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ジーンテクノ、バイオシミラー事業で早期収益化へ 上期は赤字縮小で着地

ジーンテクノ、バイオシミラー事業で早期収益化へ 上期は赤字縮小で着地

2017年11月16日に行われた、株式会社ジーンテクノサイエンス2018年3月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
株式会社ジーンテクノサイエンス > 2018年3月期第2四半期決算説明会
2017年11月16日のログ
証券コード
4584 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社ジーンテクノサイエンス 代表取締役社長 谷匡治 氏

2018年3月期第2四半期決算説明会

谷匡治氏 みなさん、おはようございます。本日はお忙しいところご参加いただきまして、ありがとうございます。株式会社ジーンテクノサイエンス代表取締役の谷です。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は最初に会社の概要と上半期の業績ハイライト、その後にバイオ医薬品の市場全般、それから、当社が大きく進めているバイオシミラー、バイオ新薬、再生事業のご説明という順で進めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

会社概要

th_3 まずは会社概要です。当社は2001年に北海道大学遺伝子病制御研究所をベースにスピンアウトしたバイオベンチャーです。2012年11月に東証マザーズに上場いたしました。今月11月30日をもって、上場から5年という節目を迎えます。 現在は従業員20名の体制でやっておりまして、東京に開発部隊が10名、札幌の本社機能と研究所に10名という体制で進めています。 昨年の2016年4月にノーリツ鋼機グループに加わりました。現在はノーリツ鋼機グループが約53パーセントほどの株式を所有しているかたちで、東証マザーズの上場は維持しています。ノーリツ鋼機グループの中で、バイオ医薬品、バイオ事業を推進していく一翼を担うという立ち位置の会社です。

事業モデル

th_4 事業モデルをご説明いたします。今年から大きく打ち出しているのですけれども、我々は3つ事業を打ち立てています。1つ目は、バイオシミラー事業。2つ目は、バイオ新薬事業。そして3つ目は、本年から再生医療事業を大きく打ち出しています。 バイオシミラー事業は、経営の安定化を図る意味で、すでに1品上市したものがあります。年商約10億円ほどの売上を上げながら、経営の基盤を作っていくというところです。 また次の成長のシーズとして、バイオ新薬事業を育てています。さらに、その成長を加速する意味で、昨年の途中から再生医療事業も本格的に打ち出しています。こちらは後ほどご説明いたします。

事業化に向けた体制

th_5 事業化に向けた体制ですが、先ほど申し上げたとおり、20名という少人数の体制でやっています。基本的には大きな工場や研究所を持つというよりかは、非常に軽い体制でやっています。 我々のキーとなるのは、目利き力を使い、良いシーズを取ってきて、我々の中でインキュベーションして、バリューアップして、(資料)右側でご覧のとおり、製薬メーカーさんにライセンスアウトして、そこでライセンス収入あるいは契約一時金、開発マイルストーン等々で収益を上げていくモデルです。 自分たちでバリューアップするところは、委託試験企業(CRO) や委託製造企業(CMO)のワールドワイドなネットワークを持っていて、各プロジェクトごとに最適な技術、コスト感を見ながら組み込んでいきます。 先ほど、目利き力が1つの強みだと申しましたが、もう1つはこのプロジェクトマネージメント力が非常に大事で、我々はそこの力を持っている会社です。

2018年3月期第2四半期(4-9月期)業績

th_6 2018年3月期第2四半期(4-9月期)の業績をご説明いたします。本年の業績予想で申し上げると、中間期はほぼ予定どおり推移しています。一番上の段が昨年の実績ですが、売上高約4億9,000万円のところから、本年は約4億5,000万円弱ということで、ほぼ予定どおり推移しています。 営業利益、経常利益、四半期純利益ですが、今年の研究開発費は、昨年10億円のところから12億円弱という予算を立てておりまして、その分の差額があるので、今年の損失の部分では改善しています。 後ほど申し上げますが、プロジェクトの進捗において、昨年が一番重い時期でもありましたので、加速させて進めていて、今年は今後のためにさらに12億円を積んでいる状況です。 上期よりも下期でより加速させて、(研究開発費を)これから使っていくかたちになりますので、現状としてはこのような数値となっております。

2018年3月期通期業績予想

th_7 2018年3月期通期業績予想です。こちらも据え置きです。期初に発表しているとおりで、順調に推移しています。フィルグラスチムはバイオシミラーの1号製品ですが、引き続き堅調な売上をあげています。2018年3月期予想で、11億6,600万円を見込んでいます。 営業利益、経常利益、当期純利益のところでは、先ほど昨年度より2億円ほど改善している部分を申し上げました。 研究開発費は昨年より2億3,000万円ほど減っていますので、その分改善しています。

2017年度の事業ハイライト

th_8 2017年度の事業ハイライトです。上期と11月9日に公表したものを含めて5つご説明いたします。 まずは再生医療です。北海道発の再生医療ベンチャーのミネルヴァメディカという会社を設立いたしました。札幌医科大学との共同研究で、骨髄間葉系幹細胞を活用して、糖尿病性腎症を治療していこうという、新たな取り組みです。 バイオ新薬にも動きがあります。新規メカニズムに基づく新生血管形成を阻害する新規抗体医薬品の候補抗体の創薬に成功して、9月に特許出願をいたしました。 ターゲットについては、またこの1年でいろんな研究を重ねながら特許を補強していくので、まだ開示はしていないのですが、現在のアバスチンに変わる新しいものができないかなということでやっています。 3番目は再生医療です。免疫寛容誘導の事業化に向けて、メディネットさんと業務委託を開始しました。 移植時に免疫寛容を誘導して、免疫抑制剤をできるだけ使わなくても済む技術を作ろうというものです。こちらは細胞加工をしますので、(専門企業である)メディネットさんと協業をスタートさせたということです。 バイオシミラーも動きがありました。昨年5月12日に発表した、長生バイオとの「アダリムマブ」バイオシミラーを創出いたしました。 中国で作ると、いろいろな意味で政府からも支援を受けやすい等々がありますので、中国国内に技術移管をして事業を立ち上げているところです。 去年から約1年3ヵ月ほどかけて、9月に技術移管を無事完了いたしました。これからスケールアップして、臨床試験の準備に向けて入っていくところまでたどり着きました。無事に立ち上がったので、今後さらに加速させていきたいと考えています。 長生バイオは、中国のワクチンの会社でTOP5に入る大きな会社で、すでに上場しています。資金量が非常にある会社で、抗体薬やワクチン、バイオロジックに非常に力を入れています。 我々もたびたび吉林省の長春市に飛んで、一緒に技術開発などを支援しなから立ち上げていっているところです。 中国は人口も日本の13倍ほどありますし、マーケットの大きさがぜんぜん違いますので、長い目で見たときに、非常にポテンシャルのあるプロジェクトだと考えています。 最後に、バイオシミラーでもう1つあります。こちらはつい先週公表したところですが、千寿製薬さんと共同開発中の眼科治療領域におけるバイオシミラーのphase3の臨床試験を11月に開始しました。こちらは2020年以降の国内の上市を目指して、着々と進んでいるところです。

  
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