恋愛相談のコーナーへ突入

乙君氏(以下、乙君):そんな百戦錬磨のお2人なんですけど、今日のためにみなさん、とっておきの恋愛相談が沢山届いておりまして。

倉田真由美(以下、倉田):真剣に答えます。

乙君:はい、お願いします。15分なんで、そろそろいっちゃっていいですか?

山田玲司氏(以下、山田):いいですよ、はい。体験談を交えながら相談に乗ってもらいたい。本当に相談会ね。

乙君:みなさん、ありがとうございます。かなりお寄せいただいております。時間の都合上ちょっと難しいものもあるかもしれないですけど、できるだけ紹介させていただきたいと思います。

山田:前回バームクーヘンを送ってくれた人が、今回どら焼きを送ってもらいました。

中嶋美和子氏(以下、中嶋):わー、うれしい!ありがとうございます!

山田:これもどうぞ、食べながら、みたいなかんじで。

倉田:うれしい。いただきます!

山田:食べてないんだもんね。飲んで、食べていただいて。

倉田:はい、飲んで、食べて。ありがとうございます。いただきます。

乙君:では相談、いきますね。「たられば婚活女さん」、女性、34歳。

「いつも楽しく拝見しています。くらたまさんに相談です。私は絶賛婚活中の34歳、独身女です。ここ1年ほど婚活をして、いろんな人と会ってきたんですが、なかなか好きな人ができなくて困っています。

人を好きになるのは理屈やスペックではなく、相手とくっつきたい、触りたいと思うこと、イコール、要は感覚だと私は思うのですが、みなさんどうなんでしょうか?

周囲の友達はそこまで好きではないけれど、安定している結婚向きな人を選んで結婚している人もいます。それが正解だという気もします。

でもそこまで割り切れない私は、ひたすら出会いの数を増やして、自分が好きになれる人を探すしかないのでしょうか?

そもそも人を好きになるのって、もっと、昔は簡単だったような気がします。年齢のせいでしょうか? 子供も欲しいので早くしないと、と焦るばかりです。アドバイスお願いします」。

ということなんですが…。

倉田:正解だと思いますよ、そのままで。私も迷いがあるときに、ちょっと真面目になっちゃいますけど、「女の幸せはやっぱり愛されることよね」みたいな話とか、いろいろあるんですけど。

でも「愛されて愛されて幸せ」みたいな人もいれば、自分が好きにならないとどうにもダメ、とかっていう人もいるし、本当それぞれなんですよ。

女医の西川史子さんいるじゃないですか。彼女と私、仕事で対談みたいなことしたときに、彼女は男性をどう選ぶかっていうと、かぐや姫方式で選ぶと。

「私は、だから、片思いをしたことがない」って言うんですよ。何故なら、自分のところに来る男の中から、一番優しくて良いのを選ぶという方法で、いつも選ぶから。

だからそういう選び方をする人って、ずっと自分を大切にしてくれる、自分が愛されることが大事。でも、私無理なんですよ、それは。やっぱ好きにならないとダメだし。だから人の言うこととか、人の幸せと…。

乙君:比べちゃうと。

倉田:うん、なんか、そこはこういう人を好きにならないとダメなんだと思う。

乙君:だからこの人は間違ってないと。ひたすら出会いの数を増やして、自分が好きになる人を探す。

倉田:そう。だから子供を欲しいって言ってたじゃないですか。好きになった人の子供は即、欲しいですもん。だから、私、あんまり過去避妊をしてないですよ。

(一同笑)

山田:できたら、産む覚悟で抱かれるということですよね。

中嶋:ちゃんと好きな人のね。

倉田:そうそう。だって、それはいらない、大丈夫、みたいなかんじですかね。

中嶋:それってある意味硬い人ですよね。だって不特定多数とやってないってことじゃないですか。

倉田:そうだね、だってその人っていうことですからね。

中嶋:うん、偉い。

(一同笑)

好きの判断はヤリたいか、ヤリたくないか

中嶋:でもたしかに思うんです。私も結婚とか経験があるんで、思うのが、本当に27、8の結婚適齢期とか結婚に焦ってる時って、経済面とか、父親と会ったらどうだろう。

この人とか、いろいろ考えて、そういう条件とかでけっこう周りも結婚する人とか多かったんですけど。

最近、自分が人を好きになるとか思うと、ヤリたいか、ヤリたくないかっていう、本能の判断が実は一番合ってて。

倉田:ヤリたいか、ヤリたくないか。

山田:リビドーっていうことですね。

中嶋:私の、すごいお上品なバツイチの女の子が、絶対私の下ネタに乗ってこない子が、「この前、すごい好きな人ができた。ヤリたいって思うの」って言ってて、いろんな経験を重ねていったけど、これが正直な実は。

倉田:正解なんだね。

中嶋:その人の正解だったのね。

山田:直感って実は脳ミソの中でものすごくさまざまなことを分析して、それが一瞬で答えを出してると。実は、脳が膨大なデータの中から判断していて、その結論を出してる。

倉田:いや、絶対そうだと思う。

中嶋:だから好きになれなかったら、今はそれでいいし、出会いの場を求めて、絶対直感に働きかけてくれる人がいる気がする。

倉田:じゃあ、あんまり避妊をしてこなかったと。

(一同笑)

中嶋:それがね、避妊は100パーするタイプ。

倉田:そうなの?

中嶋:名器とか言ってるんじゃないですよ。

乙君:誰もそんなこと言ってないないですよ。

倉田:なんで、そんないきなり。謎なんですけど。

中嶋:すごい昔のこと思い出したんですけど、3枚重ねしていい、みたいな人がいて、早いから。付けるイコール。

山田:3枚ですか。

中嶋:しかも、付けるじゃないですか。その上にティッシュを載せて、もう1回被せて。

乙君:え、何、そこまでするの!?

