キャバクラに行って相談を受けるのぶみ氏

のぶみ:俺、だけど、地元の友達がヤンキーじゃないですか。

西野:はい。

のぶみ:だから、たまにお正月とかに行って、その久しぶりに会ったから二人で話そうと思って行ったら、なんかもう貧乏ゆすりがすごくなってきて、「俺、もうキャバクラ行かないとやばいんだよね!」って。俺、「なにそれ?」って。まだ1時間もしゃべってないから。

トンボ:発作がおきる。

のぶみ:何それ? って思って。

西野:やばいっすねー。やばいなー。

のぶみ:「もうキャバクラに行きたくて、しょうがないんだよ! おごるから行かない?」って話になって、「えー、俺キャバクラより、お前と話したいと思って」って言って。とりあえず「絶対行く!」って、1人ずつつくんですよ、女の子が。俺、知らない人と何話そうって、何も話すことないなーって。それで、「何やってる? 地元どこなんですか?」なんて聞いたり、悩みとか話して、ずーっと聞いて「へー。そうなんだ。大変だったね」とかウンウンって聞いて。それで1時間でまた延長の時間になるんですよ。

西野:はいはい。

のぶみ:それで僕は絶対に帰ると思ったんだけど、ずっと悩み相談聞いて。

西野:あー。

のぶみ:それで「え、延長しないんですか?」ってすごい言われて、「いやー、延長しねーよ!」って。

西野:そりゃ、そうですよね。

山形のキャバクラの思い出

のぶみ:それで、サービス電話みたいのがかかってくるんですよね。「また来ませんか?」みたいな。

西野:あー、なるほど、なるほど。

のぶみ:「この前、のぶみさんに悩み相談聞いてもらって、すごい楽になったので、ちょっとこの子もいいですか(って他の子と話しさせる)」。そのサービス電話を、僕4時間くらいやったことある。

トンボ:聞いてあげるんですか。やさしい。

のぶみ:大変だったねーって言って。それで二度と行かないですよね。意味わかんない。俺がお金の欲しいくらい。

西野:そりゃそうですよね。

のぶみ:それ、どういうふうに状況を楽しんでいるのか、よくわからないですよね。

トンボ:やさしい。

のぶみ:キャバクラ行ってる人って、友達にいないから。

トンボ:キャバクラはそうですね。行かない。

西野:行かない。

のぶみ:別に行かなくてもね。

西野:山形で行ったよね、何年も前。

トンボ:山形でね、その1回ですよね、しかも。

西野:なー。

トンボ:その1回ですよ。

西野:何年も前に、トンボと山形のキャバクラ行きました。スナック行った後か?

トンボ:そうですね、同じ日。

西野:場末のスナック行って、それでスナックのママと『タイガー&ドラゴン』(笑)。

のぶみ:(笑)。

トンボ:真っ赤なドレスみたいの着たババアと、デュエット。「ヨッ!」てね。

西野:あのとき、行ったくらいだものね。

のぶみ:うれしかっただろうなー、ママ。

トンボ:確かそのキャバクラでは、僕のほうが人気あったんだよ。

西野:そうやったっけ。

のぶみ:そうなんだ。

トンボ:そうなんですよね。そういうの覚えてるんです。

「キンコン西野の顔面が好き」はベタ

西野:いや、たまにあるんですよ。

トンボ:人気投票したら、僕のほうがいいっていうね。

のぶみ:やさしいもんな、トンボさん。

西野:たまにね。でも、あれどうなんかなー。

トンボ:どういうことなんですか。

西野:なんか、俺好きってベタじゃない?

のぶみ& トンボ:(笑)。

のぶみ:なんなのそれ、どんな話なの。詳しく聞いてみないと。

トンボ:(笑)。

西野:俺好きって。

のぶみ:キングコング?

西野:キングコング西野じゃなくて。顔面レベルの話です。

のぶみ:はいはい。

西野:この顔好きって、ベタじゃない?

