山田:ちょっと参加してもらってよろしいですか?

しみちゃん:視聴者のみな様にも聞いておきたいということで。

山田:プロレスしてくれ。

しみちゃん:ですよね。

山田:せめて対立してくれと。

しみちゃん:はい。まずこちらでアンケートですね。取りたいと思いますのでみなさんご協力をお願いします。

山田:お願いしまーす。どっちかな。

乙君:ざっくり紙か電子書籍かということなんですけども。いうても、かさばるから買うのは電子になった。

山田:だよねー。

しみちゃん:そろそろよろしいでしょうか?

山田:紙は末梢の予感がするんだ。へ―そうなんだ。

ニコ生ユーザーはどっち派?

乙君:ニコニコチャンネルを見てる人が、あと山田さんファミリーがどれぐらいこう。

スタッフ:1回閉めます。

乙君:えー。

しみちゃん:おー。

乙君:予想と全然違う。

山田:やっぱり紙愛してるんだよみんな。

乙君:あーそうなんだ。ものによるっちゃ確かにそう。なるほど。