山田:すごい、聞いたことない。

乙君:手こんでるなあ。

中嶋:手こんでますよね。大丈夫ですか、これ、奥に入ってる。

乙君:何アピールですか。

(一同笑)

乙君:大丈夫ですか?

久世:できるか。

(一同笑)

倉田:大丈夫だと思うよ。

異性を好きになる基準は

乙君:もう1個気になるのが、「そもそも人を好きになるのって、昔はもっと簡単だった気がします。年齢のせいでしょうか?」って、この感覚ってありますかね?

年とるほうが、人を好きになりにくくなるのではないかと。

倉田:それは、でも、あるんじゃないですか? 目は肥えるから。

中嶋:そうだ! 本当だ!

乙君:経験値が上がるとやっぱり、くだらない男にはいかない。

倉田:くだらないというか、こういう人と合わないんだなっていうことがわかってきちゃう。

中嶋:正解! そうだと思う、本当に。悲しいことでもあるな、と思います。10代の頃とか、20代の最初の頃とか、ちょっといいと思うと、第一印象だけでも付き合ってたけど、今はちょっと話したら、それがくだらない男とか…。

山田:一番どのへんで判断します、男を見るとき?

中嶋:ん?

(一同笑)

乙君:そうですね、今のは。好きなタイプとか。

中嶋:私本当に直感の人なんで、けっこう。

山田:理屈じゃないの?

中嶋:うん。

山田:くらたま、匂いとかなんだよね? 違ったっけ?

倉田:ああ、それはまあ。というか、あとでくるんですよ。いいなと思った人はだいたい良い匂いだし、意外と間違ってない。

山田:体臭みたいなもので選ぶみたいのって良く言うけど、あるでしょう?

倉田:体臭で選んでるというよりも、間違ってないんですよ。この人がいいなって思うと、いい匂いだから、体臭で選んでるわけではなくて、いいと思う人は体臭がいいんです。

山田:俺、くらたま説で好きなのが、彼氏ん家に行って、本棚見るっていうやつ。

倉田:本棚見るよ。

山田:俺は、あれは説得力すごいあると思う。

倉田:たぶん本読まない人同士だったら別にいいと思うんですよ。でも私、本とか漫画大好きだから、そこにぜんぜん興味がない人って、割と会話が合わないんですよね。合わないことが多い。

しかも本が好きでも、やっぱり本ってその人性を如実に表すじゃないですか。本棚見ると、その人のかなりな部分がわかっちゃう。

それは、本当にそう。私、夫の本棚見たときに、驚いたんですよね。ジョージ秋山先生の『ラブリン・モンロー』が全巻あったから。

山田:それはすごい。『ラブリン・モンロー』は選ばないからね。

倉田:選ばない。『ラブリン・モンロー』なんて、しかも10何年以上前に絶版になってるんですよ。

山田:ちょっとだけ解説しますけど、ジョージ秋山先生が描いた、ブタの女の子を主人公にした『ヤングマガジン』に連載した反戦漫画です。

倉田:かなりマニアックな漫画で、今現在たぶん相当、古本屋でも出回ってる数少ないし。最終巻の13巻なんて、かなり高値じゃないと買えないくらい。私何年もずーっと13巻を探してたの、12巻まで持ってたから。夫持ってたよね、全巻。

山田:出会っちゃったよね。

中嶋:すごい。

乙君:すごい、すごい。

倉田:だからここの『バガボンド』が全巻あるのは、別にあるじゃない。私も持ってるけど、そこはたぶん共通項いっぱいあると思う。

でも『ラブリン・モンロー』持ってる人、この日本中でそんなにいないのよ。だからそういう意味で、やっぱり相性みたいなものが本棚でわかるっていうのがすごくある。

だから私、一発で「こいつはダメかな」というのは、「一発当てる、株のナントカ」みたいに。

乙君:自己啓発とかそういう系でしょう。ビジネス寄りのね。

倉田:ちょっとそういうことで一発当てたいのね、みたいなのが。ま、いいんだけどね、惚れないかな、っていう感じのことはありますね。

中嶋アナは飲むとヤバイ

乙君:みなさん、それも選ぶ基準にしていただいて。

倉田:美和子はそういうの、ぜんぜんない?

中嶋:ない。お酒が飲める人。

倉田:ざっくりしてるね。

(一同笑)

山田:そういう人いっぱいいますよ。新橋にいっぱいいますよ。

中嶋:しかも楽しくちゃんと飲める人。私は絶対誰にも早さは負けないって思うんですけど。

山田:何の早さ?

中嶋:1杯目の早さとか。

山田:はいはい、どんどん飲んでください。

中嶋:負けないって思うんですけど、それに普通に余裕で勝てる人とか、しかもだいたい記憶なくすんですけど、全部の記憶を持ってくれてる人。

倉田:(コメントで流れていた)『ウシジマくん』はいいよ、『ウシジマくん』最高。

中嶋:漫画ですよね?

倉田:はい、今出てたから。でもお酒をハイピッチで飲める人、いっぱいいるんじゃない?

山田:介抱したいっていうコメントが来ましたけどね。

中嶋:暴れん坊ですよ、私。

倉田:この人、飲むと、ほんとやばいんですよ。昔の話だけどね。飲んだあと、痛い目、痛い目じゃないのか。

中嶋:え、どれですか?

倉田:いろいろよくわかんなくなっちゃうじゃないですか。

乙君:そのへんの話はまた後で。次いきます。