トンボ:ベタでハズいってことですか。

センスを出したい女は「キムタク好き」とは言わない

のぶみ:逆に、「私は別に」みたいなこと言うよね、女は。

西野:そうっすね。なんかセンス出したがる女って、やっぱ「キムタク好き」って言わへんと思うねん。

トンボ:ちょっとはずすっていう(笑)。

西野:俺、それではずされた。

のぶみ:そうかな。

西野:ベタやから、俺からしたら。

トンボ:じゃあ、山形のキャバクラ嬢の方々は、はずしてきたと。

西野:はずしてきて、そっちいっただけで。

トンボ:どう見られたいんですか。

西野&のぶみ:(笑)。

トンボ:誰にどう見られたいんですか、それ。

西野:たまにあるんですよ、とんぼのほうがモテるっていうの。イタリアでもあって。

トンボ:イタリアでもそうでした。

のぶみ:イタリア。

西野:イタリア人なんか、すごいウケがよかった。

トンボ:全然ね。イタリアでは僕、西野さんより全然イケてるっぽい。

西野:ボロボロにモテてましたからね。

のぶみ:イタリアのなんなの?

西野:(コメントより)「西野さん、大好き」って。ありがとうございます。いや、ありがたいね。

トンボ:確かにね。

のぶみ氏、炎上を知る

西野:そうだった『会議を見せるテレビ』だった。これ。

トンボ:(笑)全然関係がない。

西野:1ミリも会議してなかった。

トンボ:1ミリも。

のぶみ:しゃべりたかった。

西野:しゃべりたかった!

トンボ:山口2人は最近?

のぶみ:あー『嵐にしやがれ』出ました。それで大野君と出て。あ、これ言っちゃうと書かれるのか。そしたらダメだな。

西野:じゃあ、有料のほうで。

のぶみ:あぁ、有料のほうで言うか。なんかすごい、それに触れるとけっこう僕、土日ずっと「アレが炎上っていうんだな」って初めて体験しました。

西野:あれ炎上したんですか。

のぶみ:理由を有料のほうでね。

西野:なるほどね。

トンボ:西野さんが言ってる炎上かもしれない、これが。

西野:しょっちゅうしてますよ、そんなの。

のぶみ:そうですよね。

本は1月、2月に売上が落ちる

西野:僕、だから。今日2月の……。

トンボ:24日ですね。

西野:あれはけっこう、僕、のぶみさんに年末くらいに言われて、年末だったか1月の頭だったか。

のぶみ:許可もとったんですよ。そこのとこで、幻冬舎に『プペル』出ますって許可もとったんですよ。僕、おすすめしていたので。

西野:何をですか?

のぶみ:大野君の前で。

西野:あー。

のぶみ:おすすめして、「今年一番よかったですよ」って。それで出なかったんだけど。

西野:へー。

のぶみ:うん、ちょっと。

西野:それでね年末くらいに、のぶみさんに。

のぶみ:大野君?

西野:大野君の話じゃない。本は1月2月売れ行きが落ちる、みたいな話を。

のぶみ:そうそうそう。あ、売れたね!

西野:実はそう言われたから、むちゃくちゃ考えたんですよ。

トンボ:なるほど。

西野:ちょっとこれ、だいぶアクセル踏まないと、だいぶいろいろ仕掛けないと、ホントに止まっちゃうんだ、と。

のぶみ:本だけじゃないんですよ。あれは市場全部らしいですよね。

西野:あー。なるほど。だからむっちゃ頑張りましたよ。無料公開とか1月からだし、1月に増刷したし。

のぶみ:だからすごいよ。あそこで増刷かけさせ続けたのも、Amazonでも1位になりつづけていたし、すごいよ。

西野:でもまぁ、もう限界ですね。ドン! と、もう、こうなってきますから。

のぶみ:10月から。

西野:10月からやってて。

のぶみ:2月末くらいですからね。

西野:もうそんな勢いはないですね。

トンボ:なるほど。

100万部の難しさ

のぶみ:半年。

西野:はい。

のぶみ:もうちょいで半年ですね。

トンボ:今が20?

西野:27万部。

のぶみ:でもあそこの年末から、だからまた3万部くらい増刷かかっているから、それはすごいよね。

トンボ:ずっと1位。

西野:100万部って、むっちゃムズいです。100万部ってもう、この延長にはないですね。この努力の延長にはなくて。

トンボ:まったく違う。

西野:まったくちがう力が発生しないと。

トンボ:なるほど。

のぶみ:だからあの、映画化ですね。

西野:映画ですよね。

のぶみ:映画化になったら、やっぱり全然違うので、どーん! と売れますよね。それで100万部いくっていうことは、すごいありますよね。

西野:僕、あれ。

のぶみ:ドラマになったとか。