「○歳以上」という応募制限

Happy氏(以下、Happy):ウェディングドレスのブランド立ち上げたんですけど、それを45歳からじゃないと応募資格なしにしたんですよ。

のぶみ氏(以下、のぶみ):ウェディングドレスのブランドを立ち上げたんですね。

Happy:そうなんです。そしたらそれが一番応募総数が多くて。

西野亮廣氏(以下、西野):なんの応募ですか?

Happy:シンデレラプロジェクトで、30歳以上じゃないとアイドルには応募してくれるな、45歳以上じゃないとウェディングドレスは応募してくるなって言って。

のぶみ:もうはじめからそれがあるんだ?

Happy:そうそう。だって20歳とかじゃないですか、若い子がアイドルみたいな風潮ありません? 「じゃあそこでできなかった人たちはどうしたらいいの?」っていう話なんで、その人たちの夢を叶えてあげたいなと思ったから、その年齢を、20歳の子はそっち行けと一般のほうに。

のぶみ:もう枠があるもんね。

Happy:ここは、要は、そういう人たちの流れ着いた……、なんですか、場末のスナックみたいな、そういう場所だから。

のぶみ:排除されてきたからここに来る。

Happy:闘える場所がある人はそっちに行きなさいと。

のぶみ:すごいね~おもしろい、アイドルのマザーテレサだ。

Happy:ない人たち。45歳でウェディングドレスを1回も着たことない人の応募がその枠の中で一番多くて。

のぶみ:着たいんだ。40代の人たちは着たいわけか?

Happy:着れないんですよ。

西野:おもしろい、「以上」っていうのはおもしろいですね。制限が。

のぶみ:それ以上って若い子がよくやるけど、そういうふうになってるのはちょっとあんま聞いたことないですよね。むしろ「そこにいないだろ」っていう。

Happy:みんなスレンダーで、若い人をモデルにするじゃないですか、ウェディングドレスとか。

のぶみ:応募資格に書いてあるのはこれおもしろいな。おもしろいアイディアあるな。だからそれちょっと女ならではのところありますよね? 

西野:そうですね。

着たかったものを着られて目がキラキラ

のぶみ:西野さん、あんまりアイドルも……じゃないもんね? それはちょっとおもしろいですね。

西野:そういうのってこれまであったんかな? 

Happy:これ、言っていいのかな。こう厳格なテレビ局とかにお勤めされてる方が、ボンデージの衣装を着て上がってたりとか。

のぶみ:へ~ボンデージ! 

西野:年齢も30代、40代くらいの? 

Happy:そうなんですよ、ずっと着たかったみたいなんですよね。でもそんなの着る場所ないじゃないですか? すっごいまじめそうな人なんですよ、黒い髪の。それを着ると目がキラキラして。

のぶみ:着たかったんだ。

西野:いいな~やっぱそういう願望があったんだな~。

Happy:着たかったんですよ。それでちょっと昨日も、ウェディングドレスのサロンがオープンするんで撮影のために式場借りてやってたんですけど、そのボンデージの彼女を呼んで撮影してたんですけど、ウェディングドレスのなかに……ちょっと見てもらってもいいですか? 

西野:見たい見たい。

のぶみ:今言った人は52歳だそうですね。ボンデージのやつやったんだって。

Happy:えっ! 52なんですか!? 

のぶみ:すごいね。52歳はけっこう子どもも大きいもんね。すごいよな。

Happy:(スマートフォンの画像を見せて)めっちゃおもしろくないでか? これがいるっていう。

西野:わ~すごい52? 

Happy:これぜったい違いますよね。

のぶみ:52にぜんぜん見えない。これちょっと寄れる(カメラが)かな? 

西野:見せて大丈夫なんですか? 

のぶみ:見せちゃだめか。

Happy:いや、ブログに載せてます。

のぶみ:十字架をね、こう木刀みたいにこう……。

Happy:ブログに載せているから大丈夫。絶対52じゃないと思いますけど。

西野:52じゃないよな。

のぶみ:52じゃないと思う。あの人52って書いてあるすげ~な。何歳だか年齢がわからない。

Happy:これ52じゃないと思いますけど。

男女の“やり残したこと”の違い

西野:でも本当に女性ならではで、例えば僕36なんですけど、36じゃ地元の連れ、この中年集めてジャニーズみたいなことやりたいっていったら……、要は、実はたぶんいないんですよ、男で。アイドルみたいにやりたいだとか、30過ぎたり40過ぎたりしたら、別にその20歳の時にできなかったことやりたいって、実は男はあんまりなくて。

女子はでも30過ぎても40過ぎても50過ぎてもアイドルに未練があったり、ウェディングドレスに未練があったりするっていうのは、女子ならではですよね。

Happy:ないのかな、男の人は。

西野:僕ら、あります? そんなの? 

のぶみ:ないですね。

Happy:やっぱ好きなことされてる方々……。

のぶみ:モテる男の秘訣みたいなことを聞いたことがあって、(女性が)何歳でも「女の人は16歳」って思って話すっていう人はモテるって言いますよね。ただ僕もサイン書く時に「何々姫」って書くんですよ、女の人が来た時には必ず。そうすると女の人ってお婆ちゃんでもなんでも、「姫」って書かれるとすごい嬉しそう。

西野:だから女性はずっと女の子ですよね。

のぶみ:そうなんですよ。

西野:何歳になろうが、そこの女の子願望はずっとあるんだなっていう。

Happy:姫って言われると嬉しいって。

西野:男子はけっこう年相応のことになってくるじゃないですか。今20代のやり残したことやろうと思わないですもんね。別にね。

のぶみ:そうですね。

Happy:そうなんだ。

西野:20代の時にしか着れなかった服を今着たいだとかそういう願望ってあんまりないじゃないですか? 

のぶみ:もう男子は、かなり昔かな、小学校の時に買えなかったファミコンのカセットを買うとか。

西野:あ、そっちだ!

のぶみ:そっちのフィギュアとか。

西野:そっちや。そこまでさかのぼりますよね。

のぶみ:あれ買えなかったからめっちゃ買ってやろうみたいなやつはビックリマンとか。

Happy:のぶみさんのうなぎ上り評価、姫発言で。

のぶみ:姫ってみんな書くし、姫やだって人もいるからね。もちろんいろんな人がいると思うよ。