第3回目「自己投資とマネーについてゆる〜く語りますっ!」

頼藤太希氏(以下、頼藤):こんにちは〜!

高山一恵氏(以下、高山):こんにちは!

頼藤:第3回目が始まりました。

高山:続いてますね。

頼藤:本当にありがたいですね。今回のテーマは「自己投資とマネー」ということです。

高山:本当に、女性は大好きですね。自己投資。

頼藤:そうなんですよね。最近どうですか? 自己投資してますか?

高山:自己投資してますね。というか、アンチエイジングみたいになっちゃって(笑)。

頼藤:(笑)。

高山:費用としてはそれが多いですね。メンテナンス費がかかっちゃって。

頼藤:高山さんはメディアにも出ますしね。

高山:大事ですよね。

頼藤:きれいな姿をみなさんにお届けして。

高山:汚いとみなさんに申し訳ない。

頼藤:いやいや汚いなんて(笑)。

スポーツジムや英会話の“自己投資”の落とし穴

頼藤:自己投資というと、美容とかではなくて勉強とか。

高山:そうですね。英会話や資格取得もそうですし。けっこう多いですよね。

頼藤:僕も前職の時に証券アナリストという資格を取るために、(資格の学校)TACに申し込んだり、あと実はまだ2次試験中なんですけど、CFAという米国証券アナリストも……。

高山:難しそうですね。

頼藤:そうなんですよ。やっぱり英語で試験を受けないといけないので。

高山:今、ちょっと軽く自慢入ってますよね(笑)。

頼藤:いやいや。難しいからやっぱり(資格の学校に)通うわけですよ。でも1回通うのに20万とか……けっこう高額なんですよね。

高山:なるほど。

頼藤:自己投資ってお金がかかるけど、今回は「どれぐらいかければいいの? 」とか「どこらへんまで許されるのか」ということを高山さんにお聞きできればなと思います。

高山:そうですね。ずっとこの仕事をやってきて、数千人の女性の相談に乗ってきまして、私のお客さんはけっこうOLさんが多いんです。なので家計を拝見すると、自己投資と称してお料理教室に行ったり、ヨガに行ったり。

頼藤:お茶を習ったりとかピアノとか。

高山:ピアノというよりかはアロマを習ったりとか。

頼藤:最近は大人バレエとか流行ってるんですよね。

高山:そうそう。それはそれでいいと思うんですけれど、ただいろんな人の家計を見ていて、すべて「自己投資よね」と言ってお金を使いすぎている方も非常に多いんじゃないかなと思うことがあります。

頼藤:でも自己投資って、将来の収入を増やすためだったり、そういうことのためにあるわけですよね。

高山:そうですね。「投資」とついているわけなので、自分という私財に対してお金を投じる、時間を投じるという意味なので、それはすごくいいことではあるんですけど、ただ「投資」と言っているので、リターンを見なければいけないんですよ。

頼藤:それは大事ですよね。リターンも見ないで、ひたすら英会話教室に通ってるやつとかいますからね。

高山:あとは、よくありがちなのがスポーツジムなんですよ。痩せなきゃとか、体を鍛えなきゃと思ってけっこう行く人が多いんですけど。

頼藤:結果にコミットしますと。

高山:そうなんですけど、行かなくなっちゃう人がけっこう多いんですよね。それで会費は口座から自動引き落としじゃないですか。

頼藤:気づかずにお金を引き落とされて。

高山:そうそう。知らず知らずにお金を払っている方がけっこう多いんですよ。

頼藤:なるほど。そういうのが家計を圧迫して。

高山:圧迫して。「自己投資の元本割れ」と言っているんですよ。

頼藤:なるほど。うまいですね(笑)。これじゃリターンが取れないと。

高山:なので、どれくらいの時期までに、どうなりたいのかを考えて自分自身に投資をすることが大事ですね。

頼藤:なるほど。ちょっとまとめると、投資期間・かかるコスト・期待するリターン・どうやったら失敗するかという4つのポイントを見て自己投資したほうがいいんじゃないかと。

高山:そうですね。例えば、英会話教室に通う時に、仕事が忙しい時には振替制度があるのかとか、週末通える制度があるのかとか、そういうところまで調べて、行けるかどうかを考えないとムダ金になる可能性があるので、そういうところまで見て投資していくということですね。

頼藤:そうですね。

高山:はい。

意外と知らない便利な制度

頼藤:自己投資について、ワンポイントアドバイスありますよね?

高山:ん? 何ですか?

頼藤:教育訓練給付金とか。そういうのお願いしますよ。

高山:あー。

頼藤:教育訓練給付金という国の制度を使えば。

高山:雇用保険から出ている。

頼藤:そう。上限が決まっているんですよね。

高山:はい。

頼藤:正確にお伝えすると、使った経費の20パーセントが最大で10万円返ってくると。

高山:それは誰が使えるんですか?

頼藤:雇用保険に1年以上加入している人です。

高山:簿記とか英会話とか、けっこう資格系に使えるんじゃないですか?

頼藤:資格系に使えます。

高山:資格系ってけっこうお金かかりますよね。

頼藤:かかります。簿記受ける人はけっこう多いと思いますけど、そういうのです。ただし経費の20パーセントが4,000円以上じゃないと支給されません。計算すると20,000円だったら、20,000円×20パーセントで4,000円?

高山:そう。

頼藤:20,000円以上のスクールとかに通わないとお金が返ってこないと。

高山:そういうことですね。

頼藤:そうすると、けっこう使いづらいということもあるんですけれども。

高山:(笑)。

頼藤:20万とか40万とかかかる講座であればぜひ。

高山:そうですね。

頼藤:申請していただければなと思います。

高山:はい。